人狼議事


112 燐火硝子に人狼の影.

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【人】 露店巡り シーシャ

――調理場――

[話をしつつも、調理の手は止めない。
 メアリーが綺麗に剥いた野菜や、ソーセージなどが鍋の中に浮かび、胡椒やハーブの香りがほんのりと伝い来る。]

あァ。人狼……は、本当に、いる。
そン時の村じゃ、最後まで、誰も人狼が誰なのか判らなくて。
気が付いたら、自警団も、村人たちも、みぃんな――死んじまった。

[さっきも不安そうにしていた、今も困惑の色を見せるメアリー>>1:68に。
 男が紡ぐ言葉は、至って淡々とした響きになっていた。
 ……空いていた左手は、銀の十字架の方に、また寄っていた。]

っと。もうこれでシチューは完成、だな。
人数分の食器に取り分けて、持ってっちまおうか。

[けれど料理人として言葉を紡ぐ頃には、また屈託のない顔色と声色に。]

(1) 2013/02/05(Tue) 00時頃

【人】 露店巡り シーシャ


………って、あァ。それもそうさね。はは。

[首を横に振るフランシスカから「人の事は」なんて言葉>>1:69を貰ってしまい、苦笑いが洩れる。
 その言葉の前に置かれた間。その視線の行先。
 漠然とだが、漸く彼女が何を見ていたのか、思い当たった。]

ん、と。フランシスカ、か。
オレはシーシャ・ウェイ――シーシャって呼んでくれりゃ良い。
宜しく、な。

[クロスのことにはここでは触れないまま。
 二人の後から己も名乗り、それから、フランシスカを見送った。]

(2) 2013/02/05(Tue) 00時頃

 「サリス」――…?


[響きに覚えがあれどすぐには思い至らない。
シーシャと名乗る彼の紡ぐ言葉を聞くうち
思索にふける間が、少なからずあいた]


―回想/十数年前の或る夜―

[長期休暇でこの町の別荘を訪れていたある日。
飢えを覚え獲物を探しに町に出た。
煌々と輝く月が照らす中、見つけたのは一人の少年。
己よりも少しばかり年上に見える。
人の姿であれば力負けする可能性も否めない相手だったが
リヒトは金色の獣の姿へと変じ、人気のない通りで彼に襲いかかった]


 ――…グル ゥ


[低い唸り声をあげ、組み敷いた少年を見下ろす。
もがき逃げようとする彼の腕を押さえつければ
喰うものと喰われるものの立場は歴然となろう。
たすけて、とサリスなる少年が言うを聞きながら
金色の獣は心臓のある左の肩に薄い傷をつけその血を啜った]


[獣の舌に触れる命の味は甘美。
口腔に広がるその香に酔うように翡翠が蕩ける]


 良い声で啼いて呉れる。


[愉悦滲む人の声が赤く裂けた獣の口から零れた。
助けを求めた者がこれまでいなかったわけではない。
けれどその度、黙殺し飢えを満たしてきた。
今度もそうなるはずだったのに]


 サリス、か。
 私と同じになるなら、見逃しても良い。


[獣はわらいながらそんな事を言った]


[傷口をなぞるように幾度か舌を這わせる。
サリスの流した血と獣の唾液が混じりあい
人気のないその道にぴちゃりぴちゃりと濡れた音が響く]


 今宵は気分が好い。
 あの月に免じて、喰うのは止めておこう。


[気まぐれだと言わんばかりの言葉を紡ぎ
組み敷いた獲物の腕から前足を退ける。
いつの間にか意識を失ったサリスに届いたかどうかは知れず
じ、と翡翠は閉ざされた彼の目許を見つめた]


 夜に出歩くのは止めておけ。
 次に会うことがあれば――…


[二度はないとでも言う風に呟き
サリスの流した涙をぺろと舐める。
口にはあわなかったのか、獣は、つ、と顔を背けて]


