人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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― 夜 ―

[静まり返る町と路地。
人々はみな眠りに就き、夜明しの人間も外の変化に気付く事はない。

時計の長針と短針が仲良く重なり合う頃、どこかでねこが、にゃあと鳴いた。]


   [ cafe & bar ]
   [  Twilight  ]

[揺れる看板には、昼間とは違う文字が現れる。
しかしそれは誰かが書き加えた物では無く、昔から刻まれていたかのような顔でそこにあった。

明かりのついた店の窓に人影が揺れても、きっと誰も気づかない。]


 ― cafe & bar ≪Twilight≫ ―

 やー、悪いね。
 休みの日だってのに来てもらっちゃって。

[カウンターの前の、背の高い椅子。
そこに陣取る店主は、今はグラス片手にすっかりだらけきっている。

先ほどまではきちんと掃除をしていた筈…だったのだが何時の間にかエプロンを外し、煽るのは何杯目かのアルコール。
店主が握っていたであろうモップは今は壁に身を預け、臨時の休憩を言い渡されて居た。
店内のイスやテーブルは隅の方に積み上げられ、床はまだ濡れたまま。
客は居ない。定休日だ。
勿論店員もそれに伴い休みを設定されていた日付だったのだが、何故かスタッフ全員、出勤を余儀なくされて居る。

店主からの緊急通達は、]

『掃除するから、汚れてもよさそうな服でテキトーに来て。』

[緊急でもなんでもないゆるい用件と、潰れた休み。
不満を投げられても、店主は何時もの調子で笑うだけ。]


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[ふわふわと、ほんのりアルコールで酩酊する頭を揺らし、
けれど足取りは迷うことなく通い慣れた職場へと向かう。

呼び出しに気づいたのは、いつものように
『バー ファミリア』で飲んでいた時のこと。

どうにも性質の悪い男に絡まれ、
まじで蹴りかかる5秒前の着信はトレイルを救ってくれた。
――色んな、意味で。]

  ホレさーん、それ全然
  悪いと思ってるように聞こえなーい

[やや間延びした声を上げて、店内の惨状と店主に肩を竦める。]


[暴力沙汰を起こし、
『ファミリア』を出禁になることは免れたが
一難去ってまた一難。]

  つーか、風呂敷拡げすぎでしょ……
  これどっから手をつければいいの?

[びしょびしょの床と、
すっかりできあがってる店主へ呆れた視線を向けて。

スニーカーの踵を鳴らし近づくと、
手にしているグラスを半ば無理やり奪おうと手を伸ばす。

この半端な状況、どこから片付けようか考えて
まずは飲み足りない酒を身体に補充し、難を興に変えようかと。]*


【人】 若者 テッド

――Twilight――

[マスターの愛してるよ、なんて挨拶みたいなもので、今更何を気にしもしないが。
 噎せこむのとこちら側に向く視線とは店員モードの意識が拾う。
 拾いはしたけれども、水でも、と思う前に珍しくマスターが迅速に動いていた>>0:315ので結局顔上げただけで、何もしなかった。]

そう。

[コーヒーの味の変化に関する報告>>0:325には、ごく簡潔でぶっきらぼうな返事しかできない。それはよかった、と思いはするのに、だから?と冷たくあしらい聞いてしまいそうで。]

次は、カフェオレ。

[その分、次回の提案をしておく。ミルクが多いほうがいいなら、カフェオレが最適だろうと。]

(10) 2015/08/03(Mon) 02時半頃

[しゅるしゅるしゅる。
 音を立てて蠢くのは、全長3m程の黒蛇である。
 尻尾の先にモップを被せ、手の届かない狭い場所に突っ込んだ。
 そのまま器用に拭いてゆく]

  あー、俺も飲むー

[頭の部分はテーブルまで伸び、ウィスキーの瓶に絡みついて、器用に蓋を開ける。
 そのままロックグラスへと注ぎ、ぴちゃぴちゃと舐める。
 酒を飲みつつ掃除もする手腕である。手は無いが]

