人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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アラン! 今日がお前の命日だ!


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/29(Fri) 01時頃


─???・二人目─

[火掻き棒を持ったランタン職人が外へと逃げだす処刑者を追い掛ける。
アランがそれに続くのを見届けて、少女は菫色の瞳を細めた。

すい、と席を立ったのに、誰も気付かない。否、気付くことが出来ないのだ。周囲を見張ると名乗り出た、彼以外には。

  ふふ。
  駄目よ、せんせい。アランさん。
  外に出るのは、ルール違反だわ。

[酷薄な、けれど悲しげな笑い声が落ちる。完全に凍り付いた時間の中を自由に動く少女は、彼らが向かった先へと続く。
時間は、まさに処刑される男が火掻き棒をケツに押し当てられている瞬間で、止まっていた。]


  だから、これはペナルティ。

[吹き荒ぶ豪雪の中でも、少女の吐く息は白く曇ることはない。
ブーツが埋まるほどに積もっている筈の雪の上を軽やかに歩くと、ケツを焼かれるヨアヒムを押さえつけた格好のまま止まっているアランのそばに寄る。

それから、刻み付けるようにその顔を見詰めた。]

  アランさん。
  覚えてる?アランさんがここを出て行く時に、私がお見送りで散々泣いたの。
  すごくね、寂しかった。だから、帰ってきてくれたの、本当に嬉しかったのよ…?

[それだけ呟いて、冷気を纏った少女は男の背後に回る。
凍てついた指先が撫でるように服の上から臀部に触れると、その手を──そのまま肘まで一気に埋め込んだ。

ブチブチと何かが裂ける感触。
何かを握った少女の手が引き抜かれる。淡く光る桃の果実のようなそれが身体から離れると、途端にアランのケツが凍り始める。]


  …ねえ、これでもう何処にも行けないね。アランさん。

[お仕事も、無くなっちゃったし。

ちらりとケツを焼かれて絶命した男に視線を遣り。
それは果たして獣の声か、少女の声か。どこか陶然とした顔で、少女はすこし離れた場所で待つ彼を振り返った。]*


─凍った時の中─

  シメオン。

[さくり、雪を踏む音。
その足跡も、すぐに降り続く雪で見えなくなる。

彼のそばに歩み寄ると、両手に大切に大切に包み込んだ『それ』に、唇を着ける。
疑いと情の合間で見せたアランの涙。その意味はもう、分からない。
彼が粉々に引き裂いた1枚目の用紙には、誰の名前が書かれていたんだろう。

少しだけ歯を立て、味わう。
甘ったるいのに、微かな塩味。これはきっと、アランの涙の味だ。]


  ……食べて。
  おなか、減ってたんでしょ?

[利き手で包んだままの餌を、彼の顔の前に差し出す。
たべて、と唇がもう一度囁いた。]

  ……わたしね、シメオン。

[彼は受け取ってくれただろうか。
視線を落とすのは、顔を見て話せなかった頃の名残かもしれない。]

  (守られるだけのお姫さまなんかになりたいんじゃ、ないの。)

[続かない言葉の代わりに、俯いた頬に一筋だけ、人であった筈の少女の名残が伝って、落ちた。]**


  ─???・二人目─
  
[ 空気が凍る。

切り裂くような沈痛な空気が室内を満たした。

思わず周囲を窺った。
吐き捨てる息は凍えていない。
やけに生温く感じて、席を立つ彼女の場所へと足を踏み出した。]



[ アラン。

村の子供達の中でも最年長の彼。
自分を彼のことを兄だと呼んで慕っていたつもりだった。

彼女の指先が男の背中をなぞる。
きめ細かな肌が、繊細な動きで落ちていく。

何を、しているのか。
知らないふりは決してしない。]

  ケイ、ト………。

[これ以上汚れ役をする必要などない。

せめて誰かを殺すならこの手で。
既に彼女の大切な叔父の命を奪ったのは他ならぬ自分なのだ。

だから、俺がやらなければ────なんて、そんな理由があれば良かったのに。]



[ アラン兄。


村でも一目置かれる、みんなから慕われるアラン兄。

逃げ帰って来た自分とは異なり、村の外で仕事を持って立派に勤めを果たす姿。

自分が狙われる可能性を顧みずに名乗り出た潔さ。
誰かの名前を綴る時に、涙を流す優しさも、全部。

全部、全部、全部、全部全部全部全部。]


