231 獣ノ國 - under the ground -
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狼
墓
少
霊
全
チェビイは庭師 ノアに投票した。
明之進は庭師 ノアに投票した。
ジリヤは庭師 ノアに投票した。
アマルテアは庭師 ノアに投票した。
フィリップは庭師 ノアに投票した。
ノアは救星隊 アマルテアに投票した。
ヴェスパタインは庭師 ノアに投票した。
マユミは庭師 ノアに投票した。
クラリッサは庭師 ノアに投票した。
モスキートは庭師 ノアに投票した。
ノアは村人の手により処刑された。
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モスキート! 今日がお前の命日だ!
2015/07/14(Tue) 02時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
モスキートが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、チェビイ、明之進、ジリヤ、アマルテア、フィリップ、ヴェスパタイン、マユミ、クラリッサの8名。
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[ ゼロがイチに生る瞬間を。 ヒトがモノが造られる瞬間を。
恋い焦がれて 数百年の、 鶴がいるんだ。
だから、――― アマルテア。
” つくって ” よ ” 成功 ”させてよ 。
ずっと。ずっと。ずっと。ずっと! 僕は彼女に、 ――彼女たちに、そう願ってたんだ。
だってそしたら、出られるから。僕もここから、出られる。……かも、しれないから。 ]
ねえ、 …… 、だめ?
[ 僕はその白衣に、手を伸ばした 。 ――― そして、その指先は、 ]*
(0) 2015/07/14(Tue) 02時頃
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[ 赤のいろ。 微睡みの奥。
矢張りくぐもって、ノイズに塗れた ” ぼく ”の音が、不気味にこぼれた。 ……洩れた息が、溶ける。
本の傷をなぞりながら、そしてまた、彼女――クラリッサも。「 なぞって 」――まるで従順に生きていた、そこに ]
君も。 欲しいの?
「 知りたい 」の?
[ ひとつ。新しく垂らされた ” いろ ”
白亜のキャンパスを濡らした、 ―――” 自由 ”を 。 ]*
(1) 2015/07/14(Tue) 02時頃
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[返ってきた答え>>2:*17は、酷く曖昧。 例えば、見知らぬ誰かがどこかへ行っても、さみしいと思ったりするだろうか。 さみしいと思うのは、その対象に、思い入れがあるからではないのか。 もしくは……“本当は自分が行きたいのに”と思っているからではないのか]
……あなたは。
[君も何処かへ、行ってしまうの?>>2:*18というその問いは、私にはまるで別の言葉に聞こえた。 “置いていかないで”と言われたような気がした。私は、声の主のことを、ほとんど何も知らないというのに]
(*0) 2015/07/14(Tue) 02時頃
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[フィリップの声>>2:*19が、私の背中を押すようだった]
私も。行きたいと、思っているわ。 ……だから、
[私の耳に届いたような気がした言葉が、私の勘違いではないのなら]
置いていかれたくないなら、あなたも、行かなくちゃ。
[その「鍵」をあなたは持っているのでしょう? という言葉は、飲み込んで**]
(*1) 2015/07/14(Tue) 02時頃
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[ 僕はかちりと、口元のマイクを鳴らした 。 ひとり減った管理人に行き渡るように、 一文字ずつ丁寧に、 ]
>> from:kame
―――脱走者。 番号:xxxx. 種、鮫。
復唱する。脱走者。番号xxxx. 名前は、 ―――
( ――――どうか君が、外で長く、永く生きられるよう、 ) ( できるなら、” 僕と ”が良かった。 でも僕は、 きっと )
名前は、―――モスキート、 ( せめて君だけでも、 )
[ 僕の頬に、 しずくがこぼれた。 視界は、ゆがむ。 ]*
(2) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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/*ひゃーまって赤が素敵けどじりやさんまたせてるからすこしまって!!!;;;;;鳥カップル素敵かよ
(-0) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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[覗き込む瞳を、彼は柔らかく見守った。>>2:271 深海の色した肌が、夜の海のようにびくりと揺れて それで、潮の息苦しさからは解放されたはずなのに
胸につかえるこれは、なんだろうか。 いかせてはならぬと叫ぶ妄執は確かに燻っている。 けれど――「これでよかった」と、 どこかで はっきりと 思ったのも、確かで。]
……なに、心配ない。
[どうして、という言葉には答えない。 いきておいでと小さく紡いで、 そっと集まる警備の人ごみのなか、
泳ぎ出でるように来た”亀”が モスキートの名を呼んだなら、>>2:261 彼は、黙して袂に腕を入れる。]
(3) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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[「しおき」が下るというなら、 それもまた悪くないだろう。 ……そう思えるほどには彼は狂っている。
二人の会話を妨げぬよう、 いつのまにか人影のなくなっていた第三棟、 鮫の背を見送った。>>2:263]*
(4) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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[耳元で丁寧に伝達される文字>>2は 今しがた旅立った鮫の名前をつげるもの 頬にしずくを零しつつ 尚復唱する亀の声に
彼は従わない。従えない。 いなくなった同僚の事はまだ知らず。]
……処罰は受けましょう。
[亀に向き直り、淡々と言う。 涙を流しながらも仕事を果たすことを、 訝しくさえ思いながら。 何もなければ、そのまま踵を返しただろうが。*]
(5) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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……両親、人間。 やさし… …なんでもない。
[ ( やさしかった? ) なんて そんな問いはいらなかった、と途中で飲み込む。 とうさま、かあさま、彼女の泪。 幸せだったろうことは すぐにわかったから。
獣の形見を大切にし続けていた管理者に 優しい夜梟の 大好きだろう両親。 どちらもぼくの知っている「ヒト」とは乖離していて
ぼくは、少しずつ「ヒト」への認識を改めはじめる。
目の前に出てきた”それ”>>2:270 に 食べる前に一言 ”ありがとう” と告げ ひとつ生唾を飲んだあとに 意を決して ぱくついた。]
(6) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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……………しょっぱ、い? ……あまい。 ふしぎ。
[ 首を傾げて、暫し。 あまり経験の無い味につい真顔。 僕の知っている人参に比べたら 外側はしょっぱいのに 内側はとっても甘かった。
ぽん、ぽん、ぽん、と疑問符みっつ。 それでも彼女が”私にとっては美味しい”って云うものは 僕にとっても美味しいものであったら良いなぁって ]
たぶん、美味しい。 ……あ、兄さんはダメ。
[ 俺も俺もとテーブルを歩く兄を制止して 僕は御礼?交換?に、蜜柑を半分彼女>>270のトレイへ
不満そうな兄さんの前には、 仕方がないから バナナを半分置いておいた。]
(7) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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うーん、………。
[ 眠さの残る 目元を擦って >>2:272]
”彼”が居るかもしれないから、庭には気をつけて。 もうひとつの図書室…にも 行かない で ほしい。
…………しんぱい、だから。
[ 傍にある彼女の手に こっそりと緑色の手を忍ばせて おず、おずと 手首を捕らえることが叶ったなら 白い細指の隙間にひとつずつ 蔦のような指を絡める。
いつも通りの夜を過ごしてくれると言ってくれたなら 僕は僕のベッドで 彼女の匂いに胸を灼かれることも 彼女の寝息に心乱されることもなく ゆっくりとした寝息を立てる ことだろう。**]
(8) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 02時半頃
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[ ハリネズミだから>>2:227。 ……とは? 男は首を傾げた。 謎理論。然し確かにそれは小さい。ふむ、と男は脳に描いたどうぶつと、彼女の姿を見比べた。――まあ、一理あるのかもしれない。 男は動物学など知らない。 また女医と違って研究にも長けていなければ、成る程と飲み込んだ。いや適当に飲むしかないと、言うべきか。 兎も角も―――では私の前世は、また自分より大きいマーティンの前世は、なにか。もし動物なら、も考えては。 ]
……麒麟、ですかねえ……
[ ―――いや、やはりやめた。 男は麒麟融合の己の姿を思い浮かべて、即座に消した。 ]*
(9) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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…どうせ使われないだろうので盗ったことは見て見ぬ振りをしますが、 ―――言えば貴女にあったものを頼んで来ますから
[ 盗むのはおやめなさい、 と、咎めた言葉は、はたして。 男は地上のどこへ行けば彼女の「針」にも耐えられる服が買えるか、隙間隙間に考えた。否、やはり特注かなにかをしなければ駄目なのだろうか? ―――しかし彼女の好みも知らなければ、ただその髪を見下げるに止めつつ。 ]
―――……?
[ まま、吐いた言葉に妙な――” 予想 ”の先にない行動を起こされたなら。 男はロッカーを尻目に、彼女の肩を叩いた ]
” どう ” したのです? ……ああ、図星ですか。
[ にたりと、男はニヒルに嗤う ]**
(10) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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/* 十二国記のほうの麒麟ならあるとおもいます
(-1) 2015/07/14(Tue) 02時半頃
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…あ?麒麟?
[前置きもなく放たれたその言葉>>9に怪訝そうな顔をする。なんだ、何が麒麟なんだ?…まぁ、知ったところでなんでもないか]
その頼むのがいやなンだよ。だれがニンゲンに頭下げてやるかってンだ。
[その提案は却下する。媚びへつらって物をもらうなんて、だれがするものか。…無意識に猿ではなくニンゲンと呼んでいる事に、彼女は気づかない]
え、あ、いや、ン、ンなわけ… [思った事を口にしようとした。思った事そのままを。そうだ、そんなわけはないのだ。だが、なんで。その図星だと言われたのは、ここまでしっくりくるのだろう?]
ンなわけ…ある、のか…?
[逆に聞いてしまう。自分の、気持ちなのに。]
(11) 2015/07/14(Tue) 03時頃
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/* なかのひとが発狂好きだからだと思うのだけど 脱走とか言われるとモブ管理人ひとり捕まえて、ぶっ殺した後に指だけポケットに入れてころころ転がしてるとかそういうのをやりたくなってくる……。
開錠に指紋要るのも知らないし無理ゲーだけどな!!!
(-2) 2015/07/14(Tue) 10時頃
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――――……貴女も” 人間 ” では?
[ ひとに見えると。 彼女を目前にして幾度も思った事柄。 男は彼女の言葉を繰り返した。 ――そう、” 繰り返し ”た。人間、と。
いつの間にか人間にまで進化していた、と依然歴史の教科書を思い浮かべながら。さて今は何世紀か、なんてズレたことさえ。 「猿では無いのですねえ」、 言おうとした言葉は、喉元に留めた。 ]
? ……悩むということは、少しでも――” そんなわけあった ” 、ということでは。
まさかその上着を気に入って頂けるとは、思いませんでしたが。
[ 聞き返され、弾かれたことには彼女を薄く見遣りつつ。 しろとくろが ――逃がした犬の名と同じ色が好きなのだろうか。 男は彼女に掛かった上着に視線を落とし、自身のスータンのポケットへと手を差し込んだ。 かちり、鍵束が声を出す。 それを緩々とした動作で拾えば、連なった鍵を彼女の目前に晒しては。 くるりと指で鍵を回したなら、彼女はまた別の衣服を欲しがるさまでも、見せただろうか? ―――先より言葉を詰まらせる彼女に、男はあざといまでに首を傾げてみせた。 貼り付けた笑みは、未だ穏やかなまま。 ]**
(12) 2015/07/14(Tue) 11時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 13時頃
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お、お前らと同じじゃ… 大体、お前らが言い出して、こンな場所まで作ったんじゃねーか。ケモノとニンゲンは違うってよ…
[反復されると>>12自分がニンゲンと、言っていたのだと初めて気づいて。だがしかし、猿と訂正する気にはなれず。]
…そうか。そうなのか、そりゃ、そうだよな… でも、なンでだ?ぶかぶかで不便だし、色も…そこまで、好みじゃねえし…
[色も、デザインも、機能も、気にいる物ではない。…少なくとも、身体に会う他の衣服と取り替えたくない、と思うほどには。…彼女をこの衣服から逃れさせないのは、それに染み付いた匂いと、包み込むような大きさ。今まで、一度も体験してこなかった。ゆえに、彼女はそれに行きあたらない。…この上着に、擬似的に、抱きしめられているから、離し難いのだ、と]
(13) 2015/07/14(Tue) 15時頃
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/*じりや!!!かんわいい°₊·ˈ∗ ( ˃̶᷇ ‧̫ ˂̶᷆ ) ∗ˈ‧₊°
(-3) 2015/07/14(Tue) 15時半頃
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/* >ノアは救星隊 アマルテアに投票した。 >ノアは救星隊 アマルテアに投票した。 >ノアは救星隊 アマルテアに投票した。
おいいいいい。中の人をそんなに喜ばせるなよー!!!
