45 Say Good-Bye, Say Hello
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/* えっと、お疲れ様でした。ご挨拶が遅くなりました。 エピに入った途端、忙しくてばたばたしてました。
一応流れは全部読んだつもり。でも読み取りスキルがそれほど高いわけじゃないから、間違っていたらごめんなさいと先に謝っておきます。
ぼちぼちとお邪魔でなければ、書きためていたロールを落とさせていただきますね。
(-416) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―卒業式前・卒業生の教室― [教室に戻った時には廊下に出ている卒業生達の数もだいぶ増えた頃か。 愛里が身体の様子を心配する>>4:@19のにはゆっくりと首を振る]
大丈夫だから、心配しないで。 卒業生の皆さんに造花付けられたのね。 これで、愛里のお仕事は一先ず終わりかしら?
[心配をかけまいといつもより深い笑みを向ける。 全員に造花を付け終え、挨拶をする愛里>>4:@20の隣で小さく頭を下げる。 様子を伺う愛里>>4:@21には気付いていても、気付かない振り。そう何度も何度も嘘は吐きたくない。 吉家からかかる声と渡されたカイロ>>4:57には瞬いて、そして歩いて行く]
カイロ、ありがとうございます。 あの…清流さんの席はどこでしょうか?このコートお返ししときたいんです。
[もうこの教室に来ることはないから、吉家に清流の席を聞けば、借りていたコートを綺麗に畳んで置いておく]
(@15) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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[大事そうにカイロを手に包み込む。
また1つ思い出が増えた。
このカイロの温もりが折れそうになる心を奮い立たせてくれる。
永遠なんてありえない。ずっとこの時間は続かない。 だから、せめてカイロが冷え切って使えなくなるまでの時間。
それまでは自分も此処に居ることを許されたい。
もう少し、あと、少し………あとほんの僅かでいい―――
今は、カイロの温もりを手に感じながら、不具合を訴える身体を騙し続ける]
(-420) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―卒業式前・廊下― 行きましょうか。
[皆にもう一度頭を下げて、廊下に出る。 急がなければと言った口>>4:@22で、愛里が段ボールから造花を1つ取るのを見れば、苦笑する。 立ち止まって、胸に造花を飾りつけられれば、瞳を哀しげに伏せる。
愛里と一緒に造花を飾って、卒業する日はきっと来ない。 今の体調では無理だと諦めている。だから……――――]
愛里にも付けてあげる。1つ貸して。
[愛里の胸元に造花を飾って、目尻に浮かんだ涙を指で拭い、誤魔化すように笑う。 甘えるように袖口をぎゅっと握りしめてくる愛里。妹がいればきっとこんな感じなのだろう。愛里が甘えるのはいつものこと。ただ、少し感傷的になっているような気がして、心配そうに見やる]
………そうね、もうすぐだわ。
[愛里の言葉>>4:@23に返せたのは結局それだけ。 卒業式が終われば、卒業生だけではなく愛里ともお別れとなってしまう。 何か言おうと迷うように開きかけた口。だけど、結局それ以上何も言えず、真横に引き結ぶ]
(@16) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―卒業式前・体育館前― [体育館を前にどちらからともなく造花を外す]
……ね、愛里。 この造花……私、もらっても構わない……? それとも、先生の許可もらった方がいいかしら?
