人狼議事


254 東京村U

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トレイル! 今日がお前の命日だ!


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2016/10/01(Sat) 01時半頃


─ 東京、四ツ谷マンション『友硯社』支部 ─

[爪を短く切った指がラインの表示画面を撫でる。
「先生にお疲れさまって言っておいてね」と返信を送って、鈴里は頬を手の甲で押さえた。

『同志』から話を聞くかぎり、
進みは順調と言える。]


 っ、ふふ

[どうにも口元から、笑みが零れてしまった。]


[膝をついて立ち上がり、
本棚から一冊の本を引き抜く。

──東京村。

匿名の人間が書いた、東京のホラー小説。
その拍子を撫でて女は笑った。]


[想像してみる。

「もしも」

ある日帰ったら両親が
見知らぬ他人にすり替わっていたら?

あの彼女はどんな反応をするだろう。]


[希望通りだと喜んでくれるなら、
それでもいいけれど。]



 やっぱり、怖い話が一番ステキよねぇ


[そう「例えば」この本に実体験として書き連ねられているような
お話のひとつになるなら]





[ それはなんてステキなことだろう ]

 


[想像すると背筋をぞくぞくとしたものが這い登っていく。思わずといった風に、彼女はぎゅっと腕にその本を抱いた。]


 どんなお話ができるのかしら。


        とっても楽しみねえ**

 




/*

霊界お二人お疲れさまよう。

東蓮寺くん襲撃は丸投げられた場合、そのまま迷っててねえ。
よかったわねえ帰らなくてすむわねえ(にこにこ
ということになるかしら。特にものすごく希望がなければ
みょんこ的には別に殺さないつもりでいる感じよ。

それと天声もちが私なので、ふたりとも何か表に伝えたい情報があれば
メモとかで教えてもらえれば霊界通信させてもらうわね。


【人】 匿名軍団 ゴロウ

―翌日朝・上野中下アパート―

うーん……あれ?

[身を起こした時には既に朝だった。枕元の電気はつけっぱなし、本も広げられたまま。どうやら、昨日はそのまま寝ていたらしい。]

まいったな……明日面接だってのに、もう9時かよ。
すっかり夜型になってんな…

(95) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[なんとなく気になって、昨日新宿から戻ってきた後、台東区民図書館で本をいくつか借りてきていたのだった。内容は言うまでもない。カラスの生体に関する本とか、そういったものだ]

図鑑なんて読むのは子どもの頃にオルビスの学習図鑑読んで以来だな…
鳥よりは魚の方よく読んだよな。あと動物の哺乳類のとこだったか。両生類から後のページはキモいから飛ばしで読んでたよな。アシナシイモリがな、特に……

[ページをめくる。窓の外に視線をちらっとやるが、隙間から日の差し込むカーテンはきちっと閉められていた。]

(96) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

カラス。スズメ目。カラスは大別してcrowとravenに分けられる。日本でよく見かける種はハシボソガラスとハシブトガラス。どちらもcrow。ravenはそれよりも大型のワタリガラスなど。

カラスの知能は人間で言えば7〜8歳程度。電線にぶら下がったり滑り台で滑るなどの遊びを行う事もある。他個体との意思疎通ができ、紫外線を識別可能。人間や他の動物、植物を見分ける事もできる。
光り物を好む行動はよく知られているが、これも繁殖とは関係がなく、カラスの知能の高さを示す事例である。

電柱や樹上に営巣し、この期間中に付近に近づいた人間を襲う事がある。具体的にはまず鳴き声や相手の目前まで舞い降り、それでも立ち去らない場合髪を掴むなどの攻撃に出る場合がある。

天敵はあまり存在せず、猛禽類に対しても集団でモビングと呼ばれる威嚇行動を行い退散させる。

……なるほど。

(97) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

それから……

[別の本を手に取る。こちらも借りてきた本。もう少し人類学的なアプローチからカラスについて述べたものだ]

