24 明日の夜明け
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― まぼろし>>6:+182 ―
……?
[相変わらず、涙はこぼれるままなのだけど。 きょとんと、目を丸くして、首を傾げた。
そんなに、おかしなことを言ったつもりは無くて。 置いてく気はないって、でもカメラ。とか。
分からないまま、つられて空を見上げた。 ぼやけた視界は、青くて黒くて―― 消えた]
(0) sayclear 2010/08/13(Fri) 01時頃
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店番 ソフィアは、掃除夫 ラルフをぺしぺし。一途なところしかお見せしてないじゃないですかっ!
sayclear 2010/08/13(Fri) 01時頃
店番 ソフィアは、厭世家 サイモンをぺちぺちしておいた。
sayclear 2010/08/13(Fri) 01時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
sayclear 2010/08/13(Fri) 03時頃
店番 ソフィアは、大事な事だから2度(ry
sayclear 2010/08/13(Fri) 10時頃
店番 ソフィアは、ぺちられて、うぬー(ぺちぺち返し
sayclear 2010/08/13(Fri) 10時半頃
店番 ソフィアは、双生児 ホリーも、うにょーんに巻き込んだ。うにょーん。
sayclear 2010/08/13(Fri) 10時半頃
店番 ソフィアは、によによ。
sayclear 2010/08/13(Fri) 10時半頃
店番 ソフィアは、にゃー(引きずり出され。一緒に引っ込んだひとも引きずり出した。ずるずる
sayclear 2010/08/13(Fri) 10時半頃
店番 ソフィアは、先輩いってらっしゃいー(ぶんぶん そしてactも制限なしなことに今気づいた
sayclear 2010/08/13(Fri) 11時頃
店番 ソフィアは、双生児 ホリーのまごころに、ほろり。
sayclear 2010/08/13(Fri) 12時半頃
店番 ソフィアは、素直に1d 6にしておけば良かったと後悔した。
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時頃
店番 ソフィアは、マーゴちゃん、アンカーアンカー!
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時頃
店番 ソフィアは、増えてるツッコミに にゃーん!
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時頃
店番 ソフィアは、双生児 ホリーをぽふぽふしつつ、思わずるーにゃんを疑いの眼差しで見た。
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時半頃
店番 ソフィアは、長老の孫 マーゴにぶんぶか手を振りつつ、ズリエルをぽふぽふ。国から出なければ問題ないよ!
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時半頃
店番 ソフィアは、・・・メアリー地学教えてー! あとアイリス先輩音楽ー!
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時半頃
店番 ソフィアは、数学を教えるとは口にしないらしい。こそこそ復習をしている。+34点めざし
sayclear 2010/08/13(Fri) 13時半頃
店番 ソフィアは、霧のつぎは数学が真のらすぼすだったのだろーか。
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時頃
店番 ソフィアは、ΣRECの利用先がきになりすぎる
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時頃
店番 ソフィアは、わーい、とありがたくズリエルからジュースを頂いた。こきゅこきゅ。
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時頃
店番 ソフィアは、花売り メアリーが居る時点で、たしかに と思わないでもなかった。
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時半頃
店番 ソフィアは、愛承知・・・あ、一発変換これなんだ 相性値は87かもね!
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時半頃
店番 ソフィアは、びみょ う
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時半頃
店番 ソフィアは、受付 アイリスの胸を、じー、っとみた。うらやましい・・・(じー
sayclear 2010/08/13(Fri) 14時半頃
店番 ソフィアは、減ったorz
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時頃
店番 ソフィアは、良家の息子 ルーカスになでなでされて泣きついた。わーんみんな裏切り者だー
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時頃
店番 ソフィアは、かみさまにまで負けたー(ぐしぐし
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時頃
店番 ソフィアは、落ちなくていいのよ とホリーの肩をぽむった
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時頃
店番 ソフィアは、始末屋 ズリエルを応援した。そうだったんだね・・・!
