194 花籠遊里
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[ひとめ見れるだけで良かった? 良い筈が無い。執着にも似たそれが、姿を見れただけで満足するはずも無い。 姿を見れば次は声を、声を聴ければ次は触れたいと。 欲は増していくばかりだというのに。
掻き抱き、攫ってしまいたい程に。 朧も、俺自身も藤之助を求めているというのに。]
(-284) オレット 2014/09/26(Fri) 00時頃
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(俺に、ついて来てくれないか。)
[一生と言わずとも良い。 あの時のように、傍に居て笑ってくれているだけでいいからと。
言葉が、どうしても出てこない。]
(87) オレット 2014/09/26(Fri) 00時頃
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/* 言い方ひわい(ふいた)(肩揺らして笑ってる)
俺は……あの文章書くだけで一時間かかってたからとか……言えない…(顔逸らしつつ)
そんなこんなで今晩は。(今更。
(-290) オレット 2014/09/26(Fri) 00時半頃
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[息が、詰まる。 湧き上ってくるのは、彼の言葉通りに攫ってしまいたいという欲。 しかしそれを溢れさせまいと待ったをかけるのは、他でもない『朧』だった。>>92 きっと、今、手を取り走りだしてしまったなら。 今以上に今まで以上に苦しい思いをさせてしまうかもしれない。 『俺』の我が儘だけで、そんな思いはさせたくは無い。絶対にだ。
しかし。しかし、このまま手を離せ別れてしまえば。藤之助が今以上にボロボロになってしまうのでは無いか。 今度こそ完全に『失って』しまうのではないか。 ……這いあがってきたのは恐怖と、それから。]
いいのか藤之助。 ……お前の、手をひいても。忘れなくても。 お前を好いているが故に、私欲の為に藤之助を貰い受けると聞いても尚。 お前はそれを望むのか?
[何かを誤魔化すかのように、藤之助の耳元で囁き朧の顔を覗けぬように隠してしまう。 あの晩以上に酷い顔をしているであろう表情を、見せないように。]
(99) オレット 2014/09/26(Fri) 01時頃
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/* わぁ花主さまきちく。
(-301) オレット 2014/09/26(Fri) 02時頃
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[花同士の恋など、あってはならない。 そう聞かされていたのか、教えこまれていたのか。
藤之助の言葉は予想外だった。 友である事で隣には立てても、執着と背中合わせのそれをひた隠しにしてきた。 まさか、同じ思いでいてくれたとは思わずに、藤之助を抱く手に力が入る。>>100
始まりはいつだったかはもう思い出せない。 どこか幼子のように嬉しそうに笑う顔も、花としての雰囲気も、 仕草も声も瞳の色も髪の色も。 全て、すべて気がついたら好きになっていた。 あってはならないと沈めていた心が、浮かび上がっていく。 ………もう『朧』の静止の声は聞こえない。]
(103) オレット 2014/09/26(Fri) 02時頃
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無論だ。 寧ろ、俺の一生をくれてやるから、俺以外を望まないでくれ。 ……とまで言ったら、流石に横暴か。
[隠しきれない『しあわせ』の色が声に滲み出す。 問題が無いわけではない。 しかし昔とは立場も違えば、朧の身を絡める鎖も籠も牢も無い。 『たいせつなもの』をすくい上げられるならば、俺はどんな問題でも乗り越えよう。]
次の新月の晩。花でも枯れ草でもない、ただ一人の男が。 必ずお前を浚いに来ると『約束』しよう。
[耳まで赤く染まった愛い人の頭を撫で、幸せそうに笑い。 ようやく彼を、解放した。]
(104) オレット 2014/09/26(Fri) 02時頃
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/* おうじと霞もふぎゅうしつつ。 俺は完全に名前を告げるタイミングを失ってるというな。
(もだごろしてるのを捕まえて。なでもふ。かわゆい。)
(-306) オレット 2014/09/26(Fri) 02時半頃
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―花籠にて―
ナナシ様。
[花籠の主を呼ぶ声には緊張の音が混ざり込み。 何時もとは違う表情で花籠の主と顔を付きあわせていた。]
頼みごとがございます。 遠い昔、ここの花であった枯草の、望みを聞いて欲しいのです。
[藤色の花が返すべき金が後どの程度残っているかは草の知らぬ所。 そして、本来ならば焔色の最後も見送るつもり、だったのだが。 事情が一晩で大分変ってしまった。
残された時間はあと僅か。無理を承知で深々と頭を下げる。 それを見て花籠の主は、人の悪い笑みを浮かべていた……かもしれない。*]
(-307) オレット 2014/09/26(Fri) 02時半頃
