151 雪に沈む村
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少
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全
クシャミに1人が投票した。
カルヴィンに5人が投票した。
カルヴィンは村人の手により処刑された。
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ソフィア! 今日がお前の命日だ!
2013/11/28(Thu) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ソフィアが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、クシャミ、ジリヤ、トニー、バーナバスの4名。
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[細々と本の上で動く人々の向こう側、ソフィアが本を眺めながら問いかけてくれば>>60、うん、と青年は大きく頷いた。 閉じられた本は、大切そうにソフィアの腕の中に抱かれて。]
うん。そういってくれると、安心して眠れる。 よろしくね。
[力強いソフィアの言葉に、青年は前髪のした、ヘーゼルの眼を細めて笑った。]
お釣り?
[お釣りが出るほど渡したのだろうか、なにせ初めての冬で、預けたことなどないものだからちゃんとした金額はわからない。]
うん、じゃあ。また春に。 しっかり覚えててよねー。
[俺が寝ぼけているうちに渡すの忘れないでね、と茶化すようにしてケラケラ笑う。 そんな頃合だったろうか、控えめなノックの音が聞こえたのは。>>5:41]
(0) 2013/11/28(Thu) 01時頃
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>>68 うおっ…!
[しっかり掴まってろというやいなや、龍の背中がぐらりと揺れる。 そして、何度か翼をはためかせたかと思うと、いつの間にか宙に浮いていた。]
すげー!飛んでる…!
[数日前、ドナルドに肩車をしてもらったとき、空を飛べたらこんな感じなのだろうかと思ったが、実際には、それよりも遥かに心地よかった。 その感動はきっとカルヴィンにも伝わっただろう。]
(1) 2013/11/28(Thu) 01時頃
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>>69 シンプルにもほどがあるだろ…
[胸を張るカルヴィンに、呆れたように言った。 十数分の空の旅を終え、到着したのは洞窟。 ただのほら穴だ。 もちろん、家具などいっさい無い。 ここでカルヴィンどんな生活を送ってきたのだろう。 トニーには想像がつかなかった。]
(2) 2013/11/28(Thu) 01時半頃
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…カルヴィン…?眠るだけだよな? 死ぬわけじゃねーんだよな?
[眠くなった、と静かに身体を横たえたカルヴィンに、確認するように、訊ねる。 そういえば、さっきの「いなくなる」の答えをまだ聞いていない。]
「なあ。トニー。また、この村に帰ってきてくれる?」>>5:71
[それが、「答え」だろうか。 また会えるから、帰ってきてほしい、と。 トニーには、そう聞こえた。]
あったりまえじゃねーか! だから、冬が終わったら、ちゃんと起きろよ!
[力強く答える。 それを聞くと、カルヴィンは安心したように、眠った。
消え入りそうな、感謝の言葉を残して。]
(3) 2013/11/28(Thu) 01時半頃
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カルヴィン!?
[一瞬、カルヴィンが死んでしまったのではないかと思った。 慌ててその巨大な身体に耳を当てる。]
…ったく。驚かせやがって…
[まだ息もあるし、脈も伝わってくる。 どうやら、長い眠りについただけのようだ。 心から安堵のため息を漏らす。
そしてしかめっ面を、ふっと、笑顔に戻し。]
…こっちこそ、ありがとな。 空飛べて、楽しかった。 帰ってきたら、土産話、たっぷり聞かせてやるからさ。 それまで、ゆっくり休めよ。
[そうして、龍のカルヴィンの身体をぽんぽんと叩き、カルヴィンの“家”をそっと出て行った。 冬眠の邪魔にならないよう、足音をたてないように、そっと。]**
(4) 2013/11/28(Thu) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/28(Thu) 01時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/11/28(Thu) 01時半頃
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/* あら、クシャミってば優しいわ……!>>0
と、思ったらメモ! 気になさらないでね、ソフィアのメモを私が見落としていただけなの、よ……(失意体前屈)
(-0) 2013/11/28(Thu) 02時半頃
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―ソフィアの店―
[ノックに戻る返事を聞けば、そっと扉を押し開いた。 店の中には、探し人たるソフィアの他に、クシャミの姿まである。 束の間、目をゆっくりと瞬かせたのは、ソフィアの雰囲気と、彼女の抱えた本ゆえだ]
……あら、どうやら先を越されてしまったみたい。 クシャミったら、抜けがけは酷いわ。
[大真面目な顔で、冗談めかした言葉を掛けた。 少し置いてから、悪戯っぽく微笑む。
店内に踏み入って、立ち止まるのはソフィアの近く。 刺繍の施された鞄を開いて、中から色とりどりの花のコサージュを取り出した]
(5) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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[スミレに勿忘草、アネモネやスノードロップ。 青や紫の花を基調に、淡い色の花を合わせたそれは、春の花で作った花冠を模している。 細い糸で編み上げた代物で、本物とは程遠い。 けれど、それぞれの花の特徴だけはきちんと捉えている]
ソフィア、貴女にこれを差し上げようかと思って来たのよ。
[言って、ソフィアへとコサージュを差し出した。 彼女はいったい、どんな顔をしたのだろうか。 ……どんな反応が返るにせよ、ジリヤの答えは変わらない]
(6) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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ねぇ、ソフィア。 私は冬が好きよ。雪と寒さが生み出す風景は、綺麗でとても心惹かれるわ。
……でも、長い冬がとても寂しい季節である事も事実なの。 厳しい寒さが染み入って、心まで凍えさせてしまうという人もいるわ。 暗く色彩の薄い世界に、倦んでしまうと言う人だって。
[ゆっくりと語りかける話は、ジリヤが知ることのない冬のもうひとつの側面だ。 きっと、彼女にとってはそうした印象の方が強いのであろう、厭わしい姿を纏う『冬』]
だから、貴女に冬を好きになって欲しいとは言えないわ。
(7) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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――でも、冬が過ぎれば春がやってくるのよ。
常秋のこの村の、10年に一度の短い春。 村を沈めた雪が溶け、草木は一斉に芽吹き始めるわ。 そうして春を喜ぶように、沢山の花が咲き乱れるの。
[ソフィアにとって春の記憶は、帰らぬ父を待つ失意の記憶なのだろうか。 ……以前訪れた春の景色を、心躍る風景として記憶に留めている事はないのだろうか。
ジリヤには、ソフィアの胸の内を推測する事しかできない。 だから、彼女が抱えた不安を軽減する事ができるかどうかはわからない。
それでも、伝えておきたいと思った。 長い冬に挑むソフィアに、この身に眠りが訪れてしまう前に]
(8) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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私の家の隣のサンザシも、満開の花を咲かせるわ。
――春になったら、そんな美しい風景を、一緒に探しに行きましょう?