(-4) 2015/07/14(Tue) 15時半頃
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おやすみなさい、クラリッサ。
[寝床に潜り込む彼女の額>>2:265をそっと撫でて。 すこやかな寝息が聞こえるまで側にいただろう]
……私も。眠りましょう。
[前夜から寝不足だったし、今日は色々なことがありすぎた。 医療室のベッドに寝転んで、白亜の天井を見つめた。 白くて、無機質で、とても冷たく思えた]
どうかしてるわ、私。
[彼に優しく触れられた感触が忘れられなくて。 まだ身体が火照っている感じがするのは、たぶん気のせいだ。 そう決めつけて、ブランケットを被った]
(14) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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[その日、アマルテアは夢を見た。 扉を叩く音に目を覚ますと。“亀”>>0がいた。 彼は成功させてくれ、と自分にせがむのだ。 その声には、狂気じみた哀願の響きさえあった]
……やめて。お願い。
[自分は頑張っている。 もう十分すぎるほど頑張っているでしょう? 今までどれだけの“犠牲”を出しながら。自分は]
もう立ち止まれないのは、分かってるの。 けれど。私は、もう。
[蚊の鳴くような声で呟くと。 “亀”はアマルテアの白衣に手を伸ばしてくる。 その手が白衣に触れた瞬間、暗転。 ―――目が覚めた]
(15) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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ひどい夢だわ。
[医療室のベッドの上で、目を覚ます。 背中まで汗でびしょ濡れだったし、ひどく悪寒がした。 時計を見ると起きるにはまだ早すぎる時間で。 深夜と早朝の境目に、悩ましい気持ちになる]
二度寝をする気分にもなれないわ。
[また、酷い夢を見そうで。 クラリッサを起こさないように、そっと医療室を後にした]
(16) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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― 第三棟 自室 → 第一棟 医療室 ―
[自室に戻ると、軽くシャワーを浴びた。 頭をすっきりさせたかったし、気になることもあった]
……やっぱり、行っちゃったのね。
[未練がましくノアの部屋を覗いたが、もぬけの殻だった。 監視室に辞表のようなもの>>2:194が置いてあるのも、見た。 心にぽっかり穴が開いたような気持ちになった]
本当に、私。馬鹿みたい。
[辞表はそのまま、監視室に置きっぱなしにして。 ふらふらとした足取りで、医療室へ戻る。 取り留めもなく考え事をしていると、 すでに朝の時間になっていた。 マイクを手に取ると、いつもの日課を行う**]
(17) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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―――おはよう。
[ひとり欠けた管理人たちに向かって、朝の挨拶。 いつものようでいて、いつもと違う朝]
脱走者とは穏やかではないわね。
[“亀”からの伝達>>2は、アマルテアの耳にも届いている]
管理人もひとり、辞めてしまったし。 気を引き締めて仕事をしていきましょう。
[果たして、他の管理人たちはノアのことを知っていたか否か。 まるで他人事のように、アマルテアはマイクにそう呟くのだ**]
(=0) 2015/07/14(Tue) 16時半頃
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/* 先生可愛い(大真面目
(-5) 2015/07/14(Tue) 16時半頃
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/* アマルテア先生可愛すぎかよ
墓だからのんびりするけど畜生可愛い。忘れたくない 忘れるが
(-6) 2015/07/14(Tue) 18時頃
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/* 昼にね、鳩で覗くつもりだったんですよ。 鳩、家に忘れてたっていう、ね…orz
(-7) 2015/07/14(Tue) 18時半頃
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/* 2人落ちたら静かになった感あるなー…。 僕どーしよ。寝た確定さしちゃうか迷う。 冗長だったかなー、あの危ない事はしないでねロルは…
日常ろるを永遠と書いていられる族だから取捨が下手なんだよなぁ。 風呂行って引っ掻き傷にしみてにやにやとかもしたいんだ←
(-8) 2015/07/14(Tue) 18時半頃
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―昨夜・食堂―
[フィリップが言いかけてやめた言葉>>6。大体何が言いたかったか察して、私は穏やかに頷いた]
ええ、優しかったわ。 たくさん愛してもらったの。
[人間ではない私が、迫害されないように。両親はずっと人目を避けて、人里から遠く離れて暮らしていた。 両親以外の人間に見つからないように、私はほとんど家から出られなかったけれど、真夜中に少し外を散歩したりもした。私が夜行性だったのは、ある意味都合が良かったのだと思う。 そんなことを話しながら、差し出したにんじん。 意を決して食べるフィリップの様子を見守って]
無理しなくていいのよ。
[ふしぎ。たぶん、美味しい>>7。 なんだか気を使われているような気がする。 そもそも、調理したものを食べる習慣のない人にシチューというのは少しハードルが高かったんじゃないだろうか。 ドレッシングのかかったサラダくらいから始めるべきでは、なんて今頃思っても遅い。……なにより、フィリップが興味を示していたのはシチューだったし]
(18) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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[ありがとう、とトレイに置かれた蜜柑に手を伸ばしながら]
無理はしなくていいけれど。 でも、もし私の食べているものに興味があるなら、いつでも味見してくれていいわ。
[そんなことを言ってから、それはつまり、これからも一緒に食事をしようといっているも同然、ということに気づく。 そんな意図はなかったのだけれど……つまり私は、当たり前のようにこれからもフィリップと一緒に食事をするつもりでいたらしい。 そんなことに思い至り、また少し居心地の悪い気持ちになった。 居心地が悪いというか……むずむずするというか。 どうにも、落ち着かない]
(19) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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[不満げな彼の兄には、私からもごめんなさいね、と謝っておく。 心配性のフィリップ>>8に、安心させるように頷いた]
大丈夫よ。第二図書室に行くだけだわ。 気をつける。約束するわ。
[思えば、誰かに心配してもらうなんて、久しぶりかもしれない。 絡められた指に、こちらからも力を込めて握り返した。 そういえば、昔からフィリップは、私のことを大切に扱ってくれたように思う。 それが、翼への憧れゆえのことでも、この場所で私のことを大切に扱ってくれる人なんて、他にはいなかった]
おやすみなさい。 ゆっくり休んで。
[昨日はベッドに凭れかかって眠っていたフィリップ。きちんと睡眠が取れているとは思えない。 食堂を後にして、分かれ道。 別れ際にそう言って、人目がなければ頬におやすみなさいのキスを。 そうして、私はいつものように第二図書室に向かった]
(20) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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―翌日:第二棟・第二図書室―
[どうしてこんなことに。 私の胸の中は、そんな気持ちで一杯だった。 一日ぶりに訪れた第二図書室は、とんでもないことになっていた>>2:44>>2:45。 もともと、第二図書室はきちんと管理されていなかった。放置されて、埃が溜まって。 でも、放置された状態と、意図的に荒らされた状態というのは、実のところ全く違う。 放置された状態の室内をきちんと片付けるつもりなんて、私にはさらさらなかったけれど(そもそも、一人でどうこうできるような広さではないし)、荒らされたとなると話は違う。 荒れた部屋で落ち着いて読書なんて、できっこないのだ。 というわけで、その夜、私は片付けに追われることになった。 その結果]
くしゅんっ! ……ごほっ。ごほ、ごほっ。……くしゅん!!
[見事に埃まみれになり、咳とくしゃみが止まらない。 これは、最優先事項として入浴しないわけにはいかないだろう]
(21) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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ごほっ……でも、収穫も……くしゅんっ! ……あったし。
[自室よりも親しんでいた場所だったのに、今まで気づかなかったのだけれど。 片付けの成果として、私はこの施設の地図>>1:245を手に入れていた**]
(22) 2015/07/14(Tue) 19時頃
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[ さあてさてお立ち会い。
白亜から目もくらむ、乱痴気騒ぎの外の世界。愁嘆場じみた茫洋の。螺旋の波をのぞむ先。
“ ふかいふかい ”その“ 水面 ”で、
―――もとめた満腹はどこにある? *]
(+0) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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―― ? ――
[ ぐうと叫ぶ虫の鳴き声は、“いきたい”ともとめ、躯をうねる欲求は。いずれどこで、
―――“ きえた ”のだっけ。
螺旋のそこを1つ、1つと進みながら。いつか四角形の「造りもの」の中、水面へと躯を撓らせたように。今度は本当のひかりを、とただ、浮き泳ぐように。 己が「いきる」ことをねがった声を、思い返しながら。監視はどこまで自分を追ったろう。 ――最後に聞こえた“こえ”に、くつわを外したその顔を、振り返らせかけては。自分を出した男は。すきに、とこがれる「ふるさと」へ、背を押した亀は。]
…、――――
[ やがて声も、白亜の名残も届かない古びた階段の先。いつの間にかフードも下ろされた、露わになったそこに。
―――撫でふれ、においたつのは。 ]
(+1) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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そと、
[ ひりとした喉奥を滑った、潮のにおいに。 足は一歩とその先を踏み締める。遠くに鏡映し、本物のひかりを照らすそれを、“しんかい”じみた色の隙間、のぞみながら。
なじみの彼が、鳥が、針鼠が、うたったそとを。
惚けた息が1つ、溢れたのは、誰に知られることもなかっただろうか。 ――その場に暫く立ち尽くしたまま、やがて“観察対象”として、己のなした事に気がつけば。ふらつく足取りでひとの、ほかの気配から遠ざかるよう、歩みを進めただろう。*]
(+2) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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―― →路地裏 ――
……、――
[ うみ、――ふるさと、と。小屋がある、とつげた彼の声を乾きに喘ぐ奥、囈言のように1つ呟き。
……やがて路地の裏。清潔でも白くもない建物の壁隅にずり、と背中を付けては。そのまま、海底で息を潜めるようにしばらくと踞る。 ――あれほど、ぐうぐうとないていた腹の底。 「満足」を、その先をもとめた餓えが。欲求が。跡形もなくなっているのには気付かないまま。]
(+3) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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/*くそっ……くそっ…………かわいい……
ぜえはあ。チクショー……(床ダン案件 これにレスしないかわりに朝編書こうか。なあ。
おうちかえりたい……(切実
(-9) 2015/07/14(Tue) 19時半頃
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……ちょっと、待って。
[返事>>*0>>*1をしてから、私はようやく違和感を覚える]
あなた、今“君も”と言ったわ。
[君“は”ではなく、君“も”と>>2:*18。 それは、つまり]
外の世界に行った獣がいるの?
[そして、声の主は。「鍵」の持ち主は。 その旅立ちのことを、さみしく思ったのだろうか]
(*2) 2015/07/14(Tue) 20時頃
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―廊下―
[手に入れた物は、決して誰かに……特に人間には見咎められたくない物だ。私は一度自室に戻ることにした。 大浴場には着替えを持っていく必要もあることだし]
くしゅんっ!!
[止まらないくしゃみと咳に閉口しながら、私は長い廊下を歩く。 そして、考えていた。 一体誰が、第二図書室をあんな風にしたのだろう?]
(23) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
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[真っ先に思いつくのは、もちろんマーティンだ。あの日、あんなところで、ご丁寧にタオルケットまで掛けて眠っていた人物。 眠っていた場所は、ちょうど荒らされていた部分とも一致する。 けれど]
ごほ、そんなことをするような人には……ごほごほっ! ……見えなっくしゅん! ……いのだけれど。
[我ながら酷い。今ならフィリップの兄とも引けをとらない騒がしさだ。 眉を寄せて、少し鼻をすすった。 そう、問題は、マーティンがそんなことをするような人物には見えない、ということだ。 誰かとあそこで争った? 次に浮かんだ考えにも、私は首を横に振る。ふわっと頭から埃が飛んでいって、また溜息を一つ。 あんな、滅多に人が来ない、だからこそ私の愛しているあの場所に、複数人が居合わせて、部屋があんなに荒れるような争いを起こすなんて、どんな確率で起こりうるだろう]
(24) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
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[そして、私にはもう一つ問題があった]
大浴場……ごほっ。 誰も来ない、わよね……くしゅん!
[別に同性に裸身を見られるのが恥ずかしいとか、そういうわけではなく。 問題は、誤魔化しようのない胸元に咲いた花だった]
(25) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
|
|
/* そういえば、昔の話を投下してから、「それなんてえありす」と気づいたという…そういえばマーティンさんの言葉遣い、れのっぽいなと思ってたりしたのですが。 いや、投下するまで、えありすのことは全く念頭になかったのです… マユミの生い立ちの元ネタは、ぼくたまなのです…ああ歳がばれる。
(-10) 2015/07/14(Tue) 20時半頃
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[それは、いつのことだっただろうか――
あるいは、医療室に一人でいたとき。 あるいは、白に囲まれて眠っていたとき。 あるいは、あるいは。
酷くぼんやりとしていて曖昧な"それ"(>>1)は頭の中で反響して、私の意識をも溶かす。
落された絵の具は白亜と混ざり合い、まるで異なる様相―― 自由への渇望を生み出した]
(26) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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自由が欲しい、自由が欲しいと喚きながら、ハリネズミが欲していたのは、緩やかな束縛だった
(-11) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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―研究室―
んー…あ、あぁ……ふあぁ
[ソファの上で居眠りをしていたらしく、背伸びをしてからふと辺りを見回せば見慣れない光景で そこが自分の前居た場所。否、これから居る場所になるのだが。研究室と気付くまでに数秒要したか]
そういや、ボカァ辞めたんだっけ…
[頭を掻いてから思い出して。貯金は思ったよりもあるし、研究に没頭するだけの蓄えもある なのに、どうしてもやりたい事が見付からないし、研究を続けたいと思う事も出来なかった]
(+4) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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医者になろうかなって思ったんだっけ …なんで、だ?
[それはいつか自分とは違う人を見たからなのだろうか 優しかったあの人も、嫌味を言うその人も、不思議なあの人も]
…誰だっけ
[ノアの記憶から、すっぽりと“抜け落ちていた”**]
(+5) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時頃
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[目を覚まして飛び込んでくるのは、天井の白。一つの染みもないそれは距離感を失わせ、見る者に窮屈な印象を与える。
そしてこの施設も、私達にとっては窮屈なのだろう、きっと。 だからこそ、彼女は自由を求めていた。 私も――知りたい。
長い間心の奥底で抑えつけられてきた欲望の栓は、すでに抜かれてしまっていて。 その感情の濁流の前には、彼女に話された"本当の自由"の記憶の存在はほんの小さいものだった。
そう、私は外に出て、自由を知りたい]
おはようございます、先生。
[渦巻く感情の上で、昨日と同じように挨拶をする]
(27) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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……え。
[マユミの言葉を受けて、思わず声が漏れる。誰にも聞こえないような小さなその音も、確実に言葉を表していた。
外の世界に行った獣が、ヒトにならずに外に行った獣がいるのなら]
どうして、私は....
[ヒトになろうとして、薬の実験までしているのか。その言葉は呑み込んで、再び沈黙を守る。
きっと何かの間違いだ。そう、自分に信じこませて]
(*3) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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―自室―
……っくしゅん!
[自室に戻り、少し考える。 私の部屋に、来客などないに等しい。 けれど、目に付くところに施設内の地図を置いておくのはどうにも抵抗があった。 ごほごほと咳をしながら、私は少し考えて。 結局、着替えを取り出したついでに、クローゼットの中に仕舞う。 長居をしては、自分の部屋に埃を落としてしまいそうで、私はさっさと大浴場に向かうことにした]
(28) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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――――でも” ここ ”が無ければ、 ” そと ”で野垂れ死にするだけだったかもしれないでしょう。
[ 男は淡として言葉を落とした 。 そして尚、捨てられるのは獣人だけではない。――教会の外、うち捨てられた誰かを。 過去のヒトガタを 。 男は端に思い寄せた。 ]*
それに、 ………獣はこうして、手を繋ぐことも出来無い。
[ ―――流れる所作で、男は彼女の手を取った。否もしかしたら直前、振り払われることもあったかもしれないが――ゆるりとその手に触れては、絡め持ち上げる。 どんな顔をするのだろうかと、胸中にはまた爛々として興味を疼かせつつ。 ……軈て言葉も溶けて行ったなら、繋いだ手を離すこともしただろうが。 ]
(29) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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……私には、到底知り得ませんが、
[ そうして男は、かちりと鍵束の中、ロッカーのそれを鍵口へと差し込んだ。 ちいさく音が鳴って、古めかしい音を響かせながら戸は開く。 男はその中に腕を掴み、何枚かの備品を出した。 白衣、作業着、ジャージ。他。 腕に掛け持てば、一枚一枚彼女に当てつつ。 ――ああこのサイズかと、同じ大きさのものを数枚持ち戸を閉める。 ]
―――女医なら貴女の気持ちもなにか、分かるのですかねえ… はたまた、他の――マユミさんや、クラリッサさんは。
[ 彼女の言葉は心理学めいて、まるで謎だと思う。男は何とも思わず――否、女医の文字を出したのは少し陰謀めいていたが――彼女の蟠りを解く鍵をと、かたちに見えないもので差し出した 。
その差中、ずるい、と。 誰かに、背中を指指された気がした。 ―――知らない振りは、ずるい。 と。 ]**
(30) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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返事ものっそい遅れて急いで書いたら支離滅裂だー申し訳ない
(-12) 2015/07/14(Tue) 22時頃
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[手に入れた施設の地図。 それも、外の世界へと行くための、有用な道具となるはずで。 けれど、ここで明かしてもいいものか。 やっぱり私には判断できない。
息を詰めるような気配>>*3があった、気がした]
(*4) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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― 自室 ―
……はぁ。
[ 何もない真っ白の部屋に、熱の冷めないため息ひとつ。
熱の理由は、ベッドに潜り込む前に 鴉ならぬ鸚哥の行水をきめたからなのか 小さな肩の傷がシャワーでしみたせいなのか 別れ際に貰ったキス>>20のせいなのか 白い肌に咲かせた花が、いまも脳裏で馨るからなのか。
夜の間、彼女に何事も無ければ良いと それだけ願って 僕はシーツの上で丸くなる。]
『ァア、ァア』
[ 小さく啼く兄の声が、閉じた瞼の闇の中で 「ひと」のかたちの背中に変わっていった。]
(31) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[ ( 兄さん。にいさん。……どこにいるの。)
食堂で、彼女の優しい両親の話>>18を聞きながら 僕も 僕が話せる過去を掘り起こそうとしたけれど 出てくるのは顔の見えないままの 兄の背中と、 反吐が出るような人間達の記憶。
だから僕は せめて彼女の綺麗な過去を守るように そいつらを腹の中に押し込んだんだ。
そんなだったものだから、ほんの少しだけ いつも彼女に感じる憧憬の裏側に、悲しさを浮かべて しょっぱい癖に甘い人参みたいな、 変な顔をしていたと思う。 …………でもね。
( 今度の彼女の「ごはん」は、どんな味だろう )
獲得したつまみ食いのお許し>>19に、 ぱあっと顔を明るくする頃には 僕の抱えた「しょっぱさ」は何処かへ消えていた。]
(32) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[ 真っ白なシーツの端っこを ベッドマットから引っ張りだして 指の隙間で弄ぶ。 握り返された白い指>>20を 思い出しながら ]
…………ごめんね。
[ ぼそり、ベッドの上に ころがる謝罪。 明日、起きたらやろうとおもっていること。 ―――彼女には、だめだと言ったくせに。
大きな大きな深呼吸。 もぞり、ベッドの上で 部屋の扉へ背を向けて 僕は胸の内にあるものを 隣の部屋から隠すかのように まあるく まあるく 膝を曲げて眠りに落ちる。
とおくて深い 夢の中。 >>24 櫻の上から見えた彼女のくしゃみが 聞こえた気がした。]
(33) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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― 翌朝 第一図書室 ―
[ 彼女へ「おやすみ」と言って 彼女から朝の挨拶を貰って それから唄う、いつもの朝。
だけど。 今日は、そっちへは行かない。
興味なんて持ったこともなかった「暖炉」に 良く音を立てる鳥脚で近付いて 真っ暗の中を見る。 暖炉が暖炉として使われて居ることはないようで 煤も焼け落ちた薪も落ちていなかった。
誰か出てきやしないか ヒヤヒヤしつつそれだけ見て 本を探すふりをして、部屋を歩く。
( 僕が行ったらそりゃあ、問題になるだろうけど )
僕は肩の上に居る”優秀な兄”の頭を、ゆっくりと撫でた。]
(34) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[ 第三棟に ”迷い込んだ” 赤い鸚哥は 何年ぶりかの夜風>>2:5に、羽をはためかせて
ぐるうり、 ぐるうり。
番犬の居なくなった鎖を尻目に 警備員や誰かが居れば、その頭上を飛んだあと 捕まらぬような高所に留って ]
『 マイゴ! マイゴ! ココハドコ!?』
[ ……なんていう、またしても小さな演目の幕を上げる。
僕はそんなことは知らないふりで(聞こえないふりで) 暖炉のそばでひとつの本の 表紙をひらく。
『月夜のけだもの』
――獅子も白熊も狐も狸も 夢を見たままでいるのは。 僕か、僕以外の全員か それとも此処の、全員だろうか。]
(35) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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―――、 …僕も?
