262 【突発誰歓RP】聖夜におうちに帰れない村
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[それからしばらくあちこちを歩き回れば、すっかり方向感覚も失って。 本格的に帰る目処もつかなくなって、どれくらいの時間が経っただろう。
>>1:17電柱に隠れながら様子を伺えば、寒空の下でふらふらと徘徊するおじいさんもいて。 都会のおじいさんは温厚そうに見えても油断してはならない。 親切心で優先席を譲ろうとすれば地の果てまで追いかけられた挙げ句枯れるまで精気を吸い取られて殺されてしまうらしい。 なので、遠目から震えて見送って、安全を確認してから往来に出る。
……こんな調子なので、優しい人に頼ることもできずに事態は進展しない。
だってここはコンクリートジャングル(当社比)。 食うか食われるか、強い者が勝つゴリラの縦社会なのだから(偏見)。]
(16) 2016/12/21(Wed) 06時頃
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……へっきしゅ!
[ひとつ、大きなくしゃみをして寒さを思い出す。 既に夜は深い。建物の明かりと漂うクリスマスソングが一層存在感を増す。
>>1:45道の反対側に、同じくくしゃみをしている男の人が見えた。 ああごめんなさい。パクったわけじゃないんですこの鼻が勝手にむずむずしてごめんなさいごめんなさい……。 どうかこちらに目をつけませんようにと震えて祈りつつ。
ああ、今のあたしはマッチすらないマッチ売りの少女かな。 このまま凍えて天に召されるのだろうか。やるせない。 寒さを凌ぐために飛び込んだコンビニも、得体の知れない店員さんとお客さんに見られているような気がして落ち着かなくて。 逃げるようにあっちこっちに場所を移り続けている。
人の気配の集中する街から離れるように、 自然と自然と、静かそうな開けた場所へと——公園のある方向へ、向かう。**]
(17) 2016/12/21(Wed) 06時頃
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/* せっかく一席もらっておいて接続が薄すぎて本当に申し訳ない……。
ロルを安定してまわす気力が保てないほどメンタルがやられてしまっているのと、 どう動けばいいのかが考えても見つからずにいまして……。
やりたいことをぼんやりとしか思い描いてなさすぎた……ごめんなさい。
(-1) 2016/12/21(Wed) 06時頃
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[>>19くしゃみですれ違った道の反対側の誰かが、こっちを向いた気がした。 すみませんすみません本当にすみません、あたしのくしゃみが公害になってしまったかもしれませんが許してください 訴えないでくださいお願いします賠償金は支払えませんし体で払うのもちょっとかんべん
頭の中をまとまらない思考がぐるぐる回り、 闇の向こうの見えない表情に泣きそうな瞳を向ける。]
——……は、う!
[明かりに少しだけ照らされるその面影はとっても、なんというか、格好よくて。 いわゆるIKEMENってやつかな、あれ。格好はなんか寒そうだけど。 目を離せなくなってしまう危うさに、背筋が凍りそうになる。
——あたし聞いたことある。 都会の男の人って、甘いマスクを振りかざして女性を虜にして、 捕まえて洗脳して部屋に閉じ込めて永遠に飾っておくんでしょうこわいこわい!
首を振って目を逸らし、頭を下げて早足で立ち去る。]
(45) 2016/12/21(Wed) 23時頃
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……?