[10年に一度の長い冬を乗り切ったご褒美のよう、訪れる短い春。 冬の向こう側へ続く約束を、ソフィアと交わしておきたかった。 期待が、不安を少しでも打ち消してくれるように*]
(9) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/28(Thu) 03時頃
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/* 体調は大分良くなったけれど、時間や余裕の関係でなかなか発言できなくて悲しいわ……。 が、頑張って私! とりあえず、レスをもっとじっくり考えて落とす時間を確保できるよう努力しましょう……! やっつけ仕事になってきているような気がしてとても申し訳ないわ。
(-1) 2013/11/28(Thu) 03時頃
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-墓地・>>5:40-
…匂い? 流石に体は綺麗にしとるがのぅ…?
[無論、クシャミの云うそれが物質的な『匂い』では無いことぐらい、老人は百も承知している。 しかし、獣人族独特の知覚の表現に、バーナバスもおどけて応じる。 手を鼻に近付けて、臭いかなぁ?ととぼけた様子で質問したり。]
(10) 2013/11/28(Thu) 03時半頃
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-墓地・>>5:42-
[龍族の寿命は、他の色々な生命体を凌駕する長さだ。 その中でも、人間は特に短い方に分類される。 人間族だったの?とクシャミに質問され、小さくうなずく。]
ああ……ちょっぴり魔術を扱うだけの、半血統(ハーフ)でもない、 他の種族から生命力を分けてもらうこともしなかった、 ただの……か弱い人間族じゃった。
[老龍も、心臓を共有したりなどすることで生命力を共有する契約などは聞いたことがあった。 しかし、龍の血を使って生き永らえることを許さず、他の人間を手にかけてまで長寿を得ようとしなかったその女性は、あっさりと死別した。]
(11) 2013/11/28(Thu) 03時半頃
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[墓石を撫でる間(>>5:39)に女性のことを想起したのか、バーナバスの表情は普段と違った。 クシャミも敏感にそれを感じ取ったのか、気遣うように優しい声色でバーナバスに問う。>>5:42]
……もう、分からん。寂しいんだろうか、私は。 後悔はたくさんした。だが、一方で満足もしている。 あやつが老婆の姿をしてても、その魂を愛した。 百年の生に対して、幾千もの生の愛で応えた。
(12) 2013/11/28(Thu) 03時半頃
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[おそらく、老龍が寂しく見えるのは、]
じゃが、もう何千年も会ってないからかのぅ。
[冬に閉ざされる少年たちの友情のように、]
―――また、会いたいのぅ。
[次に会う未来を今でも夢見ているからなのだろう。]
(13) 2013/11/28(Thu) 03時半頃
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[翳り、染まる白銀の空に、老人の白い息が咲いては消える。]
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(14) 2013/11/28(Thu) 03時半頃
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-墓地-
―――……ピーター?
[遠く離れていても、老龍にはピーターが活動しているのが聞こえていた。 だが、気付けばその声は、しんと聞こえない。]
[深い冬眠へ落ちる前に、ピーターは友人の少年のことを何か言っただろうか。 言っていなくても、今回の冬入り前にさんざ無理をしていたピーターが正しくねぐらへ戻れたのかが心配だった。]
[仮に洞窟に戻れていなかったとして、老いて力もないオセローには何ができたわけではない。 だが、動かないわけにはいかなかった。]
(*0) 2013/11/28(Thu) 04時頃
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-墓地→村はずれ-
[心なしか降雪の増した寒空の下を、老人は足を速めて村はずれへと向かう。 それでも速度は一般人が歩く程度の早さなのだが、今のバーナバスにはそれが限界だった。]
(―――……ふむ、まずいな…)
[自分の魔力が、予想以上に腹巻きにとられていた。 ドナルドの鱗製の品は、彼の炎で鍛えられている。 込められた魔力が、属性たる熱を発して所持者を助けるだろう。 しかし老人の腹巻きは違う。元々は外套だったこれに編みこまれた髪と術式は、今や老人の魔力を吸ってしか稼働しなかった。 東の果ての国では炎と鍛冶の神とまで言われたその男は、当然ながらもうこの世にはいないからだ。]
今日が限界か… なんとか夕刻までに滝まで行ければいいんじゃが…
[そうこうするうちに村はずれまで出た。 あとは滝の裏の洞窟まで向かうだけだが…
友人と一時の別れを遂げ、失意にくれる少年の姿が老人の視界に入ったなら、声をかけずにはいられなかっただろう。]
(15) 2013/11/28(Thu) 04時頃
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─現在・時計塔─
[ぱちん。薪が爆ぜ、炎が揺れる。温まった空気の微かな動きが顔を撫でて、意識がゆるゆると浮上した。 目を開けると、そこは知っているけれど見慣れない部屋。 どうやら時計塔の一室で、うたた寝をしてしまっていたらしい。]
──……、ん、…ふぁ。……寝てしまったか…。
[脳が状況を把握すると、欠伸をひとつしてソファに沈み込んでいた身体を起こす。乱れた髪を片手で軽く撫でつけた。普段のチャールズならけして見せない気怠さだ。]
なんだかんだ…矢張り、眠くはなるんだな…、……えぇと、クシャミ君は、お出掛け、だったか…。
[半分しか開かない目を一度ぐっと瞑り、目頭を親指と人差し指で圧迫する。再び目を開いて(今度は先刻よりも幾分開いた)、首を巡らせ周囲を確認した。 古いけれど手入れのされた調度品の向こう、窓の外の雪は、はらはらと弱い勢い。これなら外に出れそうだ。]
(+0) 2013/11/28(Thu) 15時頃
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墓地の手入れもしておかないとな…
[立ち上がって着衣の乱れを整える。 チャールズは人間ではあるが、寒くなると矢張り体に流れる龍の血は濁って重くなる。 常より眠る時間も長くなるものの、彼らのように冬眠できる訳ではないので、多少辛かろうが身体を動かさなくてはならないのだ。 でないと春にとんでもないことになる。 主に床擦れとかで。
外套を羽織って塔の外に出る。 積もった雪をきゅ、と鳴らして、通りへの道をのんびりと歩き出した]**
(+1) 2013/11/28(Thu) 15時頃
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―村はずれ―
はあ…
[歩き疲れ、適当な岩に腰掛ける。 来るときは龍の背中に乗ってひと飛びだったが、帰りは自力で帰らねばならない。 しかし、なにせ初めて来る場所だ。 飛びながらカルヴィンが村の景色を説明してくれたとはいえ、やはり地上から見るのとでは違う。 とりあえず飛んできたのとは逆の方向に向かって歩けば、村にたどり着けるだろうと、しばらく進んでみたものの、建物らしきものが見える気配がない。 こんなとき、いつも一緒だったカルヴィンも今は眠っている。 普段は強がっていても、頼れるものが居ないと思うと、急に心細くなる。]
ん?あれは…
[途方に暮れるトニーの目に飛び込んできたのは、昨日ピエールの店で話した老人の姿だった。>>15]
おーい、じいちゃーん!