[少しだけ真剣な表情で愛里に問いかける。 卒業生には渡される造花。箱に戻せば、来年の卒業生に使われるのだろうか? それも仕方ないこと。そう諦めなければならないのに、少しだけ辛い。 自分と言う存在がなかったかのように別の生徒の胸に飾られて欲しくは無い。
それに、造花は枯れることはなく、いつまでもこのままの姿。 色褪せぬ思い出の証として、手元に残しておきたいと思った。
愛里の返答を聞く前に、教師から在校生は早く体育館へ入るようにと声がかかる。 とりあえずポケットに造花を入れて、自分達のクラスの並ぶ場所へ向かった]
(@17) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―卒業式後・教室―
そう、今から行くのね。私はここで待っているわ。
[HRも終わった後の教室は閑散としている。クラスメイト達は憧れの先輩と写真を撮るためとか、ボタンを貰いに行くとか、花を渡しに行くとかで半数以上がいなくなった。 愛里から部室に行くと聞けば、1つ頷く。本当は着いて行きたいけれど、こればっかりは自分が行っても邪魔でしかない]
愛里…………
[一度、教室を出ようとする愛里を呼びとめる。視線が合えば微笑みかける]
行って、らっしゃい。
[自分の想いに決着をつける愛里へ向ける言葉はとても簡潔なもの。 『頑張って』とは言えなかった。 愛里はもう頑張っている。これ以上ないくらいに……――――]
あの……いつでも、何かあったら連絡してね。
[最後にそう紡いで、愛里が出て行き、完全に扉が閉まるまでをただ見つめていた]
(@18) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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[愛里がいなくなった後。 教室にいる生徒はどんどん少なくなる。
窓際の自分の席に座り、外に視線を送る。
はらり はらり
舞い落ちる薄紅色の花弁を見つめて、胸元でぎゅっと拳を握る。 手の中にあるカイロはもうほとんど冷たい。
残された時間が思っていたよりも少ないことを知る。
拘り続けたのは愛里が決着をつけるのを見届けること。 何故それを拘っているのか。それは2人が1年生の時の出来事がきっかけだった]
(@19) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―回想・1年生の時の出来事―
2年生の知り合い?
[愛里に突然話しかけられたのは季節はいつだったか。自分が1歳年上と知って、話しかけてきたらしい。 興奮したように喋るその姿を瞬きながら、見つめる。 要約すると、一方的に見かけた2年生に憧れの人がいるとのこと。 口元に指をあてて、小さく首を傾げる]
運動をしてそうな人?運動部なら、吉家君に聞いたら分かるかも。 何か委員とかをしてそうな人なら、永池君に聞いた方が分かるかもしれないけど。
どんな人かしら?
[外見の特徴をつらつらと語られても、やはり思いつく人はいない。 「かっこいい」とか「好みの外見」とか、愛里の説明には主観がふんだんに使われていて、察することもできない。 一生懸命話してくれるのに、理解できない自分が申し訳なく思ってしまう]
(@20) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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あの…………よければ、教室を1つ1つ見に行ってみましょうか?
[愛里の話だけでは自分の中で該当する人を誰も思い出せなかった。 ただ、愛里があまりにも真剣で、何の協力もできない自分が申し訳なさ過ぎて、ついそう申し出てみた。 本当は1年生のままの自分は2年生の教室になど行きたくは無い。 でも、きっとこんな機会でもなければ、足を向けることは無いから、これも1つのきっかけだろう。
愛里とともに2年生の教室を休み時間に訪ねて行く。 2年生の教室の前の廊下で出会う元クラスメイトに最初はどんな顔をしていいか分からなかった。 それでも、この時会話を交わしたから、今卒業まで皆との縁が続いている。きっと自分1人では2年生の教室など訪れようとも思わなかっただろうから]
このクラスにはいる?
[隣の愛里に話しかけると、愛里の表情が見る見るうちに変わる。 それは、ちょうど3クラスめだっただろうか、愛里が清流を見つけたのは――――]
(@21) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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[愛里の表情を見れば、すぐにこのクラスにいる人が愛里の探している人だと分かった。 誰だろうかと視線を追えば、そこにいるのは見知ってはいるけれど、それほど仲良くは無い元クラスメイトの姿]
え?あ、あの、人……?えっと……清流君? 少し、髪の毛がふわっとした人、よね?
