155 楼夢館
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―回想・昨晩 ジャニスの部屋― [コンコン、鳴らしたのは控えめなノックの音。 すぐに反応はなくもう一度慣らして扉を開ける。]
…叔父上?
[伺うように中を覗いて、一度扉を閉めた。そのまま踵を返すべきか思案する。大きく溜息をついてから再び扉を開けると、やはり見間違いではない>>1:268嫌がらせのような格好で椅子へと座る叔父の姿がそこにはあった。]
…叔父上、迎えにまいりました。
[何も期待などしていなかった、けれども 期待を裏切られたような気持ちにもなる。 気を取り直してベッドの方を見ると幾つか洋服が乗せられていた。服を着るつもりは一応あったのか、ベッドへと歩み幾つかの服を見繕おうとするが部屋の暗さでよく見えない。]
…着替えを。
[何故そんなにも疲れ果てているのか、椅子に座った叔父へと呼びかける。]
(10) 2013/12/10(Tue) 14時頃
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―回想・廊下― [>>13 ヤニクからの進言には目を丸くするようだった。 今までそのように口を出してきたものはほとんどいない。親族にとって祖母が絶対的な存在であるように、使用人達にとってオールウィンは絶対的なものの筈なのだから。]
……、
[ヤニクを見て、思案するように黙る。 酷い罰、とは何処までのことを指して言っているのか。 祖母は、拾いものに甘いところがあると常々思っている。 男装の孫娘はヤニクへと緩く首を横へ振り]
ならば、尚のこと。 …身内の違い事で済んだからよかった。 同じ失態を…繰り返してもらっては困る。
お前の言葉は胸に留めておこう。 …仕事に、戻りなさい。
[罰は必要だ。でも、自分は厳しすぎるのだろうか。 判断がつかない、用事はそこまでと話を切り上げた。*]
(23) 2013/12/10(Tue) 17時半頃
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―回想・ジャニスの部屋― [こちらが勝手に動いても椅子に座ったままの叔父の姿に奇妙な違和感を感じながらも薄闇の中服を見繕っていく。 怪我、とジャニスの声が聞こえると驚いたように振り返った。]
――…何処を。
[血が床に落ちている様子はない、けれども叔父の動きから嘘は見られない。緩く眉を寄せる。]
…ローディエを呼んだ方が…?
…動けないのならば無理はなさらない方がいい。 今日は取りやめにしましょうか…。
[一着、選んだ服と言われるままに目がタオルを探す。落ちついた声で訊いたが内心には僅かな苛立ちがあった。どうしてこのタイミングで怪我などをしているのか、わざとなのではないのか。タオルと服を持って、椅子に座るジャニスへと差出す。見下ろす裸体の何処に怪我があるのかはすぐにはわからない、視線が留まるのは無防備な首元に。]
(24) 2013/12/10(Tue) 18時頃
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……あの子に何かしたのですか?
[>>29 あの子と指すのはクラリッサのことで。 タオルの向かう先、目に入ってしまったものに微かに体を震わせそこから目を逸らすように勝手な事ばかりする叔父を睨む。 困らされているのは今日に限ったことではない。目の前の、無防備なその首に手を伸ばしたくなったことだって、]
…私の望みを、かなえてくださるとでも?
[問う声はできるはずがないと、嘲るような響きになる。自業自得だと流れ落ちる脂汗も、痛みを堪える様子にも同情を向けることはなく淡々と着替える姿を眺めていたが、服を纏った叔父の姿は父の姿に似ていて。]
(31) 2013/12/10(Tue) 20時半頃
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[驚きに、伸ばされた手を避けるのも忘れていた。]
…それが、普通なのです。
[きっちりと釦のかかった自分の襟元へと触れる。 息苦しさなんてこの服を身に纏わずとも。 ずっと感じ続けている…何故男ではなかったのかと、 両親の自分を見遣る視線に気付いてしまってから、ずっと。]
あなたも…くだらない宗教にばかりかまけておらず、 もっと…オールウィンの名に相応しき振舞いを…
[そうすれば…、]
(32) 2013/12/10(Tue) 20時半頃
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……っ、あなたは……! そのようなことを躾などと…! どこまでオールウィンの名に泥を塗れば…!
