103 善と悪の果実
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[少女の口から出た、ブロワという家名には少しばかり覚えがあった。 かつては事業家としても名を馳せていた貴族の名だ。 当家の夫人が他界した後は、事業に失敗し家名も落ちぶれ、社交界から姿を消しているとも聞いたが。
会ったばかりだと話す少女が、少し甘えるような目で黒いドレスの女を見上げる様を見つめる。]
そうでしたか。 やはり、女性同士であれば打ち解けられるのもお早いようで。
[言いながら少女に微笑みかけ。 ふと、見上げてくる目に気がついたように瞬く。 そして笑顔に戻った。]
私も招待客ですよ。 身なりがこうな物で、仕事でいるのだろうと思われる方も居るようだが。
[無粋な気もし、自らの職業まで口にするには至らなかった。]
(41) 2012/09/24(Mon) 16時頃
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[自分の物言いに笑われてしまったと思えば、困った様に首を傾けて見せ。 率直な問いを投げられれば、隠す事も無いと答える。]
警官です。 以前、こちらのお屋敷の警護にあたらせて頂いた事がありまして。
[言った後、グラスを傾ける。 アイスティは残り少なくなろうとしていた。]
(43) 2012/09/24(Mon) 16時半頃
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[返ってきたのは素直な反応。>>45 それがどういった意図であるかは汲めぬまま笑みを見せ。]
面白いかと言うと…まぁ、どうでしょうね。 お仕事、ですか? [少女の暮らしぶりまでは解らないが。 貴族の娘が口から出るとなると訝しむ程ではあっただろう。 しかし、深くは触れず。]
まぁ、警官だけは。 よした方がいいかも知れません。
[そう言いながら自分のグラスも使用人の盆に返す。]
(47) 2012/09/24(Mon) 17時頃
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少々、煙草を。 淑女の前では失礼に当たりますからな。 それでは。
[少女と女に一礼すると、その場を後にする。 広間内を見渡し幾つかの顔を認めた後。 壁際のサイドテーブルの横に移動すると、煙草の煙をくゆらせ始めた。**]
(48) 2012/09/24(Mon) 17時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 17時頃
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/* 後は、全く話してないのがオスカー、ヘクター。 ヘクターは顔見知り。 ちょっと話したのがウェーズリー。 挨拶だけなのがコリーン。(ポーと暫く傍には居た)
無理に行き過ぎるのもダメかな。
(-18) 2012/09/24(Mon) 17時半頃
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/* 確定無茶ぶりごめんね…!
(-28) 2012/09/24(Mon) 22時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 22時半頃
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―回想―
[カクテルを渡しながら、ドレスの女の話に頷く。>>71]
そうでしたか。実は、私は未だよく見ておりませんもので。 それほど素晴らしい物であれば、私も一目はしておかなければ。
[ちらりと壇上に目をやった後、目の前の女に目を戻す。 やや熱っぽく、黄金の林檎の事を口にする彼女の様子に微笑んだ。]
貴女の我儘であれば、楽園の天使も許すでしょうがね。
[さらさらと口にする言葉は、女を前にすると出る悪い癖だ。]
(87) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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ミス・コリーン。あぁ…、中庭では失礼しました。
[彼女がテラスに居た事には気づかないまま。 名乗りを終えた後に目礼する。
少女の言葉を受けて周囲を見渡す横顔。>>78 そして、その目が慈しむように少女に下ろされる。
仲よさげに連れ立って見える様子には、再度笑みを作って見せた。]
(88) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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―― …まぁ、どのような職業にも苦労は付き物と言いますし。
[仕事の事に触れられれば、ゆるやかに首を横に振るだけでそれ以上は続けず。 うらぶれた警官が、自慢気に口にするような話もあるはずが無い。
少女を気遣う女の様子に、男は気づいたように顔を上げる。>>82 見知らぬ男が女性二人連れの元、長居するのもあまり良くは思われないだろう。 煙草を吸いに行くと告げ、二人の元を離れて歩き出す。