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時頃
店番 ソフィアは、だから かみさまー!!(笑
sayclear 2010/08/13(Fri) 15時半頃
店番 ソフィアは、真っ赤な誓いになるほどと頷きつつ、>>-752のイメージになごんだ。かわいいな!
sayclear 2010/08/13(Fri) 20時半頃
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[しろい記憶。 あと5分、て目覚ましを止めてお布団に潜りこむのを許してくれるような、やさしい白い世界。 でも、やさしい世界は、『あちらがわ』を見ることも、触れることも許してはくれなくて。 ただ、微睡みのなか、こえを聞いていた。
いかないで、とか。 わすれない、とか。 ――どうして? とか。
話したいことが、あったから。 聞きたいことも、あったから。
きっと、この瞳を開けて、身体を動かせたなら、追いかけてしまったから。 そうさせなかった白い世界は、やっぱり優しかったんだろう]
…… っ、て…
[本当の話し方も知らなかった。 そんな優しいこえで、どんな表情をして語るのかも知らない。 柔らかに落とされた感触の意味だって、知らないのに]
(31) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時頃
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まっ て …!
[こえの限り。 叫んだつもりの喉は、ひどく掠れていて、囁きくらいにしか響かなかった。
開かれた瞳に映ったのは、白いけれど、人工的な色の天井。 流れてくる電子音。蝉の声。誰かの話し声。
伸ばしたかった腕には、ぐるぐると重いほどに包帯が巻かれ。 軽く身動きするだけで、頭は痛いし、身体中が軋む。
そうして、もう。 自分は此方に戻ってきてしまったんだ と理解すれば。 既に濡れていた枕に、また、じわりと雫が滲みた]
(32) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時頃
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[瓦礫があと1cmずれていたら、右手小指を潰していたかもしれない、指の付け根から肘にかけての怪我と。 やたら打ったらしい頭の検査が念入りにされただけで、動けないわけじゃなかった。
だから動けなかったのは、心の問題。 両親や友達が、お見舞いに来てくれたらしいのも、全然覚えてなかった。
窓硝子に映る自分の目が、あの渦巻きみたいないろをしてたこと、それくらい]
…… いかなきゃ。
[ぽつりと零れた呟きも。 未だ日の昇らぬ窓の外も。 何も認識していなくて、ただ。
いかなきゃ、と白い月の昇る夜を、歩き出した]
(33) sayclear 2010/08/13(Fri) 21時半頃
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店番 ソフィアは、掃除夫 ラルフの鳩さんをなでなで。おつかれさまです。
sayclear 2010/08/13(Fri) 21時半頃
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……はぁっ、 ……ふ、
[大した距離を歩いていないのに、すぐ息が上がる。 街灯の少ない道に座り込んで、何度休憩したかは数えていない。
いくら田舎でも、真昼間に包帯と患者服姿で出歩いていたら、目立っただろうと。 夜中に出てきて良かった、とか。 夜が明ける前に、あそこまで着けるんだろうか、とか。 身体を動かしているうちに、思考も少し戻ってきていた。
ずっと夜だった世界では、疲れも感じなかったのに。 ぽた、ぽた、と街灯の下、アスファルトに黒く染みを作っていく、汗か涙か分からない水に、おかしな気分になって、すこし笑う。 それは明るいものじゃなかったし、引き攣った頬の筋肉は、痛みもしたけど。 わらった]
(34) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時頃
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― あかね壮 ―
こ、こ……?
[汗が沁みて、霞む目をこしこしこすりながら見上げた。 通りすがった事はあっても、それだけだったこじんまりした建物。
じじ、と虫の飛び回る音に時折遮られる街灯が照らす、302号室の郵便受けには。 きっと、あの日から減っていない郵便物が、乱雑に詰め込まれていた]
消火器の、下…… あった。
[ちゃり、と冷たい金属の感触。 握り締めたドアノブも、同じくらい冷えていた]
(38) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時頃
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― 302号室 ―
お邪魔、します。
[ノックもした。挨拶をして、待った。 その期待が応えられることはないと、知ってるのに。
ぱちりと点けた灯りに、少し目が痛んで、瞑る。 慣れてきて開いた目に映ったのは、あの部室を思い起こさせる、光景だった]
……どーして、君があれを持ってたのかとか。どんな花が好きだったのかとか。 そんなことも、知らなかったよ。
[コードの読み方も、書き込みの意味も知らない。 けれど全て、そらで口ずさめる曲。
本棚から腕に、そっと抱え込んでいく譜面を見ながら、まるでそれへ語り掛けるかのように、呟く]
(39) sayclear 2010/08/13(Fri) 22時半頃
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店番 ソフィアは、長老の孫 マーゴの笑みにびくびくしつつ、ホリーをずずっと壁から引き出してみた。
sayclear 2010/08/13(Fri) 23時頃
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突き抜けた曲の演奏でも、君のギターは繊細で優しいとこがあって、ひとりにしないでって、ないてるように聞こえることがあったんだ。 ……この部屋が、その理由なの?