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/* 名前決まってるんだけど、ぼかしたほうが綺麗に纏まるんじゃないかとか思い始めてる (まがお)
不器用無愛想目付き悪いの三点セットな朧さん。 そんな奴をカッコいいと言って貰えて照れる俺。
でもね、藤之助も可愛いと思うんだ、しかも色っぽい!しかし可愛い!( あと描写が素晴らしくて、びたんびたんしてる。
(-309) オレット 2014/09/26(Fri) 02時半頃
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/* 返したいけど眠い…(目ごしごし。) 遅くまで付き合わせて申し訳ないです(中身が土下座の体制)
(-310) オレット 2014/09/26(Fri) 02時半頃
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/*なんてお優しい花主さま! いや本当に。いくつ我が儘通せば気がすむねんって話ですよね。
藤の間か、いやはや本当にお優しい(まがお) まぁでもやるって決めた訳だしな、俺。(腕捲り)
(-313) オレット 2014/09/26(Fri) 12時頃
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[ただ黙したまま、頭を垂れたまま。 面白がってか協力的なのか、よく解らないままだったが、望みが叶うのなら何でも構わない。
ただ黙って降り積もる紙吹雪をかき集め拾い集め。 藤の間、には流石に肩を揺らし反応を示すが。>>*24 それ以上花主様を楽しませられるような事は無かっただろう。]
(*27) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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……できますとも。
鮮やかな色彩の花にも、朝露を纏った清らかで美しい花にも。 劣らぬ程見事に咲き乱れてみせましょう。
花主様が折角用意してくれた場なのですから。
(*28) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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[月花の表情は固く、奥歯を強く噛みしめ。
己は、朧は。一人の男として約束したくせに結局こんな方法しか思い付かずに。
愚かな男だと佐吉が『朧』を嘲笑う。*]
(-314) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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/* さて。櫻子のリボンはどうやら渡せてるようだし。 心残りは丁助だけなんだよなぁ
恐らく花主様に愛されてる(歪んでるけど)から、大丈夫だとは、思いたい。
(-315) オレット 2014/09/26(Fri) 12時半頃
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/* ………(帰ってきた早々に何か見えた)(絶句)
(-359) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* ただいま、丁助。(なでこなでこ。)
というか、うん。この救いようの無さがな…凄い。
(-362) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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―新月の晩― [月に一度の暗いくらい闇が花街を覆う日。 息を切らし紺色とこげ茶を揺らし何処かへと向かう男が一人。
目的は一つ。 まだ次に腰を落ち着ける場所の宛なんて決まっては居ないが、雪山にかかる月を見にいければと。>>3:*59 覚えていないかもしれない口約束を果たそうと、走る、走る。 待ってくれると『約束』してくれた花を……いや、愛しい人を、月明かりが無くなる晩に、人目についてもいい、指をさされてもいいから 正面から攫ってしまおうと向かうは一つの娼館。 彼は、霞は何処に居ただろうか。彼の姿を見つければ、ふわりと笑ってこう告げる。]
霞、お前の一生を朧では無くただの『佐吉(おとこ)』が貰い受けにきた。
[娼館の主も、先輩娼にも文句どころか一言発するのさえ許さずに彼を抱き上げ、荷物があるならそれを奪うように手に取り。]
ただ俺の傍で笑って過ごしてくれれば、いい。 俺の時間が欲しければ、全て霞にくれてやる。
(140) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* ニコラス様。(手ふりつつ) というかやっぱり、みけるさんで合ってたんですね(本当に今更) 本当はもうちょいニコラス様とも絡みたかったんだけど… タイミングを完全に見失ってました。無念。 でもロルは大変美味しく読んでました。
(-370) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* 藤之助おかえり。(照れてるの可愛い。なでなで。)
(-372) オレット 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* 流石ヘクター様(褒め言葉)