[村までどのくらいの距離があるのかはわからないが、ひとまず見知った顔に会えただけでも心強い。 藁にもすがる思いで、その老人に手を振った。]**
(16) 2013/11/28(Thu) 19時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/28(Thu) 19時頃
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―― 墓地 ――
あははは、そーいうのじゃにゃいよ。 バーニーは、いい匂いするー。
[笑いながらぴこぴこと耳を動かした。 人里から少し離れたところにいつもいるからか、深い森の樹木のような、落ち着いた香り。 それは長く長い間生きてきた彼が持つ独特のオーラとも混ざり合って、そのように感じるだけなのかもしれないけれど。
青年の問いかけに、小さく頷くバーナバス。 彼の手で払われたところから、また雪が降っては静かにその墓石に積もってゆく。]
(17) 2013/11/28(Thu) 20時半頃
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[追憶のはるか向こう側、そのひとのことを思い出しているのだろうか。 >>12バーナバスの深みを帯びた声は、雪の降る中静かに響く。 青年自身は、一年、大好きな人たちと会えないというだけで、気が遠くなりそうだったのだ。
また、会いたいと。 >>13老人の切なる願いは、吐き出されれば白く儚く、少しだけ風に舞って、空中に融けるように消えていった。
その様子に、目の奥が、なんだかじわりと熱くなる。 そっと、墓石に同じように手を伸ばし、雪を払いのける。]
――……うん。 会えると、いいなぁ。
[それがどんな形でか、はわからないけれど。 会えるといいのに、と祈らずにはいられなくて。 青年が吐き出した音も、刹那空気を白く染め、やがてすうと冬の景色の中にとけていった。]
(18) 2013/11/28(Thu) 21時頃
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[やがて、そんな空気を払うようにいつものような調子でバーナバスが冬をどう過ごすのかと尋ねて来る。>>5:39]
うん、俺、冬眠するんだー。 本当はバーニーの洞窟の近くでしようと思ってたんだけど チャルが……神父様が、 時計塔使っていいって言ってくれて。
[寝床を移したところなのだと、説明する。]
バーニーは? 冬眠?それとも旅にでるの?
[人の姿でここにいるのは、旅にでる前の、お墓参りのためだろうか。 そうしてもう少し、話しただろうか。]
(19) 2013/11/28(Thu) 21時頃
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あ!! いっけね、俺用事あったんだ。 そろそろいくねー。
[つい、珍しさに話し込んでいたけれど。 ソフィアの店へ行かないといけないのだった。 そのことを思い出して。ああ、でももう一言、と背を向ける前にバーナバスに向け微笑んで。]
ねえ、バーニー。 春になったら、また一緒にきていい? ここ。
[尻尾をくるりと丸め、そんなことを尋ねかけた。 それから、気をつけてね、とぶんぶん手を振って、バーナバスとは別れたろう。]
(20) 2013/11/28(Thu) 21時半頃
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-回想・墓地>>5:39-
ところで、お前さん冬はどうするつもりじゃ? 冬眠場所のアテはあるのかいの?
[まるで今までの重い雰囲気を振り払うようにクシャミに問う。 どうやら彼は冬眠――この村へ残る選択をしたようだ。 本当に、冬の過ごし方は銘々で異なる。 今度はクシャミから、冬はどう過ごすのだと逆に問われた。 老龍にとって、冬の過ごし方は一つしかない。]
――私は、ここで雪解けを待つんじゃ。 昔、ここの近くにあった村でこやつと暮らしてたんじゃ。 …今はもうその村はないんじゃが… それでも、ここは思い出の地だ。 ――ここで、皆の目覚めを見守っとるよ。
(21) 2013/11/28(Thu) 21時半頃
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[もう、幾星霜を繰り返してきた過ごし方。 古く。古く。遠い時間の向こうから。 村眠たちが巡り巡る中で、この老龍はじっと生きていた。]
毎年、冬になったらここへ挨拶に来るのじゃよ。 まだ冬眠から覚めないのか、ってな。 また冬が来たぞ、とな。 こやつは……冬入りの年に、眠りについたから。
[白く冠を頂く墓石を、またさらりと撫でる。 女性の死以来、若き日の龍はずっとここで冬を過ごしている。 どんなことがあろうと、冬眠をするのはこの場所に帰ってきてからだった。]
(22) 2013/11/28(Thu) 21時半頃
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[まるで雪に沈む村を惜しむように、クシャミと会話を交わす。 やがて、彼が用事を思い出したらしく、尻尾をピンと跳ねさせて墓地から立ち去ろうとする。 が、クルリとしなやかに振り返り、微笑んだ顔で青年は再会を望む。]
そうさな、その時には夢みたいな思い出話を―――
……できるように思い出しておくわぃ。 大分忘れとるからのぅ。
[別れ際までおどける老人に、猫の青年は笑ってくれただろうか。 小さく手を振り、青年が立ち去るのを見送った。]
(23) 2013/11/28(Thu) 21時半頃
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/*
ああああああ誤字ったーーー!!! >>22 村眠 → 村民
(-2) 2013/11/28(Thu) 21時半頃
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-村はずれ-
[ねぐらの洞窟へ向かうところだったが、遠くから呼びかけられる声に首をめぐらすと、遠くに人差し指くらいの大きさの人影が見えた。>>16]
んー……ありゃあ…
[目深に被った帽子の奥にある目を細め、眉をひそめて人影を凝視する。 どうやらバーナバスに見覚えのある人物のようで、手を振ってくる姿は少年のようだった。]
おお、あの時の鍋少年! どうしたんじゃー!こんなところでー? そろそろ寒くなる時期じゃ、早めに村に引き返した方がいいぞー!
[老人にしては駆け足で、一般人の速度ならおそらく早足程度の速度で、少年へと近づいた。]
(24) 2013/11/28(Thu) 22時頃
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>>24 鍋少年って…トニーだよ!
[人に会えた嬉しさに、こちらへ近づいてくる老人に 自分からも駆け寄るが、あまりな呼ばれように、思わず突っ込みを入れる。 そういえば、きちんと名乗っていなかったような気もする。]
あー…うん、帰りたいのはやまやまなんだけど… ちょっと方向まちがえちゃったみたいでさ…
[迷子になった、と正直に言うのはカッコ悪いと、少し言葉を濁しながら答える。]
つーか、じいちゃんこそ、こんなとこで何してんの?