[ 行きたい 、
2羽の声が聴こえて、僕はひたりと耳を欹てた。
置いて行く? ――― 二人にも、 ” 置いて行かれる ” ? いや、 二人は ” 出ていく ” 。そらに唄うために? 先日も言っていた。『 ふたりでとぶ 』。なら、僕は、 ]
(*5) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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でも …… 鶴が、 鶴が僕を恨むんだ。
[ むかしむかし。 海辺で誰かに虐められていた僕に、 ひとつの提案があった。
『 鶴の居場所を教えたら、もう虐めないであげるから 』
嬉しくて嬉しくて、救われたくて、僕は、
――――鶴の伴侶が死んだ、前の日のことだった 。 ]
(*6) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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――――もすきーと ……。
[ ―――開けた過去の頁。 朧に塗れた脳内で、僕の意図の外で声が出た。 今はもう居ない ” 自由 ” になってしまった彼の名を紡いだ声が。
( さみしい。 ……さみしい。 )
君に喜んで欲しかった 。 だからたくさんを教えた。 そして君は出て行った 。 僕は少し嬉しかった。 ―――同時に君を、恋い焦がれた。 ]
(*7) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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[ そうした思考の外で、誰かが>>*3困惑のようななにかを落とした気がした。 僕はこてりと首を傾げて、「 いま、なにか 」と赤い声で聞き返す。 ―――大扉の向こう、 射し込んだ光を狭まらせながら。 遠くなった彼の背中を見つめながら。
きっと、あの時鶴は、こんな気持ちだったんだ。なんて、今更 ]**
(*8) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* 何回そうかなぁ…(迷い中
(-13) 2015/07/14(Tue) 22時半頃
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/* そういえば外出てからのロル何も考えてなかった
(-14) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[外の世界に行った獣がいるの? と私は聞いた。 その返事だったかはわからない。 けれど、聞こえた者の名>>*7に、私は息を飲む]
モスキート、って。
[それは、一緒に出てみるかと私に問うた>>2:*3鮫の名だ]
無事に行けたの……?
[そうだったらいい、と思う。たとえ脱走者によって、警備が厳しくなるとしても]
(*9) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* チェビィのぱそこん、すごい横幅広いんだろうなあ。
改行がすんごいとこで入るけど これきっと彼は綺麗に見えているんだろう。 それにしてもすごい文字数の差だな………解像度なのか?フォント?
どの環境でも横幅文字数同じにしてほしいよねーえ。 そうしたらもっと整形頑張るのに。
ふにゃん。多分エンカ降ってくるのは明日かなーなんて思いつつ うとうと うとうと。
(-15) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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おはよう、クラリッサ。
[管理人たちと何か話をしただろうか。 マイクから手を放すと、アマルテアはにっこりと微笑むのだった]
昨日。ここから、脱走者が出たみたいなの。
[世間話をするように、クラリッサに話しかけた。 脱走者、モスキートのことを思い起こす。 果たして彼は、生きてここを出られたのだろうか。 ふと、先日ノアとモスキートが何やら2人で話していた>>0:136のを思い出した]
(36) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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……まさか、ね。
[あの優しいお人好しは。 まさか辞める前に大事をしでかしたのではないか、 などと検討違いのことを考えながら。 彼ならやりかねないと思った。 同時に。管理人の誰かが手引きしたのではないのなら、 どうやってここから脱走出来たのだろうかと考えを巡らせる]
いずれにしても、物騒な話だわ。
[曖昧に微笑んで見せるだろう**]
(37) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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―第一棟・大浴場―
[脱衣所で埃っぽい服を脱ぎ捨てると、私は翼で体を隠すようにして、大浴場を覗き込む。無人であることを確認すると、ほっと胸を撫で下ろした。 シャワーに向かうと、頭から浴びながら、まずは気の済むまでうがいをすることにする]
咳……出なくなったかしら……。
[息切れを起こすくらい何度もうがいをして、私は大きく溜息を吐いた]
(38) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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マユミは、フィリップがそういえば今朝は来なかった、と思う。埃まみれの姿を見られずに済んで、よかったけれど。
2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* この村で思うんだけどアマルテア先生とコア良く合うなぁ… バトルペアRP村とかあったらお誘いしたいレベル(バトル出来るかは知らない
話してて楽しかったのよなぁ…
(-16) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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アマルテアは、マユミが咳に悩まされていることを知らない。
2015/07/14(Tue) 23時頃
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しょばつ、
[ 僕は近く、>>5扉を開いた張本人に目を向けた。 施設の子どもを ――鶴の思惑をじゃました彼に、処罰を。 そうするのが当然。 きっと、正しいことなのだろう。 少なくとも、この地下では。
だからなのだろうか? 根付いた思考と規律が、僕を惑わせるのだろうか。 喉奥が熱くなって、しずくの落ちた目の端が、釣り上がるような心地がした。]
――………して 、
(39) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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…彼を連れ戻してくれよ! ……っ
[ そうして、言ってからはた、と気が付く。 これは所詮僕の欲――ちがう、施設の規律でしかなくて、 知っているんだ。” そう ”してはいけないのだろうと。
僕は言って、頬を掻いた。口元の機械を直しながら、ちいさく彼に言う。 ――「 ごめんね。 忘れて 」と。 どうせ僕も、 共犯なんだから。 ]
処罰、……か。 そうだなあ、
―――鸚哥を捕まえる。…とかかな?
[ 「 なんて 」。 僕は戯けて見せた。 いつの間に入っていたのか、喧騒>>35をBGMに聞きながら。 彼が「処罰」を聞いても聞かずとも、僕はまた鶴の元へと行く準備をと――暖炉の下へ身を滑らせようとすることも、あっただろうけど。 ]**
(40) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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[そして]
鶴が恨む……?
[それは、何かの比喩なのか。それとも文字通りの意味なのか。 少なくとも私は、この施設の鶴なんて知らない。外の世界のことはわからない。 声の主は、鶴とやらの存在によって、この施設に縛られているのだろうか。 だから、行くことはできないと、そう言うのだろうか。 ……「鍵」を持っている、らしいのに]
贖罪だというの? そのために、ここにいるの? ……ここにいたら、いつか許してもらえるの?
(*10) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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…それがも自由ってもンだろ。野垂れ死にする、自由だ。アタシらは頼んじゃいねえ、生かしてくれなンてよ。
[今みたいな生活をするくらいなら、外で死んだ方がいい。ここの生活は、死ねないくらいに抑圧されている。]
…に、握れるからって、な、なンだよ…アタシが言ってンのは、もっと…
[そう言いつつ、絡められていく手に抵抗はできない。脈拍ははやくなる。なぜかは、わからない。目が合わせられない。少し顔をそらす。顔が少し熱くなる。]
[着替えを当てて行かれれば、大人しくして。話を聞く]
(41) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* アマルテアちゃんがスイーツ脳すぎてヤバい。 仕事サボって真昼間から同僚男と情事。 男のことが忘れられなくて仕事に手がつかない。 最悪女すぎて弁護のしようがない。無理だコイツ。
(-17) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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…ッ!イカレ女医に分かるわけねぇだろッ!あいつと一緒にすンなッ!
[カッとなる、だが、今着ている上着の重みが気持ちを引き戻す]
……ったく… マユミやクラリッサなら、分かンのか…?
…ただ、なンだ
…安心するンだ。これ、着てっと…
[ヴェスパタインの上着を着ていたい、という事を吐き出してしまったからか、その理由は分からずとも、感じた事はなんとか言えるようになって]
(42) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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/* あああ飴ありがとうございます…! 誰かお風呂来ないかなー。アマルテアさんシャワー浴びちゃったしなー。クラリッサもそれどころじゃなさそうだしなー。 ジリヤ、コイバナしようよ!
(-18) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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―研究室―
『マーティン先生が帰ってきてくれて助かりますよ 研究がずっと行き詰まってたんです』
[ソファーの上で生ぬるくなった珈琲を飲んでいればそこに現れる元助手の姿で 尤も、今では彼も昇格したらしく、教授として指導しながら研究を進めているらしいが]
…どれもこれも、駄目だってハナシ
[効果が無い上に、水を飲ませている方がよっぽどマシでは無いかと言う代物。これならばどこかで見た、薬の方が使えるに違いない]
(+6) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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どこで見た…んだっけ、なぁ
[元助手がこちらを見てまるでわからないとでも言うような顔をして、なんでもないと手をヒラヒラと振ってみせる いつの間にか自分の居場所はここにも無くなっていた。けれど、前の居場所に戻るつもりもない]
なーんか、大事な事忘れてる気がするぞ…と
[それは誰の事だっただろうか。疑問が解決する事も無く、切れた珈琲豆を買うために研究室を後にした**]
(+7) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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―――行けたよ。
[ 声の先で、>>*9息を呑んだ音がした。 朧な思考の、遠い場所 。 >>*7呆然として彼の名を呼ぶ前に、>>*2梟の彼女が僕に聞いたことを思い出しては。
――” 生 ”くことはまだ、わからないけど。
まるで懐かしむように、また惜しむように吐いた僕の声は、誰にまで聞こえただろうか? >>*3誰かの流した空気を気に掛けながら、僕は言った 。]
―――警備、 強くしなきゃ……でも、
[ そら。と、うたうとり。 僕は何を戸惑っているんだろう 。 ]**
(*11) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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[こちらに向いた目を、静かに見つめ返した。 未だ雫を零しながら、怒るように目の端釣り上げ 下った「しょばつ」に、耳を傾ける。
連れ戻してくれ、と 云う声は切実な響き けれど]
……。申し訳ありません。
[それだけはできない。 たとえ外の世界が獣人にとって 優しいものでなかったとしても。
「ごめんね。忘れて」と頬を搔く亀から ふと、視線を外すと何か赤いものが見えた。]
(43) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[『マイゴ!』と叫ぶ赤い鸚哥は、 くるりくるりと微風の中を飛び回る。 どうしてここまで迷い込んだものだろう。
先ほどの激情を無しにして おどけてみせた亀に、軽く礼をした。]
承知いたしました。
……( どうして、そこまで )
[暖炉の下へ身を滑らせゆく亀を見送り乍 亀が泣いて鮫を見送った理由に思いを巡らせ
静かに、飛び回る赤い鸚哥に手を差し伸べた。]
(44) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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―― おまえさん、駄目じゃないか。 こんなところに来ては……
[ 何とよびかけていいかわからなかったから そう言ったけれど、 赤い鸚哥には聞こえていただろうか。*]
(45) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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え....あ、そうなんですか。
[脱走者が出た、と。先生はそう言った。 脱走ということは、それをしたのはは"私達"ということ。 獣のまま、ヒトにならないで外に出たということで。 それはつまり、
――こんなことは、しなかった? 唐突に生まれたダムのように、感情の濁流が堰き止められた]
(46) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[外に出るためなら自分の身などどうでもよかったはずなのに、不意に全身を満たす恐怖感。思い出すのは、この間うたれたばかりの薬とその痛み。
"あんなのは二度とごめんだ"という本能と "外に行くにはこれしかない"という理性が衝突する。脱走なんてそうそう出来るわけでないと分かってはいても、それを認められず、自分もそうすればいいと囁きかけてきて。易きに流れようとする本能を止められない。
ああ、いつの間に私はこんなに弱くなってしまったのだろう。 "欲"とは、これ程までに人を――獣を弱くさせるものだったのか]
先生、薬、早く試しましょう。
[どうにか口に出来たそれは、普段より幾分か早回しだった]
(47) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[現実においてでも、こちらにおいてでも、その脱走は確かだという]
こんなのって、無い……。
[抑圧された本能は口に出されることなく、静かに、吐き出された。]
(*12) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 00時頃
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[行けたよ、という返事>>*11に安堵しながら。 同時に、思う。やはりこの声の主は。この獣は。そのことを知りうる立場にある。 さみしいという言葉は本物だろう。 私には知りえない事情があるのだろう。 それでも……気をつけるべきだ]
クラリッサ……。
[届いた声>>*12は、私にはまるで嘆きの声のように聞こえる。 人間に“なおす”研究をしているという女医を、クラリッサは弁護していた>>1:9。人間に従順だった。 そんなクラリッサにとっては、不従順な獣が自由を得たという知らせは、やるせないものがあるのかもしれない]
(*13) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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……本当にいいのね? 後悔は、しない?
[真剣な顔で、クラリッサに問いかける。 こんな態度はやっぱり自分らしくなくて。 どうやら、あのお人好しの馬鹿に当てられてしまったらしい]
これを投与してしまったら。 もしかしたら、取り返しがつかないことになるかもしれない。
[希望ばかり見せてきた女医が、初めて見せる態度だった。 箱の裏>>2:140にあった薬と注射器を手に取る。 研究を続けなければという理性と。 このままじゃいけないという感情が。 心の中で鬩ぎ合っていた]
(48) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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それでも、本当にいいのかしら?