あ、あの、ごめんね。私は、それほど親しいわけではないの。
[愛里が望むようなら話しかけた方がいいのか迷っていたところで、愛里からは何の部活か知っているか問われる。 そんなことすら記憶になくて、クラスメイトの会話の記憶を必死で探る]
部活には…入っていなかったと思うわ。 何か、音楽をしているって…聞いた気がするけど。
[自分が役に立てたのはそこまで。そこから先は愛里が自分で調べ上げて、同じ音楽鑑賞同好会に入った。 その行動力が眩いと思うとともに、この恋が上手く行けばいいととても簡単にただ願った]
(@22) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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―卒業式後・教室―
繋いで、しまったのは……私だから。
[舞い散る薄紅色の花弁を瞳に映しながら、ぽつりと呟く。 清流に恋をしたのは愛里自身が選んだ道。 自分がいなくとも、愛里なら清流を探し出して、きっと恋に落ちていた。
だから、気に病む方がきっと失礼だと分かっているし、その点は気になっていても気に病むほどではない]
(@23) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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[いつからだろうか。 愛里の恋が上手くいかないような気がしたのは…… 想い続けていれば、それだけで叶うほど恋は易しいものではなかった。
それは第三者だからこそ分かること。愛里は友人としての贔屓目を差し引いても、可愛い。 そんな愛里に慕われて、ずっと応えない清流に対して抱く疑問。 その答えは、考えなくともすぐに分かる。きっと清流には他に想う人がいるのだろう。 それが誰かなんて分かるわけもないし、知ろうとも思わなかったけれど…
いつからだろうか。 清流のことを話す愛里の言葉に諦めが混じり始めたのは…… 自分以上に愛理は何かを感じていたような気がする。
それは第三者には決して介入できないこと。愛里の友人とは言っても何もできない。 諦めさせた方がいいのだろうか。傷は想い続けた日数分深くなる。 だけど、中途半端に諦めさせる方がきっと辛い。愛里の中で納得できない終わり方はして欲しくない。 結局、できたのは話を聞いて、静観するのみ]
(@24) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃
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[自分が繋いだのだから、最後まで見届けたい。
その結末が自分が望むものとは違っても、目を逸らさずに受け止めよう。
恋をする愛里の話をたくさん聞いた。それは幸せな話ばかりではなかったかもしれない。 それは愛里だけの想い。だけど、自分はその思い出を共有している。 何かできることがあるとは思っていない。 ただ、未だ結果は分からないけれど、きっとどんな結果でも愛里は泣くような気がする。 その時に清流が傍にいる立場であればいいけれど、1人では泣いて欲しくは無い。
大切な大切な友達。 1歳年上の自分を愛里だけが頼まなくとも躊躇いなく『沙織ちゃん』と呼んでくれたから。 皆が『木屋さん』と呼ぶ中、名前で呼んで欲しいと言っても、『沙織さん』と呼ばれてしまう。 そこに距離を感じて、馴染めないと思っていたクラスメイト達の中で、愛里だけが拘らずに普通に呼んでくれたから。
だから、愛里のために、何ができなくとも傍にいてあげたい。 胸の前で祈るように手を組む。今頃愛里はどうしているだろうか**]
(@25) neige 2011/03/03(Thu) 23時半頃
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/* 長過ぎました。ごめんなさい。 うわぁん、皆もし気を遣ってくれていたなら、ごめんなさい。 どうぞ、どうぞ、ご歓談したり、ロール落としたりして下さいね。
愛里の>>-329を全力で拾ってみたら、こんなことになりました。 あ、愛里はもちろん返事とか不要だからね、ね。
(-422) neige 2011/03/03(Thu) 23時半頃
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/* >>-419 虎子さん 独り言に全力投球してしまいました。見物人なので、どこまで表の人と絡んでいいかが分からなかった…。 控えめに控えめにしてたら、いつの間にか独り言が膨大に。 パジャマパーティーは本当お誘いありがとうございました。 とても美味しく葛藤させていただきました。
そして、病院パジャマパーティーにふいた。 そういうのを止めそうな永池さんポジションが女の子の中にはいなさそうな。 きっとこの子重病人だから、個室だよ。←
>>-421 流石さん お疲れ様ですー。造花をつけられたから、それでだいぶ満足。 せっかく見物人だし、お邪魔しに行こうかな―と思ったけど、幸せそうな2人のロール見たくて自重しました。 挟んだのはお気になさらず。大量投下な私が悪いのです。
