217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
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[粉々になった眼鏡の欠片。
あれは鏡だ。
映して、反じて、封するもの。
黒亥は消える。意識が途切れていく。
形は崩れ、意識は溶ける。]
[否、還るだけ。
元の闇に還るだけ。
何も変わらぬ、何も求めぬ、何も 何もない、暗闇に。
かえるだけのこと。]
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(ほら、起きよ)
[夜明けの歌、響かせる鳥の声。 にこり笑って皆の顔を見渡した。]
善き目覚めよのう。
[ああ、それから。]
(16) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時頃
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ちゃーんと、聞こえておったでのう。
[ぎゅーっと、午の頬抓りあげたか。]
懇ろになった女子には重いだなんだと言うて恥かかせぬようにな。 ん?
[ころころ笑って、指先から解放してくれよう。]
(17) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時頃
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[無事に起き上がる神の姿に、小さく安堵の吐息。]
ご無事で何より。
[にこりと笑んで、 それから。
改めて皆の顔を眺める。]
此度、幼い者が頑張りましたでな。 労ってやってくださいませよ。
[眠りの最中、聞こえていた声にそっと思いはせた。**]
(18) 唐花 2015/02/19(Thu) 03時半頃
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[嗚呼、口惜しい、口惜しい。
ようやっと器を手に入れたのに。
ようやっと報復が叶うと思うたのに。
また、暗闇の中で眠るのか……――。]
『辰星……――』
[ようやっと、同輩の名を思い出せたというに。
また呼べぬ、呼ばれぬようになるのか。]
[嗚呼、嗚呼、忌々しい。
ただの眠りのみならず、今度は呪詛も掛かったか。
嗚呼、前より忌まわしい物が増えておる。]
『……だが、汝が犯した罪は変わらぬ』
[深い深い眠りにつく直前。悔し紛れに返す呪詛。]
『罪を償え 南方螢惑……!!』
[忌まわしき名を持つ巳の男。壺を割りし、負の者。
お前がいなければ、この様なことはなかったのだ。
最後にそう囁くが、それがしかと声になったか否かは、判らぬ侭。*]
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[眼覚めの景色は、それこそとりどりに。 寅の仔抱き上げ、涙滴らせる辰の姿。 安堵と引き換えに、自ら眠りの淵へと身を預ける子。 慌てふためく申の姿に、賑やかな戌の姿。
どこか張りつめたもの残すは巳。 卯と丑が手を伸ばしあい――。
穢れはれたを、ようように実感する。]
(44) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
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[割れた壺の破片取り上げ。 唇寄せる。
漂う波動は、 口惜しさ、恨み、嘆き――。
それら全て飲み込むように。]
眠るが良いよ。 癒される日まで。 何よりも、そなたらが安らぐ時まで。
[悪しき気、飲み干す酉が密かに施す呪い。 過ち、ただし、 あるべきものはあるべき姿へ。]
(45) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
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[遍く全てに良き夜明けの訪れあるように。*]
(46) 唐花 2015/02/19(Thu) 22時半頃
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[請われるままに>>#3 欠片を差し出す。
託す主の手は温かく、 それにほんのりと笑みを浮かべた。]
浄化を――、祈りを 与えてくださいませ。
[慈悲でなく、憐みでなく。 邪気の抱える闇の本質は知らねば、 同情寄せることもないが、 報いに苦しみを求めるよりは、やはり願うは安寧。]
(48) 唐花 2015/02/19(Thu) 23時頃
