162 絶望と後悔と懺悔と
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― 駐屯地/訓練施設付近>>2:498 ―
そう、…………だ、よ。
[ああ、なんで、こんな。 口の中に今まで味わった血の味が蘇って広がる。
ごくりとつばを飲み込んで]
ありがとうにーさん、そう言ってくれて。 でも僕はいい加減に、他の子の言葉も聞きたい、かな。
いるんでしょ? サミュエルにーさんも円も涼にーさんも周にーさんも、それに、……絢矢、も。
(13) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[僕は今しがた叩っ斬ったばかりの武器をちらりと見る。 こんな長い獲物、きっとあの子には――絢矢には似合わない。 僕みたいに刃渡り短めなのを振り回して、今――この戦場のどこかに?
……うなずける、と思った。 絢矢はああ見えて僕より強い。 5年前のあの時、一緒に死ぬことすら考えてた僕に「逃げよう」と言ってくれたのは紛れもない彼女。 僕はあの時確かに彼女に救われかけたんだ。
ああ、――――会いたい。だけど]
(15) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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そうだ、安吾にーさんも、元気?
[僕は真弓ねーさんの言葉を思い出して余計なことを考えそうになるのを堪えている。>>3 傍から見たらあいかわらず意味ありげな笑い顔で訊いてるようにしか見えないのはもう――しかたがないんだ]
(22) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* 3d入り最初に笑ったのが明にーさんまとめの「ナンパ」である
今日のデフォ:円
(-11) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* そしてジャニスさんは名前出せなくてすまぬ……すまぬ……ほんっとなーんも知らない体で行ってるからこの人
(-12) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* アヤあああああああああ >>37 おのれええええええええええなにしてくれとんじゃあああああああああああ!!!!(※“お姉様”です)
そしてメモふいた 鬼いちゃん間違ってない 直にーさんの幽霊か……wktk
(-21) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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…そっか。
だいじょうぶ、刃向う意志のない子は、殺さない、から。
[僕はちょっとでもキャロライナにーさんの慰めになることを言うつもりだったんだけど、>>44 “始祖様”がやってることを思えば逆効果だったかもしれない。
殺されなくても……人参ジュースとやらもない“始祖様”のアジトに連れてかれる可能性はあるから]
(71) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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……。
[“おなじもの”にならなくても、いっしょにいられたら。 そんな夢物語を、僕も、この場の誰も、口にしない。>>18>>51
だからかな、次にキャロライナにーさんに顔を向けた時、 僕は左手で帽子を取ったんだ]
――…“一緒”だよ。 直にーさんも明にーさんも理依にーさんも零にーさんも。
[そう、みんな同じ時に、同じモノへと、変わり果てたんだ。>>52 赤い眼を持つ吸血鬼《バケモノ》へと]
(72) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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生きてる、って意味では、元気かな。
[僕はまだ直にーさんが殺されたことを知らない。 それから真弓ねーさんとは別の方へと足を向ける]
わかってるって。
[僕の身を案じる真弓ねーさんに返す声だけは、5年前と変わらない。>>24 ちょっとそこの本屋さんに行ってくるだけとはわけが違うってことは、ちゃんと分かってる。 ―――僕の身を案じて放たれる声が、他にもあったってことも]
じゃ、またね。
[それがこの日、再会した家族に残した最後の言葉になった**]
(77) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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/* もうト書きが(ry しかもネタっぽいの挟めなくて(ry
そしてガチで涙腺がやばい >>83 今までいずれ殺す……殺すんだ……もうにーさんたちとは違うんだ……的テンションを保ってたところにっっっっ
(-35) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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/* テンションの移り変わりを見るために読み直したら>>2:277が酷い こう、変わっちゃった僕のことを見ても傷つかないで済むって言いたかったのに
いいかげん寝よう……(とぼとぼ
(-37) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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[僕は知らないことがどれだけ――絶望や後悔を招くほどに愚かしいか知ってるんだ。 “何も知らなかった”ことを知ってから染みついた概念のひとつ。
だけど、小さな世界の中でみんな一緒で、何も知らずにいた頃、 僕は確かに幸せだった]
……。
[そうだね。元気なら、生きてるならきっとまた会える。>>82 でもキャロライナにーさん、また会った時どうするつもりなのかな。 もう一度手を差し伸べる? それとも今度こそ武器を向けてくる?
