303 突然キャラソンを歌い出す村4
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[それは愚か者の語り草。
とある天使は、人の魂――感情を呑み込んでしまえる奇跡を天から授かった。
そうして悲しみ怒り憎しみに溢れ、押しつぶされた者から
溢れてしまった分の感情を呑み、消化する。そんな奉公を続けていた。]
[ある日、天使は困ってしまった。
「出会ったこの子の溢れた感情が一体何だかわからない。
果たしてこれは、呑み込んでいい感情なのか」
愚鈍な天使は判断つかず、
ずっと胃の中に留めてしまった。]
[馬鹿な天使。さっさと平らげてしまったなら、
こんなに爛れることもなかったのに。]
[いつしか爛れた感情はどんどん膨れ上がって悪魔になり]
[天使の羽はでたらめな色に染まっていった。]
[なのに、天使は愚鈍だからまだ呑み込まない。
はち切れんばかりに、膨れているのに。]
[満ち足りない。
満ち足りない。
此処には何もない。
満ち足りない。
ただただ、わたしは惨めになるだけだ。
満ち足りない。満ち足りない。満ち足りない。
―――復讐の怒りですら、まだ足りない。]
[―――それは愚か者の語り草。
愚鈍な天使が惨めな悪魔に喰われる与太話。]
[ごぽ、]
[水音が、どこかへと響いていく。
虹の羽の奥の奥。
天使の身体の奥から、どこか繋がるところへと*]
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― 朝・美術室 ―
[1年の教室に向かう前に、部室である美術室へと向かう。]
お、…
[挨拶を言いかけて、そっと口をつぐんだ。 そこには>>0:20うっとりとスケッチをする部長の朝の日課の姿があった。 口元を軽く抑え、気付かれないよ〜に抜き足差し足。そっと後ろからスケッチを覗き見る。
やっぱりすごい。 そう思う。 美しいものが好き、その気持ちは私にも解るし、 まず私は絵というものが大好きだ。 漫画もアニメも好きだけど、絵画だって良い。
だからこの学園にいる間は美術部に所属する事にして、さくさく美術部へと乗り込んだのである。
少しの間見ていたけれど、邪魔になっても良くない。 気付かれないうちに、とまたそろそろ美術室を出て、そろり、と部室の扉を閉めた。]
(32) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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― 朝・1年教室 ―
みなのもの。 おはようなのじゃ。
[教室、クラスメートの対応は普通だ。 数ヶ月もすれば慣れたのだろう、 挨拶や少しの雑談を楽し気に交わしていく。
時折、無知不慣れ粗忽な為に小さな問題をポンポン起こしたりはしていたが、それもまた愛嬌と受け取って貰えているようでなによりだ。
自席に付くと黒い手袋を外し折り畳んで鞄へとしまう。 座る時は制服のスカートを整えながら丁寧に座った。
ふと窓の外を見る。瞬く。 何か見えるかと思う。 でも私には何も見えない。
日本に来たって、きっと、 漫画やアニメみたいな事は起こらないのだ。]
(33) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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[私の家、 マスカルウィン家は地元では有名な貴族の血統だ。 大昔は悪魔退治の名門として栄えたらしいが、 今にはその技術も知識も伝わっていない。 ただ色々な逸話だけが残っていた。
だから私も何もできない。 でもだからこそ憧れはある。
本当は、天使とか、悪魔とか、 妖精とか、そういうの、全部。 現実にはいないのかもしれない。
過去の家の話だって、 誰かが作った作り話なのかもしれない。
だけど、なんとなく。 この国に来たら、何か起こるんじゃないかって。
そんな運命(よかん)がしたんだ。]
(34) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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[それでも、 何もできない事に変わりはないけど。]
(35) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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―――、… …何やら廊下が騒がしいのう…?
[大きな足音、大きな声、 HRがはじまるまでまだ時間がある。
廊下へと出て騒ぎの方に近付くと、 抱きつかれている女性のほうに見覚えがあった。]
あれは、ヨーラおねえさま?
[彼女の従姉は私の恩人である。 この天獄学園に留学する切っ掛けになった人だ。 ―――怜おねえさま。 かっこよくて凛としている憧れの女性。
彼女から従妹の話はふわっと聞いていて、 留学当初に居ると知って即話しかけに行ったものだ。]
(36) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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― ここから回想:9月の話 ―
そなたが白鳥ヨーランダか?
[恐らく廊下。 こちらは仁王立ちで挑戦的な視線を向けていた。]
ふふん なるほど ほほう ふ〜〜ん!
ま!さすが怜おねえさまの 従妹ってところじゃのう!
[一通りじろじろと眺めた後、 ぺったりとした胸をふふんと逸らした。]
(37) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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わらわはハロルリラ・E・マスカルウィン。 祖国で怜おねえさまに世話になった者じゃ。
ハロウィンちゃんと呼ぶ事を許すぞ!