 やはり血肉でなければ、満たされない。


[分かりきった事を口にする。
人間と己が違う存在なのは知っている。
相容れないと理解していたから割りきっていたはずなのに。
いつか命取りになるやもしれぬ気まぐれをゆるしてしまうのは
どこかに甘さが残っていたのかもしれない。
金の獣は獲物の命を奪わぬまま、再び闇へと姿を消した]

―回想/了―


 ――…昔、そんな名を聞いた覚えがあるな。
 会ったのは一度きり。
 それからどうなったかも知れない相手だ。


[ぽつり、つぶやきを漏らす。
シーシャという名であると認識していた男が
サリスと名乗り直せば、ピクと柳眉が跳ねた]


 まさか――…


[悪い冗談でも聞いたかのように信じられぬといった風の声]


【人】 露店巡り シーシャ

[シチューをこうして作りはしたものの、広間の皆に食べて貰えるという保証は無い。
 異常な事態、例えば毒を疑う者が居たとしても、致し方無いのだろう。]


テッドの坊主も、腹満たして、落ち着いてくれりゃいいんだが。

[あの時自警団員が口にしていた名>>1:38を思い出しつつ、ひとりごちていた。]

(12) 2013/02/05(Tue) 00時半頃

【人】 露店巡り シーシャ



ん、アイリスちゃんの分、か。

[「1人きりじゃないと」などと彼女は言っていたが――。
 少しの間だけ考えて、メアリー>>4に頷いた。]

そうだな。あの子も呑まず食わずじゃ死んじまう。
作り手として、オレがシチューを届けに行くさ。届けに行く。

[彼女の部屋はどの辺りだろう、とぼんやり思いつつも。
 メアリー>>7にうんと頷き、水だけを求めて部屋に戻ったフランシスカの分は除いて、9枚の皿を手分けして持っていく。
 鍋の中には、まだそれなりに十分にシチューが残っている。]

(13) 2013/02/05(Tue) 00時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

――昨夜・広間――


よ、お待たせぃ!
シーシャ・ウェイとメアリー・ヒューズの自信作、ご賞味あれ!


………じゃなかった。
えェと。良かったら食ってってくれ。

[>>1:67あの時聞いた名字の方も添えて述べた口上は些か場違いな響き。
 ともあれ、何人がシチューを食べてくれるかは知れないが、テーブルの上に手早く並べていく。
 実際、もう既に広間に居ない者も居た>>5。]

(15) 2013/02/05(Tue) 01時頃

【人】 露店巡り シーシャ


じゃ、アイリスちゃんのとこにも、持ってくか。

……………、

[一通りの夕食の準備と、後片付けとを経て――。
 やがては長い一夜の中で、ひとり部屋に戻って眠りに就くこととなる。**]

(16) 2013/02/05(Tue) 01時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/02/05(Tue) 01時頃


【人】 露店巡り シーシャ

――昨夜・→アイリスの個室――

[ルーカス>>17の、メアリー>>18の感想を聞けば、自然と笑みは零れていた。
 美味しい、と言ってくれる人々に小さく感謝を述べてから、自分もシチューに口をつけたものだった。
 それから、また少しだけ後のこと。暗い廊下で一人きり、その人の部屋の前に立つ。]

アイリスさん――ちょっと良いかい?

[皿を片手にノックするも、返事は無い。
 思い切ってドアノブに手を掛ければ、簡単に戸は開いた。
 一呼吸してから、そっと声を掛ける。]

一人じゃないと拙いトコで、悪ぃんだけれどよ。
……アイリスちゃんも、これ、食ってけ。

[テーブルを見下ろしたままの少女には、シチューに口をつけるだけの気力も無いのかもしれない。
 それでも、扉の傍にもう一つあった小さなテーブルに皿を置き。部屋から出た。]

(21) 2013/02/05(Tue) 01時半頃

【人】 露店巡り シーシャ



可哀想に、な。可哀想だ。
あんな自警団のヤツらに担ぎ出された所為で。なァ、

なァ、アイリスちゃん。
なァ、――― ――― 。

[左手指をそっと噛む。尖りきらない人並みの歯が、指の腹に痛みを与える。
 知っている。この少女を狩ろうとする者の存在を。
 それでも男は何も語ることなく、空き個室の一つで、ひとり夜を越していく。**]

(22) 2013/02/05(Tue) 01時半頃

[シチューで満たされる飢えではなく。
ドアの向こうにある食事を本能が求める。
リヒトを待つか、否か。]


ねえ、リヒトさん。
……もう、食べてもいいですか?

