191 忘却の箱
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[黄と青が混じり合うパレット。 鮮やかな緑の中、色とりどりの花弁が舞うキャンバス。 窓の外、白い風に靡く花たちを切り取った風景。 華やかで美しく、そして儚い、箱庭の。
左手が握る筆は淀みなく、 けれどどこかぎこちなくもあった。
皺がれた右手に絡まる細い蔓。 症状が進行し、養分を吸い上げられすぎたのか。 いつからか思うように動かなくなった、右手の指先。
皺がれた浅黒い枯れ木には 今朝咲いたばかりの黄色の花が、ゆらり、ゆらり。]
(16) 2014/09/02(Tue) 03時頃
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――……おや、
[ふわり、と男の鼻を掠めるのは香ばしい匂い。 いつの間にか止んでいる旋律に顔を上げ。 時を刻む針の、微かな音に視線は壁へ。]
もうこんな時間かい。
[傍らに筆とパレットを置く。 椅子から立ち上がれば、トントンと左手で腰を叩き 小さく伸びをして、扉を開いて廊下へと。**]
(17) 2014/09/02(Tue) 03時頃
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本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/09/02(Tue) 03時頃
本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/09/02(Tue) 22時半頃
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― 廊下 ―
[廊下を歩けばゆっくりと景色が流れ出す。 匂いに誘われるように向かう先は、食堂。
ゆっくりゆっくり。 動いてるのか止まってるのわからないくらい 静かに流れる時間を泳ぐように向かう途中。
開いている窓。 白い風に乗って、囀るような声が聞こえてくる。>>43]
(65) 2014/09/02(Tue) 23時半頃
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―――あの子みたいな声だ。
[実際の声は、もう覚えていない。 その記憶はとうに花を咲かせてしまったから。 ただ似ているような懐かしさだけが胸に落ちる。
僅かに目尻に皺を寄せて、微笑んだ。]
(66) 2014/09/02(Tue) 23時半頃
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[ふと、色とりどりの花弁の彩る廊下の先から響くくしゃみ。>>59 足を止めて顔を上げれば、頭にタオルを被った大柄で猫背気味の男。 知らない顔だ。
それは知っていたのを忘れてしまったのか、最初から知らないのか。 わかりようもないけれど。
わからないことを気に止めなくなったのはいつからだろう。 慣れてしまったのは、いつから。 随分長く、ここにいる間に それすら花となって咲いて散ってしまったように。
ただ在るのは、足元に散る花弁だけ。]
(75) 2014/09/03(Wed) 14時頃
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[袖で鼻を擦っている男の視線を辿り、窓の外へと。 白い風に花弁が踊る中、囀る声が止まり。>>70 日の光の下で輝く金色に眼を細めた。
大柄な男に、笑いかけ手を振る彼女。 鮮やかな金色を揺らして中庭から廊下へと向かってくる姿へ、道すがらゆっくりと足を向け。>>71]
やあ、クリスのお嬢ちゃん。 今日はいい天気だ。 日向ぼっこはおしまいかい?
[記憶の端にまだ残っている彼女の名を呼び。 目尻に皺を寄せ微笑んだ。**]
(76) 2014/09/03(Wed) 14時頃
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― 廊下 ―
[向けられる屈託ない笑顔。>>79 その背後に広がる中庭。 太陽の光が降り注ぐ中、サァ、と白い風が動き花弁が舞う。]
おはよう、そうかい今日はおしまいか。 描いていたら過ごしてしまった、これから食堂だよ。 また後で来るなら、一緒に日向ぼっこしようか。
[まぁさん、と呼ぶ声にくしゃりと皺を寄せて笑い視線を自らの右腕へ落とす。 黄色の花弁が太陽を追いかけるかのように、中庭の方を向いて咲いて。 彼女のように、笑っているような気がした。]
(119) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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[彼女に出逢ったのはいつだろう。 中庭で日向ぼっこをしているところ、建物の中からこちらを見ていた彼女を手招いたのがはじまりだったか。
彼女が忘れてしまったとしても、恐らくまた手招くのだろう。 そうして繰り返す出逢いは、どこか遠い記憶に重なりながら。]
(120) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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[顔を上げて彼女を見れば。 皺がれた手を伸ばして金色の髪に絡んだ花弁を摘まんで落としてやり。]
今日のは、おいしかったかい?
[世間話のように問うそれは、記憶の味か。食事の味か。**]
(121) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 09時頃
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