  床組は頑張れよー

[床の惨状を見つつ、酒を舐める。
 面積が広い部分は、手が有る奴が頑張れば良いのである。
 自分も人間体になれば良いのだが、それはそれ]


【人】 若者 テッド

[ついでにカウンターの影で、伝票を書き換える。ヴェスパタインのコーヒーを削り、もう一人の方に書き足した。
 口でどうこうしろというよりペンと紙の作業になる分確実で正確。]

プリン……

[口元で少女の戯れを繰り返す。生菓子は買ってこない限り、口には入らない。量を見誤ると悲惨だからだ。
 聞くと食べたくなるもので、買ってこようかな、と思うが。それを食べられたらたまったもんじゃない。]

(13) 2015/08/03(Mon) 03時頃

――cafe & bar ≪Twilight≫――

[掃除だの片付けだのは、力仕事で、得意分野。
 得意分野だけれど急の呼び出しは想定外で、今日も今日とて天邪鬼は若干不機嫌だ。
 というのも、今日は珍しくゲームにログインもせず買い出しなんぞに時間を割いていて、さてこれから葉野菜と根菜でも炊いて鍋いっぱいにスープでも作るかなというタイミングだった。
 小鬼は食わねば死ぬし、それで食うのがこの店の何やらというのは避けたくて、人並み程度の飯は作る。
 仕事が増えるので、店員含む関係者には一度も言ったことがないし、そのためこの地味な不機嫌をどこにもやれない。]

酒。
オレにも。

[やけとまで言わないが、飲みたい気分だ。]


【人】 若者 テッド

[トレイルがカウンター近く、待機姿勢に入れば、一段落かと自分の席に戻る。
 足してもらった氷すら、だいぶ小さくなっていて。薄まった紅茶をようやく最後まで飲み干した**]

(19) 2015/08/03(Mon) 03時頃

テッドは、ゴロウとケイのやり取りの内容までは、はっきり認識していない**

2015/08/03(Mon) 03時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 03時頃


[酒の一杯でも貰えたなら、それをガソリン代わりに取り敢えず床を広げる作業をしよう。
 テーブルの上に椅子を乗せたりと、まとめて片付けていく**]


 そーお?
 僕なりに精一杯謝ってるつもりなんだけどなー。

[出勤した店員に口答えをするものの、さて、その真偽は店主にしか分からぬ物として。
まさか気まぐれの通達がそんなお助けになっていたとは思いもせず、出来上がった店主はアルコールをもう一口。

昼は喫茶店店主として。しかし本業は、夜営業のバーテンダー。
酒を提供する職業の者が職場で出来上がるのもどうかと思うが、男のグラスの中身はそれなりに度数の高い物であった。
だからつまり、しょうがないよね。って感じで。

グラスを奪わんとする手には少し抵抗したものの、其れは案外あっさり取り上げられてしまっただろう。
普段と変わらぬ口調に見えて、これでもトレイル店員より酔っている。]


 だいじょーぶだいじょーぶ。
 ケーくんもコーちゃんもすっごい頑張っててくれてるし、終わるって。

[どうせちいさい店だし。
それに、ものすごく汚れて害虫害獣が出たという訳でもない。
…害獣の方は、ケイ店員に恐れを為して絶対に出ないのだが。
器用に掃除と飲酒を行う蛇を見て、あーおれも尻尾ほしーなー。なんて思いながら、心配症の声にケラケラわらった。

何やら不機嫌なコテツ店員にゆるい頭で首をかしげながら、]
 
 なに?
 コーちゃんなんかのむ?
 俺、超働いちゃう。

[酒を所望されれば自分の出番と、ふわっふわした足取りでカウンターに入って行った。
モップは壁に立てかけたまま、酔った店主はトレイル店員に更に一難与える事になっただろう。**]


[昔は、害獣も出ていた。
 出ていたのだが。

 蛇にとってはおやつにしか見えないそいつらを片端から丸呑みしていった結果
 全く出なくなったのである

 ちなみに一部の虫も丸呑みしていたので、出てこない]


[モップ尻尾がみょーんと伸び、今度は雑巾を装備。
 壁の高い部分をごしごしと拭いてゆく。

 何だかんだと全員酔っぱらいの掃除である]


  おつまみでも作ろうか?