[右手に握られた注射器の中の液体が、毒々しく煌めいている。 クラリッサの瞳を、じっと見つめた**]
(49) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[ 鸚哥は 鮫が出ていった事も亀も鶴も知らない。 ただ久方ぶりに感じる「風」に身を震わせて 風切羽根をうすく 長く 伸ばすんだ。
唯一の見知った顔、夜色の髪と瞳に 感情の乗らぬ瞬きを 差し出された手>>44には 『アァ!』とひとつ啼いて 頭の上でくるり旋回 ゆるりと速度を落とした後に 手首へと降り立った。]
『 マイゴ! マイゴ! キテハダメ? ココハドコ? ココハドコ??? 』
[ しきりに首を傾げて ]
『 アキラ ドウシテ ココニイル? フィル ドウシテ ココニイナイ? 』
[ きっと、梟が居たら”煩い”と顔を顰めるのだろうけど あいにくいまは、窘める”2人”は留守にしていた。*]
(50) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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[全身を泡だらけにして、汚れを洗い落とす。特に衣服に守られていない髪は念入りに洗った。いつもはざっとシャワーを掛けるだけの翼も、今日は丁寧に。 そうして浴槽に浸かり、私はようやく一息つく]
とんでもない目に遭ったわ……。
[胸元に目を落とし、花を咲かせた人のことを思い浮かべた。 困ったものだ。第二図書室が荒らされていたなんてことが耳に入ったら、心配するに決まっている。 誰にも言わずにおくべきかと思う一方、私が毎晩のようにあの場所に通っている以上、“犯人”と鉢合わせする可能性があるかもしれない、と考えると、このまま迷宮入りにしてしまっていいものかとも思う。 結論はなかなか出ない。私は眉を寄せて、ぶくぶくと浴槽に沈んだ]
(51) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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/* お風呂に沈むまゆみめっかわ
僕もとなりでうまる!ぶくぶくぶく………←
(-19) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[寝ていないからか、それとも別の要因か。 彼の瞳には少しの動揺のさざなみも立たない。
それは差し出した薄い掌に止まる鸚哥の瞳と同様に。 微風からは「外」の匂いがすると、 ――潮のごく僅かな匂いがすると 鸚哥は気づくことがあるだろうか。]
……ここは、どこだろうな。
[獣人を収容しておく施設<プリムラ>だ。 そしてここは管理人のすまう第三棟だ。 そんな事は自明じゃないか。
けれど、一瞬彼の脳を塗り潰した言葉は ”牢獄” それに他ならなかった。]
……怪我、してるじゃないか 消毒だけでもするか。
(52) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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[直接答える気にはなれなかった。 誰が聞いているともわからなかったから。 だから彼は、きっと思うより”聡明”な その鸚哥の小芝居に 嘘を塗りたくることにした。
ぽつり、白々しく言葉を落とし 一歩、踏み出すは暖炉の方ではなく、 彼の部屋の方。
――鸚哥が何を叫んでも、 誰にも聞こえぬようにと
嫌がられなければ、 そのまま部屋に連れていっただろうけれど。 (それで鸚哥も、 この棟を少しは”偵察”できたかもしれない)]
(53) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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…わかっただろ。イカレ女医のいいなりになる必要なんかないって。
[クラリッサの言葉には、そう吐き捨てる。従順になっても、こうなる事は分かりきっていた。猿共は、私たちに何も与えてはくれない。…与えてはくれない、はずだ]
[そう吐き捨てながら脱走を伝えた声の主>>*11の事を考える。脱走を知っていて、獣たちに教える。この謎の会話の方法を教える。警備を強化しないと、と呟く。…こいつは誰だ?何の目的がある?脱走をさせたいのか、それとも、させたくないのか。どういった立場の奴なんだ。とにかく胡散臭い]
(*14) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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|
[耳から聞こえた挨拶に、 もうそんな時間かと 一つ、瞬きをして 小型マイクを一瞬口に近づけた。*]
(54) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
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……駄目だわ。私は眠いのだもの。
[浴槽から浮上して、出てきた答えはそんなもの。 いつもなら眠っている時間だ。眠い頭で考えたって、最善策を思いつけるわけがない。 とっとと上がって、眠ってしまおう。それから考えよう。 そう結論を下して、私は脱衣所に向かった**]
(55) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
|
|
[――ぷつり>>=0]
……、ああ、おはよう。
[いつも通りではない朝の、いつも通りの朝の挨拶。 彼はアマルテアの声に静かにそう返すと、 続く言葉に、相槌を一つ。]
――そうかい。誰か辞めていったんだね。 (……それは、よかった 逃げ出せたなら、)
[淡々とした物言いの裏にある彼女の想いに 気づく事はないが]
なら、きっと忙しくなるね。 把握したよ。……。
[小さく、柔らかくそこまで言うと ――ぷつん、と音声は切れる*]
(=1) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
|
|
[ 人間よりも 獣よりも 動物である鸚哥は 風の流れを覚えているし 遥か遠くの潮騒を聞き分ける。 ひとのそれより余程広い視界は、 腕に留まりつつも 風が洩れる大扉の様子を伺う。
( ケガ? ケガ? ボクガ? アキラガ? )
声>>52に、またくるくると 首を傾げて ]
『 ガァ! 』
[ まるでただの”鳥”のように。 ]
[ 自分を運ぶ足>>53が、知らぬ扉へと向かうなら 興味本位 好奇心のまま 大人しく。 手首はきっと重いだろうから、肩へと移動する際に えっちら、おっちら と びっこを引く演技も忘れない。 暖炉の向こうで 僕が心配するかどうかなんて ”ただの鳥”には与り知らぬと わかったうえで しらを切るのだ。]
(56) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
|
|
[ジリヤの声が聞こえれば、今はもう反論することも出来ない]
そう...ね。 どうせじきに、結果が出るから。
もし私が、その結果を伝えられなくなったら。 頼むね、ジリヤ。
(*15) 2015/07/15(Wed) 00時半頃
|
|
[今更、そんなことを言わないで。
先生は私に、何度も確認する。これまでは、そんなことはしなかったのに。 やめて。今、そんなことを言われたら。決心が鈍ってしまう]
はい。後悔はしません。
[私の心が変わってしまう前に、注射を打って――
そう、腕を差し出した]**
(57) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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…ッ!オイッ!お前、まさかッ!やめろッ!まだ、わかンねえのかッ!
自由になりたいんだろッ!なんで、そんな、道を閉ざすような…ッ!
[クラリッサの言葉に焦る。強く呼びかけて、やめるように伝える]
(*16) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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|
……分かったわ。
[クラリッサの言葉>>57に頷いて、 差し出された腕に注射器を突き刺した。 この前の何倍も、強い薬。もう後戻りはできない]
これで終わり。
[薬を投与しを得ると、じっとクラリッサの様子を伺った。 知的好奇心よりも先に、恐怖が勝っていた**]
(58) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[ 正直者が正直なまま報われるのは、御伽話の中だけだと 「そと」で汚いものばかり見てきた僕は、 彼女>>*12の慟哭に目を伏せる。
鮫が”行けた”と 警備を強く、と迷う声>>*11 やはり彼は「あちら側」なのだと下唇を噛んで。
自分が誰ぞの恨みがあるから行けぬ>>*6ことと 獣を逃さぬ為に 警備を強める事とは関係が無いような (自分が鍵を持ちつつ出られぬ、八つ当たり以外には)
手元でひらいた本の文字が 頭に入ってこない。 兄が気になるのも勿論だったし ”脱走者”にざわめく”声”達に 胸が騒ぐ。]
恨みなんて届かないほど、 遠くへ行ってしまえば良い。……ねえ、行こうよ。
[ 怨嗟も 柵も届かない遥か遠くへ。 それよりも遠くへ行こうとする声>>*15に、本を閉じた。]
(*17) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[恐らくこの鸚哥の弟は心配するだろう 判っていてもすぐに返す気になれなかった。
鸚哥も鸚哥で手首から肩に 怪我もないのにびっこをひきながら移動していたから わかったうえでこうしているのだろう。]
――もしかしたら、おまえさんが本当に あれの兄なのかもしれんな。
[肩に乗る鳥の頭を人差し指の腹で撫でた。 ただの鳥とは思えなかった。
扉を開けて部屋に入れば、小さな和室に、 けしてものが多いとはいえぬ中、 机の上に赤い羽根が一つ。]
(59) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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ここは私が泊まっている部屋だよ。 獣に何かあればすぐ駆けつけられるように ……むこうの扉は あれは外に続いている [彼は、相手が獣であることすら考慮にいれず 最早人間にそうするように話しかけて 鸚哥を机の上かどこかに導いた後、]
――……なあ、
[ずるり、と気だるげに扉に背を預けた。]
何が狙いだ
[投げかけた言葉はいつもよりぞんざいだったが 鳥の前で柔和に取り繕う気にもなれなかった。
この鸚哥がただ迷い込んできたとも思えぬし 何か、目的があって動いているなら 存分に利用されようじゃないかと そう、思うのだ。*]
(60) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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/* 明の塩対応が中の人の寝起き時とにてて なんか うん なんでだろ (眠さには弱い)
そんではやくフィリップをマユミちゃんとこに返したい(人の恋路を邪魔する気は毛頭ない)ので早めに切り上げようね…
(-20) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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/* ひい! 深く考えずに兄さんぶちこんだのバレてる!
((( ねらいはこれからかんがえます )))
(-21) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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[結果が出る>>*15。なんの? 結果を伝えられなくなったら。なぜ、伝えられなくなる? 血の気が引いた。クラリッサのその言葉は、ジリヤの言葉を受けてのもので、ジリヤが話したことといえば、女医の言いなりになるなという話>>*14で……]
いけないわ。
[ジリヤが必死に止めている>>*16。感情に強く訴えるその説得に、私は冷静にならねばと思った。 情に訴える方はジリヤに任せるべきだと]
クラリッサ、考えて。あなたは、本当に人間になりたいの? それとも、外の世界に行って、自由になりたいだけ? お願い、考えて。
[お願い、と私は繰り返す。 だって、心から女医の薬を信頼していたなら、あんな言葉は出てこない。 クラリッサはいつも女医に好意的だったけれど。 その薬がどれだけ危険なものなのか、本当は気づいているのでしょう?**]
(*18) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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[ ―――して、徐々に顔を赤らめる彼女を見て、男はどう反応したのだったか。
嗚呼これはまるで――そうか、そういう気持ちも彼女は覚えるのか。と彼女のそのさまを見ては咽喉を鳴らしたかもしれない。 …また、その奥、責めたてられるような気持ちさえ抱きつつ。 強気な彼女の普段見れない、見れなかった一面は。 至極珍しいものではあったが。 ]
” 繋げる ” ―――と。 それだけで十分ですよ。
[ 離した手、離れる体温 。 心の裏、針で突つかれるような思いさえ 。 ]*
(61) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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[怖い。怖い。怖い。
なんでだろう。自分が思い悩むことはないじゃないか。 これは彼女が望んだことなのだから。 後悔しない、と確かに彼女は言った。だから。
思考は堂々巡りをする。 “効果”は確かにあるはずなのだ。その為に研究してきた。 ただ、その作用に身体が耐えられるかどうかは。 ―――考慮に、入れていない**]
(62) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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/* 寝る寝る詐欺。 いや、お布団入って寝る前に鳩でチラ見したらこんなことになってたら、そりゃ言いたくなるよね。仕方ないよね。 おやすみなさい。
(-22) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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[ 間も無く近くで響いた声>>42には、男はその眉を顰めた。 どうやら、根は相当深いらしい。 深いそれは一体どの齟齬から生まれたものなのか ―― 幾度も実験をされては、秘密棟に押し込められた彼女の姿を脳裏に浮かばせ。 「イカレ女医」と評された彼女へ、会話こそ少なけれど稀に見掛ける姿もそのように思えなければ。 ―――Panis Angelicusは所詮、紙上のうた。そしてひとでしかないのだと思った 。 ]
……あなたは私が、” すき ”なんですねえ…
[ 男は軽く吐息を吐いた 。溜息でも何でも無く、ただ洩れたものだった。 まるで軽快に「お前は俺のことが好きだな」と言うような口振りであれば、その先、特に思うことも無く。 ……一度、以前のように髪に触れかかったなら、その針が再度手のひらに刺さることもあっただろうか。
…――そのまま、男は黙して踵を返した 。いずれ求められるのだろうか? 自らの” こたえ ”も見出せないまま 。 「 これから、秘密棟へ? 」…と、歩む寸前。空いた沈黙を埋めながら。 ]**
(63) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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― 第一図書室 フィリップ ―
[ ぱたり
本を閉じる。 目を閉じる。 暖炉の向こうと ”結果”の先へと思いを馳せる。
託されるほうは きっとたまったものではないだろう。 彼女の望みが 望みのままに叶えば良いと祈りを込めて 僕は 閉じた本の表紙を撫でながら ヒトの管理下にあった頃 幾億と唱えた祈りを紡いだ。]
……天使の御母聖マリア、 罪人なる我等のために 今も 臨終の時も祈り給え。 āmēn、
[ ――噫、 父よ。 ぼくらは、そんなに大きな罪を 犯しましたか。]
(64) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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/*ぬぬ眠気
(-23) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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[ あなたはいつだって 正直者を救ってくれない。 あなたはいつだって 救いを求める手は取ってくれない。
僕はそれを痛いほど知っているから だから僕のことばは ”神”とやらへの嫌味として。
僕がいままで救われなかったぶん 正直者の彼女や 僕のたいせつなひとを救ってくれるというのなら
信じてやっても良いのだけれど。]
(-24) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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…そうは、思えねえな
[繋げるだけでは>>61、不十分だ。だって、あいつらの大多数は繋ごうとしないのだから。意味のない事だ。血が繋がってようと、人と獣なら、その手は、繋ぐためでなく…]
す、すき…?
[好きという言葉を知らないわけではない。字は読めるし書ける。正規の教育を受けたわけではないが、ゴミを漁ったりして自分で会得した。だが、その言葉を知っていることと、実態を知っていることは、べつで]
なぁ、好きって…こんな、かんかく、なのか…? 気持ちが不安定になって、やりたいこともわからなくなって、くだらねえ事ばかり、考えて、悩んで…
…これが? […これは、自由とは、離れた…まるで、緩やかな束縛ではないか。それも、自ら進んで縛る]
…だからッ! [髪に手が触れかかると、それを自分の手で防ぐ。少し、針が刺さる]
撫でたら、怪我、すンだろ… [手の怪我は気にせずに。傷つけたくない。でも、触れて欲しい今は前者が勝りつつ、それでも、徐々に均衡を失する、ハリネズミのジレンマ]
(65) 2015/07/15(Wed) 02時頃
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…戻らねえよ。…昔の私室が、まだ誰も入ってなくて、勝手に使ってる。そこなら、あっちより随分マシだ。…ベッドで寝れるしな
[着替えたら捨てるだろう、元白衣のボロ布に血をこすりつけながら歩く。今日は色々とわかりすぎた。それは、ハリネズミの価値観を、崩してしまう事も、含めて]
それと、ちと、用事が、医務室にな
[腕の怪我の事なのか、医務室に行きたい、と言い出す。…怪我は気にしている風では、ないのだが]
(66) 2015/07/15(Wed) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 02時半頃
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[ フィルと同じように頭を撫でる指>>59には クルル、と喉を鳴らして。
はじめて見る和室>>60に暫し挙動不審になりつつも 椅子の背もたれのふちに、爪のついた脚を降ろす。
語られることばたちに 気まずげに脚で首元を掻いて 何も語らない両目で彼を見る。
理解しているのか、……いや。 理解した上で しらを切るのか 切らぬのか。 ”ただの鳥”にとってはそれだけのこと。 ……さて。]
『 ソト! ソト! モリ ニ カエル!
ダシテ! ダシテ クレタラ ヒミツ! ダンロ ヒミツ! ノア。オコラレナイ!』
(67) 2015/07/15(Wed) 02時半頃
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[ 鸚哥は暖炉の秘密の出所なんて知らないけれど オコラレル!のは多分ノアなんだろうっていう そんな勝手な鸚哥のイメージ。
今日はまだ、あの留まりやすい肩を見かけていないな ……なんて。 それくらいの。
鸚哥の言葉は、無邪気な声に隠されているけれど 僅かに脅迫めいていて。 ”暖炉の秘密” を獣が知ったらどうなるか。 謀反者を”殺処分”するのは容易い事かもしれないが 施設全ての獣がそれを知ったらどうなるか。
管理するモノを すべて亡くした管理者とは ひどく滑稽ではないだろうか。
それに、彼の首元で大切にされている光に 彼は ”殺処分”を望まないのではという 打算も含んで。**]
(68) 2015/07/15(Wed) 02時半頃
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[ 兄のことば、意図、打算。 ”弟” はそこまでは与り知らない。
ただ、兄なら様子を見てこれるかも と、 誰かに会ったとしても 兄ならその場で殺されてしまうことはないだろうと
”弟”の抱いた打算は たったそれだけだった。**]
(69) 2015/07/15(Wed) 02時半頃
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>>67 ―― 森に帰ってどうする。 あの世界でお前たち、どうしていきていくつもりだ まなざしと暴力がいずれお前たちを殺す外の世界で。
……いや ははははは、 ここにいても同じか。 なら、 ……ならば ありのまま”い”きていける場所に ”い”くのが当然という事か。
[鸚哥の言葉は想像どおりのもので 彼は鮫の後姿を思い出しながら明朗に笑い 前髪をかきあげ額に手をやった。]
ノア君は…………部屋の名札がなくなっていたね
[彼は未だ、ノアが辞めたことをはっきりとは知らないが 見慣れた廊下の見慣れぬ部分から、 きっと。]
(70) 2015/07/15(Wed) 06時半頃
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[彼は静かに顔をあげる。] [鍵を閉めて扉から離れた。]
([――ダシテクレタラヒミツ。 脅しているつもりなのだろうか。>>68 滑稽と言えば端から滑稽な彼には効いていない。])
……人の口に戸は立てられぬというからねえ
秘密にするも何も、……ないだろう?