[がっつくようではしたないとは思うものの、
発した声には焦れた響きが混じっていただろう。

狩ってもらう食事を楽しみにする部分もあったが。
リヒトが手が離せないようなら、
己の手で食事を始めるかもしれない。]


[これは未だ眠らない昨夜のこと。
 リヒトから返ってきたこえに返したのはただ小さな嘆息。]


そ、っか。

[「まさか」、と。そんなこえも聞こえてきた。
 ミドルに対しはっきりとサリスと名乗った男は、この時、それ以上何も言わなかった。]



[―――の、だけれど。]
 


[もう人々の寝静まってしまっただろう、深い夜のこと。]


…………は、

[左の肩口、古傷の場所がじくりと痛む。
 この夜はとりわけ酷く苦しく、上手く眠ることができないでいた。]


あんたの、気紛れ、で、
こんな、苦しい、思い、 ッぐ、あ……

[あの時の獣の言葉は、曖昧な意識の中で、確かに届いていた。
 今、夢とも現ともつかない心地で零すこえは、あの時の少年のように惨めに震えた声のいろ。]


[何時かの言葉が、痛みと共にぶり返す。
 サリスはそれでも人のまま。リヒトと、「人狼」と同じになれているとは未だ思えない。
 けれど、見殺しにするという形で。更にミドルにアイリスの居場所を意図せず教えるという形で。人狼に与している。
 それに、人狼が力を得れば、あんな憎らしい自警団なんかだって――。


 娘が狩られるその現場に、サリスが現れることは無かった。
 男が皆の前に姿を見せるのは、朝になってからのこと。**]


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/02/05(Tue) 08時頃


―昨夜/アイリスの部屋―

[夜闇に紛れるようにして男はアイリスの部屋を訪れる。
扉の鍵は掛かってはいなかった。
音立てぬよう扉を開けて中へと身を滑り込ませる。
後ろ手に扉を閉め、明かりを消すのは念のため。
男は気配を殺し獲物の傍へ忍び寄る]


 アイリス、――見極める者よ。


[まどろむ彼女を現に呼び戻すように掛けられる声。
彼女の意識が覚めるのはややしてからだった]


 おはよう。お邪魔してるよ。


[其処にあるのが当然であるかのように男は女の傍らで微笑む]


[来訪者の存在にアイリスが驚くのも当然の事。
彼女が息を吸い込む気配に、男の手が動いた。
悲鳴があがる前に開かれたその口を塞ぐ]


 まだ夜更けだ。
 他の者の眠りを妨げてはいけないよ。


[窘めるように年下の娘に言い聞かせる]


 見極める手間を省きに来た。
 ――…私が、キミたちの探す者だ。


[に、と口の端を持ち上げて男は人狼であると告げた]


[驚きに見開かれたアイリスの眸に映り込む男の顔。
人であったその姿は金色の毛並みに覆われてゆく。
人とも獣とも言い切れぬ姿は物語の中の人狼そのもの。
完全な獣の姿にも変じられるがリヒトは態とその姿を見せつける]


 力があると自警団に知られねば
 こんな事に巻き込まれる事も無かっただろうに。
 ――…災難だったな。


[災難の一言で済ませるには酷い未来。
彼女の命運を握る人狼は冷えた声音で彼女に囁きかけた。
裂けた赤い口許からは生暖かな息がこぼれその耳朶に触れる]


 処刑などされて堪るか。


[低い呟きを聞けたのはアイリスのみ]


[恐怖に顔を引き攣らせるアイリスを横目に見遣り
口塞いだまま、もう片方の手でとらえた腕に力を込める。
鋭い爪が彼女の肌を裂き、その肉に食い込んだ。
逃れようと藻掻いた彼女の手が人狼の鼻先を掠める]