カラㇲは世界各地の神話に登場する。多くは太陽と関連付けられるか、太陽神の眷属としてである。

(101) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

日本で東征の際に神武天皇を先導した八咫烏、韓国の三足烏、中国の太陽に住む金烏および尭の時代に地上を焼き尽くした10羽の火烏、
ギリシャの太陽神アポロンの使い、イギリスではアーサー王が姿を変えたとされるワタリガラス、アイルランドではケルト神話に登場するバイヴ・カッハの三女神……遠くはエジプトでも太陽とイメージを結び付けられている。

……そう言や、昨日大家の婆さんが言ってた博士。確か東大で人類学だか歴史文化学だか…そんなのの研究をしてたって言ってたな。
海外でのフィールドワークが中心でほとんど家に戻らないから、こういうクソ安い物件を借りてたって……

(102) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[なんとなく引っかかる。壁越しに隣の部屋を見渡した。現場の入口にはもう「KEEPOUT」の立入禁止テープは張られていない]

……あの部屋、なんかカラスと関係でもあるのか?

[カーテンを開けながらそう呟いた時、ふと窓の外に一話のカラスが止まっているのが見えた。
そのカラスは街中で見かけるハシブトガラスよりはずっと大きかった。

具体的には昨日新宿駅で見かけたカラス、上野恩賜公園の不忍池にいたカラスと同じくらいに。……というよりは]

やっぱりそうだ。あいつ……同じ奴だ。
ずっと俺を追ってるのか?
……なんのために。

いや……つまり。

(103) 2016/10/01(Sat) 17時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

……………隣……か?


[という言葉を口に出す事はなかった。そのカラスがずっとこちらを睨み付けるように、その烏玉色の瞳を動かさなかったからだった*]

(104) 2016/10/01(Sat) 17時頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2016/10/01(Sat) 17時頃


─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[部屋のカーテンを開けると、外には朝日を浴びた街並みが見えた。チュンチュンと鳥の声が聞こえる。今朝もこの街は相変わらずだった。相変わらず見知らぬ他人同士が大量にひしめき合いながら暮らしている。顔見知りや同級生たちだとて、共有の場所から一歩踏み出せば互いが何をしているかすべて把握している関係の方がきっと珍しい。

だからこそ、自分たちのようなものが
動ける隙間があるのだけれど。]


 ん……あら? 

["病院″の方へ逃がさないようにという連絡を終えて、顔を洗って着替えて化粧をしてと出かける準備をしていたせいで、その着信に気づくのは間があった。コール音が鳴っている。]


[手にしかけていた眼鏡を机の上へ戻す。
それから、通話ボタンを押した。
ジ、ジッ ザ ァーーーーーーーーーー と、
まるで何かの妨害電波か何かのようなノイズが数秒続いてから、
音の砂嵐は静まった。

首を傾げる。一秒、二秒。無音が続いた。]


[かけてきたものをとったのにも関わらず、呼び出し音が流れる。
それからさらに3秒待ってから、鈴里は口を開いた。]


 ……こんな朝早くに、珍しいわねぇ



 どうかしたの、東蓮寺くん?


[画面に表示された相手への呼びかけは、
ごく悠長に、*のんびりとしたものだった>>+26*]


【人】 匿名軍団 ゴロウ

―朝・上野中下アパート5階―

[山岸五郎はカーテンを開け、ベランダから件の事故物件である部屋を覗いてみる。壁で区切られてはいない。安普請の防火扉がある程度だ。そもそもベランダといったって、東京の2万円台の四畳半ワンルームにベランダ(らしきもの)があること自体が有難いのだ。文字通りの意味でそうあるものではない]

……黒い羽が何枚か落ちてるな。風切り羽ってやつか。あと、カラスじゃなかったら羽毛布団に使えそうなふわふわしたのも。

[そこまで言って、ふと違和感に気づく。]

(109) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

……妙だな。この物件、ベランダにネットは張られていない。
だからカラスが止まってもおかしくはないが、だったら羽は落ちてるのに糞が落ちてないのは妙だ。

[そこまで言って、ちらっと正面の木の方を見た。今日もカラスは随分止まっている。既に10羽近く、例の大カラスもだ]

(110) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

……いや。何を気にしてるんだ、俺は。

大体、隣の部屋は前の前に東大のドクターが死んで、その後萌えアニメばっか見てるキモオタが死んで……
その時点で壁も床も張替えてるんだぞ。
3人が連続で死んだ具体的な原因になりそうな「何か」がまだ部屋の中にあるわけないだろう……

ない……よな。改装するんだ。床も壁も、ベランダだってチェックする。取り換えないものなんて……

(111) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

……んっ?

