人狼議事


176 【traveling〜どちらまで行かれます?】

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視点:


トリは、アシモフの尻尾かじ

mzsn 2014/05/25(Sun) 01時頃


トリは、ライジの髪の毛あむあむー

mzsn 2014/05/25(Sun) 01時頃


【人】 ひとづかい トリ

―郵便中枢タスクバザール:駅員休憩室―

[時刻は、僅か昼を過ぎた頃。
日は高く上り、この星で最も暑い時間帯。
それでも日蔭は過ごしやすく、ぽっかり空いた窓からは乾いた風が髪を撫でる。

椅子にかけ、茶を啜る男。
日に焼けた肌と、風に揺れる色の薄い金髪。皺の刻まれた顔は長い年月を物語り、髪量は些か少ない。

彼が担当しているのは、赤い郵便列車周辺。
先程受け入れの手続きを終えて、今は詰み込む荷物のエリア数値確認をしている。
荷の時間軸を間違えては大変だ。

今日の配達時空数は、外部宇宙時刻の未来方面へ314度。それに発車時の角度微調整を9度程プラス…と言ったところか。
チキュウ東洋産の計算機をパチパチと弾いて、数値の微調整を行っている。

分厚い書類に数値を記入し、息を吐くと目頭を押さえた。

歳のせいか、最近細かい事務がつらい。
そろそろ退職してもいいのだろうが、それでは約束が果たせないしな。]

(12) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

「やあお疲れ様」
「お疲れ様」

[そんな言葉を交わす同僚の肌の色は自分より黒い。なんでも、産まれた時からこの星に住んでいるそうだ。
チキュウ産まれの自分とは随分違う。

この職場は地元の者が多く…というか、この星自体外部の種族の出入りが少ない為、余所の惑星の生き物はとても目立つ。
勤め出した頃はそれをネタにからかわれる事が多かったが、今ではすっかりベテランで、星の仕組み自体は越してきた頃と変わらないものの随分と過ごしやすくなっていた。
子供時代を過ごした故郷は懐かしいものの、時間軸がずれたこの星を出ては悲しいウラシマタロウになるだけだ。

随分と歳をとってしまった。]

(13) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

[観光車両のダイヤは無い。
なんせ、ほぼランダムで来るような物。
一応観光用路線は郵便車両との衝突を避ける為別で確保してあるが、ダイヤその物は全くの謎。

外部宇宙時間軸との兼ね合いや、星突入の際の速度、この星の自転、細かい磁場等々。予定時刻は分〜年単位でコロコロ変わる。
真夜中に観光車両がいつの間にか着いていた…と言うことも珍しくない。
そんな訳で、来る列車の予定は駅員にもさっぱり。

上に無理を言って観光車両ホーム周辺の職務を回して貰ったが、それでも車両には滅多にお目にかかれない。

はるか未来時刻や過去のMP783号の到着も何度も見て来た。
車掌はあの赤い小さな彼であったり、また別の生き物であったり様々。
その全てに待ち人の姿はなかった。
車掌に時間軸を訪ねれば、それは遥かズレた列車と知る。]

(14) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

[そもそも、本当にこの星に来るのだろうか。
自分と別れたあの後、別の星で降りてしまったのでは。

彼は、迷子の鳥だった。
再び迷子になって、新しい主人の元で幸せに暮らしているのではないか。
自分との約束なんて忘れて、

いやそんな事より、鳥の寿命は随分と短く――…]

(15) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

「なあ、聞いてくれよ。さっき珍しく観光車両が来てて」
「なんつったかなぁ。確かえむぴー、7、8…」

 「え?なやみちゃんが?!」

[同僚の声に弾けるように立ち上がると、駅員の帽子をひっつかみ観光用列車のホームへ駆けて行く。

彼のデスクの上にはフォトフレーム。
観光列車の前での記念写真。

出発前だろうか。
大きなトランクを脇に皆笑顔を浮かべている。
映っているのは亡くなった両親と、幼い頃の自分。

それと、太陽のように赤い鳥。]

(16) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

―郵便中枢タスクバザール:観光車両用ホーム―

 「…居ない。」

[粗い息を整え周囲を見回す。
誰も居ない。なにも無い。鳩が煩い位か。

元々このホームには駅員も近寄らない。用事が無いからだ。
閑散とした空間には、過去の蜃気楼も映って居ない。


列車は出た後だった。
間に合わなかった。

だが、誰も居ないという事は、誰も降りなかったのだろう。
自分を待つ赤い鳥の姿は、無い。

それにしても、今日はやけに鳩が騒がしい。
来客でもあったのだろうか。
例えば、お喋り好きな彼らの同族であったり、とか。*]

(17) mzsn 2014/05/25(Sun) 03時頃

トリは、視線に気づいてドキドキしている。

mzsn 2014/05/25(Sun) 21時半頃


トリは、高い所からドヤ顔している。

mzsn 2014/05/25(Sun) 21時半頃


トリは、まったりくつろいで、余裕の表情。

mzsn 2014/05/25(Sun) 21時半頃


【人】 ひとづかい トリ

―それからそれから?―

やっほー!これで大丈夫?
へーき?ねえねえへーき??