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[それは邪気に影響された朋輩たちへも 少なからず及ぶことであろうから。]
可愛い弟分たちゆえに、手加減くださいませのう。 主の尊よ。
[微笑んで、ひらと紅の袖を翻す。*]
(50) 唐花 2015/02/19(Thu) 23時頃
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…―――――
[辰星は眠る。
代わりの涙は天に流れ、地に流れ。
安らぎの闇に浮かぶ星とならん。
夏日と、また名を呼べる日を想い描いて。]
[込み上げるは何の香りか。冬の香り。]
『…――忘れろ。忘れて良い。』
『我の事など、忘れてしまえ―――』
『此方に引き摺られるな。』
[忘却を望み、星は―――墜ちる。**]
/*
[この牙を向ければ独占できる、と。
叶わなかった願いのために。
黒亥は、黒蛇に呪いをかけた。
断ち切れぬ絆があると、知れず。
成就せぬ願いとは、知らず。**]
[背負う覚悟を決めて歩む巳の男。
嗚呼、吾は結局、報復ができなんだか。
誰にも…… 何も……――。]
『かなしい、なぁ……』
[居るだけで罪だと言われし己。
封じられるその身を恨み、嘆いて、哀しんで。
それでもまだ、誰からも見てもらえず、忌み嫌われ。
何時しか恨みは外へ向き、人を呪い、更に恨まれ。
それを繰返し繰返し積み重ね。]
[火の星を冠し、夏の陽の如く激情に流されし者。
智恵を持ち、能力あるはずの者が最後に願いし事は。]
『淋しい……――』
[忘れないでくれ。
同じく火の星を冠する男に対し、小さく小さく囁いた。
届いたか否か。其を知る前に、赤く黒い火の星は燃え尽きた。*]
―後の世―
[世が乱れたのは昔。
ようやく平和な世になると誰もが信じ始めた頃。
それでも街を離れれば、村へと足を伸ばせば、目に見える戦禍に昔を思い出さずにはいられまい。]
[上佐川。
夏陽を受けてきらきらと眩く川面を見詰める子は、親を知らず。名を知らず。
クロ。次郎。佐川。
どの名前で呼ばれても、その子は頷き返事をした。
取り立て困ることなく過ごしてきた。]
[けれど、心の内では思っていたのだ。
それは違う、と。
自分のことではない――――と。*]
―後の世―
[戦の面影が残る村。ひとりの少女が泣いていた。
大粒の涙を溢すのは朱金の目。
その気味悪さから皆からは蛇の目を意味する「鬼灯≪カガチ≫」と呼ばれ、捨てられたその子は親も知らず、名も知らず。
ただひとつ、己の中にあるのは大切な大切な、名前だけ。]
[ある夏の陽が降り注ぐ上佐川。
そこで佇み川を眺めながら、はらりはらりと涙を流す。]
何処にいるの……『しんしょう』……
[産まれ出でた時より持つ、誰かの名。]
あなたに逢いたいの
また、わたしの名を呼んでちょうだい……
[己すら知らぬ己の名。
それはきっとこの者が持っている、と何故か疑わず。
春の日も、夏の日も、秋の日も、冬の日も。
何処かにいるとも知れぬ名を呼ぶ。]
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[主たる神へと欠片渡して、零す吐息は安堵。 したが、気を抜いていられぬのは年嵩の性分と経験ゆえ。]
これ、和むも良いがまずは穢れ祓わぬか。 天の川で禊し、さっぱりするとよかろう。
[ん?と視線巡らせれば、 邪気に触れた面々の内何人が下を向いたことやら。]
血の穢れものう…はよう労らねば。
[微かに漂う血臭。 寅の仔が自らに立てた爪と叫びは夢路で聞いた。]
(99) 唐花 2015/02/20(Fri) 21時頃
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[案じるように視線送って、 そっと笑み浮かべる。]
もう傷つけるものはないゆえな。 労り、安らぐがよかろうて。
(100) 唐花 2015/02/20(Fri) 21時頃
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―昔昔― [しゃくり上げる小さな子の背中を優しく何度も撫でる。]
何故嘘をついたのか、のう。 それは我にも分からぬ。
けれど、当代のねずみは大層心優しいのでな。
猫もきっと、嘘をついた相手ではないと分かろうて。
[ぽん、ぽん、と一定の感覚で軽く背を叩く手のひら。 賑やかな戌と申の声に小さく肩揺らす子の頭をそっと撫でた。]
(109) 唐花 2015/02/20(Fri) 22時頃
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