147 書架の鳥籠
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[僅か俯き目頭おさえるグロリアの耳にも 止め木はずれる様な音と大時計の鐘の音は届いた。 驚きに肩を震わせ顔を上げる。 手はゆっくりと下ろされて胸元で握られた。 大時計を仰ぐその双眸は不安げな色を湛える]
急に、如何して。
[それまで止まっていたはずの時を知らせる機関。 響く音色と同じ時、少女のわらう声が聞こえる。 グロリアは凍りついたかのように動けぬまま。 席を立つ男の声――。 そう、サイモンが魔女狩りの始まりを告げる。 散る紙片の色が視界を過ぎり、――暗転]
(24) 2013/10/05(Sat) 14時半頃
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[猫足のソファーの肘掛けに撓垂れる肢体。 ピクと震える伏せられた睫毛は髪と同じ金糸雀の色]
――……っ、ん。
[目覚めと共に漏らされる声と吐息。 ぼんやりとした眸が景色を映し瞬いた。 ゆっくりと身を起こして、気怠さを払うように小さく首を振る]
(25) 2013/10/05(Sat) 14時半頃
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[グロリアは辺りを見回す。 ラルフとホリーの話す声に、ぱちりと瞬きする。 二人を順に見詰めてから釣られるように天を仰ぎ見ると 動き出した大時計、一定のリズム刻む秒針。 眺めるうち、意識失う前に聞いた少女の言葉を思い出し寄せる柳眉]
此処まで来たのに――……。
[ぽつ、と呟いて、胸元できつく拳を握った**]
(26) 2013/10/05(Sat) 15時半頃
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[魔女は帰って来たのだ。穏やかな時間は終わってしまった]
……魔女様、が。
[――"同じ存在"にしか聞こえない声で呟けば少女の、魔女の声の幻聴が聞こえた気がして口元を綻ばせた]
思い出しましたよ。
思い出しましたとも……
[哀しげに楽しげに苦しげに嬉しげに、魔女のそれに似た笑いが"声"に乗る
シメオンは思い出した。願いはどんな形で叶えられたのか、自分がどうなってしまったのか、全てを]
ねえ、君?まだ寝てるの?
[そうしてもう一人に呼び掛ける]
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[力を込めすぎたせいで爪は掌を薄く傷つけ赤い痕を残している。 手の痛みより心の痛みが勝り、その事に気づかぬまま 一瞬泣き出しそうな表情を過ぎらせた。 ホリーからの案じる響き>>31が聞こえると はっとして目許を一度手指でなぞり取り繕う]
――…ええ。 期待、していたから、少しショックで。
[受けた衝撃の一端をホリーへと漏らし]
ありがとう。 ……だいじょうぶよ。
[礼の言葉と少しだけぎこちない笑みを浮かべた]
(34) 2013/10/05(Sat) 16時半頃
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グロリアは、ホリーが、やっぱり、と続けた言葉に、ゆっくりと頷く。
2013/10/05(Sat) 16時半頃
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都合よくはいかないものね。
[堪えるような気配をホリーから感じるから グロリアは視線を少し落として]
あなたも、大丈夫……?