[さくさく、薄く積もる雪に足跡をつけながら、 >>20なんだか後ろに気配を感じたような気がして。
まさかさっきの人がついてきているとは思いたくはないけれど、 逃げ去る速度もだんだん早まっていくというもの。 ここに来てからから抱えたままのプレゼントの包み(重い)がけっこう体力を抉っているので、 逃げ切れるほどのスピードは出ないけれど。
当然ながら、あたしは知る由もないし、気付くはずもない。 田舎くさい故郷でよく遊んでいた年上の兄ちゃんが、こんなところで何かをしている、なんて。
昔よりも更に厚みを増したあたしの眼鏡のレンズでも、見通せるわけが……。*]
(46) 2016/12/21(Wed) 23時頃
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— 回想・いつの日か —
[おにぎりがいれば、牛乳瓶もいた。
ぼさぼさ黒髪のおさげヘアーに、典型的な瓶底眼鏡で過ごした少女時代。 今ほどインドアだったわけじゃなくて、誘われれば寒い日に外で雪遊びもした。 運動するたびに眼鏡を割っては、買い直すたびに厚さと強度を増していったりもしたけど。
よく声をかけてくれた、おにぎり頭の兄ちゃんの名前は微かに覚えている。 彼がいつの間にか地元からいなくなっていたのは、いつのことだったか。
周囲が変わっていっても、あたしはといえば、 少なくとも髪を整えて薄く化粧をするくらいのテクニックを覚えて、 大学で最低限浮かない程度のお洒落はできているつもりだけど、 抜けない田舎くささと、悪化したインドア人見知り体質はどうしようもなく。
眼鏡をコンタクトに変える程度の勇気もなければ、見知らぬもの全てがこわいったらありゃしない。 っていうか目にものを入れるとか正気の沙汰じゃないわ……。]
(47) 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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[公園に近づけば、電灯の数も減っている気がして。 焦る気持ちと、寒さでかじかむ四肢と、心細さその他もろもろに揺さぶられ続けるあたしの精神は、 ほどよくバランスを崩しかけていたその一瞬、不覚を取った。]
ひゃっ!!
[足元に、ごつんと何かが当たった……というか、何かに躓いて、前のめりになる。 その衝撃でプレゼントの包み(重い)が腕の中からすっぽ抜けて、公園のほうへ飛翔して闇の中に消えていった。
なんとか転ぶまいと踏ん張っていたけれど、 今度はさっきからズレっぱなしの眼鏡がぽろりと顔から落ちて地面に落ちた、ような音が聞こえた。]
め、めがねめがね……。
[一気にぼやけた視界で屈んで、眼鏡のようなものを手探りする。 ああ、どうか誰かに踏まれませんように!*]
(48) 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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/* たいへんなことになったな(他人事
(-8) 2016/12/22(Thu) 00時半頃
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[這いつくばって眼鏡を探していれば、 そういえばとさっきすっぽ抜けた置き時計(重い)のことも思い出し。
プレゼント交換にはひどく微妙なチョイスのそれが、 凶器となって誰かの世界をぶっ壊していることなんて露知らず。>>54
その直後、鳴り出したアラーム。 それはもう、たいへん心当たりのある音でございまして。 クリスマスソングの籠められた封印が解き放たれ、 高らかに聖夜を、これでもかと聖夜を歌い続ける。
見つからない眼鏡は諦めて、先に音のするほうへと向かった。 一刻も早く止めなくては、騒音被害で逮捕されて裁判にかけられて有罪食らってギロチン刑かな。 そんな感じのオーバーな恐怖を抱きながら。]
(59) 2016/12/22(Thu) 01時頃
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[>>55音の元のそば、何かが——よくわからない何かが、雄叫びを上げてのたうち回っているようだ。 眼鏡がないのでこの視力0.01以下の女は何も見えなくて。
ああ、これこそが都会のモンスター! 縄張りに足を踏み入れた瞬間、か弱いあたしの身は粉々に砕かれ、引き裂かれ、 焚き火で炙られてこんがり焼かれてバーベキューにされちゃう……!
と、おぞましい死の恐怖に目の前が眩みそうになりながらも、 目覚まし時計の音は鳴り響き続ける。
どうしよう、と踏み出せないでいた最初の一歩。 ひとまず足元を探り、冷たい木の枝を見つければ拾い上げてそれを構え、勇気を抱いておそるおそるモンスターに立ち向かわんと駆ける!]
……殺られる前にッ、先手必勝ッ!!
[——長くて短い聖夜も、もうすぐ明ける時が来るよと、 時計はそれを教えるかのように騒いでいた、のかもしれない。*]
(60) 2016/12/22(Thu) 01時頃
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