[トニーはバーナバスが龍であることを知らない。 引き返した方が良いと言うのなら、彼も同じではないだろうか?]
(25) 2013/11/28(Thu) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/28(Thu) 23時頃
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おお、トニーというのか。 私の名前はバーナバス。ご覧の通り神様じゃ。
[どこが『ご覧の通り』なのかまったく分からないが、この老人は純粋な少年に神様だと名乗って惑わすのが趣味なのかもしれない。 だとするなら悪趣味にも程がある。 少年も、『神様』への反応もそこそこに現状をぽつぽつと喋り始める。 どうやら迷子になったようだ。おおよその理由は見当がついたが、バーナバスは敢えて言及しないことにした。 少年からどうしてここにいるのかと問われれば、]
そりゃあ…この先に友人が住んでるんでの、冬の前の挨拶に…
[とはいうものの、この先には人の住んでいる建物どころか小屋の一軒もない。そんなものがあれば二人ともこんな何もないところで出会わなかったはずである。 たまたま『この先』、と指さした先は、はたして若き龍がねぐらにしている洞窟だっただろうか。]
(26) 2013/11/28(Thu) 23時半頃
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/* 冷えた頭でもっかい考え直したら、ちょいと私自身の姿勢にも問題があったな…。
(-3) 2013/11/28(Thu) 23時半頃
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―ソフィアの店―
アリスを誘うのもいいわね。 ピエールのお店で焼き菓子を買って、ここのお茶を持って。
……きっと、そうして過ごす時間は楽しいわよ。 このコサージュ用に編み上げた花の、実物だって見られるわ。
[春にしか咲かない花は、他にも数え切れないほどたくさんある。 ソフィアをじっと見据えて、微笑みながら口を噤んだ。 彼女の返事を待つように]
もしよければ、クシャミもいかが? 人数が多ければ、ピクニックみたいで素敵だもの。
[それから、クシャミに視線を移して誘いかけた。 きっと春になればジリヤにも、彼が知っている森の、知らない一面を紹介してあげられる。 それほど遠くへは行けないけれど、それでも心躍る風景は幾つもあるものだ]
(27) 2013/11/29(Fri) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/29(Fri) 00時半頃
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>>26 へへっ、今度はだまされねーぞ。
[しれっと「神様じゃ」と言う老人に、得意げに返す。 そう何度も同じ手には引っかからないという謎のアピールだ。]
この先?家なんかなかったぜ?
[老人がこの先に友人がいる、と指さしたのは自分が歩いて来た方向。 まさしく友人の“家”があったのだが、そのことは言わずにおいた。 せっかく教えてくれた、カルヴィンの“秘密”を他人に教えてしまうのが、勿体ないような気がして。]
ひょっとして、バーナバスじいちゃんも、迷子になったんじゃねーの?
[からかうように、にやり、と笑う。 “も”と言ったことで、自分が道に迷っているのを認めていることにトニーは気づいていない。]
(28) 2013/11/29(Fri) 00時半頃
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[お昼のごはんを持ち、ぶくぶくに着膨れて一歩外に出た。寒いけど、ちょっとヒンヤリしてて心地良い。
ザク、ザクと歩いたところで一旦家の中に戻りシャベルを肩に担いで再び外に戻る。出歩く前に玄関付近の雪かきをしておいた方が良さそうだ。ふうふう言いながら雪を脇へよける。新雪でふわふわでも何十センチも積もれば重いのだ。ゆっくり作業したもののそれほど時間はかからなかった。
一息ついて、シャベルは室内に戻した。]
散歩すんの久しぶりだ。あー。春にならねえかな…
[だいたい二言目には春を待ちわびている。特にあてもなく歩いていると向こうから人が>>+1。時計塔の近くまで歩いていたらしい。すんと鼻を動かして匂いを確かめる。]
(+2) 2013/11/29(Fri) 00時半頃
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-母の夢:教会-
昔から変わらないわね…… もう、お嬢さんって年でもないのに。ふふ。
[>>5:+12 10年前の冬。銀世界を飛び跳ねるようにして教会へ向かった。 通い慣れたこの道も、白装束を着た今では全く別の世界。 しかし信心深さからそこに足繁く通っている訳では無く。 寧ろ、神がその理由を知れば呆れてしまうような……小さなエゴイズム。 一段と毛深くなった長い髪の毛を揺らしながら、チャールズ!と凛とした声で呼びかける。冬用に新調した厚手のコートは似合っているだろうか。コートと揃いの蜂蜜色の手袋は気付いてくれるだろうか。……なんて。
残念ながら呼び声に答える事はなかった。どこかへ出かけたのだろうか。 ぷ、と頬を含まらせると。 教会の傍に積もってある小さな雪の山を蹄で蹴り上げた。 平地になった雪が……再び雪山を作り……それを賽の河原の鬼の如く蹴り上げた頃……]
(+3) 2013/11/29(Fri) 01時頃
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[>>+5:13 彼が来た。
『──エリサ、雪が。』
そう言って自分に近づく掌の所為で、…雪のように積もっていた負感情がいともあっさり溶けてしまいそうで。 一方、そんな単純な事で許してしまう幼い自分が恥ずかしくて…そっぽを向いたものだ。 僅かに首元に触れる彼の指先に、ぞくり、とした。 そうなる原因は、冷たさばかりではないけれども。 ………己の手の事など全く意に介さず、此方を心配げに見つめている暗灰色の瞳が……近い。
褒めて貰おうと思っていた蜂蜜色の手袋なんて、どうでも良くなっていた。 それをコートのポケットの中に入れると、外気から守られていた両手が露出する。 それは羊の獣人といえど蹄ではなく、人間と……目の前の彼と同じ手をしていて。]
(+4) 2013/11/29(Fri) 01時頃
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[――…チャールズ、手が。手が冷たい。
初めて握った彼の手は、思っていた以上に大きくて。少し節くれだっていて。 苦労を重ねてきた事がよく解る、優しい手だった。 体温が相手にも届いて、少しだけ彼の指先が温かくなる。 己の体温と、彼の体温が、等しくなっていく。 その時、自分はどんな表情をしていたんだろうか。 ……思い出せば、今でも頬が紅潮してしまう。
そうしていると、引っ張られる手。重なる指。 一挙一動を思い返せば思い返す程、胸の奥が締め付けられるようになる。 まだ少女だった己の、幸せな、ひと時。 時間にしてみればほんの一瞬にしか過ぎない、あの時を。 忘れた事があっただろうか。
何故。……何故、あの時言えなかったんだろうか。 時間は有限で、且つ二度と過ぎた時間は戻らない。 去りゆく時の流れのなか、何度も何度もあの雪の日を。
夢のなかで見た。]
(+5) 2013/11/29(Fri) 01時頃
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[新雪はきめが細かく、踏みしめる度にブーツの下で音を立てる。 冬の乾いた空気と低い気温では簡単に溶けもせず、くっきりとした足跡が同じ間隔で刻まれていった。
ふと顔を上げると、道の向こうから見慣れた姿が此方へ向かってくる。多少──大分、いやかなり着膨れてはいるが、そのベビーピンクな肌と防寒着から覗く髪は、料理屋のピエールだろう。
向こうも既に此方に気付いているようで、軽く手を上げて挨拶をする。]
こんにちは、ピエール君。もう入眠したかと思っていたのですが。 お散歩ですか?