[遠からず消えるだろう、部屋のすべてを覚えておこうとするように、スコアを抱えたまま、じ、とひとつひとつを見つめ。 なのに君は置いてくんだね、と呟いたのは、恨みがましいよりは、ただ寂しいいろだった。
そうして]
新曲、か……。
[自分の影が灯りを遮っても、机の上は白い月に照らされていた。 自分のため、ということは、ファンへの感謝とか、そういう曲だろうか。 そう考えても、譜面を見ても知らない曲は分からない。 音量を絞って、カセットをデッキに入れ。 目は、歌詞だけを追う]
(40) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時頃
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…… 、これ… っ
[聞いたことが、ある。 どうしようもなくひとりだと思った、あの時に。 励ますように聞こえた、ギターの音色。 一曲だけ分からなかった、最後の曲名。
そしてその うたは。 誰か、じゃない。 自分へ向けてくれたのだと、今更知って]
…っふ、 ……ばか、…っ、う、ふぇっ、…ふぇえええぇぇ……!
[どうにもならない。 何もしてあげられない。 何もかも、今更だった。
それが悲しくて、悔しくて、自分が許せなくて。 溢れに溢れた感情は、はじめて声となって泣き声をあげた]
(41) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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[テープの再生が終わっても。 干し方の分からない水溜りに、膝をついても。 ご近所に迷惑じゃないかとか、みっともないんじゃないかとか、全然考えられないまま、ただ。
ずっとずっと、泣き続けた]
(42) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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…… ん…、
[そうして。 気づけば、スコアを抱えたまま、床に転がっていた。 ちゅんちゅん、とさえずる鳥の声に、目だけを動かすと。
窓のむこうに、月はなく。 薄紫にひろがってゆく、明日のいろ。
夜明けが、みえた]
(43) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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― それから ―
[病院に戻ると、連絡を受けたのか、両親が揃って病室に居て。 それはそれは、こっぴどく叱られたのだけど、怒っているお父さんのほうが、呆けている自分より泣きそうな顔をしていたから。
ごめんなさい、と素直に零れたちいさな呟きを掻き消す勢いで、ふたりに抱きしめられ。 その暖かさに安心して、スコアとテープと、それから鍵を抱きしめたまま、眠りに落ちた。
ペンキみたいな、不自然じゃない、ただ青いいつもの空の下で。 ありがとう、と 叫ぶゆめを みた*]
(44) sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
sayclear 2010/08/13(Fri) 23時半頃
店番 ソフィアは、なんともいえない。
sayclear 2010/08/14(Sat) 11時頃
店番 ソフィアは、良家の息子 ルーカスに抱きつきダイビングー!(ぎゅむぎゅむ
sayclear 2010/08/14(Sat) 11時半頃
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[サイドテーブルには、スコアの束と、テープと鍵。 ラジカセも持ってきて貰ったけど、あれから結局聞く気にはなれなくて、一度も使われないままだった。
早くに目が覚めたほうだという話は聞いていたけど、誰のところへも訪ねられないまま、少しずつ枯れていく青い空を、今日もただ、見上げていた]
…… はい。
[ノックの音。 でも意識は、空の向こうへ向いたまま、起きてはいたから、ぼんやり返事を返した]
(87) sayclear 2010/08/14(Sat) 16時頃
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…… 、
[頭に手を置かれて初めて、のろりと瞬きしてテッドを見上げ。 にへ、と笑ってみせるも、それはいつもよりは続かなかった]
……うん。やらなきゃってこと、やったら。 あと、何していいのか、わかんなくて…… 、
[溜め息のついでのような、かすれ声で呟き。 そうしてまた、空を見上げる]
……なんであたしは、こっちに居るんだろ。
(89) sayclear 2010/08/14(Sat) 16時頃
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そう、なのかな。
[怠げに右手を少しだけ持ち上げ、包帯から覗く小指を見つめる。 付け根に入った、切れ込みのような、輪にも見える、桜いろの痕]