[もう食料品店は開いてないから、食材はここの冷蔵庫の野菜を使うしかないが]


[普段もっと美味しい物を飲み食いしている筈なのに、どうしてこの店員は拾い食いをするのだろう?
駆除用の罠や薬を置かずに済むのは有難い事だが、いつか遭遇した丸呑み現場には、正直ドン引きの店長であった。]

 じゃー、
 ケーくんは、おつまみ担当ね。

[なかなかどうして、この蛇の作る食事は美味い。
ネズミ丸呑みとかするのに。

店長から彼への任務は掃除から厨房行きへ切り替わり、掃除担当はきっとまた一人数を減らす。
終わらなかったらどうするつもりなんだと、そんな事を言われたのならこう答えるだろう。
「今日の昼は臨時休業しよっか」と。]


【人】 若者 テッド

[慌ただしく金髪の少女が去っていく。"遊び"の制止に失敗した結果あのゴム銃には何度かしてやられたことがあるから、少しほっとした。
 おかわりを頼もうにも客優先、とまずは自重して、暫く前の討論の記録メモをテーブルに広げる。
 新ボスを取り巻きごと釣って、まとめてTankに擦るタイミング。実戦あるのみだが、予習できることもあると、メモとにらめっこ――したところで>>27。]

ブローリンさん。
ただいま?

[昼に来るだけでも珍しいのに、一日に二度も――それも、昼夜それぞれでなく――ここに来るのは、なおさら珍しい。
 豆鉄砲くらったみたいにぽかんとそっちを見てしまったものだから、お帰りなさいを修正しそこねた。
 疑問符がついたから、帰ってきたのかと問う問いかけと解釈してもらいたい。特に、事情知らずの人間ふたりには。]

(57) 2015/08/03(Mon) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[猿の方が近くを通りすがるのには、軽く手を伸ばして頭だの背だのを撫でつつ行きたいように行かしてやる。
 カウンターに寄る人型の方>>28が、何やら二度も来るような用事だろうかと目で追った。]

夢、

[それで専門家を頼りに来たかと、ひとまずは納得をして。
 この人も夢とか見るのか、とか、悪魔はどんな夢を悪夢と思うんだろう、とか、大変失礼なことを考えていた。]

(58) 2015/08/03(Mon) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[次いでケイに呼ばれれば>>32、怪訝極まりない顔で立ち上がる。いい予感なんてするものか。
 ただ、店員がみんな呼ばれているのに、警戒は一ランク弱まり、それから話の内容を聞けば、警戒どころか見る間に情けなく眉を下げた。別の意味でいい話ではなかった。
 はじめは東洋の血に惹かれただけかもしれないが、次第距離が近づくにつれよくしてもらっていたことを思い出す。
 自分が昼間にはさして出てこないのでマスターやトレイルよりは言葉交わすことは少なかったが、時折逃げてきた先に彼がいると気分がよかったものだ。
 最近見ないと思っていた。寂寥とともに唇を噛む。]

(59) 2015/08/03(Mon) 19時半頃

【人】 若者 テッド

時計、見ても?

[計画を密やかに練る輪を一人外れて、コーヒーを運んでいった件のテーブルへ向かう。
 銀色の懐中時計は、まだ置いてあったろうか。]

(60) 2015/08/03(Mon) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[後ろの方で人間客にまた来いとかなんとか、言っているのが漏れ聞こえる。
 店員ということがわかられている手前、昼しか来ない彼らの前でいつまでもサボり通しというわけにもいかない。
 遠回しに常連客からも働けと根回しされてるんだろうかと、頭の隅でいらない邪推をした。]

(61) 2015/08/03(Mon) 19時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 20時頃


【人】 若者 テッド

[時計を見ることは叶ったろうか。
 見慣れた、そして長く見ていなかったそれを目に手にすれば、愛おしいような、やっぱり眉の下がるような感情がぐるぐる胸の奥で渦巻いて、だけど確かに、情けなくて変な顔だったかもしれないが、少し笑った。
 かすかな針の音。耳に近づけ、音を聞いたりもしたか。

 そんな背中に、視線を感じる>>67。]

何?