 「どうしたんだ。もう話せるぞ?」
 「ほら、手紙の方を向いて。」

えーっと、

こんにちは。おひさしぶりだよ。
ぼくは文字がかけないので、声が伝わる不思議なお手紙で、クリスマスちゃんへのお手紙をおくろうとおもいます。

ソングレターって言うんだって。
仕組みはよく分かんないんだけど、すごいね!
いちじかんぐらいお喋りしても大丈夫って聞いたんだー。

(77) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

僕は今、ゆうびんちゅすーのタスクバザールに居ます。
ぼくが降りた駅だね。
そのまま住んでるんだ。

ずっと探していたお兄ちゃんと、ここで会う事が出来ました。
でもお兄ちゃんは随分と大人になってしまって、それと、おじさんにもなっていました。
今はお兄ちゃんの肩の上で、駅のお仕事を沢山しています。
切符を見たり、他の駅員さんともお喋りをします。
最初の内は鳩がとっても煩かったけれど、僕の方が強くて大きくてかっこいいって事が分かったので、今は皆大人しく言う事聞いてくれるようになりました。
所でボスってなあに?鳩にはそう呼ばれています。

お兄ちゃんは大人でおじさんだったので、おくさんとむすこが居ました。びっくり!
それから、そのむすこにはおくさんがいました。
さらにさらに、そのむすこには、さらにむすこがいました。
まだふにゃふにゃで、立って歩くのは難しいです。

お兄ちゃんが言うには、僕はむすこのむすこのお兄ちゃんだそうです。
ぼくにはちょっとフクザツでムズカシイだけれど、そう言うことらしいの。
お兄ちゃんってなんだか照れるねー。僕のお兄ちゃんもこんな感じだったのかな。

(78) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

あのね。僕はとっても元気です。
一緒に降りたサミュエルもとっても元気です。僕は、サミュエルには《トマ》って呼ばれています。
サミュエルのお部屋に鳩と一緒に押し掛けてオヤツを貰ったり、お写真を撮ったりします。
お写真は、手紙と一緒に送るって言ってました。


えーっと、

何言おうとしたんだっけ?
んー、んー、

忘れちゃったぁ。


んとね、んとね、またおてがみおくります。
タスクバザールはとってもアチチだけど、クリスマスちゃんも遊びに来てくれると嬉しいな。
それじゃねー。ばいばーい。

(79) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[クリスマス当ての小包。

黄味がかかったカードに青いインクで綴られた

 《Dear Ms.Xmas》
        《Philip》

書いたのはインコの兄だ。

赤い布包みを紐解けば、中にはソングレターが一通。
それと、鮮やかな赤い羽根。殻付きの胡桃が数個。小瓶入りの砂漠の砂。粗い質感の本が数冊。麻袋に入った鳩の餌。
布はよく見れば細かな模様が織り込まれ、タスクバザール独特の品と分かるだろう。

土産物の山を崩して最後に残るのは、タスクバザールの観光案内パンフレット。
お世辞にもいいデザインとは言えず、低予算の地方観光誌にも見える。

そこには、こう書いてある。]

(80) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[砂漠の楽園。蜃気楼の街。
時の狭間の、手紙の星。

長い間謎に包まれていた《郵便中枢タスクバザール》
その星が長年の沈黙を破り、貴方の――…
(中略)
特殊な磁場や自転の影響。銀河の位置速度によりタイムラグの発生があった《郵便中枢タスクバザール》及び、近隣惑星ですが、
(中略)
多くの惑星。また、銀河鉄道のご協力により、
(中略)
この度、観光列車を初めとした一般交通網の解放に成功いたしました。今までは数十年単位での時空数値のズレを観測していましたが、その数値を大幅に抑え、分単位までに
(中略)
これを機に、タスクバザールは観光にも力を入れ、
(中略)
皆さま、魅惑のタスクバザールまで
(中略)
観光には、星公式ツアー列車等をご利用――
(中略)

  -郵便中枢タスクバザール星観光連盟-]

(81) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[タスクバザールの駅では、
観光列車用ホームの増設が決まったらしい。**]

 

(82) mzsn 2014/05/28(Wed) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[一つは、星に向かって。
一つは、列車を追い掛けて。

砂の星から、翼の生えた小包が飛んでいく。]

(97) mzsn 2014/05/28(Wed) 05時頃

【人】 ひとづかい トリ

[黄味のかかったカードに青いインク。
綴られた宛名の文字は君の名前。

差出人の名前は様々で、
《タロー》《トリ》《ボブ》《アカイノ》《グー》《タイヤン》《ジェシカ》等々。協調性のかけらもない。

包みは赤い布地にくるまれ、丁寧なアラベスクが刻まれている。
手紙は入って居ない。

代わりに転がり出るのは、殻付きの胡桃。クラッカーの箱。小瓶入りの砂漠の砂。白い伝書鳩の羽。複雑な模様が描かれた皿。現地の小物入れ。鮮やかなビーズのアクセサリー等。小包によって様々だ。