[同じ響きをホリーへと返した**]
(35) 2013/10/05(Sat) 16時半頃
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[ くすくすと嗤う 少女の声 ]
[ あなた、と ]
[確かにわたしに向けられた 言葉が、]
――…、嗚呼
[ゆっくりと、失ってた記憶を取戻していく。]
起きたよ、…そして
私もまた、思い出したところだ。
[亡霊は静かに、もう1人に静かな口調で語りかける。]
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思い出したか訊ねていたから…… 願いを叶えられた二人は其れを忘れていたのでしょうね。
本や星空を集めるのに飽いて――、 今度は人形集めをする心算みたいだけど、 人形なんて、此処には……。
[ホリーの声>>36を聞くとグロリアは記憶を手繰り寄せる。 そうして、考え纏めようと思う事を言葉にして ゆらり視線をめぐらせてみるのだけれど 少なくともグロリアの眸には人形の姿は映り込まない]
(51) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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魔女に頼めないなら――… 此処から出て、帰らなきゃ。
[グロリアは眠ったままの弟を思いまた手を握りしめる。 一度傷つけた場所に爪が食い込み、今度は確かな痛みを与えた]
魔女狩り、と、彼は言っていたような気がするけど ……其れは此処を出る為に、必要なのかしら。
[思案するように柳眉を顰めて 周囲の人々へ問いかけるようにあるホリー>>37へと視線を向ける]
(52) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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[ランタンの淡い光が夜色の眸に星を抱かせる。 ドーム状の星空よりも近くあるホリーの眸に一瞬みいる。 深い頷き>>38に似た思いを感じ、ひとりでないのだという安堵を感じる]
それなら良いのだけど。 一人で抱え込んでは苦しいから――… むりはしないでね。
[ホリーと言葉交わすうち落ち着いてきたのか ぎこちなかった笑みの形もやわらかなものへと変わった。 差し出されたハンカチーフにはきょととして手を緩める。 広げた手のひらにはホリーが痛くないかと尋ねた赤がくっきりと残っていた]
――…内出血、してしまったみたいね。 ありがとう、ホリー。 私は大丈夫だから、それはあなたが持っていて。
[気持ちだけ受け取り微か嬉しげに目を細める]
(54) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[オズワルドの尋ね>>50にゆると首を横に振った]
目がさめた時には、もう居なかった。
[確かめるように視線をめぐらせると カトリーナやピッパ、ボリスたちとの茶会の時には無かったはずの 書見台の上の本の存在に気付いた。 戻ってきたピッパ>>43もまたそれに意識を向けているよう。 レティーシャもまたそれに視線を向けるのが見えた]
――…あれ、って。
[本が置かれる書見台の方を指さして 誰か覚えのある人はいるかとそれぞれの顔を見詰めてゆく]
(56) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[願いを叶えて貰った、と。
確かに私は、魔女に願いを叶えて貰った。
そして、願いは等価交換なのだと 思い知る。]
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[不安げに映るホリー>>58の言葉に思案する間を置いて]
――閉じ込められたまま、でしょうね。 来たはずの道をたどっても出口には辿りつけなかった。 今までそうだったのに、急に出口が開かれるとは思えない。
念のため確かめてみるのも吝かではなけれど……
[徒労に終わるだろうか、とそんな思いが過るのは 時計の針が止まっていた時に嫌というほど探し歩いたから]
出来るかどうかはわからないけど ……少なくとも、彼――サイモンは、その気みたいに思えた。 探し物、って、そのためのものだったのかしら。 彼は見つけたとあなたに言っていたわよね。
[オズワルドへと呼びかけた彼の声>>#7を思い出し レティーシャに調査を任せようとする彼>>60に確かめる響き]
(62) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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思い出したなら
叶えてあげなきゃね、魔女様の願い。
[相手にだけ分かるように亡霊は目配せをする
どこか心酔したように、あるいは狂った信者のように、熱が籠った声]
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[ラルフの零した一音>>59にはたと瞬き顔を向ける]
どうかしたの?