(+6) 2013/11/29(Fri) 02時頃
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チャールズは、雪を踏み締めつつ、何時もの笑顔でピエールに歩み寄った。**
2013/11/29(Fri) 02時頃
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まあ……『家』はないのぅ…
[なんといっても生来の姿は龍、カルヴィンもバーナバスも建物などを作った日には変身を解いた瞬間にぶっ壊してしまうからだ。 そして、トニーが迷子になったのかと問えば。]
バカを言うでない、私は… 家に… いえ…に…
うん、まあ家はないのぅ。
[言っている最中に先程の自分の発言と矛盾したことに気付き、老人ははてと首をひねる。]
……いや、迷子ではないぞ? 一旦村に戻るか?
[しかし、ただ迷子になったと思われるのも癪なので、とりあえずバーナバスは村まで戻ろうと提案する。少年が一人で戻れるというなら、そのままこの場で別れるだろう。戻るというなら、道案内として先導するつもりだった。]
(29) 2013/11/29(Fri) 02時半頃
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>>29 んん?大丈夫か…じいちゃん…
[老人の言うことはなんだかちぐはぐだ。 始めはからかい口調だったが、だんだん心配になってくる。]
そうだな。一緒に帰ろうぜ。
[道案内してほしいのもあったが、このまま老人を一人にしておくのは心許ないと、トニーは老人の手を引いた。]
そういや、じいちゃんはどうすんの?冬の間。**
(30) 2013/11/29(Fri) 16時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/29(Fri) 16時頃
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[>>5:+15>>5:+16 手が重なる。10年前よりもずっと皺が寄って、骨の浮きだったようなその手を、同じように。
続けられるその苦しげな声は、搾りだすかのように痛ましくて。 ああ、どれほどの長い間、この人は己の背負った十字架に苦しめられていたのだろうか。 何度、女神に祈りを捧げてきたのだろうか。
気持ちのなかに、火を吹き付けられたような切なくも温かな衝動が過る。許されるならばその衝動の儘に、動きたかった。 懺悔をするこの男の身体を受け止めて、全てを赦してあげたかった。 けれどもそれをするには、時間があまりにも――…、]
……チャールズ…。
[>>5:+17 長い告白のあと、漸く出した声は掠れてしまっていた。 重ねられた手を少し強く握り返す。 あの雪の日と同じように、優しい掌を実感する。 色んな言葉が喉元まで出かかって、…口内で消えてしまった。 だから、これだけでも。せめて。]
………ありがとう。
(+7) 2013/11/29(Fri) 17時半頃
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[………。 私の人生の中で貴方の存在は18/18なのだけれど。 貴方の悠久の時の中で、私の存在は18/300くらいなのかしら。 そして、段々と希薄になっていくのかしら……。
18歳の時に村を出た理由を思い出す。 ああ。なんて愚かな。]
―――……神様。どうか、この人に救いを。
[巻き戻す事が出来ないその時を噛みしめるように。 目を閉じて祈りを捧げた。]
(+8) 2013/11/29(Fri) 17時半頃
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―― 墓地 ―― [この村が昔はなかった、なんてことも、近くに全く別の村があった、なんてことも、青年にとっては思いもしないことだった。 バーナバスは、10年に一度は必ずここに来るのだという。>>22
そうやって、この老龍は幾度の冬をここで過ごしてきたのだろう。 青年にとっては、長い冬でも、バーナバスにとってはあっという間なのだろうか。]
……うん、楽しみにしてる! 一年会えにゃいからって、俺のことまで忘れちゃわないでね!
[にいと口の端を持ち上げ、笑いながら手を振った。]
(31) 2013/11/29(Fri) 18時半頃
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―― ソフィアの店 ――
へっ!? 抜けがけ?え?何が?
[>>5ノックの音のあと、店の中へと入ってきたドリュアスに真面目な顔つきで言われれば、何か怒られているのかとおどおどとしながら頭に疑問符を浮かべる。ジリヤの表情がゆるめば冗談だとわかり、ほっと胸をなでおろしたけれど。
ジリヤがふんわりとした色合いのたくさんのコサージュを取り出して>>6、彼女らしいゆったりとした調子でソフィアに話しかける。 彼女も、ソフィアの元気がなさそうなのが気にかかっていたのかもしれない。抜けがけ、と言われたことに、なるほどと内心納得し、二人のやりとりを邪魔しないよう眺めて、独り密やかに微笑みを浮かべる。]
(32) 2013/11/29(Fri) 18時半頃
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[不意にジリヤの顔がゆっくりとこちらを向いて尋ねられれば、尻尾をピンと立てて、勢いよく首を縦に振る。]
うん、俺も行きたい! ねえ、チャルやサイラスたちも誘ってもいい?
