151 雪に沈む村
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ああ…素敵なラインナップですな… どれ、私をこの店まで誘った…3にしますか。
(1.ミネストローネ/2.キノコの濃厚なの/3.ジャガイモのポタージュ)
[よっこいしょ、と小さく呟きながら空席へと座る。 どうやら先客がいたようで、挨拶する暇はあっただろうか。 世間話のひとつでもしたかもしれない。]
[椅子に腰かけ、温かい店内でのんびりと過ごす。**]
(1) 2013/11/18(Mon) 01時頃
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[>>4 おススメの場所は?と聞かれ、男は目を細める。]
おススメ…あぁ、そうですな、教会などはいかがでしょうかな? 冬の前に、祈りをささげるのもいいでしょう。 アリス嬢、冬の前に、挨拶をしにいったほうがよいですぞ。
[にっこりと、長い前髪で半分以上隠れた顔で微笑んだ。 食事時なので帽子は取っていたが、その下には長い前髪があった。]
[少女が代金を払いに行ったなら、引きとめもせず見送っただろう。>>6]
(44) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[ポタージュにミネストローネが来れば、>>33 バーナバスは目を丸くするだろう。 パンの香ばしい匂いも食欲をそそる。]
あぁあ…良いんでしょうか…? ご馳走になります… あーぁ…いい匂いですな…
[スプーンを水面につけ、ゆっくりと口へ運ぶ。 この老人の動作がゆっくりしているのは、単に年を取ったからではなく。 『急ぐ必要がないから』だった。時間の期限という概念からは切り離された感覚が、老人の動作を酷く緩慢にしていた。]
(45) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[耳を小さく震わす声のやり取りも、老龍にとってはそよ風にも等しかった。 聞こえど応えず。 それが己に向けられたものではないのであれば。 普段通り、にっこりと柔和に笑って聞き流しただろう。]
(*8) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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んんー……美味ですなぁ… いつの時代も、貴方のような…食材を愛するものがいるから、 食という文化は花のように芽吹く… この前獣人の方に振舞ってもらった料理も、こんな風に美味で…
[言葉の最後の方は料理人に聞こえただろうか。 男の言う『この間』とは数十年も前のことであることに、男自身も気付いていない。 一口、味を噛みしめ、また一口。食事を味わう。]
(46) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[>>43 男に声をかけられれば、何のこと無しに答えただろう。]
えぇ…今日はたまたま散歩です…。 私はずっとこの辺におりますじゃ…会っていても不思議はないでしょう… 何せこの老いぼれた身体では、温かいところへ動くのも一苦労での。 もう最近は一人寝床に篭もって物思いに耽ることが多くて…
[枯れ木のような手でパンをちぎって、ポタージュへつける。 口へと運ぶと、バターの味とポタージュの味が口腔内でとろけ合い、老人の舌の上で食材がダンスを始める。]
(47) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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いってらっしゃい。
[スープを飲む手を休めず、アリスへと微笑んだ。 もしかしたら、その声はやや若々しく聞こえたかもしれないが。]
(*10) 2013/11/19(Tue) 01時半頃
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[アリスが一体何に目覚めたのかは皆目見当がつかなかったが、 おそらく魔力の波長が一時的に合ったのだろう。 そういうことは、ままある。3人、というのは稀だろうが。>>*7]
そうですか。目覚めてしまわれたのですね。 爺はいつでもここにいます。 なにか困った時はいつでもどうぞ。
[口で喋るよりかはハキハキと、念波は言葉を伝える。 もしかしたら、もう一人へと聞こえていたかもしれないが。 古老は気にせずスープを飲んでいた。]
(*14) 2013/11/19(Tue) 02時頃
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いやいや…そこまでしていただかなくても大丈夫ですじゃ… 生者必滅、生き永らえ過ぎたくらいだしのぅ。 このオマケのスープをいただけただけでも、ありがたいのですよ…
[>>52 気遣う料理人にそう言って、バーナバスはスープに口をつける。 ミネストローネのトマトの酸味と香料の香りが、口の中へと広がっていった。 スープを十分に堪能しつつ、身体の中がポカポカと温まるのを感じた。]
[次にこの店を訪れたなら、今回は頼まなかったキノコのスープを頼もうと心に決めるのだった。]
(62) 2013/11/19(Tue) 21時半頃
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/* ピーターパン症候群 アリス症候群
さて、シリーズに合わせるべきか…
「ジェームズ」って名乗ると、 ジェームズ・ボンド ジェームズ・フック(フック船長) でどちらも満たせたんだけどな…
(-22) 2013/11/19(Tue) 23時頃
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/*
じゃあオセロー症候群で。
.
(-25) 2013/11/19(Tue) 23時頃
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ふむ、聞いてたかなぁ? 私は最近耳が遠くてな。 紳士がレディを優しくエスコートしてることしか聞こえなかったよ。
[バツが悪いように呟く声。>>*16 老人はとぼけた風に嘯きながら、くつくつと笑う。 その笑いは、聞いていたと語るに落ちた何よりの証拠。]
[聞こえてきた少女の声に、コードネーム…と一呼吸考えて、]
(*20) 2013/11/19(Tue) 23時頃
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ほう…じゃあ、私はオセローとしようか。
[思いついた名前を口にする。 特に由来はない。 遊戯の名前かもしれないし、 もしかしたら少し前に聞いた悲しい戯曲の主人公の名だったかもしれない。]
(残念ながら…子供向けではないがのぅ…)
[何せ、嫉妬と疑念に狂い、最愛の相手を殺してしまう話だ。 子供には少々ショッキングな内容だろう。]
(*21) 2013/11/19(Tue) 23時頃
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>>64 そう…じゃのぅ…そのとおりだ… ああ、食休みにもう少しだけいさせてもらいます… 暖炉の前で、暖まらせてもらいますわ…
[と、食後のティーをちびちび舐めるように飲みながら背中を丸めた。 陽気な男の姿は、作った料理を象徴するようだった。]
(70) 2013/11/19(Tue) 23時半頃
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