270 食人村忌譚
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おいしい。 あけのしん、おいしいね。
あけのしん、うまれかわれたかな。 生まれ変われたのかな。 だったら、いいなあ。
[食事の後、娘はそう言って、笑った。 あけのしん。あけのしん、 けらけらの笑いながら、軽やかに、 そのまま部屋から、神社から、去ろうとして、 振り返る。ゆりを見つめ、]
あ、
ゆりさま。
(8) 2017/11/25(Sat) 03時半頃
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ゆりさまは、
誰か。 一番、食べたい、人、 なんて、
いる?
(9) 2017/11/25(Sat) 03時半頃
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[唐突なような問いを。 脈絡もない、意味もないような問いを。 娘は常の、白痴美の笑みに、向けて。
そのままあてもなく去っていった**]
(10) 2017/11/25(Sat) 03時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/25(Sat) 03時半頃
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― その朝 ―
……? おはよう、?
[次の朝。娘を起こしたのは、日差しでも、鳥の声でも、隙間風でもなかった。声をかけられ、揺さぶられて、ぼんやりと目を開いた、傍らには、男が一人立っていた。 然程親交のあるではない、ただ褥を共にした事はいつかあった程度の、男。 男はそのまま、目を擦る娘を立たせて]
あいり? ……あいり、死んじゃったの? どうして?
あいり、殺されちゃったの? どうして?
[並べられる説明に、娘は、ただただ、疑問符を浮かべる。浮かべながら、逆らうもなく、ふらふらと男が歩くについていった]
(72) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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あいり。 死んじゃったんだ。
[呟く、表情は希薄に、やや下向いた視線は、遠くを見つめるようにあった]
(73) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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― 集会所 ―
? いっぱい、人、いる。 みんな、呼ばれたの? おはよう!
[そして集会所に辿り着く。と、集う面々を見て、場違いに明るく響く挨拶をした。説明はされた。男なりに噛み砕いて説明されて、ただ、娘は、理解出来てはいなかった。 愛理が死んだ、殺された、という事実以外は。――疑心と殺意を呈された事、己がそれに加わっている事、そんな、状況は]
…… あいりぃ。
[だから。 娘は、血まみれの愛理の傍らに膝を抱えて座り込み。それが運ばれていっても、その赤をじっと、ただじっと見つめていた]
(76) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/25(Sat) 22時半頃
櫻子は、エツコの姿に、猫の事を思い出しなどした。
2017/11/25(Sat) 23時半頃
櫻子は、エツコの姿に、猫を思い出しなどした。
2017/11/25(Sat) 23時半頃
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シノ。
[肩を叩かれると、娘は振り向き、其処にいた姿を仰ぎ見て]
あいり、死んじゃったね。 どうして、死んじゃったんだろう。 あいり、死んじゃったから。 みんなで、食べてあげなきゃ。
[笑みではない、薄い表情に。ぽつりぽつりと、呟くように言葉を返した]
(97) 2017/11/25(Sat) 23時半頃
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うん。 あいり、みんなで食べたら、きっと喜ぶ。 みんなで食べたら、また、会える。
[頷き、村の教えを口に乗せる]
あいり、きっと、おいしいよ。
[シノの言葉を肯定する、同意する、腹部を押さえる仕草を見れば、同じように、緩やかに膨れる腹を押さえた]
うん。あいり、大好き。 遊べなくなるの、さびしい。 シノは、あいりのこと、好き?
[問いには首を傾け、同じ問いを返した]
(110) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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? わかった。 ひみつに、するね。
[秘匿を望む意思もわからないまま、ただ娘は素直に了承して。やがて漂う匂いと、シノの誘いに]
うん、食べる! あいり、食べる!
[性急がちにも頷いて、 引かれるままに立ち上がり、歩み出した**]
(152) 2017/11/26(Sun) 03時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 03時頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 18時頃
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/* ヒェッ
ごはんたべう、してたらなにかきた わくわくしてきた
(-59) 2017/11/26(Sun) 22時頃
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[シノと共に、皆の集う方へと向かう。つみれの入ったお椀を受け取ると、そのまま近くに腰を下ろした。つみれを――愛理の一片を――娘は匙に掬い、口に運んで]
――おいしい。
あいり、おいしいね。
[食しては、顔を綻ばせた。 一心に、食しゆき、]
? ゆりさま。 何?
[ふと、かけられる声。 隣に座る姿を見て、首を傾げた]
(211) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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うん。 あいりと、私、いっぱい遊んだよ。
[にこにこと笑みを浮かべながら。 ゆりの問いかけに、返すは肯定]
うん。 あいり、大切な、おともだちだったよ。
[肯定、]
いちばん。 一番、食べたい、人?
[その言葉には――疑問符を浮かばせた]
(223) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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……? わかんない。
[ふるり、緩く首を横に振る]
私、でも、あいり、おいしかったよ。 もう遊べないの、さびしい、けど。 食べられて、嬉しいよ。
みんな、いなくなったら、さびしい。 みんな、食べられたら、嬉しい。 みんな、だから、私は、食べたいよ。
うーん。…… 食べたくない、けど、食べたい? のかも? みんな。
[淡々としたようにも語る、合間、悩むように首を傾け傾け、指先を唇にあてては爪先を噛み、ぱたぱたと足を交互に上下させ、しつつ]
私は、だから、 ゆりさまも、食べたいよ。
(226) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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[そう紡いだ娘は、また、笑顔に戻っていた]
? うん。 いいよ。 おきよめ、する!
[「お願い」には、悩みなく応じた]
(231) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 23時半頃
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― その夜 ―
[愛理を食した、その後には。娘は暫くの間、集会所の中をうろうろとし、集う面々に近付きつ離れつ、常通り時に静かに時に賑やかにしていただろう。 夕刻近くもなれば、娘は集会所をふらふらと出て。点在する村人の目などは気にもとめず、惹かれる木の葉や花びらやを見つけては拾う、「たからものさがし」に勤しんでいた。 常通りに、遊んでいた。 常通りでなかったのは、その衣服だ。薄汚れはしていても鮮やかな色合いの着物ばかり着ていた――母がお下がりにくれたものだ――娘は、黒衣を纏っていた。江津子に渡された、彼女と揃いの、それを。
村がその色に染まった刻限にも]
(270) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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げしゅにん、?
ころして。 ううん。ころして、はないよ。 私は、あいり、ころしてないよ。
[闇の中。床の中。娘は、ゆっくりと言葉を紡いだ。問うに返す、否認の言葉を。其処に深刻な色はなく。瞳は、動揺も恐怖も疑心も何もない、果てない受容の漆黒ばかりを湛えていた]
ゆりさま。
ゆりさま、
[口付けが落とされる。 黒衣を脱ぎ落とす。 瞳は、白い、巫女を見据える]
(276) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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[体を重ねながら。 揺れる吐息の狭間に。 紡がれる言葉。 語る巫女を、 ゆりを、 娘は、ただ、見据えていた。
遠い、銀のきらめきを、見て、目を丸く瞬き、]
[細める。
緩やかな。穏やかな。静寂の、微笑を。 娘は、その面に形作った]
(281) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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いいよ。
あげる。 私の、目、あげるよ。 ゆりさまになら、あげる。
ゆりさま。
(286) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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「かかさま」。
(288) 2017/11/27(Mon) 01時頃
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