[>>34カッと頭に血がのぼるのを感じた。思わず声を荒げて手を振り上げる。振り下ろした手はジャニスの頬に届いたか、それとも止められてしまったか。
幼い頃は頭を撫でられると嬉しかったし、もっと親しみを篭めて叔父の事を呼んでいた気もする。もう、忘れてしまった。叔父はもう、自分を困らせる存在でしかない。
外の世界の話をされても、胸には響かなかった。内の、この家だけでもう手一杯なのだ。 昔は見向きもされなかったかもしれない、けれども館に男手の少なくなっている今はまた、父達の考えも変わってきているというのに。
望み、再度問われる言葉にふ…と吐息混じりの笑みが零れる。]
…私の望みは…、
(43) 2013/12/10(Tue) 22時頃
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叔父上…あなたを…外へ出さないこと…、 この家に留まり… オールウィンの名に相応しき人になってもらうこと…。
[くすり、と弧を描いた唇から笑みが零れ]
…無理でしょう?叔父上…、 あなたに…私の望みは叶えられない。
[ジャニスを睨む瞳が揺れ、泣きそうに歪んだ。]
あなたがあなたである限り…、 私はもう、女の姿には戻れない―――!
(45) 2013/12/10(Tue) 22時頃
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/* Q やつあたりですか? A はい
(-28) 2013/12/10(Tue) 22時頃
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[>>52 わかってはいるのだ。 ジャニスやススムがしっかりしていようと 継承権が容易に変わることがないことも。 それでも両親が繰り返し彼らの名前を口にするから。 何故男に生まれなかったと、その目で責めるから――]
叶うはずなんて…ない…、
[荒げた声は、少し疲れの混じるものになる。 叶うはずがないとわかっていたから。 ジャニスの言う言葉の意味が、直ぐに理解できない。]
…前提の…破壊…?
(57) 2013/12/10(Tue) 23時頃
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[>>65 ジャニスの言葉に目を丸くして。 暫く呆然、といった様子で言葉すら出なかった。]
あなたは…、
[かた、と体が震える。]
(70) 2013/12/10(Tue) 23時半頃
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あなたは…、 そのようなことを…本気でおっしゃっているのか…。
[頭へと伸ばされた手、今度は拒絶するように振り払い、 一歩、二歩とジャニスから後ずさる。]
…本当に…、…本当に…、 心の底から…見損ないました…叔父上。
[俯き緩く首を横に何度も振る。 ぱたぱた、と床に雫が落ちて]
どうして…、あなたが私の叔父なのか…。
[呟きながら一歩ずつゆっくりと後退いていく。 そのまま下がれば、部屋の扉に辿りつくだろう。]
(71) 2013/12/10(Tue) 23時半頃
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[>>79 ジャニスの言葉に、耳を塞ぎたくなった。 ジャニスの言葉の意味がわからない。知りたくもない。 わかったのは、幼い日に優しく頭を撫でてくれた叔父は、 名も知らぬ神が連れ去っていなくなってしまったということだけ。]
……逃げません、私は…、 あなたとは違う…。
…っあなたとは…違う…!