 逃がさない。
 暴れれば余計に痛い思いをするだけだ。


[諦めろと慈悲なき声が落ちる]


 キミの命が我らの生きる糧となる。


[そう紡いだ口が大きく開かれて女の白い喉へと寄せられた]


[硬い何かを噛み砕く鈍い音が獣の耳に響く。
断末魔の叫びが宛てがわれたままの手に消えて]


 ――…。


[間もなく意識を失い息を引き取る気配がその掌に感じられる。
事切れた女の肢体がくずおれる前に
人狼は彼女の口許から手を外しその腰を抱きとめた。
咥えたその喉から迸る血潮が人狼の口腔を満たしてゆく。
甘く芳しい女の血は芳醇な葡萄酒よりも人狼を酔わせるよう。
コクリと上下する喉骨。
一口では飲みきれぬ赤が床に散り
月明かりの下、何よりも鮮やかな花を咲かせた]


[彼女の首筋から人狼の牙が引き抜かれる。
男の腕に余る細い腰を支えながら
赤く彩られた床にアイリスを横たえた]


 ミドル、待たせたな。
 狩りは滞り無く済んだ、食餌の時間だ。


[リヒトと名乗る人狼は漸くミドルとサリスに意識を向ける]


 今の内に腹を満たして力を蓄えておくといい。
 見極める者が屠られたとあれば
 自警団の警戒も更に厳しくなるだろう。


[自警団は元より解放する気はなかっただろうが
容疑者として集められた者たちも
半信半疑であった人狼がいると知り変化があるだろうと思う**]


[昨夜聞こえた嘆息と短い応え
もう会うこともないだろうと思っていた相手との再会を
受け止めた獣の心中は複雑なものだった。
己の聲を聞き言葉を交わす彼を仲間と思う反面
牙を持たぬままである事を仄かに残念に思う]


 ――…嗚呼。


[染まりきらぬならば喰ってしまおうか。
あの時聞いた声と血の味は好ましいものだったはず。
アイリスを手に掛けた張本人は何食わぬ顔で自警団に
彼女の死を伝えながら、ひそやかにわらう**]


【人】 露店巡り シーシャ

[昨晩ひとりきりでアイリスの部屋を訪ねた時。
 少し離れたケイト>>29の視線には気づかなかった。
 故に、特に声も掛けることなく、ただ自室へと引き返すのみ。]


…………

[おいしい、の感想を貰った時>>27、やはり零した小さな笑みも。
 もう、男の顔からは、失せていた。]

(44) 2013/02/05(Tue) 18時頃

【人】 露店巡り シーシャ

――翌朝・自室→調理場――


…………は、

[上手く寝付くことができず、常よりも遅い起床。
 やや伏しがちな目のまま、適当に身形を整えて廊下へと。
 それでも真っ先に調理場へと向かってしまうのは、まるで料理人の性質のよう。
 さて、其処には既に先客の姿が。]


ん、おはよう……。
メアリーちゃん、フランシスカ……さん、

えェと……朝飯はそれで大丈夫そうかね?

[調理場に入ったのは、丁度、シチューの残りの話が出ていた頃>>43
 湯気は立ち、齧られた林檎>>40もちらと見えた気がした。
 男は一先ず、広間にでも持っていく軽食を探そうとして――]

(45) 2013/02/05(Tue) 18時半頃

シーシャは、メアリー>>43が髪を結わえる様を、瞬いて、何処かぼんやりと見ていた。

2013/02/05(Tue) 18時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[どの位してか、後ろの廊下の方から、幾つかの足音が響く。
 それはアイリスの部屋に向かう者たち>>35のもの。]


朝っぱらから騒がしい、な。
騒がしい。何が……

[やや目覚めの悪い頭のまま、瞬く。
 ある一つの可能性を察したのは、ややあってのこと。
 男は調理場に背を向け、再び廊下へと。]


……ちょっと、行ってみるわ。

(46) 2013/02/05(Tue) 18時半頃

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