[考えこんでいるように見えていたから グロリアはラルフが何か思いついたのかと 微か期待するような眸で見詰め、尋ねた]
(69) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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面倒だなぁ、あの男
[魔女狩りなんてさせるわけにはいかない。
やっと会えたのに]
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[ピッパの応え>>68に頷き]
私も、そう。 他の人達もそのようね。 探偵が調査しようとするくらいだもの。
[いつの間にか在った書見台と置かれた本。 指差すために上げた手を引き寄せながらも 本に何が記されるのか気にするように意識が向いた]
(72) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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[あたふたとした気配がラルフ>>73から伝わる。 彼から返る言葉にはたとした]
期待が滲んでしまっていたかしら。 ――…謝らないで。 個人的な、事? それも興味深いお話ね。
[何なのか問おうか問うまいか迷う間に ラルフから本の話題を出され]
ええ、何かの手掛かりがあるんじゃないかと 実は少し期待しているの。
[彼の思惑通りか、書見台の本へと視線を戻した]
(79) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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人形を…、と言っていたな。
それが、魔女の願いなら――
私達は 叶えないといけない。
狩られては、困る。
困るのだよ ――― サイモン君。
[苦汁を飲むような声が、滲む。]
…困るの だよ。
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[時折手の痕を案じるようにホリーの視線が向くのを感じる。 グロリアはホリーの優しさに触れた気がしたから 浮かべられた微笑みにさきほどよりも親しみを感じていた]
――…ん。 私も、ありがとう。
[逸れた視線>>74に気付きながら同じ言葉を返す。 弟にしたようにその髪を撫でたい衝動にかられるも 人目のある場所でその行為をして “子供扱いだ”と弟が拗ねたのを思い出し ホリーに同じ思いをさせたくはないと、こらえる事にした]
(103) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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[手当てをとホリー>>76に言われると、はいと返事をして頷く。 時がたてばそのうち消えるだろう赤い爪あと。 その手の甲にホリーの手のぬくもりが伝うと 重なる手と夜色の眸を順に見詰めて]
ホリーは優しいのね。
……、ありがとう。 抱え込んで苦しくなる前に――… あなたに話しにゆくから。
[頼るような言の葉をそっとホリーへと向けて微笑み合う]
(104) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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オズ、苦しそう?
[届く声から受けた感想を素直に声にして]
何にも苦しむ理由なんか無いよ、オズ。
皆死ぬわけじゃない、人形になるだけなんだから……。
[それはきっと、常人ならば口に出来ない言葉]
僕の弟と同じようにね。
[ポケットに感じる重みに、ほくそ笑んだ。]
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[レティーシャにより読みあげられる本の内容。 道標のように示された役とその人数]
――――……。
[十一人、とピッパの声が聞える]
サイモンが見つけたものがそれなら――… 彼を抜いて、ちょうどの数。
(109) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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――図書館のどこか、忘れ去られた本――
ある時代ある場所に、双子の男の子達がいました。
意地っ張りで素直になれないお兄ちゃんと、昼寝ばからしていてのんびり屋の弟、顔以外似ていない彼らはしかし仲良しでした。
二人は両親に愛してもらえていませんでした、互いが全てだったのです。
兄はこっちを見てほしくて、悪いことをしたり酷いことを言ってぶたれました。
弟はそんな兄を見ているのが辛くて、魔女に願いを叶えてもらいに行きました。
自分が傍らにいるだけでは駄目だと知ったのです、お父さんとお母さんの愛情が兄には必要だと分かったのです。
そしてきっと、自分もそうなのです。
けれど弟は二度と兄の元に帰って来ませんでした
だって、彼は魔女のお人形にされてしまったのですから!
―― 回想:いつか ――
『お気に入りだったのよ、でも返してあげる』
『どうしたの、会いたかったんでしょう?』
『あなたの可愛い可愛い弟さんよ?』
[くすくす、くすくす、魔女が嘲笑う]
『ほら、願いが叶ったわね、会えたわね』
[がしゃん、何かが壊れる音が心臓がある場所から聞こえた気がした]
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[視線を感じてそちらへと顔を向けるが 柔らかそうなレティーシャの髪が揺れるのが目に止まる。 視線は重ならぬままだから気のせいかと小首を傾げた]
魔女の願いを、叶える?
[カトリーナの声に不思議そうになぞり]
既に願い叶えられたふたりに向けられたものと思っていたけど そういう見方もあるのね。
[人殺しなどグロリアにとっても望むところではない。 悩ましげに柳眉を寄せて考えこむように視線を落とす]
(113) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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