204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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お前さんには、俺みたいな本能との葛藤を味わわせたくない。 好いた相手に噛みついて、血肉を啜って喜びを感じるような――獣にはさせたくない。
[ぎゅっと、プリシラの肩に置いた手に力がこもった。]
そんなマネは、……あんな思いはさせたくないんだ。 ……わかってくれ。
[掟を建前にした身勝手な物言いでしかないのだ、と自嘲しながら、恋人の血肉の赤を思いだしそっと胸の奥は冷えていく。
だめだ。あれは。 あんな衝動は、苦しみは。]
(113) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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頼むから。
[与えてはいけない。
過去の男の苦しみをプリシラが浴びることを想像して、それだけで胸が激しく痛んだ。]
(114) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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年寄りの寝言だと思っていいさ。今は。 ただ、自分や相手に少しでも違和感を感じたら――逃げろ。 俺がどうにかする。
[ただの細工師で、プリシラの連れ。 それだけであればいい。 けれど、もしそれが適わないなら。
傭兵として暮らしていたころの、その業を、もう一度掘り起こしてもいいと覚悟した。]
(126) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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[寒さを理由に体温を抱きしめて眠ろうとすれば、多少抵抗されたかもしれないが。
お互いに雪の中を歩いた疲れに微睡が足音を聞かせれば、瞬く間に眠りに落ちていっただろう。**]
(127) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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―夢― [赤が滴る。 己を罪過を責めるように、誘うように。
伸ばされた女の白い繊手が、花弁のように赤を振りまいた。]
『 』
[裂かれた皮膚の下から、濡れた肉が見えた。 それに喰らいついて啜りたいと、湧き上がる衝動を見透かすように、女が笑った。]
(258) 2014/11/16(Sun) 17時頃
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[食べてほしい、と、
強請る声から。 どうやって背を向けて逃げたのかもよく覚えていない。*]
(259) 2014/11/16(Sun) 17時頃
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―3F個室― [嫌な夢見に、思わず腕に力がこもった。 薄暗闇の中、触れた赤に一瞬ぎょっとするものの、それがプリシラの髪色だとすぐに気がついて安堵のため息をつく。
久しぶりに昔の夢を見た。同族の気配を感じたからか。 ぐしゃりと髪を掻き上げて、プリシラを起こさないようにそっと寝台を抜け出した。
プリシラの目に触れることのない間に、ノックスの姿を探しに行く。
ノックスの同行者が獣の本能に覚醒しているのか、あるいはプリシラのようにまだなのか。 いずれにしても仔狼をつれた保護者同士、その辺りの確認も含めて気をつけておかねば、と。]
(263) 2014/11/16(Sun) 17時半頃
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―→2F居間―
ノックス、いるか?
[飄々といつもと同じ声音で、幼馴染の姿を探す。
薄暗い天気で、今が朝なのか昼なのかさえも分からない。 時間の曖昧さに少し言葉を迷わせた。]
昨日、言ってた小物あるか。 前に貰ったのは壊しちまってな。 同郷の奴と会えるなんて滅多にないし、一つくらい故郷を思い出すようなものを持ってるのもいいだろ。
[ノックスが同族であると知っているものが聞いていれば、男もまた獣の本質を抱いているのだと知れるかもしれない。]
(264) 2014/11/16(Sun) 17時半頃
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[ノックスの連れや他に聞こえないよう、声を潜める。 傍目には昔馴染みの内緒話程度に見えるよう。]
お前の連れは…「まだ」か?
[まだ獣の性に目覚めてはいないのか、と問う。 目覚めていることにも危惧はあるが、目覚めていなければまた別の危惧もある。
どちらにせよ、互いの連れを遠ざけておきたいのが本音であって、それをノックスに指摘されれば隠すことなくあっさりと頷く。]
(=9) 2014/11/16(Sun) 17時半頃
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悪ぃな…っと。 お前怪我してんのか?