僕は――どうしたらいいのか分からなくなってる。これじゃあ人のこと言えないね]
(122) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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ごめん。ごめんね。
[僕は帽子を深くかぶる。>>77 いくらキャロライナにーさんが俯いてるからって、笑い顔が貼りついたまんま謝ってるところなんてさらしたくない]
……、っ。
[キャロライナにーさんのばかばか。僕らは――吸血鬼はそう簡単に死なないのに。 だからにーさんは僕らの心配をしなくたっていいのに]
(123) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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リッキィは、アヤワスカ(絢矢)に会えることなく、やがて帰還の命に従う**
2014/02/12(Wed) 14時頃
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― 帰還後・始祖の城 ―
どうして……。 どうして僕らの初陣の場に、みんなが……っ。
[集められ、直にーさんが殺されたことを知り、 “始祖様”からありがたくも一人前と認められた後。 僕は部屋に戻りながら、ずいぶんと久しぶりに何故と問うことをする。
僕らの中には先の初陣で、吸血鬼になってから初めて外に出た者もいる。僕もそうだし。 なんだろう。ずいぶんとよくできた話みたいだ。
もしも。これが本当に誰かの書いたよくできた話だとしたら、 書いたのはきっと――]
これは、…何かの陰謀ってやつなのかな。 そう言いそうだよね、直にーさんなら、きっと……。
(*31) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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/* にやにやにやにy…………(;ω;) >>114>>115
僕の最大モチベは! アヤに生きていてほしいことなのに! もういい相打ちだー(できるかどうかはさておき) さーてどうしよう やっぱ周にーさんには会っておきたいよね
(-56) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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― 始祖の城 ―
[零にーさんと明にーさんが、ニンゲンを生きたまま連れてきた。
連れてきたのは―――家族だ。
僕はどの面下げて二人に会えばいいのか分からなくて一日、二日―――と時を過ごした後、 三日目にしてようやく零にーさんの部屋のドアを叩いて]
……、いる?
[どうしよう早くも帰りたくなってきた。 もしかしたらいないかもしれないし五つ――いや十数えてドアが開かなかったら帰ろう、よし。 いーち、にー、……さーん、]
(180) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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[はーち、………開いた。>>196]
零にーさん、どこ行くの?
[にーさんが部屋を出てったら僕は周にーさんと二人っきりになっちゃう! しかも聞き間違いようもなく起きてるって言ったし!
これは……零にーさんの言う通り手短に済ませるしかないかな]
…うん。
[手短に、手短に。 僕はそれ以上何も訊かず部屋から出る零にーさんと入れ違いに部屋に入ろうとして、頭を撫でられた]
(205) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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……ッ。
な、に?
(*64) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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リッキィは、撫でられている間に神妙な顔つきになってきた。
2014/02/12(Wed) 23時半頃
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…だいじょうぶ。分かってる。
零にーさんがせっかく連れてきたんだもん。 僕だって、周にーさんのこと、悪いようにはしたくない。
[零にーさんがそう言うなら、言葉には気をつけないようにしないと。>>*60 どうしたいのかまだ分からないけど、つい気が高ぶって変なことを口走らないようにしないと]
(*66) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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…………、僕だって。そんなの、
[見たくない。>>*65
同時に思い知る。実感が湧く。 ああ、周にーさんも涼にーさんも、まだ“人間”なんだ。 今は“始祖様”も静観してまだ“家畜”にせずに留め置いてるけど、 “始祖様”の手のひらの上で簡単に転がされてしまう、ってところでは“家畜”と変わらない]
ね、僕にできること、他に、……ない?
(*68) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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/* (はいぱーごろんごろんタイム)
僕は! ほんとに! 戦う決意を! モチベを! 向上させられるのか!
(-86) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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……。
[僕は謝らなくていいのにと言いそびれたまま零にーさんの言葉に耳を傾ける。>>*69
零にーさんが何を言おうとしたのか僕には想像もつかないけど、 僕にとっての最善はひとつきりだったから、とりあえず、頷いて]
…うん。明にーさんのところにいるんだよね。 もし涼にーさんに会えたら伝えといて。
……「ありがとう。生きててくれて」って。
[ほんとは僕から直接伝えられるのがいいんだけど、勇気を振り絞り切ってまた動けなくなっちゃうかもしれないし、念のために*]
(*73) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[そう。
みんなが生きててくれたことが僕の“希望”だから。
降り積もった『希望』の字の中、一枚だけ混じってた難しい方の字は、 今もまだ書けないままだけど*]
(*74) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[僕は部屋の奥へ視線を向ける。零にーさんとの話は終わったし。>>210]
…………。お、おはよう。
[挨拶は大事。声も顔もあんまりさわやかじゃないけど。
ドアを閉める。これでふたりっきり。 どうしようとりあえずさっきみたいに十数えるまで待って……いや手短にってさっき決めたじゃん]
夢、見てたの?