耳に残る、心地よく甘く胸に響くような女の声。 それを反芻しつつ、やがて壁際に辿り着くと煙草の箱を取り出し火を点けてから暫し一人。
広間の人々の様子を眺めた。]
(90) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/24(Mon) 23時半頃
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/* ウェズリーの挙動不審ぶりが凄い。 じきに倒れるんじゃないかと。
みんなからかうなよ!(お前もだ
(-29) 2012/09/24(Mon) 23時半頃
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/* あ。ありがとう、ヴェス。
煙草の匂いすまんねw
(-31) 2012/09/25(Tue) 00時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/25(Tue) 02時頃
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/* 喉回復跨いだら元に戻ったっけ、ここ? また今度!おやすみー
(-39) 2012/09/25(Tue) 02時頃
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[それとなく注視していた招待客。 例の刺青の男が夕闇の伯爵相手に気色ばんでいる様子を、男は離れた場所から眺めていた。
一触即発、にも見えなくは無いが双方共、男には良い面識は無い。 仲裁に向かうような理由など元からなく、内心では成り行きを面白く思いながら冷ややかな目で見守る。
ふと、かかる声に気付きそちらを向いた。]
(130) 2012/09/25(Tue) 13時半頃
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[最初に目が止まるのは、ややくすんで見える桃色がかったブロンドの色。 テラスでグラスを合わせた時と変わらぬ穏やかな笑みを暫し見つめる。 煙草をふかし、彼女に笑みを返すまで少し間があった。]
どうも。ミス・ペラジー。
[楽しんでいるかという問いかけには応えず。]
生憎、私も未だ林檎を見れておりませんでね。
[煙草を持つ掌を口元にあてたまま暫く、浅黒い肌のその顔を眺める。 そして、視線を刺青の男の方にやって示した後、再びその顔に目を戻した。]
行かないんですか? お連れさんが何やら揉めているようだ。
(131) 2012/09/25(Tue) 13時半頃
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[離れた場所から注視する間、男は、刺青の腕が白いローブの腰に馴れ馴れしく回されるのを見ていた。 少なくとも、顔見知り程度の関係ではあるまい。
あの刺青の男にも、幾らか賭博の借りがあった。 この女が声を掛けてきた事も加えて不振に思わずにはいられず、男は、自分の身体が微かに強張るのさえ感じる。
それは、日常を何かに蝕まれ始めるのを危惧するあまりの、怯えなのかも知れないが。
薄い笑みを顔に貼り付けたまま、男は目の前の女を見詰めた。**]
(132) 2012/09/25(Tue) 13時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/25(Tue) 21時半頃
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/* あまり伸びてなかった。(
(-44) 2012/09/25(Tue) 21時半頃
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[横を向き、煙草の煙を吐き出す。]
近くに行ってみようとは思いましたが。 まぁ、あれが無くなる訳もないでしょうし。 後でゆっくりと見に行きますよ。
[目を戻しても、そこにあるのは穏やかな笑みを浮かべた顔。 だが、その色に微かに苦いものが混じったのを見る。>>138 彼女の表情が何を言おうとしているかまでは解らなかったが。
続いた言葉には薄く細めていた目を僅かに開いて見せた。]
(146) 2012/09/25(Tue) 22時頃
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それは ――…、失礼しました。
[連れではない、と告げるその言葉を額面通りに受け取った訳でも無かったが。 謝罪した後に溜息を吐き、煙草をサイドテーブルの灰皿に押し消す。]
どうも…、余計な事を勘ぐる癖がありましてね。 ご不快に思われたでしょう。 謝罪いたします、ミス・ペラジー。
[もたれていた身体を壁から離し、女に目礼する。 そして、白いフードの中へ仕舞われる不思議な色の髪と、その指先を目で追う。>>139 傍らに立つその気配に、何事か考えるように黙った後。]
貴女は変わっているな。
[低く、呟くように言った。]
(147) 2012/09/25(Tue) 22時頃
