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[太刀を振り下ろすと同時、横合いから妖が大口を開けて迫り来る。
このままでは振り解くには間に合わない]
───南無三!!
[咄嗟、左手を太刀から離し、拳を握ると妖の口の軌道上に腕を突き出した。
そうすることで首への噛み付きを防ぎ、妖の動きを一旦止めようとする]
駆け抜けぇ!!
[そこに追い討ちをかけるように、余四朗は己が身を介し、雷を全身に巡らせ放電した。
自身にも影響の出る捨て身の一撃だが、密着した今なら一番効果が高い。
絡みついた尾、深く突き立てられた牙から高圧の雷が妖の身を駆け抜けた]
────っ、ぅぐ……
[焦げるような臭いが余四朗の身体からも漂う。
絡みつき、噛み付いていた妖はどうだったか。
少なくとも、余四朗を絡め取っていた尾から力は抜けたようだった]
………ぉい
[掠れた声を出しながら、相手に意識があるかを確かめる**]
【人】 真剣師 鬼丞[考えあぐねているうちに、相手は再び「遊ぶ」気になったようで、土から生まれた大きな拳を目にすると、鬼丞はがり、と頭を掻いた] (14) 2015/02/12(Thu) 02時頃 |
【人】 真剣師 鬼丞[ひゅう、と風が先程亀吉と別れた神社の方へと奔り、その途中で、求める気配を見つけて戻って来る。存外、その気配は近くにあった] (16) 2015/02/12(Thu) 02時頃 |
[呼びかける声に反応は無い。
けれど、妖は余四朗を逃がすまいと着物を掴み、何事か呻いている>>+1]
ふよ?
………ちっ
[振り解こうと思えば恐らく着物を離させることは出来るだろう。
けれど、余四朗にはこの妖の言葉で気になるものがあった。
故に留めは刺さず、手を振り解きもせずにその場に座り込む。
正直なところ、このまま他の妖を祓いに行けるほど体力は残っていない。
移動するにも休息は必要だった]
[座り込んだ状態で己の具合を診る。
朱蛇や妖に穿たれた傷は幸いにも、と言って良いのか、先程の放電で焼かれ血止めが出来ていた。
頬の切り傷も同様、打撲は痣になっているようで、これは現状どうしようも出来なかった]
……おい。
ふよぉて、おんしん仲間けぇ?
[妖の意識が戻っているかを確かめるのも兼ねて、問いかけを一つ投げてみる。
本当に聞きたいことは別にあるが、いきなり切り込むよりは、と考えての問いだった*]
【人】 真剣師 鬼丞[星を喰らおうと襲ってくる妖達のその欲は、ある意味裏も表もないもので、喰われる前に祓うのだと決めれば、それに躊躇いも迷いも無い。 (30) 2015/02/12(Thu) 22時半頃 |
【人】 真剣師 鬼丞[鬼丞が降りた先は、丁助よりも更に後方、まだ樹怪の根が届いてはいない辺り、地に足を着くか着かぬか、の、その刹那に] (33) 2015/02/12(Thu) 23時頃 |
[風が渦巻き広がっていく。それはすぐ傍にいた、相反するはずの紫の影までも巻き込んで]
成仏する覚悟は出来たかい?
[言いざま、無造作に振った鬼丞の腕から放たれたのは、風の刃、なんの細工も無く、まっすぐに、美しい樹怪に向かっていく*]
……たぁく。
人巻き込んで陣張るなや。
[ぼやくように言いながら、巧みに撥を動かし旋律を奏でる。
風に逆らわず遮らず。
けれど、その存在を主張する影の力の広がりを織りなして]
さて。
とりあえずは……深紫、舞!
[鋭い声と共に、楽を奏でる。
その音色に応じて、深紫の鴉が風を追おうとする地の妖へ向けて、飛んだ。*]
[意識を戻した妖が向ける警戒の色>>+2。
そこに訝しげなものが混じるのを見て、余四朗は視線を外しながら、ふん、と鼻を鳴らした。
仕留めるのはいつでも出来る。
その自負があるため、今は己の中の疑問を解決することを優先した。
ただそれだけのことではあるのだが、言葉にしなければ伝わるまい。
しばし間を開ければ、たどたどしくはあるが妖から答え>>+3が返って来る]
……別種の妖、てぇゆうことけぇ。
[ふよう。さや。
少ない単語の中で、ふようが別の妖であり、さやがこの妖を示すことは知れた]
なんぞ妖か、知っとるけぇ?