[そこまで考えて、ふと隣室のベランダをぐるりと見渡した。]

カラスの羽が堕ちている以外は割ときれいな部屋だが……
にしてはあそこだけ…妙だな。

エアコンの室外機から部屋の中に伸びてるダクトが…

(112) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

室内に通じる接続孔のとこだけ妙にひしゃげてないか?

[じっとその接続孔を凝視する。とは言え、こちら側からではダクトが潰れ気味に変形しているという事しかわからない。身を乗り出そうとした時]

(113) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

『K H A A A A A A ――――――!!!』


[けたたましい鳴き声がすぐ耳先から聞こえた。びくっとして振り向くと、例のカラスがすぐ前の木の枝に止まっている。その烏玉色の瞳は、何も表情を映さないまま、ただ山岸五郎に向けて威嚇めいた鳴き声を発していた]

……んだよ。人間様を脅す気か?
チッ……

[目の前のカラスを睨みつけながら息を吐く]

……気味悪い隣室の事なんぞどうでも良いけどな。

あんまりカラスが人間を舐めてんじゃねーぞ。こうなったら意地でも隣に何があるか見せてもらおうじゃねーか。

(114) 2016/10/01(Sat) 21時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[そう言った時、突然ポケットの中のスマホが鳴った。カラスを横目に、受信マークを押す。番号は前職の友人からだ。なお男だ]

おう。久しぶりだな。元気にしてたか?
俺?俺は明日面接よ。下見も済ませたし今日はフリー。
……なんだ、今からか?お前休みなの?

あー、お前もやめたんか。だろうな。

んじゃ、久しぶりに話でもすっか?場所はどうする?

[出かけるためにベランダから部屋に戻り、着替えの準備を始める。その山岸五郎の様子を、大カラスはじっと見つめていた。ただじっと、監視カメラのレンズのように*]

(115) 2016/10/01(Sat) 21時頃

─ 四ツ谷マンション、硯友社支部 ─

[軽くシャワーを浴び髪を整えて化粧をした鈴里は耳元にスマートフォンを当てて、首をかしげていた。ふと、ノイズ交じりにだが、あっ。と人の声がした>>+27。]


 ……………。

 ええ、鈴里の携帯よ。

 なんだか少し聞こえづらいけれど、
 ちゃんと聞こえてるわ

[問いかけに、驚いたような声で答えを返す。電話口から聞こえる東蓮寺の言葉は常になく急かされるようだった。不安、緊張、狼狽、理不尽への不満、恐怖。感情が入り乱れているのが表情を見ずとも伝わってくる。]



……駅、どこかわからない?
新宿駅じゃないの?

[わからない、駆け足の言葉についていけていない──風に、きょとんと理解が追いつかないように問い返しを挟む。口元を手で押さえた。]

 出社できないってことなら、
 そう伝えておかなきゃいけないわねぇ 

[声にだけは話の展開への戸惑いを乗せながら、頬を押して、引き延ばす。──唇が三日月に笑ってしまうのを堪えなくてはいけなかった。]




 ねえ、まずはちょっと落ち着いて、東蓮寺くん
 近くで一番めだつものはなあに?

[迷子になって、焦っている相手にそう接するように声は仕方なさげな風に取り繕う。わからないと返事があれば、悩むように間をおいた。耳だけは澄ませておく。沈黙が、解決しない時間が、彼に与える影響を聞き漏らさないようにだ。]




 ええ。会社に一報は…──私から いれておくわ
 警察にも、 ……話してみるから、ね。

[通話をどのタイミングで切るのが最良だろうか。意図的にスマホを口元から遠ざけて思案しながら、言葉と声ばかりは期待を持たせるように、彼の希望を叶えることを約束する。ほんの少しだけ、目の前に希望を細い望みを垂らす。声は飽く迄穏やかそうになだめるようにでなくてはいけない。今、彼をすぐに決壊させてしまうのはもったいない。]


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