[一歩、畳を音も無く。椅子の上の”兄”の傍へ。]
([獣はやはりここで生きてここで死ぬべきだ。 外に遣ってかなしく死なせてしまうくらいなら。])
[ゆらり、黒髪が揺れる。 感情無き目に鸚哥を映し、死人の如き白い手で]
([叫ぶ狂気と妄執は着物の下、拳を硬く握らせて])
(71) 2015/07/15(Wed) 06時半頃
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―― いま ここで おまえさまが 死んだら。
[ にっこり笑って、 もう一歩を踏み出した。 *]
(72) 2015/07/15(Wed) 06時半頃
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…………嘘だよ、嘘。 茶番だ。
[鸚哥に伸ばす手がその首を絞める直前に、 彼はからりと笑ってあっさりと引き下がる。 脅しすぎて噛み付かれたとしてもきっと飄々とした儘。
小首を傾げ、机からメモ用紙を取ると それを細長い形に切る。そこに文字を記した。]
(73) 2015/07/15(Wed) 06時半頃
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『第三棟の大扉は指紋認証がある。普段は管理人がいないと開けることができない。』
[恐らく弟の方なら理解するだろう事を書いてから、 くるり、小さく筒状にすると、そっと鸚哥に差し出した。 渡せ、という意味を込めて。]
……いきていたいもんなあ、
[ふと、そんな不明瞭な言葉を吐くと、 彼は鸚哥に手をさしのべ、乗れと合図し 扉を開けて階下へと。**]
(74) 2015/07/15(Wed) 06時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 06時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 06時半頃
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/* 処罰ときいて 「えっ 目とか抉って貰える?!(どきーん!)」って なってしまった私はやはり獣をすべきだったのではないだろうか (チェビィさんほんとすみません)
物理的にぼこぼこにされたい欲が止まらない
(-25) 2015/07/15(Wed) 07時頃
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/* あと脅しをかけてるのインコなんだよなぁ… 村でポケモンにノリで話しかけちゃうひとだから 意識してなかったけど インコなんだよなぁ…(BA☆KA)
ええ、ええ、もちろんロルの五割がギャグです。
(-26) 2015/07/15(Wed) 07時頃
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お願い。 ここから出て行くのに役立つものが、さっき手に入ったの。
[施設内の地図。管理を強化などと言う油断ならない声の主の存在に、ここで秘密を明かしてもいいものかと躊躇っていたけれど。 それが、クラリッサを止めるために有効なカードとなるのなら、今切らなければ後悔する]
お願いよ、クラリッサ。
[もしも、クラリッサが命を落とすようなことがあれば。 そのこと自体もとても大きなショックだけれど。 ジリヤがあの女医に、何をするかわからない。 ジリヤが今度こそあの女医を手にかけようとして、危険と判断され殺される。 そんな悪夢のような死の連鎖が起こる可能性だって。 お願い、と繰り返す唇が震えた**]
(*19) 2015/07/15(Wed) 09時頃
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/*梟もふもふ(*´﹃`*)梟もふもふ
兄さんを、ほんとに本当の兄さんにしてしまおうか このタイミングで検討しだす僕。←←← 行き当たりばったり!
でも出た後忘れることも考えておかないとなー。 候補は兄さん、梟、飛ぶ約束。 兄さんだと自慰っぽいし、梟だと梟かわいそう…かなとか、飛ぶ約束は彼女と天丼でいいのかっていう葛藤。
考える事増えてきてレスの遅さがマッハ
(-27) 2015/07/15(Wed) 09時半頃
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/* ジリヤのコアタイムが遅めに見えるので。 更新グダらないかだけが心配だったりします!!! 眠気に弱い私を許してね!!!!
(-28) 2015/07/15(Wed) 12時半頃
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/* クラリッサとジリヤの反応次第で。 私の施設からのいなくなり方が変わるから。 すごい緊張してる。
死亡落ちだけは嫌だからNG欄更新しといたけども……さて。
(-29) 2015/07/15(Wed) 12時半頃
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[針が近づくに連れて、思い出される言葉。
"心まで捻じ曲げていく外なんて――" "外に出る前にうまく起きられなくなったら――" "その薬を使ったら、一生知らないまま――"
そうして、針が刺されば。その腕に落ちる一滴]
ごめんね、ジリヤ。
(75) 2015/07/15(Wed) 14時頃
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....ごめんなさい、ジリヤ。
(*20) 2015/07/15(Wed) 14時頃
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[体内に浸透する薬液。身体の中で、何か異質なものが蠢く感触。 すぐに痛み出した前回とは違い、それは全身に広がるまで何の作用も無かった。
そう、全身に回るまでは]
――――――っ
["声も出ない"とはこういう事か。 身体から乖離して冷静になる意識で、そんなことを思う。 規格外の信号を受理した神経は一方通行のように感覚だけを伝え、脳からの指令を伝達せず。 微動だにしないまま、ただ目だけを大きく見開いて。
腕に繋がる手が次第に変化しているのに気付く前に、私は意識を手放した]
(76) 2015/07/15(Wed) 14時半頃
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『 モウ ニンゲン ツカマラナイ! モウ シッパイ シナイ シナイ! 』
[ からりと笑い、響く声>>70に 狂気を感じ取りながら 鸚哥は無感情の啼き声で、鸚哥の知る過去を振り返る。
「ヒト」に連れ去られた 弟と末弟を追いかけた日のこと。 「ヒト」から末弟を救いたいと、弟から任された日のこと。 ( 冷たい雨降る石畳の街に 末弟が捨てられた日 ) それなのに、自分まるごと 此処の研究員に絡め取られてしまった日のこと。
長兄はずっとずっと 傍にいた。
血の繋がりの有無すら、わかりはしないが 鸚哥は彼らを弟と思っているし 弟達も彼を兄と思っている その事実の前に、血の理由は必要なかった。
人の躰を持たない鸚哥の長兄は 兄である事を忘れられて尚 ”ただの鳥”として 末弟の傍にいる。]
(77) 2015/07/15(Wed) 14時半頃
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[ カタリ、と渇いた音を立てて鍵が閉まる>>71
赤い鸚哥には ノブを握る手すら無いのだから そんなものは必要ないのに と。もし己に表情があったなら 悲しげに笑んでみせただろうが。
夜に浮かんだ朧月が作った影のように、音もなく近寄る ”管理者”を 逃げることなく見上げて
彼の夜色の瞳の中で 牡丹灯籠が揺れたような。
執着で彩られた笑顔と 更なる一歩>>72は 履いてもいない駒下駄の音と 狂気で彩られて
赤い羽毛に割って入る指の周囲にゃ 蛍が舞う。]
(78) 2015/07/15(Wed) 14時半頃
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[ 命を白い手に握られたとて 赤い鸚哥は何も言わない。 軽率な弟ではないから 手折られるならそのつもりで来た。
自分が此処から戻らねば 末弟は2回目の兄の喪失を抱え、酷く酷く落ち込むだろう。 それに加えて 今はまだ知らぬ此処の地図に、暖炉が唯一の出口と知れば もしかしたら、梟を空に届ける約束も諦めるかもしれない。
それなら其れで良い。 寧ろ、そうであってほしい。
「人間」から末弟を守れなかった至らぬ自分が 此処から帰らぬことで 末弟が僅かでもあの梟と 幸せな時間を過ごせるのなら 其れは其れで構わないと
そう思って あの手>>44に乗ったのだから。]
(79) 2015/07/15(Wed) 14時半頃
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[ 掴まれた指に力が入れば いとも容易く折れるだろうが それは絞まることはなく
妖のように見えていた目の前の影>>73は ”管理者”の顔を取り戻している。
滲ませる冷や汗も ほっと撫で下ろす胸も無い鳥は 丸いビー玉のような目で彼を見上げるばかり。 ただひとつだけ、気まずそうに嘴で毛づくろいをした。
渡された筒>>74を咥える前、 『 マタネ! 』 とだけ啼いて
「手紙」を抱えた兄は、おとなしく彼の腕に運ばれるまま 階下で胃を捻らせている 弟の元へ帰ることだろう。
『 マイゴ! マイゴ! タスカッタ! 』 手紙を渡し終えた途端に、茶番の続きも忘れずにね。**]
(80) 2015/07/15(Wed) 14時半頃
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/* ここで曾根崎心中引用したらさすがに縁起悪すぎるのでやめようね 基本的にフィリマユには幸せになってほしいんやぼかぁ
(-30) 2015/07/15(Wed) 15時半頃
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夫婦星といえど、彼らが飛ぶ空が、 星の妹脊の天の川でありませぬよう。
(-31) 2015/07/15(Wed) 15時半頃
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オイッ!オイッ!クラリッサ…ッ!ごめンッて、わかってンだったら…!
[謝罪の意味を悟ると、駆け出して。もう、手遅れかもしれない。だが、だからと言って、この脚を止めるわけにはいかない。…本当は、もっと早くにかけ出すべきだった。この、棘に隠した臆病さが、今は、ただ恨めしい]
(*21) 2015/07/15(Wed) 15時半頃
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[その刹那、弾けるように飛び出す。ヴェスパタインは止めただろうか?だが、それも意に介さずに、向かった先は、医務室。乱暴にその扉を開け放つ。]
(81) 2015/07/15(Wed) 15時半頃
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イカレ女医ッ!クラリッサに何をしたッ!
[医務室の扉を開け放てば、今までの全てを掻き集めたような、憤怒の表情。苛立ちなどではない、明確な怒りだ。毛が心なしか逆立っているような気すらする。]
事と次第によっちゃ、タダじゃおかねえぞッ!すくなくとも、クラリッサと同じ目に合うことは覚悟しやがれッ!
(82) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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/* 正直に言おう、旅行行く週を1w間違えていたと
うおおおおお(震 どうしよう落ち……ごめんなさいごめんなさい
(-32) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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/* ええええええ、そこ乱入するの…!?
(-33) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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/* 唐突過ぎてビックリした
あれ、ジリヤが気付くフラグあったっけ…。ヴェスと良い雰囲気だったようなそうでないような
あれ…?見落としてた?
(-34) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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/* アマルテア先生とクラリッサ…クラリッサだよね、今日の落ち どう来るんだろう、楽しみだなぁ
落ちる人に対して変に気を使っちゃうよねぇ
(-35) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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[ふわりとした赤い羽毛は、 その小さな勇気を表す火の色のよう。>>77>>79
身じろぐことなく ひとのごとく 黙して弟たちを想う内心までは測れずとも ただ、死を覚悟する鸚哥に 執着するように手を伸ばした。
彼が瞳に灯す火は、影も耀く望月の色。 それはさながら月に宿りし幽鬼の様。
それでも動かぬ揺らがぬ鸚哥に 一つ、微笑みかける。 その心は素晴らしいものだと。
……悪には”善”がいなけりゃ格好がつかぬ。]
(83) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 16時頃
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――けれども君、命は粗末にしていいものではないよ。
[そこにどんな理由があったとしても。
脅しに脅し返しておいて、そんな事をいう。
……昨日少しだけ話した猫の獣人を思い出した。*]
(84) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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[『マタネ!』と鳴いた鸚哥に『もう捕まるな』と苦く笑い 梯子を下り、弟のいるところへと兄を解放する。 飛んでいく鸚哥を迎える弟の顔には、 少しは喜色はあっただろうか。定かでは無いが。]
(……『悩み 悲しみに 沈めるときも 祈りに 応えて 慰めたまわん』……だったかな)
[だったら、 慰めるだけでなくて 救ってほしい。 罪無きひとたちを。]
[――助かった、と云う鸚哥>>80に目を細めて、]
……いきなり迷い込んでくるから何かと思った。 もう少し気をつけておやり。
[あくまで茶番を続けると、 多くを語らず、静かに図書室の外へと歩きだす。**]
(85) 2015/07/15(Wed) 16時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 16時頃
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/* 4dに終了じゃなかったかな。
(-36) 2015/07/15(Wed) 16時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 16時半頃
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― 第二棟 庭園 ―
[――彼は侭、ふらりと奥の第二棟へ。
生体認証と云うのは、 死体では反応せぬとどこかで聞いた。 ならば、屹度指を切り離しても、同じ事だろうなと 酷い思考をぐるぐるぐるぐると回しては
気づけば 作り物の牡丹や桜、蒲公英が揺れる庭園に向かっていた。 第二図書室の方へ向かおうとしたところ ――ふらり、足元をよろめかせ ]
……、は、 くそ、歳か。
[苦く笑うや否や、 在った桜の幹に、静かに体を凭れさせた。**]
(86) 2015/07/15(Wed) 16時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 16時半頃
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なんというか、拗らせてんな、ジリヤさん
(-37) 2015/07/15(Wed) 17時頃
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というか、拗らせてないうちの子が圧倒的に少ないな。仕方ない
(-38) 2015/07/15(Wed) 17時頃
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……クラリッサ。 どこかに痛みはあるの?
[ピクリとも動かない>>76彼女に呼びかける。 やはり、薬の作用が強すぎたのだろうか。 彼女からの反応はなくて、焦りが全身に広がるのが分かった]
ねえ、クラリッサ。 私の声が聞こえる?
[両肩を交互に叩きながら。名前を呼ぶ。 焦る内心とは裏腹に。 嫌になってしまうほど、医者としての判断は冷静で。 彼女の意識レベルを確認しようとする]
大丈夫、クラリッサ―――
[必死に呼びかけながら。 あの日の出来事がフラッシュバックするのを止められない]
(87) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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― ―
大丈夫。兄さん、兄さん……!
[ベッドで身体を痙攣させる兄に。私は必死にしがみつく。 薬効が強すぎたのだ。彼の身体がそれに追いついていない]
そんなこと言わないで。私が助けるから。
[なあ、俺はヒトとして死ねるか。兄は言った。 私は言葉に詰まってしまう。“実験”は成功とは言い難くて。兄の腕はまだ、斑な毛に覆われている。 完全なヒト化には、まだ程遠くて。でも]
大丈夫、実験は成功したわ。成功したの。
[毛むくじゃらの手を握って。どうして、真実を言えようか]
兄さん、もうあなたは人間よ―――
[最期に呟いた。残酷な嘘]
(88) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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[がらり、と扉が開く音に我に返った。 振り返ると。ジリヤがそこに立っていた>>82。 激昂する彼女に、一瞬言葉を詰まらせる。 それでも、“管理人”として彼女は立ち上がり]
何をした、って言われても。 ……“治療”を行った結果よ。
[言い訳は、しない。 クラリッサを見下ろしながら、悪びれもせずそう言った]
出て行ってもらえるかしら、ジリヤ。 今はあなたに構っているヒマはないの。 クラリッサの“治療”を続けなければいけない。
[気丈に振る舞いながらも、内心は焦りで満ちていて。 只事ではない様子のクラリッサを、見遣った**]
(89) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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/* あー、あー… 喧嘩起きそう。アマルテア先生死亡エンドは泣くぞー?
(-39) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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/* 本当アマルテア先生コア合うな。好き
コアタイム合う人だと話しやすい絡みやすいでポンポン進む気がする だからと言って合わないからエンカしないってわけじゃないけど思い入れがねぇ… 密度が変わってくる気がする。でもみんな素敵だと思う
唯一クラリッサとエンカウント出来なかったのが心残りだなー 折角だからお話ししたかった
(-40) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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/*
そして明さんはカッコ良い これは外せない。イケメンポジ
(-41) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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/* アマルテアのおっぱい大きいよな……エロい。 おっぱいという基準のみで、 ゲイルじゃなくてアマルテアチップ選んだ私は。私は。
(-42) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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治療か?