共通して入っているのは、砂漠と赤い大きなインコの写真。
それと、≪郵便中枢タスクバザール星観光連盟≫と刻まれた案内パンフレット。]

(98) mzsn 2014/05/28(Wed) 05時頃

【人】 ひとづかい トリ

[ジェームスには美しいキャンドルと、此方の地方でよくみられる金属の鍋を。
本当は食べ物を沢山送りたかったのだけれど、到着までどれぐらいかかるか分からないから。

ライジには鳩の餌の穀物と、大ぶりなデザートローズ。

スージーには細かな装飾の施された香水瓶と、アクセサリー。

車掌さんには数個の胡桃と、兄に書いて貰ったメモを添えて。
「白い帽子に赤い羽根を」「胡桃は鼠の友人に」

それからそれからセシルには、甘い林檎の香りの茶葉、大きなカバン、大きな帽子、革の水筒。
タスクバザールで使用されているコインを一枚。
いつか会える時まで、リクエストの前払い。]

(99) mzsn 2014/05/28(Wed) 05時頃

【人】 ひとづかい トリ

 グァッ、
『リュヌ』
『サンキューベイベ』
『お手伝いしてくれてありがと』
『ママ嬉しいわぁ』

[特別な仲良しさん全員の荷物に写真と、案内パンフレット、赤い羽根を同封すると、
青インクの宛名を添えた。

明日は、サミュエルの所に遊びに行こう。

あ、向こうの部屋から弟の声が聞こえる。
行かなきゃ。
だってぼくは、彼のお兄さん。**]

(100) mzsn 2014/05/28(Wed) 05時頃

【人】 ひとづかい トリ

―さて、僕の話をしようか―

[《ソレイユ》は僕の顔を覚えていないだろう。

まあ、無理もない。あの時の僕は9歳の子供で、今は49歳のおじさんだ。
分かれと言う方がきっと難しい。

同僚の子供が、お喋りな赤い鳥をマーケットで見たと教えてくれた。勿論街中探しまわったよ。
鳥は青年――彼はサミュエルと名乗った。と一緒にいて、別の飼い主を見付けたのかと最初は少し落ち込んだ。

結論から言うと、彼は飼い主では無かった。
鳥が言うには、列車で一緒に降りた友人だという。
新しい止まり木候補だとか、ご飯をくれるナイスガイ等色々言っていた気もするが。

鳥は、自分は飼い主は持たないと話してくれた。
世話を焼いてくれた者は沢山居たが、その全員が友人だと言う。
僕に会うずっと前からそうだったように。

列車の中での話もたくさん聞けたよ。でも、今はその話題は割合しよう。
きっと僕より、皆の方が沢山知っているだろうからね。]

(146) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[青年の肩の上の迷子鳥は、
僕の顔を見るなり《リュヌ》と大声で叫んだ。

僕の名を。

年甲斐もなく泣いた。
こればかりはどうしようもない。生き別れの兄弟との再会なのだから。]

(147) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[僕は今でも飼い主じゃない。でも、友人でもない。
僕の息子は友人カテゴリらしいけどね。
急に増えた騒がしい友人に彼は嬉しそうだ。言葉には出さないけれど、分かりやすい。

僕はソレイユの兄で、ソレイユは僕の孫の兄で。
やあ、話していても複雑だと思うよ。提案した僕でも時々分からなくなる位だ。

飼い主じゃない。大切な兄弟として。]

(148) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[彼は、大勢の友人と鳩の子分への挨拶回りでとても忙しい日々を送っている。
明日は、サミュエル君の所に遊び行くそうだ。
いくつか土産を持たせた方がいい。なんせ、しょっちゅう食事を強請っているそうじゃないか。
家に遊びにおいでと誘った返事はどうだったかな。

遊ぶのは結構結構。
しかし勝手にどこかに行かれてしまっては困るからね。弟の足に住所プレートを付ける事ぐらいは許してほしいよ。
彼は子供扱いするなと怒っていたけれど、どちらかと言うと老人扱いだ。
僕も後十数年位したら、自分の杖に住所をぶら下げて散歩に行かされるようになる。
そうしたらお揃いじゃないか。


君とあと何年一緒に居られるかは、知らないけれど。]

(149) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[今日も、君の話を聞かせてくれるかい。

昨日はオニタイジの話だったか。
今日は大親友のジュークボックス君の話を頼むよ。
僕も彼の歌が好きだった。小さな兄弟二人して、娯楽車で陽気なリクエストを送ったっけ。

まだ小さな孫を膝に乗せて、辿るは彼の冒険談。
話のお供に瑞々しい林檎を一口。]

(150) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

【人】 ひとづかい トリ

[おかえり、
   ソレイユ《太陽》]

[ただいま、
   リュヌ 《月》*]

(151) mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃

トリは、クシャミの尻尾かじかじ。

mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃


トリは、クシャミのお尻からヤヘーの肩へ。

mzsn 2014/05/28(Wed) 23時半頃


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トリ
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