[時計を返せば、視線の主の元へ。]

(72) 2015/08/03(Mon) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[時計見る最中。
 皆さんに親切にしてもらっていたみたいですねえ、と聞こえてくれば>>77、首を横に振った。]

オレが。

[してもらってたんだ、とうまく伝えるための反語が出てこない。
 言葉を探す間を、秒針が強調した。]

(80) 2015/08/03(Mon) 21時半頃

いらない。

[オレにも、と言っておきながら、働こうとする店主は止める。
 勝手知ったる(知らなきゃ困る)バータイムのグラスの配置。
 ショットをひとつ取り出して、透明な酒を自力で注いだ。
 度数の高い火酒を、一息。]

っし。

[景気づけってのはこういうものだ。
 けふ、と息ついて、掃除開始。]


食い物作れよ。

[つまみを作りに行くケイに短く釘を刺して、あとはだんまりのまま、黙々と片付けと掃除を進めていく。人出を減らして終わらなくなるなんて、そんな殊勝な心配をする頭も口も持ち合わせちゃいなかった。

 床がすっかり広がったら、トレイルに拭くよう頼んだか。
 オレ自身はその積み上げた椅子だのテーブルだのを拭いていく。]


【人】 若者 テッド

[ただ、その間の空いた秒針の刻み音>>80が、不快だったわけでも、焦りを産むわけでもなくて。
 心地よく静かな、間。相対する客には言葉を待たせてしまったかもしれないが、どうにも結局、うまく言葉を作れないまま、テーブルに時計を返した。]

あー……りが、と。

[最低でも、と借りた礼は言ったつもりだが、だいぶ辿々しかった。]

(91) 2015/08/03(Mon) 22時頃

【人】 若者 テッド

お互い様。

[おうむ返しで、言葉を噛みしめる>>89
 目の前のこの男が、あの人の孫というのが、なんとなくわかった気がした。どう、と説明するのは難しくて、印象が重なった、というような。]

だと、いい。

[ありがとうございました、にまたもう一度首を横に振った。
 お互い様ならそんな言葉は必要ないと言いたかったが、果たして伝わるのか、通訳はどこにもいない。]

(93) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[それから、夢見の獏が伝えてきた"用">>74
 どんな音って。このオレに言葉を求められるとは思わなかった。
 どんな音。どんな音、どんな……]

……じーちゃんの、声、みたいな、音。だった。

[そう、心地よく静かな。規則正しいけれど、呼吸のように自然で。
 それを例えるなら、たぶん、こうなる。]

お、
やすみ。

[はよう、を呑み込んで、ふたりの眠りにゆるく手を振った。]

(97) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[輪から抜けている内、追悼会の話は案外着々と進んでいた。
 ケイがなにか創るとか、場所を変える>>85とか。]

ファミリア。

[名案だ。どうどう酒が飲めるじゃないか。
 ただ、夜までそこにいるわけにはいかないだろう。向こうもバーだから営業があるし、何よりうちの"夜"の客は、思うままにはくつろげないかもしれない。
 どうだろう、とデニスをちらり見た。]

(102) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

  まあ、いーんだけど。慣れてるし
  休日手当、つけてくれるんでしょー?

[ホレーショーから強引に奪った酒の中身は、
思いのほか濃いアルコールが詰まっていて、ひとくちだけで
喉がかっと熱くなり。

酩酊する頭をぐらり、傾け語尾が更にだらしなく伸びる。
といっても、全長3メートルには遠く及ばない。]

  ケイってほーんと、器用だねえ

[今は文字通り、掴みどころがなくなった同僚へ向けて。
昼間、厨房でふるっていた腕がどこへ消えたのか、
ほかにも謎は多いが、謎のまま済ませている。

店主も、店員も、今や気が置けない存在で。
それだけで、トレイルには十分なのだ。]


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