  ────…嫌いだった。


[ 氷が突き刺さる音。
止めることも庇うこともしなかった。

向けられた視線に、何処か抜け落ちた瞳がそこにあっただろう。]*


  ─凍った時の中─


[ 名を呼ばれる。

一瞬、遅れて肩を揺らせば包まれた両手に視線を落とした。]

  ………、……。

[彼女が、唇で食むモノ。
白い歯を覗かせてしゃぶりつく姿に呼吸も浅くなった。


それが、先程から静かに訴えて来る空腹に寄るものなのか、それとも。

分からない。
ただ、引き寄せられるように伸びる手に腕を伸ばす。

そっと白い腕を捕まえれば、わななく唇を一度、引き結んだ。]



  (  食べたくなんか、ない。  )

[一度目とは異なり、意識して差し出される魂を口にすることに、今更躊躇するなんて、どれほど馬鹿らしいことだろう。

それでも鼻腔を擽る薫香りに吐く息が湿っぽくなる。]

  ────、ッ

[耐え切れずに噛み締めた唇が微かに切れる。
そのまま鉄の錆びた味ごと口を開けてかぶりつく。

何滴か落ちる雫の味は酸味混じりのもの。
何処かしっかりとした食感はアランの責任感の強さだろうか。

確かに満たされていく空腹。
一度嬲れば止まらない欲求に確かに喉を鳴らして、鼻頭が痛む。

中途半端な言葉。
その続きを尋ねることはせず。]


[白く細い腕に落ちるのは一体、“何”だっただろう。]**


【人】 逃亡者 メルヤ

―日付が変わる頃のこと―

[読み上げられた、投票結果。
 そこに自分の名があることは、まだいいとして。選ばれたのは、あの男―――]

 ……、……

[ヨアヒムのことは、好きではなかった。
 彼は、人間という存在に生まれるべきでなかった――いや、そうではなく、人間として幼いのだろうと思った。だって自分が可愛い余りに、自分を守りすぎて、自業自得で私刑にかかる、哀れな――]

 ……"    "。

[じっとその光景を見つめる。男性達の手によって、殺されいく姿。肉の焦げる匂い、その焔、熱、―――あぁ。吐き気がする。
 次に生まれときはせめて豚や牛であれば、彼は幸せに人に食されるのかな、なんて。食物連鎖の円環にすら交われぬ、死を思った。]

(50) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ―――、

[ひゅ、と微かに冷たい空気が肺に入り込んで
 冷気の方向を見て、目を見張る。]

 な、んで

[アラン――人の真実を知れるのであろう者の、死。
 予想していなかったといえば嘘になる。
 だから私は彼を責めた。仕方のないことだとわかっても、彼がその真実を皆に伝えることで、更なる悲劇を――この現状を迎えることが、怖かったのに。]

 ……雪鬼。
 どこなの。
 どこで嗤っているの。

 この中に、いるはずなのに……。

(51) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―昨夜―

[遺体を運ぶ人達。
 力がない女手で、手伝えないことも悔しかった。
 せめて私刑の輪に加われば良かっただろうか。
 こうして手を汚さないまま、人が殺せるのだ。
 女という化物は、恐ろしい。
 けれど今はそれ以上に雪鬼が恐ろしいのだ……

 一度眠ろう。そうしてもう一度、向かい合う。
 現実と。]

(57) 2015/05/29(Fri) 23時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

―翌日、酒場―

[きし、と階段を軋ませ降りていく。
 吹雪は相変わらずひどい。聞いた伝承通りの、止まない雪と、終わらない悲劇。もう雪鬼の存在を疑う人などいないだろう。]

 ようやく始まった気がする。
 でもそれは、遅すぎた。

[アランが死んだ今、知る力があるものは――]

 ……本当に、アランさんだったの、かな。
 ……そう。そうとしか考えられない。

[もしそうなら。]

 ごめんなさい―――。

[自分の言葉で彼が勘違いしたのだとしても、それがアランが名乗りを上げる理由になったのなら。私のせいだ……。]

(61) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

["守れなかった"という言葉が火種になるように
 人々が守り手について話している。

 主のいない厨房で珈琲を淹れて、
 二つのマグカップに注いだ。
 そうして向かう先は、オスカーのもと。]