[悲痛な声で叫び、嗚咽の零れる口許を手で押さえると そのままジャニスの部屋を去っていく。 夕飯の席に、2人の姿が現れることはなかっただろう。
自室へと閉じこもって、今もそのまま―――。*]
(84) 2013/12/11(Wed) 00時頃
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[朝になった、と思った。 起きてはいるがベッドから動けなかった。 着替えもせずに閉じこもってしまったから、 着ているシャツが皺くしゃになってしまっていた。 寝返りを打とうとすると泣き腫らした目元がシーツに擦れて痛い。
あの後夕食の席はどうなったのだろう。 叔父はきっと向かっていないだろう。 ススムやマユミは参加したのか。 ならばまた約束破りになってしまった。 けれどもそれも今は、どうでもよくて。]
(87) 2013/12/11(Wed) 00時半頃
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[ああ、でも。 クラリッサとは話をしなければならない…。 誰かに口外してしまう前に。
またオールウィンの為にか。 嘲るような声が聞こえてくる。 それは叔父のものではなく自分の声だ。
嫌ならば逃げてしまえと声がする。 それは叔父の声。如何して。如何して。
シーツに雫が落ちてまた染みができる。 涙の理由も、もう自分ではわからなかった。**]
(89) 2013/12/11(Wed) 01時半頃
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/* あ、村趣旨のどろどろとは多分違う方向…! ってなってしまっていて本当に申し訳ない! 叔父上生きろ。
(-55) 2013/12/11(Wed) 01時半頃
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―回想・昨日夕食前― [ジャニスの部屋から戻った後、自室に戻ると 扉の前でへたり込みぐすぐすと鼻を鳴らしていた。 この後の夕食の事も、叔父の怪我の事も 何も考えれずに泣き続け少し落ち着いてきた頃に 誰かの来訪を告げる声>>100 が聞こえてきた。]
―――……、
[出たくない、と思う。 けれども何か緊急の連絡なのかもしれない。 そう思うと無視をするわけにもいかず、 いる…と相槌を打ってから細く扉を開く。]
……ロビン…か…?
(103) 2013/12/11(Wed) 16時頃
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[>>105 ロビンからの言伝にああ、と思い至る。 そうだ、連絡を頼んでいたのだった。]
…そうか、
[2人からの返事に相槌を打って、それと。 続く言葉の後一度話を切るロビンに首を傾ぐ。 その後伝えられるススムからの言葉。 赤くなった目を瞬かせ、それから俯く。 共にしたいのか、したくないのか―――]
…手厳しいな…。
[緩く口角を上げて自嘲気味に声が零れる。]
…難しい男ばかりだ…。
[叔父も。それから、ススムも。 小さな溜息、疲れの混じるもの。 それから顔を上げてロビンを見て]
(106) 2013/12/11(Wed) 17時半頃
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…ありがとう。 返事はススムに直接会えた時に言う事にする。
…折角伝達して貰ったのに悪いが、 今日の夕食には私は行けない…。
[きっと叔父も、行かないのだろうと思う。]
これは連絡しなくていい…わかることだろうから。 2人には日を改めて謝りに行く…。
[瞳を細めて、ロビンへと微笑もうと努める。]
…苦労を掛けたな、すまなかった…。 ……もういい、下がりなさい…。
(107) 2013/12/11(Wed) 17時半頃
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[さすがにこのまま一日を過ごすわけにはいかない。 皺くしゃの服を着替え、顔を洗う。 目元の赤みを全て拭い去ることはできない。 部屋の外にすぐに出る気にならず小さな溜息をついた。
本を読む気分でもない。 窓の外を見遣る。 丁寧に育てられている植物達をちゃんと眺めたのは 数年振りのような気がした。]
(129) 2013/12/11(Wed) 23時頃
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[>>125 夕飯を運ぶというロビンの提案には首を横に振った。 食べたい気分ではなかったし、 1人になりたい気分だった。]
…そう、ありがとう…。
[あの後2人に何があったのか、 クラリッサは今どこで何をしているのか。 次に彼女に会った時…どうすればいいのだろう。 小さな溜息が零れ、]
…色々頼んでしまって悪かったな。 私のことはもういいから…、 自分の仕事に戻りなさい。
[頭を下げるロビンを見送ってから、扉を閉ざした。*]
(133) 2013/12/11(Wed) 23時頃
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