[僕のこと呼んでた……昔の夢でも見てたのかな。>>199]
(238) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* [周にーさんに土下座した]
(-92) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* 真面目に 僕と絢矢だと絢矢の方がおねーさんだと思う 僕は秋の終わりに生まれて絢矢は春っぽいし
直にーさん! 将棋を教えてー(まだ言ってみる) >>+1 アンカーきいたっけ
(-96) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* ちょ っと>>209拾っちゃったけどまずったかなあこれ
ごごごごめん
(-97) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* すげえパーカー(フード付き)着せたい欲望があるんだけど時代の壁ぇ……
(-99) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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…どこにもいなかった。
[それはいつか僕が周にーさんに言った言葉とほぼ逆だ。>>243 “いつでもいる”。 僕はこの言葉にあの時出来うる限りの重みを詰めたつもりだったけど、 いつでもいられた、あの孤児院がなくなってみれば、この言葉のなんて軽はずみだったことか。
だけど、周にーさんはその言葉をきっと今も覚えてくれてて……]
周にーさん。僕はここにいるよ。 こんな風に自分だけの綺麗で豪華な部屋を持ってる。自分の足でこの中を自由に歩き回れるようにもなった。 どうしてだと思う?
(256) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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なった、からなんだよ。……吸血鬼に。
[だから僕は周にーさんに少しだけ期待してしまうんだ。 忘れてほしいって願ってたのに。そんなこと言うから]
分かるかな。 同じになれば、僕はあの時の言葉をずっと現実のものにしておけるし、
周にーさんだって、……寂しくないでしょう?
[笑うんだ。貼りついた意味ありげな笑みの方じゃなくて、 出来るだけ無邪気に見えるように、……見える、かな]
(257) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[僕はもう周にーさんの言葉が嬉しいって思って無邪気に喜んでただけの子供じゃないんだ。 そんなこと言うなんて寂しいのかなあ、って思えるようになった]
か、……考えといて、とは、言わない。 結局、僕の意思じゃどうなるか決められないんだし。
[僕は、周にーさんの顔が見てられなくなってドアの方を振り返る。 零にーさんが戻ってくる気配はたぶん、まだ、ない**]
(259) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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/* ほんとーにこう遅いし赤で何か寝言絡みのネタバレが今のところあるってわけじゃなくてごめんねごめんね!
結局モチベを取り戻さなくとも戦わざるを得ないわけで またねの件もあるし わー始祖様ってばおにちくー
(-102) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* 零にーさんありがとう超ありがとう
きっと僕は城の中でないとデレがはみ出ない仕様なんだ今のところ……うわあああん
(-103) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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[僕にとっての最善はひとつきりだけど、それはあの日別れた家族にとっての最善とは平行線の上にある……と思う。
ただ、生きてほしい、と願う僕と、 取り戻す、という決意を口にしたキャロライナにーさんと、そして。 みんなの運命を歪めた者達を許さないと告げた周にーさんと。>>270>>272]
―――――そっ、かぁ……、なら、ここでお別れ、だね。
[あれ、お別れってどういう意味合いだろ。 ……そうだ、僕らは相容れない者同士なんだから、周にーさんがさっき僕の提案には乗れないって言ったから、 諦めて帰ることにするんだ――――きっと、それだけ。それだけなんだ]
(346) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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ひとつだけ、……お願いがあるんだ。 これから先何があっても、選んだ道を後悔、しないで。
[それがどんなに難しいことか分かってる。だから僕は「約束して」じゃなくて「お願いがある」って言った。
それから僕は部屋を出るためにドアを開ける]
………、あ
[零にーさんと……理依にーさんもいたかな。 僕はそのまま僕自身の部屋に戻ろうとした足を止めて、 零にーさんと、目を合わせる。声は出てこない]
(347) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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/* 僕のSAN値がやばい 周にーさん死んだらもれなくひゃっはーみなごろしだーモードに入れそうで
(-126) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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………。 よ、用っていってもたいしたこと、じゃない、し………。
[僕は零にーさんの顔から、にーさんに渡された緑色の紐に釘付けの対象を変える。>>*107 なんだか花の形みたい。拾ったのかな、それとも……]
どうしたの、これ。 それに理依にーさん、ケガしてるんじゃ…
[僕は離れてく理依にーさんの背中に向けて声をかける。 偵察に出た先で何かあったなら、後でじゃなくて今訊きたくて]
(*108) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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/* 周にーさ ん が かっこいい です
(-127) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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― 零にーさんの部屋を出る前 ―
………。
[困った。「諦めて」って言っても聞かなさそうだし。>>352 そこが周にーさんのいいところなんだろうけどさ。
僕を見つめ返す周にーさんの姿は真っ直ぐすぎて――、手を伸ばしたくなる]
じゃあ、…「またね」って言えばいいのかな。
[僕がキャロライナにーさんに「またね」と言ったのは、遅かれ早かれまた敵として会う、そんな気がしたからなんだ。 今の周にーさんはその時と立場が違いすぎる、けど]
(361) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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――…!