[傷口を舐める仕草と>>272ラルフへの返答に>>273ノックスの怪我をしる。 何も知らなかった頃は慌てて舐めた血液が、思い出だというのにそっと見えぬ牙を疼かせた。]
(289) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[聞けば同じ問いが返ってくる。>>=13 当然予想されたそれに小さく首を横に振った。]
まだ何も。 あいつは、何も知らない。だから…俺はそれが怖い。
[経験がない故の無垢は、いざという時には瞬く間に望まぬ色に染まってしまうことだってある。 一度汚れを知った者よりもはるかに容易く抗えない波に飲まれることも。]
(=18) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[ノックスの褒める声に>>273何気なく顔を向ければ昨日フランシスが購入した琥珀飾りを身につけるラルフの姿があった。>>275]
ああ、お前さんの瞳に合わせて選んだのか。 フランの見立ては確かだな。
[ノックスが思いを寄せたことも知らぬまま、自分の作った細工とラルフの調和に満足する。]
(292) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[束の間、膠着するような気配のディーンとノックスの間の空気に、そっと息を吐いて。>>300 ディーンの額を指で弾く。逃げられなければ上手く当たっていたかもしれない。]
積もる話は互いにありそうだが…後から話し合った方がいいんでないか?
[言外にそれぞれの同行者が起きてくる場所で揉めるな、と警告を含ませた。]
(303) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[間近で、同じような立場であるはずの保護者たちが交わす会話を、嫌でも耳は拾ってしまう。
誰か、己の懸念など笑い飛ばしてしまってくれ、と。 そう思うのに。]
(=26) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[早く雪がやめばいい。>>=28]
まったくだ…。
[フランシスの言葉に苦く呟き返して。 早く雪が上がるようにと願う。]
(=30) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[どうにか矛先を収めた二人に安堵しながら、居間に背を向ける。 ディーン、と咎めるようなフランシスの声がして>>311この二人の間にも何かがあるのだと薄々察した。
深入りすべきではなく、さっさと距離をとるべきか。 はっきりとした情報を得るべきか。 決めかねる足取りに、ノックスからの問いに反応が遅れた。>>313]
は?ああ?あれか。さっきの琥珀の。 俺の作った細工品だよ。 フラン――あの子の保護者が昨日買ってった。
[ノックスの思いを知らぬからこそ、誤魔化すことなく告げらる言葉。 それがどのような意味を相手にもたらすのかまでは、到底考えも及ばない。]
(322) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[断片的に聞こえる欠片たちを拾い集めて、男は継ぎはぎだらけのそれの形を見ようとする。
けれど、一つ拾って形を作るたび、それは不安を固めていくようで。 その不安の塊が、現実のものとなりそうで。]
(324) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[それでも、獣の咎と人の欲の渦の中に、プリシラが飲み込まれることは考えたくはない。]
……。
(327) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[警戒を孕んだ眼差しを、そっと向けて見まわす。 獣の自覚ある大人と、獣の自覚なき子どもと、獣である子ども。
だれが、脅威になるのか。 否、誰が男の大事なものを傷つけかねないのか、と。]
(=32) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[そうと知れずに漂う緊張感に意識を取られていた男は、プリシラの気配には気づかない。>>329
けれど視界の端にちらとでも入れば、あるいはその声が聞こえたならば。 すぐに顔をあげて、告げたことだ。
ノックスと昔話がてら作品を見せてもらう、と。 そしてやんわりと、誰かと二人きりにならぬよう釘をさす。]
(338) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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[繊細なものを作れるなんて思いもしなかったと言われ>>334、気分を害した風もなく笑う。]
まあな、長く生きてりゃその分色々あるさ。 俺も、力任せに棒っきれ振り回して粋がってばかりもいられねえって。
[男は己の性質が、愛しく思えば相手を傷つけることを知っている。 嵐のようにとめどないそれの恐怖を知って、その上で尽きぬ情を同行者へと抱いて。
見えぬ牙の凶暴さを逃す対象となった細工は、葛藤と苦しみ故にどこか歪な繊細さを持ち合わせてもいた。]
(343) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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―3F― [招き入れられた彼らの部屋は、同じような部屋の仕切りであるのに男の部屋とはどことなく空気が違っている。>>349 当たり前のようでありながらその差異にやはり軽い驚きは感じてしまう。