 ……話、断片的には、聞いてたけど。

[そっとオスカーの前に、湯気のたつカップを置き
 自分は正面に腰を下ろす。]

 あなたが、守り手だったの、なら
 どうして――それを、

[ケイトと呼ばれていた少女の詰る声を思い出し]

 皆に聞こえるように言ってしまったの……。

(66) 2015/05/30(Sat) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[――"信じる"
 ――それが一番、"信じられない言葉"だ。]

[ドロテアが語る内容。>>70
 余所者のヨアヒムだから殺されたこの時になって
 そんなことを伝えるなんてどこか残酷に感じられ
 僅かに目を伏せる。]

 ……疑われないような、ひと、か。

[リーが語る内容を耳に留め、考える。>>71
 人の会話なんて上手く思い出せやしないけれど]

 ……ケイトさんがオスカーを責めた、理由。
 それって、雪鬼だとしたら出てこない
 悔しさじゃないかって。思う。だから人間らしく感じる。

 ……雪鬼らしい人なんて、いないはずだから――こういった、雪鬼がしないであろう考え方を投げる人は、雪鬼でないように感じる、な……

[考えて、答えを出すなら、人となりを見なければならない。人の本性や、人の思いを汲まねばならない。]

(76) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ドロテアさん、昨晩
 ……ごめんなさい、って。

[あの時の様子は私刑に襲い来る雪鬼のせいで曖昧だが
 崩れ落ちたドロテアの姿を思い出して>>22]

 ……あれは、どういう……

[ヨアヒムは人間だろう。なんとなくそんな気がしていた。
 余所者だから殺された。自分本位だから殺された。
 確信なんかない、ただ、その人間味を感じたから
 だからあっけなさを覚えていた。

 けれど、謝るなら殺さなければいい。
 票を投じたかどうかは知らないが――そこまで考えて、彼女の漏らした謝罪の意味が気にかかったのだ。
 茶を飲むドロテアに視線を向けた>>78]

(80) 2015/05/30(Sat) 00時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/30(Sat) 00時半頃


─二日目・深夜─

  ──…酷いやつだって、おもうでしょ?
  平気で嘘吐いて、泣いたりして。
  自分で、アランさんを、殺したくせに。

[返事があるかどうかも分からない声を垂れ流す。
言い訳をしたかっただけなのかもしれない。
簡単に揺れそうになる決意を、肯定する術が欲しかっただけかもしれない。

届いたとしてもそれが声だけなのは分かった上で、泣き顔を隠さずにはいられない。]

  あのね、シメオン。
  アランさんが出てったときのこと、覚えてる?
  私はまだ子供だったから、すごくすごく寂しがって、たくさん泣いたよね。

[返事を待たずに、一方的に語りかける。
思えば、こんな風に彼と話すのは、皮肉にもこんな事が起こってからが初めてかもしれない。]


  改札で別れて、アランさんが見えなくなって、みんな帰って、それでも泣いてたら。
  あなたが手を引いて、連れてってくれたの。駅の近くの、モスクワ行きの列車が最後まで見える場所。「行こう、ふたりで。」って。

[そんな些細な事、あなたは覚えて無いかもしれないけど。少し、笑う。

坂を登った小さな丘。
笑い掛けてくれた訳でも、慰めてくれた訳でも無いけれど、列車が見えなくなるまで繋がれた手が離れる事も無かった。

あの後からだ。
彼の顔が見れなくなったのは。
大切な友人が心を寄せる幼馴染。
視線の合わない横顔だけは、こうしていても幾らでも思い描けるのに。]

  私。
  ほんとはずっと、お礼、言いたかった。


[叔父を殺した、はじまりの日。
いつになく気弱な声で彼が言った言葉を胸の内だけで反芻する。

ふたりで、可能性をつくろう。

ふたりで。その言葉があったから。だから、決めたのだ。]


  (あなたを、死なせたりなんてしないわ。何があっても、何をしても。)

[どれほどこの手が、汚れたとしても。
王子様を待つだけの姫君になんて、ならないと。]*


【人】 逃亡者 メルヤ

 ……あぁ、そうですね。

[その後。事態の前後関係は、ヨアヒムが息絶えた後に、アランが死んだ。その間はあまりなかったように感じられたが。]