[僕は絢矢の名前が出たことに分かりやすく息を飲む。>>*111 それにしても、絢矢と、この紐と、零にーさんにどんな繋がりが?
木箱を持って、僕と手を繋いで逃げていた絢矢の姿なら記憶にあるけど……]
――もしかして、あの、5年前、ほら、零にーさん明日が誕生日、で、それで…
[僕の言葉が途切れ途切れになるのは色々と思い出してるから。>>*121 「シュークリームが食べたい」。 聞こえる、子供達の歌声。 帰らないにーさんやねーさんを待って絢矢と二人身を寄せ合ったあの時]
(*127) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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………。それだけ忘れたくなかったってことだよ。
[僕は零にーさんの気持ちも絢矢の気持ち、どっちもなんとなく分かる。>>*128 ただ、周にーさんと話したばかりだったから、気持ちはなんとなく周にーさん寄り。
最後に見せた、笑顔。>>364 あれで本当にお別れ、なのかな。
僕は零にーさんが頭に手を置いた時、>>*130 相っ当心配そうに見える顔をしてたことだろう。
――いかないで。 ――つれてかないで]
(*132) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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/* もういっそ! もういっそ零にーさん僕のこときゅっとしていいから!!!!(何
だいじょうぶちゃんと“家族”に刃は向けないから ぬおおおおおおおお
(-135) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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― 廊下にて>>*138 ―
そう、おなじもののままだって思ってたからだよ。……でもさ。 僕が違うものになっても変わらないの。キャロライナにーさんも周にーさんも!
[それがただただ、最初は信じられなくて耐え難くてでも、……不思議と悪くはない気分も浮かんできてて。
―――じゃあ、絢矢は?
さっきの理依にーさんの、まるで“直にーさんを殺したのは絢矢だ”と言いたげな態度は]
そんな、……ちがう、
(*139) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* このモチベはあかん
こうなるなら交戦地帯神宿いかなくてよかったかも わーわー
なんかお待たせしててごめんねアヤあああああああああああ くそう 会いたい
(-140) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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……うん。
[僕は……キャロライナにーさんの武器だけ壊して退いた。>>*140 これじゃあ逃げたのと変わんないや。 “始祖様”に知られたらどうなるか――って実に今さらだよね。とりあえず何も言わないでおいた]
れ、零にーさんがそう思いたければそう思えばいいよ、僕は、思わない。
(*143) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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なんで、……なんでそんなこと、言うの。
[僕は零にーさんはただ“始祖様”の血に縛り付けられてるんだって、そう信じてる。>>*142 僕と零にーさんを隔てる違い――誰の牙を受け吸血鬼になったか。
信じてるのに、零にーさんがまるで“吸血鬼に変わってよかった”って言ってるみたいに聞こえて、―――寒気がする]
――…ごめん。
[僕はその場から走り去った*]
(*144) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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/* なんでうちのPCは赤やると他の赤に喧嘩を売れるやつになるのかと小一時間
(-148) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[僕は零にーさんの部屋の前の廊下で色々とお話した後、色々と決心を固めるのに一日――二日――もっとたくさん時間が欲しかった。 けれどその日の夜には“始祖様”の呼び出しを受け、そして――
僕の世界は一変する]
(445) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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