[見下してくる女医にそう問う。ギリッと歯の奥で音がする。爆発しそうな怒りを、上着が押さえつける。あの状態になっている以上、イカレ女医をぶん殴ってもクラリッサはよくならない]
なぁ、それは治療かって聞いてンだよ、イカレ女医。
悪いところ治すのが治療だよな?クラリッサは何処が悪かった?外に出せねえ理由のあるようなケダモノだったか?あ?
自分に聴き直せよ、イカレ女医。それでも治療だって言い張るなら、治療対象間違ってンぞ?
[落ち着け、落ち着け、相手はただの、イカレではない。イカレ“女医”なのだ。後始末できるのも、奴しかいない、筈なのだ]
(90) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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見下ろして…が見下して…にすり替わってるのはジリヤさんの心理によるもの
(-43) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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― 第一図書室 ―
[ 出口では無い方から聞こえてくる足音>>85に 僕は本を持ったまま 本棚の影に隠れる。
ごくり、と喉が鳴り 嫌な汗が背中を伝って
( 兄さん、 )
羽音は無いから 居ないか…足音の主と一緒か。 そう思った頃だろうか 聞き慣れたおとと共に 何かを咥えた兄が肩に乗る。
…………?
僕はそれの中身をちらりと読んだあと ――暖炉の脇に立つ人影と 目があった。]
(91) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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[ 目の前にいるのは”管理者”である人間、其れすなわち。
何を企んだ?と詰問されるのではとか 彼の立場と、メモの文字の意味だとか ぐるぐる、足りない頭にいろいろなものが渦を巻く。]
あ、……………。
[ 声は喉に阻まれて 本の香りの中に消えてしまう。 兄の無事を喜ぶ余裕もなく、僕は焦りばかりを浮かべて 微かに震える手でシャツの裾を掴むだけ。]
『 モウ マイゴ! シナイ! ツカマラナイ!』
[ かけられた声>>85に対して喚く兄に、やんわりと手を添え 僕を責めも、焦りもせずに去る背中を 凝視して。]
(92) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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上に行っても無駄だって言いたいのか!
[ ( 指紋認証、開けることができない ) それらをわざわざ教える理由は ( 僕等が知った小さな希望も無駄だと ) そういう意味にしか取れずに。
図書室から、彼の背中が消える間際 叫んだ声は 届くだろうが
返事があるかは 定かでない。**]
(93) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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― 第一図書室→自室 ―
[ 僕は、兄に聞きたいことがやまほどあった。
向こうで見たもの、明に連れられてきた理由 咥えてきたメモの経緯、いろいろ いろいろ。
夜、梟の部屋を尋ねる前に考えておかねばと 焦りばっかりを抱えて自室に戻る。
それでなくても言葉の足りない兄の”偵察結果”は 把握をするのに なかなか骨が折れるだろう。**]
(94) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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/* フィリップの声だー!!!!(大興奮
アマルテア可愛い好き
そしてただのイカレじゃなくて女医のみ強調してる事に笑った 男だったらどうなんだろう。って想像すると更に笑った
(-44) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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/* 回す事無くて灰で実況するだけ
(-45) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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……“治療”よ。 彼女をヒトにするための。
[アマルテアは、ジリヤに向かって言い切った]
ケダモノ? 自覚があったのかしら。
[頭に血が上っていた。タイミングが悪い。 ジリヤに傷つけられた頬も、腕も。 まだ完全には治りきっていない。 どうして。この子は。 こんな大変なときに、自分の邪魔をするのかしら]
ヒトになれば、あなた達は外に出られるわ。 それを、私は手伝ってるだけ。
[間違っていない。間違っていない。 自分は。決して。間違ってはいないんだ**]
(95) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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/* わー、抱きしめたい 抱きしめて間違ってるって否定しながらも心では「キミも正しい。けど、間違ってる」っていう風にジレンマ抱えたい 嫌いだけど大好きだし正しいけど間違ってると思ってるし
矛盾してるようで全部正しい複雑な付き合いしたい
(-46) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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/* なんか気持ちばっかり焦ってていけないや。 おちつけ、おちつけ。
外までの行程プランニングをしろ、梟同行パターンとソロと あっきーの意図をうまくくめてない感満載。死にたい。 うああああああ……今回自己嫌悪ひどいな、なんかひどい。
安西先生……おれ、うまくなりたいです……
(-47) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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…まずテメェが人になれよ
[その答えには、そう返す。ここまで来てそう言える事に、ほとほとあきれ果てる]
てめーにわかるように猿語で話してやっただけだよ。 質問に答えろよ。クラリッサの何処に問題があった
[今にも殴りかかりそうで震える腕を、なんとか抑える。そのタイミングでは、ないんだ]
手伝い、ねぇ? なぁ、今手伝えてるのか?クラリッサを
[息を吸え、大きくだ、上着からの匂いを、体に廻らせろ、落ち着け、本当はこれだって、女医の邪魔になってるんだ、殴るなんてもっての他だ]
(96) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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ジリヤにしては頑張って耐えているが、クラリッサの役に立ってないし、アマルテアさんかわいそう
(-48) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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/*ジリヤのぎゃんかわ感たまらん
やっぱ外へはチェビをゆさゆさした方が良さそうかな。 一緒にいこうよ、一緒にいこう?ってゆさゆさ。
赤での絡みかたが全くわからぬ… リッサ方向ほうちでほんまごめんよ…
(-49) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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―― 回想 ・ ロッカー前 ――
………さあ。 私には到底、
[ 男の瞳に「 惑い 」>>65が映った 。 実の感覚を知らない、惑いである 。 「 好き ? 」誰が。 何を? ……誰を?
嗚呼、そんなのは、彼女の行動を見れば解る。 彼女の表情を見れば―――解ってしまう。 男は彼女の質問に、はぐらかした答えを送った。 ……否本当に知らなかった。教えるほどには。 青年期、幾つか恋を囁かれることはあれど 。……男は滑稽にも、崇拝を知り恋慕を知らない 。]
怪我? 、 ……貴女は私を傷付けたくて傷付けてるわけでは、無いのでしょう。
[ ―――それでも彼女に優しさを分けてしまうのは、はたして。 男の中でぐるりと違和感が渦巻いた。 元来の男と掛け離れて、気持ち悪い気分だった。 違和感はぐるぐる、胸中を踊っている。
男の代わりに” 針 ”に刺さった彼女の手のひらには、紅が滲んでしまっただろうか。 ……例え滲まずとも、その手のひらに触れ離したことをしただろうけれど 。 ]*
(97) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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[ ―――擦られる紅を視界の隅に押さえながら、男は彼女の声を聞いた。 秘密棟へは帰らない。 ……これは困った。して、どうしようかと考えあぐねる。 女医に部屋を移すことでも、提案しようか。と。 ]
医務室。 ……女医と、―――否
[ 彼女にしては珍しく――然程珍しくもないか? 女医への敵意も見せずに、…然しそれにしては怪我の様子を伺う素振りも見えないが――” 穏やか ”に見える風体で紡ぐのには、小首を傾げた。 首裏を擽る髪が、鬱陶しい。 前を揺らめく髪が、鬱陶しい。 …男は髪をはたと掃いた。 ]
私が行って邪魔をするのも ――
[ 悪いでしょう、と続けようとした刹那。飛び出した姿>>81に呆気に取られつつ、何かあったのだろうかと目をしぱしぱと瞬かせた。 名残風と、自身のそれとは違い、明るく煌く彼女の髪を見つめながら。
―――さあ、追って良いものか?
男はゆるりと踵を返した 。 胸に残る、違和感が気持ちが悪い。 ……男はそのまま、秘密棟へと。 ]**
(98) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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/* ジリヤは今回バトロルやんないのか。なるほど。 問題はクラリッサがどう出るかだよね。 どういう落ち方を希望してるのか。
私が勝手にソロールで描写することは可能だけど、 それが意に添わなかった時のアレソレ怖い。
(-50) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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/* ヴェスパ様こっちこないのか。 多角になっちゃうから、配慮かな。ぬー。様子見。
(-51) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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―― → 秘密棟 ――
………目が痛いものですねえ…
[ 久方振りに来た其処の前。 咲き乱れる造花を男は冷えたそれで見下した 。 何を以ってそうも咲くのか。 何故どうして、咲けるのか。 本来持つべき根も無く―――そこまで本物に似て、咲ける意味は。
ただ「 造花 」と一蹴されたなら意味も無い戯言を、ただひたすら。 考えては不機嫌気に舌を打ち、庭へと靴先を踏み入れた 。――刹那に。 ]
………、?
[ 広い庭。その中でも一際目を引く桜の木のした。……――誰か>>86が居るではないか。 男は興味半分に、足を寄せた。寝入りでもしていれば脅かしてやろうとさえ ―――思えば ]
……、 …月見さん?
[ ―――― その影は、投げた声になにか返すことでも、しただろうか ]**
(99) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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/*あー、本当にどうしたら良いんや。 焦りばかりがつのって書くべきものがでてこない。 こまった。こまったぞ…………
時間軸迷子ってのもすこしあるけど、何よりビジョンが見えない フィルがいまだにかたちにならない…うぎぎ。 反省が多い、とても。 みんなのロルが癒し。
(-52) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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/* ぶっちゃけ考えてた退場の仕方は。
@激昂したジリヤにやられて地上の病院送り退場。 Aクラリッサ死亡で発狂して施設から逃亡退場。 Bクラリッサの治療はここの機材ではどうにもならないから、地上の病院へ着いて行って退場。
この3つなわけです。たぶんこれでジリヤとクラリッサのふたりがどう動いても対応できるかな、と脳内シミュレーションしてて。 ふたりがどう動きたいか、イマイチ感じ取れてないからそわそわする……!
(-53) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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―第一棟・廊下―
[獣がなぜ迫害されるのか。結局それは、獣がマイノリティだからだと私は思っている。 例えば人数比が逆転すれば? 迫害されるのは人間の方だろう。“何の獣の特徴も持たない、奇妙な生き物”として。 そうなれば、今度はあの女医は、人間を獣に“なおす”研究でもするのだろうか]
……くだらないわ。
[その声は、我ながら吐き捨てるような響きだった。 届いた、クラリッサの謝罪の声が、ジリヤの焦った声が、頭から離れない。 きっともう止めるには間に合わない。きっと既にクラリッサは生死の狭間にいて、そこに自分が押しかけても、邪魔になるだけだと冷静に判断してしまう。 私は自分が異常だとは思っていない。私は、こういう生き物なのだと思っている。だから、“なおす”と称して命を危うくする薬を投与する行為は度し難いと思っているけれど、それでもあの人間は女医で、賽は投げられてしまった今、クラリッサの生存率を上げるためには必要だ。 頭ではそうわかっている。けれどその現場を見てしまったら、きっと私は冷静ではいられない。邪魔になるとわかっていながら、あの女医を詰るだろう。 だから、行けない]
(100) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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――――……お願い。生きて。
[そう、祈ることしか、もうできやしない]
(*22) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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\だも/
(-54) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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/*誤字直そうかなでもメモ連投になっちゃうなあって思ってたらチェビィな村建てがツボに ごはんたべてきます、、
(-55) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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―――うるさい。
[ピシャリ、とジリヤに言い放つ。 ああ言えばこう言う。何もかもが気に入らない。 どうしてこの子は。 人の神経を逆撫でさせるようなことばかり]
いい加減にして。 本当に邪魔ばかりするなら出ていきなさい。
[震える唇で、やっとのことで言葉を漏らす。 冷静になれ。お前は医者だろう。 クラリッサの腕を握ると、脈を測った]
……っ。
[アマルテアの頬には汗が伝っている**]
(101) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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やること ・赤喉まゆみさんへお返事 ( 贖罪〜のところ ) ・図書室→モスキートのお部屋いく ・その後塔を登る( 落ちロル )
落ちじゃないけど明日には亀だから……モスキートオオ
(-56) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[嗚呼、けれど本当に苛々する。 私に言わせてみれば、健康なクラリッサに命を危うくする薬を投与する行為は、治療ではない。医療行為ではない。 それは……実験というのだ。 そして、実験をする人間のことを、医者だと私は思わない。 そういう人間は、医者ではなく]
マッドサイエンティストと言うのだわ。
[小さな声で毒づいた。 女医の葛藤を知らない獣の私は、何の迷いもなくそう断罪をするのだ]
(102) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* ぅぃきの日程4日目の意味がさっぱりわかっていなかった僕
ああ、でも。それならいっそ。 一揆起こせばいいからやりやすいのか? あーーーエピで梟をさみしくさせたくないよおおおおお うえええええんごめんよおおおおお いまから謝っておくよおおおおおお 旅先で睡眠バリゴリ削る覚悟はあるけど 日中〜夜迄ほとんど返事できなさそうなのまじクソおれ………
あーーん 梟梟梟梟ごめんよおおお(ぎゅう
(-57) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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―― 路地裏 ――
[ ひたりとはり付く喉が痛かった。 パーカーの奥、たぷと揺れる水の――ペットボトルに入ったそれを、癖めいて腹へと流し込む。
腹の底へ落ちたそれに、足りないとも、満足したとも思わなかった。ただ息はしやすくなった、と空気に晒した瞼を伏せる。 ここは、…ここ“も”――、と。路地の薄汚れた、凹凸の目立つ壁へ、白亜に馴れ切った黒を滑らせながら。
俺はなにを、あんなに、
“ ”、と、一間のみ。手を取り和らいだその奥にあったのぞみは――一体、なんだったのだっけ。
求めたひかりはここにある。男の”おしえ”の先も。光る石の彼が自らへ告げた”いきる”先も。…チェビィの言ったふるさとも。あの地下で、こえが求めた自由すら、
――そう、だから俺はここでいきたい、と。……どうして、
…あそこではいきていけなかった? ]
(+8) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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…“ ”ら。
[ ダメだったから。 己の見知った彼を、彼らを、己の“領分”にひた侵すよう、くい潰す事も。傷つけても傷ついてもいけなかった、だから。 手元に触れるチューブに、“替えのきく”それに視線を向けつつ。ぎち、と開いたプラスチックの吸い口から漂うにおいにも、何を感じることもなければ。
―――、なんで、あんなにほしかったんだったっけ。 手を触れたとき、最後腕を下ろしたその先。彼は、己になんて、――いった? ]
……、?
[ ならない虫は、もう満腹をもとめることはない。
“きえてしまった”それに、鮫は気づくこともなく。ただ、正体の掴めない違和感に、眉を顰めた。*]
(+9) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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|
[落ちた意識の中に、不意に響いた声。
ジリヤのものでも、アマルテアのものでもなく、聞いたことの無いような男の人の声。
"俺は、人して死ねるか"
閉ざされた世界の中で何度も、何度もそれは響く。
わたし、は....]
(103) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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―第一棟・食堂―
[いつもなら、とうに眠っている時間で。けれどこんな状況で眠れるわけもなく。 一度自室に戻り、クローゼットから取り出した施設の地図をポケットにつっこむと、私は食堂で珈琲を受け取った。いつものように背もたれを横向けにして、椅子に座る。 眠れない。けれど医療室に行くこともできない。今の私には、なにもできない]
……何をやっているのかしら、私。
[砂糖もミルクも入れず、苦い珈琲を啜る。 暖炉の秘密のことも、地図を手に入れたことも、チェビイを警戒して、そして誰かが暴走することを恐れて、言えなかった。 けれど、もっと早く言っていれば。人間にならずとも外の世界へ行ける可能性を示唆していれば。こんなことにはならなかったかもしれない]
私は、愚かだわ。
[無力感に打ちのめされて、テーブルに突っ伏した]
(104) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[
私は、死にたくなんかない! 生きて外に出て、自由を知りたい!
]
(105) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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…『治療』なら邪魔しねぇよ。 せめて一度くらい、女医らしいところ、アタシに見せろ
[ぎり、と髪がかすった傷跡をえぐって、自制する。黙れ、黙るんだ。アイツの言う通り]
お前だって、クラリッサを殺したい訳じゃ、ないだろうがッ…!
[それ以降は、傷を深くえぐって黙る。血が床に滴る]
(106) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/*なあこれ医務室から遠退くのはアレだった気がする…
(-58) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 22時半頃
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[……月見さんには、嘘を吐いたことになってしまう、のかな。
そんなことを思いながら、私は目を開けて。 そこには、人の手の繋がった腕が見える....はずだったのに]
あ、れ……?