飾る言葉一つなく、本題を切り出すノックスに彼の焦りも感じ取れて、己ばかりが不安だったのではないのだと奇妙な安心感を抱いた。]
本題も何も。 一つしかねえだろ。
――どうやって、こっちとそっちの仔狼どもを無事に抑えるか、だろ。
[昨夜までは男とノックスの話で済むのではないかと思っていた。 けれど、先ほどのフランシスとディーンの言葉は、――あれは、まるで。]
(360) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[彼らも、『同じもの』だと――]
(=36) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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…全員、かよ。
[咄嗟に告げる言葉はなく。 苛立つように、ぐしゃりと前髪を掻き上げる。]
(368) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[小さく、けれど乱暴に息を吐いてノックスの表情を見据えた。]
まだ、俺んとこもお前のとこも、獣の自覚はねえ。 けど、分かるだろ。一番不安定な年代だ。恋愛だけじゃなくて、肉欲で獣の情動が揺らされることもある。 ――同性相手に感情が伴わなくても、体を繋げる欲と行為だけで暴走しちまうこともある。
[男自身、好意を持つのは異性であったものの、傭兵時代に同性との経験を経ている。
男が獣性の発露としたのはそれ故ではないが、性欲と好意を錯覚して情緒不安定になる話には事欠かない。 恋愛対象でないから大丈夫だとは言い切れないのだ。
己の経験と照らしあわせても、いつ暴発するか分からないものが多すぎる。]
何が引き金になるかわからねえ以上、俺はプリシラを他の奴と極力関わらせたくない。 …お前は?
[血に濡れた手のひらを引き寄せる。>>364 血が、色濃く匂い立つ。
食欲が、本能が、好意が、互いにけしかけ合い高まりかける衝動を強引に踏み潰してノックスを見つめた。]
(371) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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俺は――
[祈る様に囁く。]
(372) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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あいつを、獣にしたくねえ。
[身勝手な大人の望みでいい。 男が味わった苦しみから出来る限り遠ざけてやりたい。]
(=38) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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[何もかも、とりあげることは出来ない。 目に見える危険があるのに、それを取り除いてやれない。
ため息ばかりが口からこぼれた。]
プリシラは――多分、同族だと教えれば多少自重は出来る。もともと人懐こいってわけでもないから、あいつ。 お前のとこの連れも、言って聞き分けるようなら同族と一緒にいるんだと教えた方がいいな。
[そう言いながらも曖昧な口調になってしまう。 危険性を認識していない少年たちがどこまでこちらの危惧を汲むのか知れたものではない。]
言っても無理そうなのは…こっちが先回りするくらいしか思いつかねえ。
[なんとも頼りない話だ。]
(381) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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首輪、ね。本当に早くそうなればいいんだが。
[自ら首輪に収まることを良しとした獣であれば>>379それは脅威にはなりえない。 周囲にも。なにより獣自身にも。
そうなるまでを、見守っていられたならば、と。 願わずにはいられない。]
(384) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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一番無防備な風呂や睡眠の時に異変がないか気を付けるとか…。 そのくらいしか思いつかねえな。
[よもや、相手の思考がややもすると危険な方向へと傾いているとは知らぬまま。>>385 力ない声と吐息にしばし沈黙を落とし、握った手をそっと離した。]
とりあえず傷の手当て、しとけよ。 同族だらけでお前が率先して血の匂いさせてたらまずいだろ。
[言って、いたわる様な視線をその手に落とす。]
それと、前に貰ったのを壊しちまったのも、新しいのが欲しいのも本当だから、それも見繕ってくれよな。
[暗い話題を振り切る様に、いつもの飄々とした笑みを浮かべてみせた。*]
(393) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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