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/* >>145 こっちにもばれてら Σ
(-45) 2012/09/25(Tue) 22時頃
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[一度、肯定した後に返される囁くような声。>>152 それには、フードから僅かに覗くブロンドの色や浅黒い肌を見る視線を、見上げてくる目に止めた。
一時置いた後に僅かに顔を上げ周囲を見渡し。 それから、再度目を合わせると笑む。]
蛇と人の子、ですか。面白い喩だ。
[微笑を湛える女。 時折、楽しげな、それでいて暗い光が過るのが見える様な気がする。]
(162) 2012/09/25(Tue) 23時半頃
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[柄の悪い男との仲を疑った事を思慮深いなどと言われれば、男は苦笑する。 先程、自分が見せた態度を前にしてもなお平然としている、まだ歳若く見える女。
変わり者は嫌いかと聞かれれば、少し言葉を選んだ後。]
淑やかな女性は魅力的だ。 だが、貴女はそれとは少し違う気がする。 ―― ミス・ペラジー。
[その名前を呼んだ後に、深い色の瞳を覗き込む。]
まぁ、謎めいた女性は、それ以上に魅力的ですがね。
[女の目の奥にあるものを探るように、そして男の生来の性は、誘うように。 女を暫く見つめた後、笑みを浮かべて細められた。]
(163) 2012/09/25(Tue) 23時半頃
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/* じぇふへんなぶんしょうだな…!
ウェズリーが輝いているぜ…描写というか語彙量がすごい。
(-49) 2012/09/26(Wed) 00時頃
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/* みんな、相手の意図汲むの上手いよね。
俺は未だ強引だなー
(-50) 2012/09/26(Wed) 00時頃
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やられ役:ウェズリー、俺、ポー、コリーン?
他の人は、なにか闇っぽいだろ…w まだ、やられ役に見えて誰か途中で化けるのかも知れないけど。
俺は洋画だとすぐぶち殺されるタイプ。(
(-51) 2012/09/26(Wed) 00時頃
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/* ヘクターも即死系かと(失礼
てゆか忙しそうだな、ヘクタ
(-52) 2012/09/26(Wed) 00時半頃
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/* トニーやっぱり可愛いな。 裏は怖そうだが。
(-53) 2012/09/26(Wed) 00時半頃
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[ここを“楽園”と喩える女の言葉には、小さく息を漏らして笑った。
仕事柄、特権階級の裏を知ることも少なくない男には、この林檎の宴と煌びやかな目の前にある光景は、その喩が陳腐に思える。 それを自分自身も口にしながら。]
貴女の言うように、蛇の紛れ込む禁断の楽園かもしれないが。 夢を見るのは自由だ。
[林檎を胸に抱くように、前に合わせられた細い手。 その手が静かに自分の方へ伸ばされるのを見れば、触れた時に指先を緩く捉まえる。
邪気無いように微笑みを浮かべたまま、真っ直ぐに見つめる目。 首を傾け、口元に緩い笑みを浮かべて返した。]
(176) 2012/09/26(Wed) 01時半頃
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夢の中の蛇、か。 いっそ蛇になれるのなら、まだ楽でしょうね。
[取った掌の滑らかな浅黒い肌に、口づけを落とすように頭を下げる。 それから顔を上げ静かに手を離すと、流れるブロンドを包む白いフードに指先を触れた。]
綺麗な髪だ。フードは下ろされては如何かな?
[女の目を覗き込み暫し見つめた後。目礼する。]
また後程。ミス・ペラジー。
[そして、男は脚を運び出し、女の前を離れて人波の中へと入って行った。]
(178) 2012/09/26(Wed) 01時半頃
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/* 役職匂わせようとしたら、
『おまえ、おれ、ころしたら、ころす』
みたいな文章になったから止めといた。
時間かかってごめーん!
ペラジー話してて口説きたくなるな。 手玉にされて殺されるのもいい。
(-54) 2012/09/26(Wed) 01時半頃
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/* トニー以外は女性としか絡んでないやんか そういえば…
(-58) 2012/09/26(Wed) 02時頃
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