[確かに開いた視界に広がるのは、一切の光も持たない闇。
そして、辺りを探るように動かす"人の"手は一切の感覚を与えず、私にはその手がいま、どうなっているのかも分からない。
私の行動には、二人もすぐに気付いただろう]
(107) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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|
……殺したいわけ、ないじゃない。
[掠れた声で、アマルテアは絞り出した。 ジリヤの言葉>>106に、苦虫を噛み潰したような顔になる。 そのとき、クラリッサが呻き声のようなものを漏らした>>107]
目を覚ましたのね。 クラリッサ、私の声が聞こえるかしら。
[必死になって呼びかける。 彼女の異変に、アマルテアは気付き始める。 様子が、どうもおかしい]
もしかして―――見えていないの?
[嘘であってほしい、という気持ちを込めながら。 クラリッサにそう問いかけるのだ*]
(108) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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― 第一図書室 ―
[投げかけられた言葉>>93に、一つ、立ち止まる。]
( ――違う )
(何も知らずにいけば、きっと、きっと お前達は捕まえられてしまうから ――その後のことが想像に難くないから
……だから、)
[彼は未練がましく口を開きかけて、それから。 ――ふ、と笑いを漏らした。]
(109) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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ははっ。
まさか、愚直に上に行けば 逃げられると思っていたのか。
お前さんは馬鹿だねえ。
もう少し……”工夫”がいるだろう? ”鳥頭”じゃあないなら さ。
[くるり、僅かに振り返った瞳は嘲笑の色を灯した。 袂に入れた左手を抜き出し、 とんとん、とこめかみを叩くと、 瑠璃色をちらりと一瞥した後、音も無く歩き去る。
後に何を言われたとて、きっと振り返らずに。*]
(110) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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/* あっきーやさしいな………かわいいな……(ぽわん
(-59) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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お、おい、クラリッサ!どうした、聞こえるか…⁉︎
[駆け寄って、探る手を握ろうとして問いかける。あの猫の手が、人になっている。…だが、そんな事はどうでもいい。猿でも獣でも、クラリッサが、無事ならば、それで]
(111) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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あ、先生……。
[何度開閉させても、視界の闇が取り払われることはなく。 見えなくなっているのは、避けようのない事実のようだった]
そう、みたいです。 そうだ、手はどうなってますか。見えないから、分からなくて。 ちゃんと、直ってますか。
[そう言って振った手には、空気の感触すら伝わらないけれど。でも、その形さえヒトの形をしているのなら。
外に、出れる]
(112) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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ジリヤ?
[横から、聞きなれた声がする。手を握られたことには気付かなくとも、その存在には気づくことが出来る]
ねえ、私の手、直ってる?
(113) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* 治ってる、ではなく 直ってる なところに ずうっとずうっと狂気を感じるんだ、僕は
(-60) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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― → ―
[ざらら、と薄が鳴る音がする。
黒い闇夜に女が一人、 蛇の鱗持ちたる女が一人。 黒髪を靡かせ、蒼い着物を揺らし 其処に、立っている。
( ……、)
彼は静かに、女の名を呼んだ。
( ……、私はどうすればいい。) ( 彼らを逃がすには、)
(114) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[ 女は笑う。 三日月のような笑みをうかべる。 そうして、漆のごとき掌を差し伸べる。 手には、銀に光る 小刀が一つ。 彼は震える手をそれに伸ばしかけて――
――罪を唆す蛇の幻影は、 月影が宵の空に滲むと共に、]
『……、 …月見さん?』
―→現実 第二棟 庭園 ―
[びくっ、と体を震わせて、目を醒ます。]
――――っ!
(115) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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治療は成功したのよ。クラリッサ。 あなたの手、もうすっかりヒトのものだわ。
[クラリッサの頭を優しく撫でた。 しかし。その代償に失ったものは、あまりにも大きくて]
……ちょっと、失礼するわね。 クラリッサ、我慢してちょうだい。
[白衣の胸元からペンライトを取り出して、点灯する。 それをクラリッサの目の近くにかざした。 瞳孔の収縮をつぶさに観察すると、ため息ひとつ]
副作用としか考えられない、か。
[固い声で呟いた]
(116) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[アマルテアは手近なマイクを手に取る。 すぐにでも、“上司”に報告せねばなるまい]
こちらアマルテア。応答を願います。
[同僚たちとマイクで話す時よりも、固い口調で]
番号:xxxx。 種、猫。名前はクラリッサ。 “実験”に成功したものの、後遺症が残っている模様。
[淡々と、事実を述べる]
ここの医療機材では、どうにもならないわ。 すぐにでも、地上の病院への検査移送を―――
[これで、良かったのだろうか。 成功したというのに。頭の中は、ぐるぐる回っていて*]
(117) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[偽物の花をつけ撓む桜の枝を背にして 見たことのある長髪がゆれていた。]
……あーろん、君。
[彼は辛うじてヴェスパタイン>>99を呼ぶと、 気まずそうに頬を搔き、 酷く眠そうに瞬きを二三度した。]
あー。すまない。 眠っていたのを見つけられてしまったね。
[サボりだって云わないでくれよと、 茶化すような言葉をかけてから 何かあったかな? と首を傾げた。*]
(118) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時頃
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…人のになってるよ。
[治ったとは、決して言わない。猫のままでよかった。そのままで、外に出れた。変えなくていいものを、変えて、握られても、望んで手に入れた手も、握られても、気付かなくて。これの何処が、治ったのだ。]
…ッ!
[そして、後ろから聞こえる、“実験”に成功した、との声]
貴様ッ!
[自分の髪の束をひっつかんで、それを相手に向けながら女医を押し倒そうとする。その時にビーカーが一つ落ちて、大きな音を立てて割れた]
言ったよなッ!クラリッサと同じ目に合うことは、覚悟しろってッ! ぶっ刺してやるッ!猿にはねぇアタシの針でッ!その両目共ッ!
[その髪束が、狙うのは両目。上着の香りも、その重さも、静止する要素にはならない]
(119) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* 結局バトロルかーーーーーーい!!!!!!
頑張れアマルテア!負けるなアマルテア!!!
(-61) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* めっちゃ止めにいきたい うおお しかし いけない (すみません寝ててすみませんでもでしゃばるところでもないのは知ってる!)
(-62) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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そう……よかった。
[不思議と、嬉しさはこみ上げて来なかった。それが見えない目のせいなのか、それとも本当の目的はまだ達成されていないからなのかは、分からない]
ジリヤ!? な、なにやってるの!
[怒声と、ビーカーの割れる音。彼女が何かをした、ということは分かったが、それが何かは分からない]
先生は悪くない! これは私が頼んだことなんだから!
(120) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ 悲痛な針鼠の声も、別れを告げるような猫の声も 懸命に引き止める梟の声も 聞こえてはいるのに。
僕は諦めることに慣れすぎていて、焦燥も自責すらも無く 彼女との約束がなければ 自分の身ですら執着しない関心の無さ。
正しくなかろうと 猫がそれで良いのなら 僕は正す心算は毛頭無いし、嘆く心も持ち合わせない。
自分のことのように怒り 嘆くふたりが 僕にはとても眩しかった。
( あんなふうに 誰かに執着できた頃は ) 兄といっしょに 喪ってしまったみたいで。
ただ、ひとつ思った事といえば 悲しむ梟は見たくないという 独善的な思考。
( ああ、やっぱり。……僕は、卑怯だ。) ]
(*23) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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― 自室 ―
[ 外の風が吹く大扉や、居た気配のある番犬のこと 人間達が暖炉の先で僕等を監視し、暮らしていること。
けれど、兄と明との間に何があったかは どうにも鸚哥にはぐらかされてしまって、結局分からず 思い出す、別れ際の言葉>>110に、下唇を噛んで。
膝を抱えたままころりとベッドに転がって 蒼碧の手をのばす。 あの日ここに在った背中、射干玉の髪、温度。
大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
( 卑劣なやつは、”工夫”だなんて 言わないよ )
僕はぴんぴんとハネる髪をぐしゃっと一度掻いた後 妙案なんて浮かびやしない鳥頭を首の上に乗せて 隣の部屋の扉を叩いたんだ。]
(121) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[ コン コン
コン コン
返事は無い。ぐっすりと寝ている?、あれ、でも。 声は”聞こえていた”から
( どこにいるんだろう )
思い当たるといえば第二図書室。
僕は相変わらずの煩い足音を響かせながら 今日も朝更かしが過ぎる夜梟を 探しに行った*]
(122) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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……あうっ。
[>>119ジリヤに押し倒されて、強く腰を打った。 うまく、息ができない。苦しい。 両目を狙われているのが分かって、 必死に首を捻って避けようとする]
ぐ、は。
[ジリヤの針のような髪束は、首を掠って。 どくどくと血が流れ出した。マズい。これは、非常にマズい。 最後の気力を振り絞って、声を張り上げた]
私を傷つけたら、クラリッサはずっとこのままよ。 治療、できなくなっても、いいの、かしら。 このまま、目が、見えないままでも。
[それは、脅しだった。こんな実験に造詣の深い医者など、この国では自分を置いて他にはいない。 そんな自負もあった]
(123) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[かろうじて、まだ手に持ったままのマイクを口元に当てて]
医療室で、大怪我。を。 至急、応援を―――
[掠れるような声で、言った。 近いうちに、助けがくるはずだ。 段々と意識が遠のいていくのが、分かる。出血が多いのだ。 けれど、傷は動脈は外れている。 外の病院で適切な治療を受ければ。 助かる。大丈夫。落ち着け、アマルテア]
……っ。
[怖かった。只々、死ぬのが。怖かった。 こんな恐怖とずっと戦っていたのか。クラリッサは。 ああ、あなたは。本当に強い子ね―――**]
(124) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* >大切だった人のかわりを求め続けている「ヒト」
ちょっと違う。 ただ己の妄執を嘲笑ってほしいだけ。
なので思い切り詰ってくれたほうが助かる。 そりゃあもう、極悪人として切り捨ててくれたほうがすっきりする。 伝わらないかなー伝わってほしいんだー
(-63) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 圧倒的にゲス度が足りないッ!!(*ここは恋愛村です) あーーー>>109を灰発言にすればよかったか うおおおなんだ なんか フィリップ君かわいいし大切だけど 別に理解されたくないとかいうジレンマ(なんだこれ)
負感情好きすぎるんだなきっと…。
(-64) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 唐突な展開!!!!! ジリヤはもっとバトりたかったら、すまん!!!!!
(-65) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* え、ちょ…は!?(驚愕
(-66) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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止めるなクラリッサッ!こいつは自分がやってる事を知っててッ!それでコレを治療だなんて言ってッ!生かして置いちゃいけねえンだッ!お前を騙して頼ませたんだッ!
[クラリッサの言葉にはそう返す。クラリッサが、悪いはずないのだ、悪いのは、全部…]
イカレ、もうチャンスは終わりだ。嘘をつき続けた猿に、誰が友人を託せるかよ。ながせ、今まで流させた分、その両目から、血をッ!あんたが象あたりだったら、助かったかもなッ!
[ついにイカレ女医から、女医の語句が抜ける。赤に濡れた白髪を、もう一度振り上げる。]
(125) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* 両目をやられるのは避けたかったけど。 アマルテアも少しは痛い目を見るべきだというアレコレが。
(-67) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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死ねッ!死ねッ!死ねッ!報いを受けろッ!
[それを、今度こそ両の目に、振り下ろそうとする。馬乗りになり、激昂しているために、医務室の入り口側である背後には注意が向いていない]
(126) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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―― → 庭 ――
……眠っていらしたのですか。
[ ぱちりぱちりと、瞬かれたそこ。 髪と同じのまつげの色が、揺れた。
男はそのひどく眠そうな顔を前して――「 何か夢でも 」、と声を投げる 。 特に意味はない、ただ眠りこけた人を前にした一種の洒落のつもりだった。 ……本音を言えば、声を掛けた頃に体を震わせた彼に、疑問を持ったのみであるが。 食堂で見掛けた笑みこそ眠さに消えど、柔らかさはまるでそのまま。
――― 「 あなたでもサボることはあるのですねえ、 」 風も無いのに桜の揺れた心地がすれば、 男はひたと視線を桃色に移す。 ]
(127) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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――路地裏→――
[ ――一体どれほど、路地の裏手踞っていたのだったか。 見つからないこたえの先を辿るのをやめ、ずりと背を凭れさせたまま足を伸ばす。
そういえば、あの男へ宿題のこたえもまだだったろうか。“外”で会っても困るだろうと、“今度”のその先もいずれ、彼へこたえることもないのだろう、が。
いつの間にか白けた色を越し、陽――“ほんもの”のそれの落ちる視界に、目を細めながら。
ふかいところ、そら。 ――うみもその先のぞめるという、“ふるさと”。
ならない腹元と、それでも敏感な感覚器官はそのままに。「かり」に飢えることはなければ、煩わしいだけの“ひと”の気配から逃れめいて、足先を街の端へと向けつつ、パーカーのフードを被り直した。
自分と同時期、あの地下から抜けた「1人」>>+7がいるとも、彼が“うしなった”それも知らず。*]
(+10) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* んー、ジリヤは鳩勢かな。たぶん。 バトロルはすれ違っちゃうと痛いからな。 どうするべきか。向こうの修正待ちでいいのかな……?
(-68) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* えーっと……えー…………?えぇぇ…? ノアの心情としてはアマルテアと再開した時怪我あったら気付かないか、気付いても怪我の大元許さないっていうやつになるからなぁ
なるべく目とかそういうのは…バトル村じゃないんだから……と思ってしまうのだが、どうなってるんだろう 自分が関わってるわけじゃないからなんとも言えぬ
(-69) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 23時半頃
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特には、 ……何も無いのですが。 嗚呼―――私は「 困惑 」しているのでしょうか。
[ 以前マイク越しに向けられたこえを思いつつ、男は首を傾げた。 前髪に隠された瞳は造花を映しながら ……ぱちりと、瞼に隠される。
畜生なら鮫の肌に焦がれることも 怒涛の表情の” 裏 ”を見たいと焦がれることも、なかったのだろうか?――― 男には、解らない。 ただ” ひと ”と思って接して居た。 しかし今日になって” まどい ”が生まれた。 そう、 それだけのこと。 ]
私たちは、随分と。 ……ずるい。
[ ――――そうした時だったか。 マイク越しに聞こえた” 救援 ”>>113に、男は思わず桜の幹に体を預けた彼を見た 。 ]**
(128) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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/* メモでこんな感じで落ちていいですか、って打診してるから。 これ以上の攻撃はやめてほしいな……。
誰か助けに入ってくれるのを待たなきゃあかんのかなあ。 2時まで起きるのは、さすがにキツい。
(-70) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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衝動に身をまかせるジリヤさん 中の人すっげえ困ってます そして他の人たちはもっと困惑してるはず、すまぬ…
(-71) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* じりやんは医療室の扉から誰を待ってるんや……?!
べすぱは来ないだろうし、ええっ? 医療班? モブの医療班???