[この秋の国では、10年に一度しか見れない風景。 そんな風景を、みんなで一緒に楽しめたら、きっととても楽しいだろう。]
(33) 2013/11/29(Fri) 19時頃
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[ドナルドやサイラスに頼んで、春の風景を空から見せてもらうのも素敵かもしれない。 ソフィアのお茶と、ピエールの焼き菓子とをお共にして。
チャールズは足が悪いけど、ピクニックは大丈夫かな。 バーナバスも誘ったら来てくれるだろうか。 ピエールやウォーレンみたいに、お店を持っている人も一緒にこれたらいいなぁ。もちろん、ピエールのとこのちびっこも一緒に。 花の事はあまりわからないから、ジリヤに聞いたりして。 トニーやカルヴィンは、イタズラをしてジリヤやウォーレンに怒られないといいな。 アリスともお花見の約束をしていたけれど、あんまり外に連れ出し過ぎると止められるかな。それならこっそり壁を登って連れ出してしまおうか。 後で、一緒に怒られることになるだろうけど。
そんな想像をして。 青年は、春が来るのが一段と、待ち遠しくなる。**]
(34) 2013/11/29(Fri) 19時頃
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[少年に冬の過ごし方を聞かれれば、>>30 老人はいつも通りの答えを返すだろう。]
冬はゆっくり休むつもりじゃ。 春に、みんなが目を覚ますのを…じっと待ってるんじゃよ。
[手を引く少年の手が温かい。 老人の手は、氷のように冷たかったことだろう。 腹巻きの効果も、寒さに奪われる老人の魔力に比例して弱まっていた。]
坊やも…家の中で温かい恰好をして、ゆっくり休むんじゃよ? こんな何もないところを宛もなく歩いていたら、寒さで凍えてしまうじゃろう。
[村の方へと歩き続けながら、少年と話を続ける。 正しい方向へ歩けば、すぐに村の明かりが見えただろう。]
(35) 2013/11/29(Fri) 20時頃
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―村の付近―
おお、そう言えば…お主、『ウォーレン』というものを知らぬか? ちょいと用事があっての、そのものに会わねばならんのじゃ。
[手をつなぐ少年に、バーナバスは質問を投げる。 古い友人から頼まれた言伝を届けるためだった。>>4:65]
(36) 2013/11/29(Fri) 21時頃
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[匂いでだいたい馴染みの客と近所の奴くらいなら目で見なくても分かるのだ。 わかる。向こうから歩いてくる>>+6のが険しい顔など見たことない奴で、だいたいいつも黒い格好で、そして馴染みの客でもある男だと。相手も気付いているようで手を上げ返す。
体力を使わないように同じ速度で歩む。]
よ、チャールズ!元気そうだなぁ。今日は天気がいいからな。散歩と仕入れしておきたくてよ。それと雪かきな。や、雪も冬もさみいし春が早く来ねえかなと思うがよ、嫌いじゃねえんだよな、なぜか。
眠りは深くなるが、俺ぁ入眠出来ねえよ?体の仕組みはほぼ人間だからな。つーか冬眠しちまったらうっかりお前さんの世話になっちまうよ。
[ガハハと笑いながら冗談にもならないような冗談を言った。]
(+9) 2013/11/29(Fri) 22時頃
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[旅の荷物を抱えて、村の出口に来たときだろうか。]
――ジリヤ。
[その美しい銀髪のドライアドはウォーレンに旅の安全を祈る。>>5:32]
…ありがとよ。なぁに、「すぐ」さ。
[そう言うとニィと笑う。 彼女が眠るまでに戻れるだろうか。しかし春になればまた会えるのだ。 長いようできっとあっという間だろう。]
(+10) 2013/11/29(Fri) 22時半頃
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[そのまま半日ほど歩き続ける。 石畳の街道がだいぶ広くなった頃、町並みが見えてきた。 往来を通る者も村と違って大分多い。 街中の大通りから一本路地を入ったところ、いつも買出しの時に使っている宿に入る。]
…空いてるか?
[人のよさそうな宿の主人は、久しぶりの顔に、めっきり寒くなっただの、あそこに店ができただの、何くれと笑顔でウォーレンに話しかけ、それをウォーレンも穏やかに聞く。 傍からみればどちらか宿の主人か分からないだろう。]
(+11) 2013/11/29(Fri) 22時半頃
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[そうして宿の主人と少し話せば、夕暮れの町に出る。 鉱物を扱う問屋に向かえば石炭を注文する。 ここは同じドワーフの主人がやっている店だ。 明日運べるように木箱にまとめてもらう話をつけ、ついでに鉄や真鍮、各種鉱石を眺めるだろう。 同族だからか、何かと融通を利かせてくれるのはありがたい。
色々頼み、外へ出て、市場で夕食を買ってから宿に戻った。]
(+12) 2013/11/29(Fri) 22時半頃
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-工房前-
[工房前へとやってきた老人は、懐から一通の手紙を取り出した。 内容はたった一文。 春になって、工房の主がこれを読めば、意図は伝わるだろう。 風で飛ばされぬよう、しっかりと玄関扉の奥へ差し込み、老人は工房を去った。]
(37) 2013/11/29(Fri) 22時半頃
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貴方にも浄火の加護がありますように。
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(-4) 2013/11/29(Fri) 22時半頃
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…と、じいちゃん、手、すっげーつめてーぞ?
[触れた老人の手は氷のように冷たかった。>>35 効果があるかはわからないが、両手で包んで温めてやる。]
へえ、じいちゃんは冬眠すんのか。 じゃあ、人間族じゃないの? それとも、冬眠する人間もいるのかな?
[初めての冬。まだまだ知らないことだらけだ。 思いつくまま、口にする。
老人に、温かい格好をして休めと言われれば、]
オレは大丈夫だよ。 クシャミにいちゃんから服もたくさんもらったし、それに、旅に出るなら、これくらいの寒さに負けてらんねーしな。
[そして村が見えてきた頃、老人がウォーレンのことを訊ねてきた。]
え?ウォーレンじいちゃん?工房にいると思うけど…ほら、あのでっけー木のとこ。
(38) 2013/11/29(Fri) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/29(Fri) 23時頃
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>>38
ほれ、私は神様じゃよ。神様だって冬眠ぐらいするわい。 …とまあ、冗談は置いといて。 冬は雪に閉ざされちまうからのぅ…やることが無いからの…
[孫でもいればオセロでもするんじゃが、と小さく呟いた。]
[どうやら少年は旅に出るらしい。 初めて会った時にも薄着でガタガタ震えていた少年が、 冬に旅に出て大丈夫なのだろうかと老人は心配を覚えた。]
[村が見えてきたころ、ウォーレンなる人物の所在を少年に聞いてみた。>>36 すると、木と一体化するように建つ工房の扉が見える。]
おぉ、あの木じゃな。 ……ちょっと行ってくるわい。
[少年はついてきただろうか。 老人は工房へと向かって歩き出す。>>37]
(39) 2013/11/29(Fri) 23時頃
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>>39 って、じいちゃんひとりで大丈夫かよ?
[ウォーレンの工房の場所を教えると、老人は、行ってくる、とそちらへ向かって歩き出した。 少年は自分の方が心配されていたとも知らずに老人を心配する。 氷のような冷たい手が、少し気になったのだ。
もっとも、老人が大丈夫だと言えば、無理について行くことはないだろう。]
(40) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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―ソフィアの店―
えぇ、もちろん。 どうせ大人数になるのなら、カルヴィンやトニーや、ピエールの子達も誘ってあげたいわねぇ。
[勢いよく首を縦に振るクシャミの様子に、自然と口元が綻んだ。 子供達が一緒に来てくれれば、きっと賑やかさは更に増す。 収集が付かなくなったら困るから、お目付け役にウォーレンやドナルドも誘ってみようかしら、なんて思案するのだ。 彼らが誘いに応じてくれるかはわからないけれど、想像しているだけでも楽しそうだ。
偶然にも、クシャミが同じような事を想像しているだなんて、夢にも思わない]
(41) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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[ソフィアの返事が帰れば、話題はささやかな世間話に移ろう。 長話というほどではない程度に少しだけ談笑してから、ちらりと窓の外へ視線を向けた]
……それじゃあ、私はそろそろ帰ろうかしら。 眠ってしまう前に、冬の景色を目に焼き付けておきたいの。 お散歩をしてから、家に帰って冬支度を整えるわ。
[冬支度、といっても、ジリヤのそれは片付けのようなものだけれど。 冬の間、使わなくなるものを片付けて、家の中をすっきりさせてしまうだけだ。 ドリュアスの冬の『眠り』は、人の眠りとも冬眠とも違うから。 家に篭る事はないし、冬眠場所を探す事もない]
少し早いかもしれないけれど、また春にお会いしましょう?