あぁ、うんでも、櫻子を監禁したい気持ちは分からなくもない。
>>-375 大丈夫です、朧が引き籠り系男子(笑)なのが原因ですし。 お喋りできる機会一回だけあったのに、多角避けしちゃったのを後悔してますが(床ダン) 身体の調子は大丈夫なのだろうか、お大事にな。
(-383) オレット 2014/09/27(Sat) 00時頃
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…泣くな、笑ってくれ霞。 お前に泣かれると、その、どうしていいのか分からなくなる……
[片手で抱き上げたまま一度器用に荷物を降ろし、一滴の雫を拭おうと手を伸ばせば。 ぱちり、と確かに視線が合っただろう。 照れを隠すように視線は彷徨い、耳はほんの少し朱色に染まる。 誤魔化すかのように言葉を伝えようと口を開く前に、娼館の主に呆れたような声を出されて。
居心地が悪くなった男はもう一度小さな風呂敷を手に、そのまま娼館を出る。 ……敷居を跨ぐ直前、一度館の主を睨み付け。 今度こそ足は館を街を背にして歩く。 下ろせと言われたなら望み通りにそうしただろうし、何も言われなければそのままで。]
(161) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
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―――月を、見に行こう。寒い場所は嫌いか?霞。 当分は何も心配する事はない。 のんびり、静かな所でまずは休もう。時間なんていくらでもあるのだから。
[愛しい人を抱く手に少し力を入れると、僅かに身体が強張る。 街が遠ざかれば自然と足は止まる。
今度こそ本当に、霞も佐吉も自由なのだと街明かりをみながら実感する。 自然な動作でなんともないように、しかし丁寧すぎるくらいに唇を合わせて霞から視線を外す。]
それ、と。今後我慢はできないと、思ってくれ。
[執着にも似た、『朧』が『藤之助』に抱いてはいけなかった物。 『佐吉』が『霞』へ抱くのなら、障害の無いもの。 ……そう、霧雨の夜に手放しきれなかった物に名前を付けるのなら]
(162) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
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[……恋情、なのだろう。*]
(-388) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
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/* 書き直せば書き直す程わけがわからなくなる! が!(唇)奪っちゃった!は、できて満足。 ヘタレな朧にしては良くやったと褒めてやりたい(上から目線)
亀吉、お疲れさま。 上手く話が振れない先生(鞭サイド)で申し訳なかった。 もうちょっと過去話とか振れれば良かったんだけど。 また縁があれば。
後しまっちゃうおじさんがツボつぎてだな…(ぷるぷる)
(-389) オレット 2014/09/27(Sat) 00時半頃
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/*藤之助可愛い……可愛すぎてつらい…
(ごろごろごろ……どてっ)(落ちた。)
(-399) オレット 2014/09/27(Sat) 01時半頃
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/* >>-400 (がっしり握手!)(しかし可愛いと言われるとは意外。)
>>-402 す、まない。少し取り乱した。 (こちらもむぎゅむぎゅ。)
(-403) オレット 2014/09/27(Sat) 01時半頃
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/* 俺も先にご挨拶を。
wikiを見た一瞬、好みすぎた世界観につられこの度お邪魔させていただいたオボレットです。 冷静沈着、寡黙キャラをやりたくてこんな子になりましたが。 蓋を開けてみれば通常営業でしたが、花っこ可愛い蝶様素敵、な数日間を過ごせて満足してます。 綺麗で読み応えのある物語をリアルタイムで見れただけでも幸せです。
今回は特に藤之助にお世話になりました。 最初っから朧は藤之助の事を好きでしたが、本編中邪魔にならないか、それだけが心配でした。 結果逃避行ができて幸せです。 そんな藤之助への思いを拾ってくれて、美味しく二輪買いしてくれたヘクター様にも感謝を。 櫻子と末永く幸せに!
朧は朧で今まで以上に藤之助にくっついて幸せを満喫したいと思います。 また何処かで見かけましたら、遊んでくださるとうれしいです。
(-405) オレット 2014/09/27(Sat) 01時半頃
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/* 最初から最後まで藤之助かわいいとしか言ってない( けど満足です。 構ってくれて本当にありがとうございました!
(-412) オレット 2014/09/27(Sat) 02時頃
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