僕も梟に会いたいのか庭組に会いたいのか よくわからん微妙なロルを落としてしまったと反省中。 どーおすっかなあ。 おなかこわれた…………(ううう
(-72) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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やめて、ジリヤ……。
[何が起きているのか分からず、ただ、そう声をかける事しか出来ない。
先生は二回、何処かに呼びかけていた。一回目は私のこと、二回目は先生自身のことで。 きっとそのうち、管理人の誰かが来る。そんな時、こんな姿が見られたら。
ジリヤも、ただではすまないだろう]
やめて....もう、いいの。 騙されたんだとしても、私はこれで外に出れるんだから。
(129) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* あーー、やっぱべすぱか。
うっふふふふふ みまもる めっちゃみまもる そっか、通信してたもんなあ。
(-73) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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殺処分エンド見えてきたよね
(-74) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* ジリヤ、うーん。 キャラが制御きかないのは分かるけど。 ちょっとこっちも困ってしまう。
「荒事は苦手」とか「戦闘嫌い」とか「運動苦手」って、何度も描写してバトロルはキツいですアピしたんだけどなあ。 もっとNG事項にも「死亡確定」やめてって所で察してほしい。
(-75) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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―― →街中 ――
[ ひとまず、と足を踏み出した向こう側。
道のはた、行きずりに“ひと”の1人と肩が触れ合えば、荷物をごと、と落とした相手へ。 溢れた1つ――赤く熟る林檎を拾い上げ、手渡そうとした先。異形めいた――鱗ののる肌に。ひいと大きく悲鳴をあげられたなら、 ――街中、誰かに気付かれることはあっただろうか。
「施設」にいた頃は、ただ管理の隔たりにあっただろうひとの、新たにのった“拒絶”の色に。 向けられる”まなざし”に、小さく乾く息を困惑じみて詰まらせながら。
――やがては、僅かに騒ぎを立てるその場から、 すり切れた手袋に、慣れた手つきで鮫肌のそこを覆いながら、逃げるよう離れ去っただろう。]
(+11) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* 墓落ちの仕方は、自分で決めたいなと思う今日この頃。 あとすこぶる眠い。寝たい。
(-76) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ → モスキートのへや ]
[ >>40鸚哥を彼に預けてから、どれほど経っただろう? 僕はするすると梯子を降りてから、図書室へ足を踏み出した。>>35途中、誰かに見付かることもあれば、僕はそちらへ顔を向けることもあっただろうけれど ――― ]
(130) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ 彼の部屋へ入る。 思ったより殺風景な、部屋だった。 昔に僕が彼に見せた” うみの本 ”は、あっただろうか? 見かけたらそれを手に取ることも、あったかもしれない。
すん、僕は鼻を鳴らした。僅かにこの場に残った彼の香が、鼻孔を擽る。 ―――僕はなんだか、物悲しくなった。 ]
……ぼくも、
[ 「 外へ出たら、 迎えに来てくれるのかな 」 出る間際、>>2:273彼が僕に差し伸べたてのひらを思い出しながら。( 僕の肌が傷付いてでも、取りたいと思ったてのひらを ) 僕は彼の布団の上に寝転んだ。 ただ少し、眠くなった。 ……だけ、なんだ。 まくらに頭を預けると、やはり彼のにおいがした。 ぼうやりとして、間抜けな僕の頭に、昔の記憶が流れてくる。 彼と初めて出会った日の、 ことを。 ]
(131) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[はっと顔を上げた。 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。眠ってしまわないように苦い珈琲を飲んでいたというのに。 視界に入るカップの中の珈琲は、すっかり冷めてしまっているように見える]
クラリッサは……。
[どうなったのだろう。 “声”をかけてみようかとして、躊躇う。 結果を確認することが、酷く恐ろしかった]
(132) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[何か夢でも、という言葉に、彼は苦笑を零す。]
……ちょっと昔の夢を。 あゝ、サボるし、嘘だってつくさ。
[こくり、頷いて、長い髪の向こうにある瞳を 覗きこむように小首を傾げる。 白桃色の花弁が黒い水面にひらり、 煌めいたように思うが それもまた、瞼に閉じられ見えなくなった。
困惑しているのだろうか、という言葉に ふ、と笑う。]
そのように見えたよ。 なんだか、感情を持て余しているようだった。
[私は深い事を知らないけれど、と あの時聞いた通信の声を思い起こしながら、]
(133) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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―――――そと。
[ 僕は寝転んだまま、そらを見上げた。 地下の空。 真っ白なそれ。 何色にも塗られない、病的なまでのしろ。 外の世界では見られない、作り上げられたしろ。 もう、何年も。何百年も。包まれた。 ―――だから ]
………、
[ すん。 僕は彼の枕に顔を埋めて、もう一度だけにおいを嗅いだ。 肺いっぱいに溜め込んで、がばりと起きる。 そう、僕はこれから、鶴のところに行くのだから。少しの勇気を分けて欲しかった。だってもうここには、…―――もどりたくない。
かちりと鍵束が鳴った。 僕を咎めるような、音だ。 「 そとにいきたい、 」 ―――もう、良いよね? ]
(134) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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|
[ゆらり、徒花の花弁が揺れた気がした。]
……そうだね。 ある時は、彼らを獣と罵り ある時は、彼らに”ひと”を重ね合わせ……
[随分と身勝手だ、と苦笑しては、]
――お前さんはどうして、ここに、
[いいかけた問いは、マイク越しに聞こえた声に遮られる。 彼はぱっ、と身を起こすと、 こちらを見たヴェスパタインの瞳を見返して]
行こう。
[そう云って、駆け出した。 アマルテアの切羽詰った声。 ――酷い胸騒ぎがした。]
(135) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ 僕は鍵束を、 彼の布団の上に投げ出した 。 ]*
(136) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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――→医務室
やめなさい!!!
[がらり、扉を開ければ、 地獄でもないのに濃い血の馨が漂う。
彼は惨状を目撃するや否や、 ジリヤとアマルテアの間に割って入り ひとまずジリヤを突き飛ばそうとした。
その血にぬれた髪が、 彼の腕に突き刺さることはあるだろうか。 それでも、一先ずアマルテアを守らねばと*]
(137) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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や、め……。
[必死に腕で、ジリヤの攻撃から両目を守ろうと防御する。 これは、ケモノの瞳だ。と、アマルテアは思う。 ヒトではない。怒りに我を忘れた。ケモノの瞳。 腕からも血がとめどなく流れ出して。 段々と感覚も麻痺して行くのが分かった]
……っ。
[これは報いなのだ、と思った。 命を粗末にしてきた女には。当然の報い**]
(138) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* アキラさん、ごめんなさい。 そしてとても助かります……。
(-77) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* 明っさーん!!!!!明さん明さんあーきーらーさーん!!!!!
ヒュウ!!!カッケー!!!!!惚れるわ!!!!でもごめん、アマルテアの方が大好き!!!明さんカッコ良すぎて本当なんなの… 女キャラで言ってたら押しかけに行くレベルだった
(-78) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時頃
|
[ 数刻前 ]
「 いつか、 」?
[ >>*10問い、問われた声を僕は鸚鵡返しした。 ―――いつか、許されると思った。 それは紛れもない事実で、僕もまた、そのつもりだった。 許してくれると思って、思って、 ……いや、願っていたのかもしれない。
だってそうしたら、僕の罪は、赦される。 ]
(*24) 2015/07/16(Thu) 00時頃
|
|
―――でも、 …それは、 ” いつ ”?
[ 僕の潰れた声が、彼らに聞こえたかは解らない。 幾ばくもの「 消えた光 」を見てきた。 そうして今回も、そうだと思った。 だってそれが、 「 正しいこと 」だと思ってた。 なのに、
これじゃあまるで、 僕が間違えてるみたいじゃあないか! ]
…………、
[ ついぞ僕は声を発することはなかった。 欹てていた耳にすら、音が入らなくなる。 沈黙。 世界が僕をあざ笑う。
―――「 地下の僕 」を組み立てる、 土台が脆く崩れた気がした。 ]*
(*25) 2015/07/16(Thu) 00時頃
|
|
/* バトル系の村ならともかく。 落としどころを見つけないまま墓落ち直前にバトロルは、かなりキツいです。本当にお願いします。
(-79) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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/* でしゃばりたくはないんだが その 動いたほうがいい気がして (ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい)
明がすごく「寝たい」っていってる (*昨日から寝てない*)
(-80) 2015/07/16(Thu) 00時頃
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|
…ぐっ…!
[突き飛ばされて、女医から引き剥がされる。その針の何本かは、月見の腕を傷つけて]
猿がッ!邪魔をするなッ!こいつはッ!こいつは殺さないといけないンだッ!どけッ!
[ふらふらと、立ち上がろうとする。突き飛ばされた時に足をくじいたか、その動きは鈍く簡単に止められるだろう]
(139) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時半頃
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[やめなさい>>137、と誰かの声が聞こえた。 朦朧とする意識の中で、 彼女の瞳は確かにアキラの姿を捉えた]
……あり、がと。アキラ。
[助けが来たのだ。 安堵を感じると同時に、緊張の糸が切れるのが分かった。 もう限界だった]
ぜんぶ。急所は、外れてる。から。 地上の病院、へ。手配を。お願い―――
[小さく呟くと、アマルテアは自分の意識を手放すだろう**]
(140) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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―― 庭 → ――
[ むかし。 と、紡がれた声が鼓膜を叩いた。 男は彼のその前、――昔をひとつ、心に掛けながら、同僚の笑みを視界の端に押さえる。 男からすれば余裕を持っているように思える彼の ……昔とは。 そうして、男は次なる質問に首を傾げた。ああ、俺は何しに此処へ来たのだったか。 ]
私は、始めはただの ―――
[ エゴ、だった気がする。と言い掛けて、唇を閉ざした。寧ろ何故あなたも、と聞こうとした矢先に飛んだ音声と、 ]
―――急ぐのはあまり好みでは、……無いのですがねえ…
[ 視線の先>>132、彼が先に飛び出したなら、その影に続いた。 ]*
(141) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
―― →医務室 ――
[ 穏やかではない、と男は思った。 以前にも同じことを思ったことが、有る気がする。 同僚が間に入る手前、開け放された扉に手を掛け、中の惨状を伺う。 ―――そうして見つけた” 人 ”には、ほうと嘆息さえ流し込みながら。 ]
―――ジリヤ。
[ 同僚に刺さる「 針 」。 成る程鋭利な武器であると男は呑気に思った。 ―――そうして、彼女の名を、低く呼ぶ 。 ]
(142) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
…ッ!
[名前は、世界で一番短い、呪詛であるという。名を呼ばれて>>142、一気に引き戻される。…上着は、当然ながら、ボロボロになっていて。上着が一気に重苦しくなる。止めていないはず首のボタンが、絡んで首を絞めるような感覚がする。その香りが、体を責めさいなむ]
…ぁ、ぁ…!
[その声に縛られる。その声に縛られることを求めてしまう。もう求めれないことに、気づいてしまう。]
[下を向いて、やっと、動くのを止める。床に血以外の液体が、二三滴したたる]
(143) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
( はじめは、ただの?)
[ヴェスパタインの口から漏れた言葉を 追おうとして、 心の中に一つ留めた。 走り出してしまえば質問を重ねることはできず 「急ぐのはあまり好みでは無い」という言葉に 思わず、苦笑を零したけれど 同感だった。*]
― 医務室 ―
[ジリヤ>>139の華奢な体は男が突き飛ばすには容易く きらり、煌めく雪原の色の髪は 今は毒々しく血塗れていた。
――腕に突き刺さった何本かの針が痛みを齎す。 ぽた、ぽた、ぽた、と白に朱を塗りたくるように 薬臭いはずの医務室に凝る血の馨。
視界の端、アマルテア>>140が倒れ その唇が「ありがとう」と紡ぐのが見えた。]
(144) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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|
メティス先生……。 ご無理はなさらずに、って……言ったじゃないか。
[どうして、という問いは届かない。 意識を手放す彼女に、彼は険しい顔をして、 こくりと頷いてから] (……それじゃあ同じだ。まるでおんなじなんだ。 お前さんが嫌う”猿”と。 お前さんはそれでいいのか。)
[ふらふらと立ち上がるジリヤに向けて 苦虫を噛み潰すように思って
――ヴェスパタインが低くジリヤの名を呼ぶならば そちらはお任せします、と一つ、視線を遣り
彼は腕を止血することすらなく ふと表情を消して地上へと連絡を済ませていく。]
(145) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
/*くらりっさに触れられてない…orz
(-81) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
/* ふあーーーーー、良かった(´;ω;`) 寝られる!!!わたし、寝られるよ!!!!!! 色々とすまなかったです!!!!!!
ひゃっほい墓下!!!!!!
(-82) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
[足音がしたと思えば、扉が勢いよく開き、叫び声が聞こえる。
一体、何が起きているのだろうか。
分からない私は、ただ茫然とそれを"眺めて"いるだけで]
(146) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
|
……クラリッサ君? 大丈夫かい
[そうして、その途中。 実験の副作用に見舞われた獣人に 針の刺さらぬ手を差し伸べれば 彼女が視力と手の感覚を失っていることに 気づけただろうか。定かではない。
もしもそうだと知ったなら、 酷く哀しげな顔をしただろうけれど。
……そうして、地上からの救援を待つ*]
(147) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時半頃
|
わかいというより あおいというより 幼いなぁ、ジリヤさんは
(-83) 2015/07/16(Thu) 01時頃
|
|
どう、なったの。 クラリッサ……無事、なのよね?
[恐ろしくても、確認しないわけにはいかない。 遅かれ早かれ、いずれ耳に入ることだ。 数分の躊躇いの後、私はそっと声をかける。 返事があるかは、わからなかったけれど]
(*26) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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|
はい、大丈夫です。
[ふと声をかけられれば、それがした方に顔を向ける。 差し延べられた手に気が付くことは無いけれど]
ありがとうございます。
(148) 2015/07/16(Thu) 01時頃
|
|
/* 赤ログ盛んなんだろうなあって思う しかしながら私にはさっぱどわからん。 (フラグは辛うじて読めたけれども)
血ィダラダラ流れてるけどどうしたものかな…… あぁグロテスク描写に力をいれたくなりまする
(-84) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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/* ね む い2
(-85) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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|
……そう。大丈夫なら、いいんだが。
[ふと、クラリッサの掌を見た。 人間のそれになっている。
実験は成功したのか。 ……けれど、「それだけ」なら ジリヤはきっとあそこまで激昂しない。
きっと何かを代償として支払ったのだろうと―― 彼はクラリッサの様子に小さく溜息をつくと、 気づかれぬ掌を静かに下ろして 気を失ったアマルテアを心配そうに見遣った。
いずれ救援が来たならば、 それらを医務室まで案内して 運ばれるであろうひとびとを見送るだろう**]
(149) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
/*
あ、救援これ今日中には来ないな....
(-86) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
|
/* あまり多角にしてもなと思って医療室避けたんですが、延々ソロールするのも単なるログ伸ばしになりそうだし、結果ぼーっと見守ることになってしまった… 多少不自然でも第二図書室行ってフィリップに会うべきだったかなー。 3日目、表で誰とも絡んでいないという! なんてこったい。 もっとうまく立ち回れるようになりたい。 基本、ここにいるよアピールして、誰かが拾ってくれるのを待つタイプだからな…
(-87) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
|
[それから、どれくらいが経ってからだろうか。
駆けつけた救援に案内されながら、私は――
中央玄関の、鉄扉をくぐった]**
(150) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
|
[ 塔に登る前 ]
[ ――>>117” たすけ ”を呼ぶ声が、聞こえた。 僕はかつりと踵を返して、開け放されたばかりの――もうすぐ閉じてしまいそうだけれど――扉を見る。
実験。 …アマルテア、の。
―――” 人 ”が、 ……できた? ]
―――……
[ 僕は急いで本部に連絡を取った。 これで間も無く、地下に” 救援 ”が行くだろう、けれど。 鶴の野望と、 あるひとりの獣人の願い――が叶って、僕は
とても複雑な、気持ちだった。 ]*
(151) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
|
[返事は、ない
返事はない
あの、ハリネズミの、返事は、ない]
(*27) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
|
|
[返事は戻ってこない。唇を噛み締めて、白いカップの中の黒い珈琲を見つめる。 私は、心から、クラリッサの無事を願っている。 けれど……けれども]
獣を人間にする薬が、完成したとしたら……?
[獣は、人間に迫害されている。その根底にあるものは、結局のところ恐れだと思う。 自分たちと違う生き物。けれど限りなく人間に近い生き物への、恐れ。 それなら、薬が完成したなら……使われる、だろう。恐怖の対象を、自分たちと同じ人間に、しようとするだろう]
そんなの、ごめんだわ。
[私は、人間になることなんて、望んでいない。 翼を失うなんて、真っ平だ。 私は……とうさまとかあさまの子どもである私は、こういう生き物なのだ。 冷たくなった珈琲を、一息に飲み干した**]
(152) 2015/07/16(Thu) 02時頃
|
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 02時頃
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10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
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霊
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