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ああー…残念じゃ。まさかミシャのほうが先に落ちるなど…。
ふふふ。さぁて、かわいそうなヨリシロは、今日あの殺人鬼2名から逃げられるのかのぅ?
それはそれとして、モニカ様にはわらわの招待状が届いたようじゃな?
ほほほ。ようこそ、こちら側へ。
んふん。殺人描写はもちろんさせてあげようぞ?
とはいえモニカ様はわらわがやらねばかや。
お望みの死に方があればかなえてあげようぞ?
そうじゃのぅ。ミシャを問い詰めるならもうちょっとはようにきてほしかったかものぅ。
まぁ、それはわらわも言えた事ではないゆえ、詮無い事じゃな。
ふむふむ。皆の意思もやはりそちらか…。
時間の加速はやるべきことを終えたらぽちっとしつつそれとなく提案しておこうかの。
もう、一本道しかなさそうじゃしなぁ。ほほほ。
ああ、なんじゃ。メアリーは消えてしもうたのか。かわいそうに。
んふん。ぬし様はそういうのがお好みかや。
ふーむ。む。リンダ様の案はなかなかふぁんたじっくじゃのぅ。
あの二人の心を折る?
いやぁ、無理じゃろ。
[ころころと笑って、ラルフに答えた]
すでに正気は本人たちの自覚外じゃろうしな。
見えるものと見えないものを、それはそれはしっかりと都合よく解釈してくれそうじゃ。ほほほ。むしろその方が、のぅ?
というわけで綺麗に苦しく、見る者が悲しむ悲惨な死に様を。
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― メアリーの部屋 ―
[アイリスと共に輪唱の様にメアリーを疑う言葉を投げかけるとメアリーは微笑を浮かべていた、その歪さに背筋が冷えて思わず唾を飲み込む]
メアリーちゃん?
[吹雪の中に稲光が走り、アイリスの立つ扉側の窓に人影が反射したのが目に入った]
あれは――
[鈍色にどす黒い血をこびりつかせたハチェットを手にしたドナルドの姿を目にした瞬間、背中側のベルトに差し挟んでおいた包丁を抜き払って中腰にそれを構え、メアリーへと突進し腹部にそれを突き刺した]
(1) 2011/01/22(Sat) 01時頃
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[ごぷり、とメアリーの唇から血と形容するには黒すぎる液体が溢れ、糸の切れた操り人形の様にくたりとその場に倒れ、そのまま腹部と口から溢れる黒い何かがじわじわと広がっていくのを見る]
な、なんだ、これ……。
[メアリーが斃れると同時に、廊下側でも何かが倒れる音が響く]
――っぐ……。 うぇ……。
[手に残っているメアリーを刺した感覚に吐き気を覚えて口を抑える、アイリスは守れた事に少しの安堵も覚えたが――]
……え?
[モニカの呻く声にそちらを振り返ると、氷がモニカを捕らえてゆくのが目に入り呆然とそれを見つめる]
嘘だろ、だって……メアリーちゃんが悪霊、で…… 今、だって、アイリスちゃんを守れた、のに……なんで……
(3) 2011/01/22(Sat) 01時頃
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ところで大雪はさすがにわらわ達のせいではないと思うんじゃがどうなんじゃろうな。
わらわ達は期に乗じただけじゃと思う。
うむ。わらわのヨリシロの絶望感が甘露。
しかしやはり『幽霊がとりついても本人に自覚はない』という点はわからぬものか。わからぬわな。
どこかでヒントはだしていたつもりだったのじゃが。
むーん。どうしようかのぅ。どうやって伝えるかやはり思いつかなんだわ。
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モニカちゃん、モニカちゃん!
[氷に包まれたモニカに駆け寄り、氷を砕こうと何度も包丁を叩きつける、しかし氷は何度砕いてもすぐに元通りになってしまい、そのままただモニカが事切れる様を見る事しか出来なかった]
くそ……。 なんで、俺じゃないんだ……。
[刃が欠けボロボロになった包丁で再び氷を穿つも、すぐに再生され俯いて震える
するとポーチュラカの叫びが聞こえてそちらを振り向く]
(7) 2011/01/22(Sat) 01時半頃
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俺が殺したのは人じゃない。 あれは悪霊が憑いたモノだ。
[ぎゅっと包丁の柄を握りメアリーの死体を一瞥してからポーチュラカに向き直る]
……君も、そうなんだろ? 二人目が居るなら、君か、モニカちゃんのどちらかだと思っていたけど。 モニカちゃんが悪霊憑きなら、ここでこんな事になるわけがない。
[ボロボロの包丁でモニカの氷像を差し、怯えすがるポーチュラカを見据える]
……そういう、人間染みた演技はやめろ。 化け物め……!
[ぎりと歯を噛みならし、右手に力を籠めて包丁の柄を強く握りしめながら冷たく言い放つ**]
(8) 2011/01/22(Sat) 01時半頃
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さて、短時間だけ張り紙に情報解除したが口に出したのでもう一度封印。
んふん。すでに狂気に満ちているゆえ、正常な判断ができるかどうか。
少なくともヨリシロにはもう逃げ場はないがのぅ。
殺すならこれ以上のチャンスは無いがの。
逃げ出せたら、自分の部屋に閉じこもったじゃろうな。
[>>+37のイアンにくつくつ笑って]
ほんにぬし様は悪いお人じゃ。ヨリシロもかわいそうにのぅ。
わらわに取り付かれた時点で、ヨリシロが不幸になるのは確定事項じゃから、詮無いことじゃが。
あの子が死んだら、優しくしてやってくりゃれ? ほほほほ。
んむ。ミシャの言うとおりの予感もするの。
じゃがそれはそれでよかろうて。
そのくらい狂気に満ちていなければ……このペンションから生きて出る事は難しかろう。尊い犠牲の上に生き残る事のなんと素晴らしい事か。
ほほほほほ。
[*哄笑した*]
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[手にした包丁を逆手に持って振りあげ、アイリスの言葉には被せるように言葉を発する]
アイリスちゃん、これで終わるんだ。 俺達はきっと帰れるんだよ。
オスカーや、ドナルドや、イアン…… 何もしていない人を殺しておいて、あまつさえ殺した人の遺体まで弄んでおいてふざけた事言ってんじゃねぇ!
[憎しみの色を宿らせた眸でポーチュラカを睨んだまま、振りあげた包丁を振り下ろした**]
(13) 2011/01/22(Sat) 18時半頃
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