[警戒の色を見せながら、問いには答えた。
ならば何もせずに問えば答えはするだろうと推測し、何の妖かと問いを重ねる。
太刀は手から離れていたが、身の傍にある。
余四朗もまた警戒を解いては居なかった*]
[風が渦巻き。
妖気持つ髪すらも、激しく揺らして吹き過ぎる]
悪いけれど。
あたしにも、放っておけないものが出来たんでね……!
[無造作に振るわれる腕。
見えぬ力の鋭さを、妖は既に知っている。
隙間なく突き出した根の防壁に身を隠すが]
く……
[刃はその壁を斬り裂き、圧し折った。
刃としての威力は減じたものの、妖の頬に一筋、くっきりと傷が走る]
随分と久しぶりだよ、こっちを傷付けられたのは。
[傷から朱色は流れない。
代わりに樹液に近しき褐色が、どろりと滲み伝ってゆく。
それを拭うこともせず、妖は両袖を地に向け振るう]
――そおら、
[隠し武器の如く地に落ちるは瑞々しき茨の蔓。
片腕につき十を超えるそれを]
お返しだよ!
[両腕を前方へ振るい、相手の頭上にて交差する軌道で投げ掛ける。
それらが重なり出来るは歪な網の目*]
[風の刃を放つと同時、その結果も見ずに、鬼丞は再び地を蹴って、風の力を借りて跳躍する。
風刃ひとつで倒せる相手とは思っていない、跳んだ頂点から重ねて風を放とうとした時、伸びて来た茨の蔓が目前に迫る]
ちっ!
[妖に向けて放たれるはずだった刃は、茨を切り裂くことに役目を転じるが、いかんせん、元が広域を狙ったものではなかったから、網の目のように繰り出された茨全てを切断するには至らない]
陣、じゃと?
[どうやら己が取り込まれたのは影の力によるものの方らしい。
出られるか否か。
そんなことを考えるより先に影が動く。
とっさにまだ残っていた土団子のひとつを投げつけるが、
とっさすぎて精度は甘い]
いいから散れい!
[小石と違い爆ぜさせることで広い範囲は賄える、のだが]
………、邪魔する気かのう?
[影の力の使い手に向けて鋭い視線もまた、飛ぶ*]
ほぅけ。
[知らぬ>>+4と言うのなら仕方が無い。
何が何でも吐かせようと言うような雰囲気は出さず、余四朗は直ぐに引いた]
ほぃじゃあ……
おんしとそん妖が会うたのはこん村でけぇ?
おんし、いつからここんおる。
[紡いだ問いは二つ。
少しずつ、疑問の解決へ近付けんと問いかけを続けた*]
[投げつけられた土団子
深紫は鮮やかな舞でそれをすり抜け、それを操る青年自身も、軽く飛び退く事で爆ぜるそれの余波を避けた]
……ま、そーゆー事やね。
あちらの旦那はあちらの旦那で、忙しいようやし……何より。
[鋭い視線
お前はいつかどつく、ってぇ決めとったんでな。
……その機会、みすみす逃すわけにはいかんのよ。
[口調は軽く、笑みも一見すると穏やかではあるが。
巡らせた陣の内、紫影揺らめかせて立つ姿はどこか危険な艶やかさを帯びていた]
……てぇ、わけなんで。
[撥が四弦を弾き、紡がれるのは妙なる音色]
紅緑、暁鼠、浅紫!
[同時、呼ばれた式たちが地を蹴る。
兎は正面、狐と野鼠が右と左から回り込み、その爪と牙を妖へと振るった。*]
[自身と同じ高さに会った男の体は、こちらが刃を受けている間に高く跳躍していた
咄嗟に上方へ広がる攻撃を選んだは好手だったようだ。
茨が切り裂かれ、ぷつぷつと断続的な痛みが腕へ伝わる。
しかし風の刃は全てを切り裂くには至らず]
そうら!
[腕を引く。
男を絡め取り、地へと引き摺りおろすために*]
ッ...!
[折り重なるようにして交差した茨の蔓が、風に弾かれながらも鬼丞の腕や肩を掠め、その刺で皮膚を裂く。
浅くとも、幾筋もついた傷からは赤い血が滲む。
引き摺り下ろそうとする、それを、風ではなく両手で握って引きちぎる]
やってくれるじゃねえか...
[飛び下がりながら、ぐい、と着物の袖で、紅く染まった両腕を拭い、鬼丞は嗤う]
そう来なくちゃつまらねえ...!
[下がった場所から再び跳躍、今度は、真っすぐにではなく、中空で軌道を変えて、怪の右横手へと跳んだ]
ひゅう、ひゅるり
[今度は振り抜いた両腕から、二つのつむじ風、左右に別れたそれは、地に降りて、土を抉り、小範囲ながら樹怪の根を断ち切ろうとするもの*]
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