置いてかれるよりは、置いてくほうが良かったかもしんない。 ……うん、……あの日常にずっと居られないなら、戻ってきたくなかったのかも しれない。
(91) sayclear 2010/08/14(Sat) 16時半頃
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…… 知ってるよ。だから言わなかった。
[ぱた、と右手を下ろし。 溜め息をつくひとを、少し困ったように笑って見上げ]
置いてかれたくないって、言うつもりなかった。
……でもさ、……もう、どうしようもないじゃん。 心配なら、へこむんなら、そう言ってくれればいーよ。 でも、…… どうしようも、ないじゃん。
[此方からも、たぶん、其方からも。
嬉しくないと言われれば、困らせてるのは分かるけど、ぽっかり穴の空いたこころは、前向きな言葉を生み出してはくれなくて。 目を逸らせば、そろそろ乾涸びるんじゃないかと思っている頬に、雫が伝った]
(93) sayclear 2010/08/14(Sat) 17時頃
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……何処へでも飛んでっちゃうのは、昔からだから気にしてないよ。
[水の膜でぼやける空を眺めながら、やっぱり、はっきりと肯定は返せなかった。 足を引っ張りたくないとか、今更だよなぁ、とは思いつつも]
それに、その事をあたしがどーにか出来るとも思ってないし、したいわけじゃない。 ……勝手なのは、あたしだってば。勝手に、置いてかれたくないと思ってて、勝手に、置いてかれる気になって……
[ぎゅ、と小指を握りこむ。 未だ引き攣る腕が、痛みを感じるくらいに強く。 そうすれば、いつもの感覚が少しだけ戻ってきて、にへりと笑えたから]
……だから、……ごめんね。言った事取り消せないのも、今更、どーしようもないけど。 気にしないで。ちゃんと分かってるから。大丈夫、だから。
(95) sayclear 2010/08/14(Sat) 17時半頃
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……今回くらい、大目に見て欲しいなぁ。いつもは上手く出来てたんだから。
[強く握り過ぎてぎこちない手を解きながら、困ったように笑う。 何かを思い出そうとするように、ゆるゆる目を閉じて、掠れた息を吐き出した]
でも、ほんとに大丈夫なんだよ。 あと1年だけ、お兄ちゃんで居てくれたらいいんだ。
もう追いかけない。会わない。お兄ちゃんて呼ばない。 だから、お兄ちゃんが気にするようなことないし、……あたしも、何も悲しまない。
[ちゃんと卒業できるよ、と。 写真とカメラがちょっとだけ嫌いになったあの日から、少しずつかたちづくってきた決意を、口にした。
笑うのは。上手くいきそうになかったから、しなかったけど。 ちゃんとはっきり、言えたと思う]
(101) sayclear 2010/08/14(Sat) 18時頃
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本気だよ。
[閉じた目蓋には、何も映らない。 だからその表情は見えなかったけれど]
っ、なん で。
[その声に、びく、と震えた。 無意識に布団を握り締めて、窺うようにおそるおそる、テッドを見上げる。
肩の荷が下りたとか、これでお父さんに理不尽に責められることもなくなるなとか。 そういう言葉しか予想してなかったから、どうして怒ってるのか、全然分からなくて]
……だ、って。ずっと、一緒だったから。 それくらいしないと、あたし、卒業出来ないんだ。
(119) sayclear 2010/08/14(Sat) 21時頃
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[謝ればいいのか、それか自分も怒ったらいいのか。 見当すらつかなくて、ただ、きょとんと、僅か怯えのいろを含んだ眼差しを向け]
足引っ張りたくないんだよ。……寂しいとか、置いてかないでとか、我侭言って困らせたくない。 上手く笑えなくて、せっかく良い気分だったとこ、気分落としたりして欲しくない。
ずっとそう思ってたけど、傍に居ると、やっぱり甘えてたくて、だから高校までって、やっと決心したのに。 あたしだって……、お兄ちゃんが大事で、…… だからっ、そう決めたのに。
(120) sayclear 2010/08/14(Sat) 21時頃
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……なんで、そんなこと言うの。 さきに置いてったのは……お兄ちゃんじゃんか。
ファインダー越しの景色だけ追いかけてたらいいんだよ。 邪魔しないし、何も言わないって……言ってる。
なのに、なんで、……
[逆恨みだと分かってる。 でも、自分だってやっと、決心がついたのに。
そう思えば、言葉は止まらなかった]
(121) sayclear 2010/08/14(Sat) 21時頃
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言われてはない、けど