 雪鬼が一匹とは限らない……
 そしてヨアヒムさんが、雪鬼だったかもわからない。

 ごめんなさい、野暮なこと聞きましたね。

[悩むように告げるドロテアに、ゆるゆる首を振り
 あんなことがあった直後だ、多少気が動転しても不思議でないと、そう頷いた。>>84]

(85) 2015/05/30(Sat) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[死者の声を聞くものの存在も、おそらく人食い狼の伝承と同じだろう。パルックが残した遺言にも、似たような記述があったか。
 しかしその存在は、アランのように安易に出てきてはいけないと思う。だから誰なのかを考えるのもきっと良くないこと。]

 おそらく私刑に処された人の、
 情報が、誰かにあるはずです。
 伝承通りであれば。

 ヨアヒムさんが雪鬼であったのか否かは、知りたいとは思いますが――ただ。
 名乗り出る、者がいない。今、そういう状況ですよね。
 有益な情報がない、つまりヨアヒムさんは――…、違った可能性の方が高いんじゃないでしょうか。

 私からも、"有益"である情報はない、と
 そうごまかしておこうかな……。

[つらいけれど。状況は停滞しているだろう。
 ただ、私刑を続けねば、全員死ぬだけだ。]

(87) 2015/05/30(Sat) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ……取り乱して、己の死期を近づけたくない、ただ自分が可愛いだけです。そう、……ヨアヒムさんのように、なりたくないから。

[冷静という評が、良い意味なのか悪い意味なのかはわからないが、>>88、少しだけ頭を下げてそれを返礼とした。]

 いえ。逆にフラットに考えられると思うんです。
 私は私情をあまり抱いていないから。

[強いて抱いているといえば、"友達"だと笑みを浮かべたオスカーとリーだが、この二人に関しては]

 一つは、リーは、私刑の必要はない、と。
 アランさんの言葉を信じたいですから。

[そしてもう一人。名前を出しはしないが、オスカーも同じ。守り手は、自分の命を守れない――そんな話を記憶からたぐり寄せる。
 猟で引き締まった幼尻を見るのは、そう先ではないかもしれない。何も出ない自分の弱さに唇を噛む。]

(92) 2015/05/30(Sat) 01時頃

  ─二日目・深夜─

[ 「 酷いやつだって、思うでしょ? 」

濡れた目尻を薄っすら開かせた。
頬を滑る一滴は温かい。

無言で、縋るように掴んでいた相手の腕を握る力を緩めた。

ケイトが口にするのは、何年前のことだろう。
一瞬、思い浮かばずに眉間の皺を寄せた。

でも、彼女が言葉を付け足し綴る毎に風が吹き付ける。
雪混じりの風の筈なのに。

何処か、柔らかく、頬を撫でた。]


  ─回想・数年前─

[出て行く者はあっても、戻ってくる者は、少ない。
それがこの村では在り来たりと言えば
在り来たりなことではあった。

だが、やはり誰が出て行くにしても、悲しむ姿は数は異なれど生じた。

自分よりも三つは歳下の女の子。
ケイトもその一人だった。
おとなしくて本ばかり読んで、遊びに誘っても、ほとんど頷いてくれやしない。

つまらない相手だと思っていた。
日に焼けない白い肌も、好きにはなれないと。

でも、それが。
涙に濡れて反射する様を見た。

残ったのは気紛れ。
腕を掴んだのも、…きっと。]*


【人】 逃亡者 メルヤ

 さっき言ったように……
 雪鬼らしい振る舞いをするものはいない、でしょう。
 だから、信じられる人を探すのも、利はあると思います。消去法っていう形は、よくないとしても。

 私は……信じたいと思うのなら、誰だろう……

[考える。ほぼどんぐりの背比べに近い。一番人間らしさを覚えたヨアヒムと、返答がわからぬままのアランがもういない今では――]

 あの――長髪の、お兄さんは。
 少しだけ、信じたいとは、思います。
 根拠や理由は……あまりないの、ですけど

[ヴェスパタインへ視線を向けようか。そうしてその理由は]

 行動的だから、ですね。言葉や行動が、ありのままに感じられる――嘘をついてるように、見えない……でもこれも、直感的なものなんです。

[だから断言はできない。そう緩く首を振って、先ほどのケイトの件も、同様に復唱する>>76。それから暫し考え込んだ。疑いづらいなら逆の発想。だとしても、やはり、誰しもが――と。**]

(93) 2015/05/30(Sat) 01時半頃

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