70 領土を守る果て
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解放せぬ、とは申しておらぬ。 即刻解放は出来ぬ、と申しておるのだ。 国王陛下の政治手腕を、王太子殿下と比較する事こそ畏れ多い…それこそ大不敬であろうが!
[ワット王とカルヴィン王子の比較、それは...自身、何度となく胸中で繰り返した行為だった。しかしそれを、グロリアに明かすわけにもゆかない。]
いや、平時に座談で申す分には構わぬさ。 然れども現在は有事であり、いやしくも新聞は公器である。 王室の威信を高揚させ、国民の対外意識を向上させる事こそ、公器たる新聞の務めではないか…よしんばグロリア嬢、あなたの言ったような意味が、あの記事に秘められておるのだとしても、それが凡百の平民層に理解できようか? 私に言わせれば、あなたの解釈は深読みに過ぎぬ、グロリア嬢。
新聞社員の解放は致しかねる。 どうしても納得ゆかぬなら、国王陛下なり、カルヴィン殿下なりに直訴する事だな…陛下や殿下の仰せなれば、私とて抗うわけには参らぬ故な。
私から言える事は以上だ…分かったら、もう往かれよ。
[...は冷然と顎をしゃくり、グロリアに退出を促した。]
(1) 2011/11/12(Sat) 00時半頃
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[憤然と席を蹴って立ち去るグロリアの後ろ姿を見送り、...は深々と嘆息した。]
やれやれ、困った跳ねっ返り娘だ。 なかなかどうして、優れた頭脳を持っているようだが…如何せん、発想が自由主義に偏りすぎておる。 名門グランツーリスモ家の息女が、謀叛人どもに肩入れするとは。 父御、母御が心配するのも、あながち杞憂ではあるまい。
[...の背後に、治安警察の配下が音もなく舞い降りた。しかし配下は報告をするでもなく…むしろ、何かを言い淀む素振りを示す。]
どうした? 報告せよ。 何事かを報せんとして、参ったのであろう?
(23) 2011/11/12(Sat) 02時頃
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[...に促され、配下は訥々と報告を始めた。イアン・パーカー大尉、名誉の戦死。その死に様の詳細が、配下の口から語られる。...は瞑目し、腕を組んで耳を傾けている。]
そうか、分かった。報告ご苦労。 パーカー大尉は…いや、戦死したのであれば、二階級特進して中佐となるか…イアンめ、大佐相当官の俺の、すぐ傍まで迫ってきおったか。
[配下が、沈痛な表情で口を開きかけるのを制して]
よい…何も言わずとも、よい。 慰めの言葉など聞きたくもない! 俺を慰められるなどとは、貴様とて思わぬであろうッ! 早く任務に戻らぬかッ!
[...の右拳が一閃、煉瓦造りの壁にめり込んだ。配下は黙礼すると、慌ただしく戸外へと姿を消した。]
(25) 2011/11/12(Sat) 02時頃
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[配下が立ち去ると、...は傍らの酒樽に鉄拳をふるう。噴出した麦酒が、...の上半身に降り注いでは、濡らす。しかし...の顔を濡らしているのは、麦酒ばかりではないだろう。]
イアンの馬鹿者めッ! 戦場で、敵に情けをかけるなと申したであろう…!
我が友リックよ、俺を許せ。 俺は、お前の倅の…優しさを矯めてやれなんだ。 あたらイアンを死なせたは、この俺の罪だ…!
しかしリックよ。 イアンのあの気性は、紛れもなくお前譲りだった。 そも俺に、矯正できるものではなかったのよ。 イアンは我が国最高の銃士として堂々と戦い、そして散った。 聞こえた勇者であった、お前の名を辱めはしなかったぞ。 友よ、あの世で倅を、イアンを褒めてやれ。 もう俺には…イアンを褒めてやる事は…叶わぬ故な…!
[麦酒の奔流が、とめどなく...の頬を*濡らした*]
(32) 2011/11/12(Sat) 02時半頃
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ゴドウィンは、ワットに「陛下、お急ぎあれwww」
2011/11/12(Sat) 18時半頃
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カルヴィン(コリーン)が死ねば、ゴドウィンの敗北決定。 まぁそれはいいんだけど、生きているのが辛いな…w いっそラ神が【▼ヤニクorセシル▲ゴドウィン】なんて神采配を示してくれんかな…そんなラ神になら抱かれてもいい←
(-36) 2011/11/12(Sat) 19時頃
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ゴドウィンは、グロリアは薄い本の収集が趣味と…そりゃご両親も心配するわ
2011/11/12(Sat) 23時半頃
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−ゴドウィン酒店・回想−
[ただならぬ様子のコリーンから、カルヴィンの身を託された。彼女の形のいい唇から告げられる衝撃の事実を、...は虚心に聴いている。]
なるほど、話は分かった。 今は、貴官を断罪する時ではなく、私にそのつもりもない。 殿下の身は、このゴドウィンが命に代えても守り抜く所存だが…アキューリアス少佐よ、貴官はこれから如何するつもりか? 貴官は、カルヴィン殿下の騎士であろうが。 今この時、殿下のお側を離れるべきではないと思うが…
[その瞬間、凶暴な矢が店内へと射込まれた。カルヴィンに口づけ、黙礼して飛び出してゆくコリーンの背中に...は叫ぶ。]
待たぬか! 戻れ少佐! 己の罪業に酔うでないわ! 貴官の過去の罪なら、いずれ私が正当に裁いてくれよう…今はそれより、騎士として殿下のお側近くにおれ! 私をアテにして、殿下を置き捨てて、貴官はひとりで死所へ向かうと申すのか? それは騎士として、無責任にもほどがあろうッ!
[...の渾身の叫びも、コリーンの決意の前には虚しかった。]
(249) 2011/11/13(Sun) 19時半頃
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−ゴドウィン酒店・回想−
[やがて意識を取り戻したカルヴィンが、コリーンの後を追おうとするのを...は必死で制止する。]
なりませぬ殿下! 畏れながら、いつか殿下にお教えしたはずでござる! 戦場において、感情で行動なさってはいけませぬ! さよう、既にこの王都界隈も、戦場が如きものと心得召されよ! 高貴の身の御方には、然るべき身の処し方がござる!
[カルヴィンは、懇願するような眼で...を見つめた。]
なりませぬ…臣として、私もこの場は譲れませぬ。 殿下が後を追う事を、他ならぬアキューリアス少佐が望んでおりませぬ…殿下にはそれがお分かりにならぬと仰せかッ!
[その瞬間、カルヴィンの視線が、懇願から怒気へと色を変えた。若いとはいえ、紛うかたなき王族ならではのイノセントな威光こそ、...が心よりの忠節を捧げてきたもの。その威光を露わにされては抗うすべもなく、思わず...はその場に平伏した。その傍らをカルヴィンは、滑るように飛び出して行った。]
この剣にかけてもお止めすべき場面であったが。 然れども、私は…殿下のあの眼には抗えぬ…!
[しかし...は、この場の己の振る舞いを、終生呪い続ける事になるであろう。]
(251) 2011/11/13(Sun) 19時半頃
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ゴドウィンは、セシルって本当に自分が好きなんだねw
2011/11/13(Sun) 19時半頃
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