[再会の約束を交わして、ソフィアへと微笑み掛けた]
(42) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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クシャミ、貴方はもう少しここにいるのかしら? それとも、途中までご一緒する?
[外に出る前に、冷たい風が隙間から忍び込んでこないようにショールをしっかりと羽織りなおす。 そうして、クシャミへ首を傾けて問い掛けた。 彼がいると答えれば、ソフィアに向けたのと同じように、春での再会の約束を交わすだろう。 一緒に帰るというようなら、道中を途中まで共に歩いたろうか。
店を出る間際、もう一度だけソフィアに笑顔で手を振った。 ――彼女の幸福を祈りながら*]
(43) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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/* ちらっと投票を確認したら、バーナバスにセットしたつもりだったのにできていなかった私よ。 クシャミの名前を見つけて、「!?」ってなったわ……。
私は本当にうっかり気をつけなくちゃいけないわねぇ……!
(-5) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/29(Fri) 23時半頃
|
ええ、君もお元気そうで何よりです。ふふ、私も冬は好きです。何かと苦労もしますが、我々のように起きて過ごす者にはそれなりの楽しみ方も有りますしね。
[>>+9何時もの調子のピエールにどことなく安堵を覚えて同意を返した。続いた冬眠しないという彼の言葉に、目を瞬いて、ああ、と零す。]
そうでしたか。実は私も同じでして…、眠くはなるのですが、それにかまけていると足腰がやられてしまうので。こうして散歩していたところです。
[洒落にならない冗談を言ってからからと笑うピエールに、つられて笑みが零れた。歳には勝てませんねえとこちらも悪趣味な冗談を返す(何せ人間にしては大年寄りだ)。 常に人が集まる店の店主らしく、この男の周りはどこか明るく居心地が良い。]
私もピエール君を見習って雪かきでもしてみましょうか。 毎冬、教会の硝子を割るわけにもいかないですしね…、ふふ。
[済ました顔で呟く。 割と失敗の多い人生のようであった。]
(+13) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
|
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>>40
ん?何も面白いことなんぞないぞ? なんなら一緒に来るか? ついでに身体が温まるお茶の店でも知ってたらありがたいんじゃが。
[老人は手紙を残すだけ、少年が居てもいなくても構わないだろう。 むしろ、冷えた身体を温めるためには室内に行く方が先決だろう。 少年も老人も、随分と外を歩いていたのだから。]
(44) 2013/11/29(Fri) 23時半頃
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―― ソフィアの店 ―― [お茶のカップを傾けながら、もうしばらく話して。 ふっと話が途切れた頃、ジリヤが窓の外へと目を向ければ青年もその視線を追いかけるようにして窓の向こうを見る。>>42]
うん、俺もそろそろ帰る。 途中まで一緒にいこー。
[ジリヤからの誘いに頷いて、上着の前を寄せて、椅子から立ち上がる。>>43]
じゃあソフィ。本、任せたからにゃー。 またね。
[にっとソフィアに笑って。 ジリヤと共に店を後にした。]
(45) 2013/11/30(Sat) 00時頃
|
|
―工房前―
[老人が特に断らなかったので、そのままついて行った。 ウォーレンは留守なのか、工房には人気がない。 老人は手紙を扉に差し込んだ。>>37
そして、お茶の店を知りたいと言うので、>>44]
んー、そうだな。 じゃあ、ソフィアねえちゃんの店かな。
[さすがにトニーも身体が冷えてきた。 寒さを凌ぐためにも、バーナバスが頷けば、ソフィアの店まで案内しただろう。]
(46) 2013/11/30(Sat) 00時頃
|
|
[外は一層雪が積もっていて。 世界は色をなくしたように真っ白だ。 ざくりざくりとその雪を踏み歩く。]
へっくし! さっむーい…。
[それに、なんだかとても眠い。 せめて、時計塔までは自分の足で行かなければと眠気を吹き飛ばすように頭を軽くふる。]
そういえば、ジリヤってどう過ごすの? 眠るって言ってたけど、冬眠? ジリヤも寒さには弱いの?
[青年が知っているドリュアスの知人は、ジリヤしかいない。 まったく想像がつかず、首を横に傾ける。]
(47) 2013/11/30(Sat) 00時頃
|
|
―ソフィアの店―
[店に入ると、室内の空気が二人を優しく迎える。 他に客は居ただろうか。先客がいれば、挨拶がてら言葉を交わしただろう。]
……坊や、そのブーツは…
[バーナバスの視線が、少年の足元に釘付けになる。 道すがら雪を被った、真新しいブーツ。 同族ゆえか、そこに煌めき宿る『加護』を感じたのだろう。 雪を払うために老人が少年のブーツを触ると、暖かい炎の熱気を感じた。]
おぉ…なるほどのぅ…
[うんうんと感心するように頷く老人。 席へと座り、店のものへ注文を伝える。]
ほれ、お主もお座り。 代金は私が払っとくよ。
(48) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
|
|
[少年といくつか会話を紡ぎ、 そしておもむろに、少しだけ静かに何かを考えるように目をつむった。]
………そうじゃのぅ。
[古き存在は、新しき存在へ。 眠るものは、旅するものへ。 己の持つ何かを、受け渡すのだ。 もう見ることのできない、地平の向こう側を見てきてくれと。]
(49) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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|
―回想・自宅―
わ、ジリヤさん!?
[本を抱えていたら、入口からまたお客さんが来ました。クシャミの事を抜け駆け、と言っています。何か約束でもしていたのでしょうか。]
……もしかして、ジリヤさんのお茶の葉も足りてませんでした……?
[おそるおそる、といった風に女の子はジリヤに質問してみます。背後で僅かに母親が気配を尖らせます。]
(+14) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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/* あれ?私のお店?