[誰にでも許しているが。 その時に幼馴染みの二人はいたかどうか。 居たならそちらにも視線を向けていただろう。
ほうほう、 そなたらの話もきいておるぞ。
てな風に。]
わらわはまだこの国に来たばかりじゃ。 何かあったら仲良くしてたもれ。
[そうにっこりと挨拶した。 これを切欠に、何か問題を起こすごとに泣きつきに行くようになったのである。]*
(38) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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― 回想終わってまた廊下 ―
[(知り合いじゃないんだ…?)>>28 そう思った一人である。けれど、]
はわゎ
[なんじゃあれはなんじゃあれはなんじゃあれは! ひとか?ひとではないのか!?
ふしぎなことか!?
まるで漫画やアニメを見ているようだ。 ちょっと目立つが背景のモブと化した女は事の成り行きをどきどきそわそわと眺める事にした。
不審者とか、恐さとか。 非現実に少し目が眩んでいて、 ―― 心配はまだ心に届いていなかった。]*
(39) 2020/01/05(Sun) 13時半頃
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うわっ――――――
[近づこうとした際にふと感じる目眩のような感覚――――――
夏彦は何か共鳴するような感覚に頭が痛くなった――――]
[目の前の男が話す裏で、ごぽ、ごぽと水泡音が響く]
………もしかして、君は悪魔かい?
この音が聞こえるのかな。
[目の前の男が語る声とは別。
「同じ声」が水泡音を伴って、有働へ語りかけた]
[水泡音ががぼがぼと少し強くなる。
まるで嗤いか、怒りか。
感情が高ぶりのようであった。]
挨拶が随分と荒々しいねえ。
胃が震えたよ。
いやあ悪魔の流儀なのかい?
[先程の共鳴のような感覚の事なのだろう。]
いや、すいません。
オイラにもよくわかんないんすよね。
礼拝堂で変な箱に触ったら、何か見えるっつーか。
[コポコポ、と水泡のような音で喋れている自分がいる。
不思議な感覚だ。]
ただ、ただ、
白鳥や眼鏡のおっさんを見たときに、モヤモヤした感じを覚えたっつーか…………
無性に歌いたくなったんです。何すかね。
あの箱に触れたら何か思い出したりするのかも。
[水泡から聞こえるは夏彦の奥底に秘められた得体のしれない感情。
それは天(そら)で封じられたもう1人の夏彦の記憶――――]
その優しさごと 黒に染めてあげるから
[水音に悪の意思が混じった音色を乗せた。]
――――――っ!!!
[何処からか、得体のしれない悪意が水泡として夏彦の耳に伝わってくる。]
後で、礼拝堂に行かなくちゃな…………
[目眩のような感覚に、また苛まれ。
その原因を突き止めるべく、あの箱の元へ行こうと。**]
[音坂舞は、天使でも堕天使でもない。
悪魔だ。
生粋の悪魔だ。
人を、生あるモノを、誘惑し堕落させる存在。
その誘惑は、時に耳元で囁かれているかのように聞こえ、時に背後から刃物で貫かれたかのように感じるだろう。
近づく足音は優しく、気が付くと傍らで支えてくれる。
その全てが罠だと気付かせることもないまま、…――。*]
箱…?
何だ、君はなんか、変わった奴だな?
未完成の悪魔、というのもあるものなのか。
まあ尤も、悪魔かどうかもわからないか。
[ ごぽ、と水音が嗤うように上がった。]
へえ…素質をあげるのかな。
あの眼鏡天使が見えるなら、相当だ。
成程ねえ、面白そうだ。
いいねえ、若い情動には素直になったらいい。
その箱について進捗あったら教えてよ。
[爽やかに後押しするように声は言う。]
―――、
おやおや。
皆、随分元気がいいね。
本当、流行ってんのかな
こういう挨拶。
[悪意の篭った音色に、どうやって鳴らしていると言うのか、水音交じりの口笛が上がる]
[普段はあまり耳を澄ませない水の奥の音、耳を傾け、]
…、へぇ
[普段、足を運ばない礼拝堂にあるという箱の話。
興味を示す声を届ける。]
――、…最近の定義が難しいな。
[こぽ、と水音に返事を混ぜて届ける。]
ほ〜ら、
現代社会の繊細な子が此処に居るんだぞう?
もっと労わってあげなくていいのかい?
おっ いいねえ
欲望に真面目な若者。
いい進捗を楽しみにしているぞー!
[ 相手が今眩暈のような感覚に苛まれているのも
知らぬ風に、声は爽やかにエールを送る。
器用にも水音は三三七拍子を刻んでいた。]
…、流行には疎いけれど
そう、だね…―― 挨拶か、
[ぽつぽつと返事を水音に返すが、三々七拍子と混じってしまった。]
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