[手を当てる仕草や溜め息に、いちいちびくつくのが情けない。 布団を握り締めたまま、くちびるを噛む。 でも最後の意地で、視線は逸らさないまま]
……お兄ちゃんの為じゃないよ。あたしが、邪魔したくないだけ。
おんなじものが見えてると思ってて、でも、お兄ちゃんの写真が映す風景は、あたしから見えるのと全然違ってて。 ……お兄ちゃんには分かんないよ。勉強だって、出来るひとは出来ないひとが、どうしてそこで躓くか分かんないんだ。
それとおんなじ。……先に行けちゃうお兄ちゃんには、置いてかれるほうの気持ちなんて、分かんないよ。
[八つ当たりもいいところだと、自覚はある。 言ってはいけなかったのかもしれない。
今更に、自己嫌悪の波が押し寄せてきて、瞳から零れそうになったから。 布団にもぐりこんだ]
(124) sayclear 2010/08/14(Sat) 22時頃
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店番 ソフィアは、花売り メアリーを引きずり出してぎゅむってからフィリップのほうへ押した。えいや。
sayclear 2010/08/14(Sat) 22時頃
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……あたしのこと、ネガティブだって言うけど。 お兄ちゃんはポジティブ過ぎるよ。
[潜り込んだまま。 撫でられて、くぐもった声で、ぐす、と鼻を鳴らす]
そうやって甘やかすから。 あたしから卒業しなきゃって思うのに。
てゆか、お兄ちゃん扱いは、ほんとは不本意だけど、後ろには居て欲しいって。 何それ、告白みたいに聞こえる。
[もうちょっと言葉選びなよ、と。 おかしかったのか、涙声なのに、くすくす笑いが布団の隙間から漏れた]
(132) sayclear 2010/08/14(Sat) 22時半頃
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…… 無茶を、
[してるつもりはないんだけどな、と。 のそのそ布団から顔を出して、やっぱり少し、困ったように笑う。
泣いたせいなのか、笑いすぎて涙が出ただけなのか、判別出来ない目元をこすりながら]
そりゃ、どーせあたしは鈍いけど。お兄ちゃんほどじゃないよ。 無茶してんのだって、どっちだか。
[左腕に、手を伸ばす。 触れはせず、ただ腕のラインを伝って、その手を取り]
……知らないよ? あとで面倒になって、後悔しても。 あの時別れとけば良かったって思っても、離してあげらんないかもしれないよ。
[そう言いつつ、握るでもない手のちからは、簡単に払えるほど弱く。 窺うように見つめる眼差しは、瞬きの間に、ついと逸れそうなくらい、曖昧だった]
(135) sayclear 2010/08/14(Sat) 23時頃
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―― X Day ――
……。あ、あ……。
う、ここ…どこ…。なに…が…。
うそ…。
[事故が起きた時――実はまだ、彼女は、生きていた]
[感じたのは、地獄。熱と、砂と。煙と。痛み]
[購買の外、に居た事が、正解だったのか、どうなのか。あの時。衝撃に気を失った彼女は、幸いにも無人機の直撃を受けることなく――購買部を吹き飛ばしたその爆風で、高く、その身を飛ばされて。グラウンドの中央に、背中から落下した]
……ふ、ふ…あ…。
[息が戻ったのは、奇跡だったのだと思われる。背骨も折れていたはず。だが、彼女は、立った]
助けを…助け…よばなきゃ…。
[どんなにゆっくりでも、何かに取り付かれる様に――。視界の端に、燃える伝説の樹が見えたが、特に何も思う事は無く]
皆…誰か…誰、か…。
[その姿は、まだ残っている部分の、校舎へと消えていった]
[しかし――当局の記録には、ある、決定的な証拠が残っていると囁かれている]
[電話の横に、血でかかれた――生存者と犠牲者の、場所と、数字]
[そして――]
『ともだちを たすけてください』
[という ダイイングメッセージを写した、記録写真が――**]
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お互い様、か。……そーかもね。
[重ねられた手に、小学生の遊びのように、ぽふりともう片方の自分の手も載せ。 くすくす笑う]
分かんないから、あたしは不安になる。 分かんないなら、とりあえず信じろって、お兄ちゃんは言うんだね。
[真っ直ぐ合わせられた眼差しに、やっぱり笑みには少しだけ、困ったいろが残っていたけれど。 一度目を瞑り、一つ頭を振って、再び見上げた瞳に、憂いは無く]
……うん。知ってる。 だから、――信じるよ。
[布団を退けて、にへり笑うと抱きついた。 動かすのを怠けていた身体は、あんまり力が入らないけど。 今のすべてで、抱きしめた]
(148) sayclear 2010/08/15(Sun) 00時頃
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