(-6) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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/* あう、更新できてなかった。 わーい千客万来だぁー
おっついてないorz
(-7) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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[老人は少年に背を向ける。 少しだけごそごそと何かをしていたかと思うと、次の瞬間おもむろに少年へと振り返った。 その手には、なめらかな光沢を放つ外套が握られていた。 大人一人が身につけるには小さいサイズでも、少年が身につけるならば丁度よい大きさ。]
……旅に出るなら、こいつを持っていきなさい。 そのブーツと一緒に身に着けていれば、寒さから身を守ってくれるじゃろう。
[それは、老人が遥か昔に身に着けていた外套。>>4:44 龍族が唯一冬を克服できる、今を生きるものからすれば神話の時代に等しい、遥か昔の時代からの贈り物。 今や老人の身体を寒さから守ることも叶わず、腹巻きでしかなかった布地。細々と持ち主の魔力を吸っては小さく燃える外套だった。]
(50) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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|
[同じ属性の魔力がこもった品を、ドナルドの鱗と炎から作られたブーツが近くにあれば、魔力に共鳴して外套も効果を発揮する。 身を包めば、冷気を遮断し、柔らかい春の日差しのような暖かさを外套の内側にもたらすだろう。]
[はたして少年はうけとっただろうか。 受け取らなければ、また老人の腹の周りに腹巻きが出現するだけのことだろう。]
(51) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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/* 中身? 中身は殆ど予想してないです判りません。 Liedさんしかわからない…。
またこれるの更新後になるかな…ジリヤさんの分だけでも先に書いときたい……無理かな…
(-8) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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―ソフィアの店―
[店内の暖かい空気にほっと一息つく。]
ああ、これ?いいだろー? すっげーあったかいんだぜ! だから、ちょっとくらいの寒さは平気なんだ。
[老人がブーツに気が付くと、得意げに指し示してそう言う。]
>>50 …え?これをオレに? 確かにあったかそうだけどさ… でも、もらっちゃって大丈夫なの? じいちゃんだって、そんなつめたい手、してんのに…
[老人が差し出した外套は少し小さく、老人には着られないことが明らかだったが、先程触った冷たい手の感覚を思い出すと、少しためらってしまう。 しかし、最終的には好意を受け取っただろう。]
(52) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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/* にゃーすれ違ったー
(-9) 2013/11/30(Sat) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/30(Sat) 01時頃
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若者は遠慮なんぞしなくていいんじゃ。 前に会った時にも言ったじゃろぅ。>>2:70
[光の加減に依って柔らかく光る温(ぬく)い布を、少年の手にふわりとかける。 重要なことは忘れたように喋るくせに、細かいことを覚えてるバーナバスであった。]
[やがて、温かい飲み物を飲んで一息ついた老人は、帰路へ着くために席を立つ。 2人分の代金を置いて、店の外へと出るだろう。]
(53) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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そう、未来を歩むものたちが旅を続ける限り。 ―――私はそれを見守り続ける。
(-10) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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[ソフィアの店を出ると、途端にひんやりとした風が吹き抜けて体温を奪ってゆく。 凍てつくほどの寒さ、というには程遠いけれど、日中の中途半端な寒さはまた妙に寒々しく感じるものだ。 少しだけ身震いして、掌に息を吹きかけた。 ――その瞬間、響いてくるのはクシャミのくしゃみ。 あら名前どおり、と妙な感心をしてから、はたと我に帰ってクシャミの方を振り返った]
まぁクシャミ、貴方大丈夫なの? 風邪を引かないようにきちんと温かくしなくては駄目よ。
[お節介な忠告をしてみたものの、今の彼はどこか眠そうに見える。 数度ゆっくりと目を瞬かせ、クシャミも冬眠の時期よねぇ、と一人納得した]
(54) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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クシャミ、貴方――
[冬の間はどうするのだろう。 人の身でありながら、永い時を生きる神父を思い起こす。 彼の事だから、きっとクシャミに不自由させる事はないだろうけれど、つい気になって口を開いた。
けれど、続くべき言葉は、ほぼ同じタイミングで紡がれたクシャミの疑問に途切れる>>47 奇しくも内容は同じようなもので、ついクスリと笑みが溢れた]
私は、冬の間は眠っているわ。 ……とはいっても、人のように睡眠を取るわけではないけれど。
[言いながら、視線を流して見つめたのは傍らの街路樹だ。 冬の訪れに葉を落とし、裸になった枝に少しだけ雪を積もらせている]
(55) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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同じドリュアスでも個体差はあるでしょうけれど、私は冬の間は木に還るの。 半身たる樹木と共に、冬を耐えて春の訪れを待つのよ。
[店の隣に生えたサンザシ。 ジリヤの半身はそのサンザシで、冬の間はその樹木と溶け合い、ひとつになる。 だから、その間は『ジリヤ』の姿はどこにもないし、家も留守のようにがらんと空いてしまうのだ]
植物にとって、冬は大事な準備の季節だから。 春に備えて力を蓄えて、沢山の芽や蕾を膨らませるのよ。
[眠っている間のことは、何も記憶としては残らないけれど。 それでも、本能的にそれが大切な事だというのは知っている。 それゆえに、ジリヤにとって眠りは厭わしいものではなく、むしろ歓迎すべき事柄なのだ。 話す口振りは、自然と和らいで穏やかな響きになる]
(56) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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寒さは……、そうね。 針葉樹の子達よりは苦手かも。
[寒さは苦手かという最後の問いに、少しだけ迷ってそう答えた。 ドリュアス基準なのでいまいちクシャミには伝わらない気もするけれど、人より少し苦手、というくらいである]
……それでクシャミ、貴方はどうするの?
[先ほど紡ぎきれなかった問いを、改めて口にした]
(57) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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|
/* 俺この村で何回くしゃみしてんだろ いや、とりあえずクシャミしようと思ってはいったけど
入村文もくしゃみしてたっけ (*´д`)=3ヘックション!
(-11) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/30(Sat) 01時頃
|
−外−
[店を出れば、冬の到来はもうすぐそこまで迫っていただろう。 塵のように視界の中を舞う銀粉が、老龍をねぐらへと導く。]
おお、アチャポ、ポプラ、すまんのぅ。 カンテラなんて用意してくれるとは…ありがたやありがたや。
[途中、見知った友の妖精たちがカンテラや小さい炎を持ちより、鱗が露出した老人の肌を温める。]
「寒さにしびれていた老人の手も感覚を取り戻し、 目が爬虫類のギョロ目になろうと、肌が鱗を露出させようと、冬の妖精たちは恩人のために防寒の手を尽くす。]
(58) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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[あと少し。 もう少しで。 ほんの目の先のところに洞窟が見えて――――]
(59) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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/* トニー、バーナバス組と見事に入れ違っているわ……! 相変わらず、私ときたらタイミング……!(嘆いた)
(-12) 2013/11/30(Sat) 01時頃
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