(-437) neige 2011/03/04(Fri) 00時半頃
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/* >>-422下清流さんact ひどい男じゃないですよ、ないです。
>>-424永池さん お疲れ様でした。 永池さんもひどくないです、ひどくない。
恋に落ちるのも、恋をするのも悪いことじゃないと思うんです。 3人とも誠実に相手を想っているのはひしひしと伝わっていましたし。 音楽鑑賞同好会の3人を見ていて、すごく切なくなりましたもの。
沙織は清流さんと永池さんの関係は知りませんけど、知っても多分否定的なことは思わない気がします。
(-439) neige 2011/03/04(Fri) 00時半頃
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/* >>-425 吉家さん お疲れ様でした。眠いならゆっくり寝て下さいね。 延長は私は見物人ですので、表の人にお任せします。
私は、ちょっと時間があとどれくらい取れるか未定っぽいのでした。 あとやりたいことは愛里の話を聞く、くらいかな。
(-440) neige 2011/03/04(Fri) 00時半頃
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病人 キャサリンは、メモを貼った。
neige 2011/03/04(Fri) 00時半頃
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/* 延長ありがとうございました。
>>-441 満瑠さん 流石さんや満瑠さんとお話をしたかったですが、幸せな2人を眺めていたいというジレンマがありました。
あ、あと。教室で、満瑠さんのお花をつけるロールを回せなかったのだけが中の人のすっごい後悔事項。お花付けてたのを見落としてて、後からロール入れるのも不自然だったので、やめました。
気後れはかなりあったので、率先して絡みに行くことはないもののなんだかんだと理由付けて絡みに行けば良かったですね。
姫ネグリジェとかこの控えめな子が着れるかどうかはともかく、沙織は好きそう。 家では姫ネグリジェ着ていて、病院では人目があるから、シンプルなパジャマとか着てるかも。 淡い色のカーディガンは常に羽織ってそう。
っと、私もそろそろ寝なきゃ明日に響きそうです。お休みなさい**
(-446) neige 2011/03/04(Fri) 00時半頃
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―卒業式後・教室― [誰もいなくなった教室で手元の造花を見つめて、瞳を細める。 卒業式が終わった後、愛里も特に触れなかったから結局自分が持ったまま。
愛里の報告が聞けるのは、同好会の送別会が終わってからだから、きっとまだまだ時間がかかる。 心配をしたところで、今は連絡を待つしかない。
奇しくも今愛里とともに過ごしたこの2年の教室は愛里が清流を見つけた教室と同じ。 愛里の気持ちは一目見た瞬間に始まったのかもしれないけれど、自分にとって愛里の恋への関与が始まったのはこの場所から]
確か、ここだったかしらね。
[清流が座っていた席まで歩いて行き、手でそっと触れる。 今でも清流を見つけた時の愛里の表情は瞳を閉じれば浮かんでくる]
まさか、同じ部活に入るなんてね。
[小さく笑みを浮かべる。愛里の行動力にはいつも驚いてばかり。 友達になりたいと言ってくれたあの日のことも今でも鮮明に思い出せる]
(@45) neige 2011/03/06(Sun) 21時頃
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―回想・1年の時の出来事―
ううん。私はお礼を言われるようなことなんて…
[愛里から、音楽鑑賞同好会に入った報告とともにお礼を言われれば>>@34、慌てて否定する。 手を握り締められて、きらきらした瞳で見つめられれば、思わず笑みが零れる。 本当に一生懸命なんだなと素直に好ましく思う]
えっ……?
[愛里から仲良くなりたい>>@35と聞けば、最初意味が分からず首を傾げてしまう。 清流を見つけられたのだから、自分はもう用は無いと思っていた。 それなのに、仲良くなりたいと言ってくれた]
――――私でよければ、喜んで。
[少しの間の後。思わず口元が綻んで、承諾の意を告げる。 その時は残念ながら、その言葉をそこまで真に受けてはいなかった。 病弱な自分はこの先も当たり前のように休みがちになる。 それに人懐っこい愛里のことだから、きっとすぐに自分以外の人間と楽しく過ごすだろうと…――――]
(@46) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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―卒業式後・教室―
[いつか愛里に告げたのは、メールを苦手に思っているということ。 返信を中々返せないことを気にしているから。 大事なことはやっぱり文字ではなく言葉で聞きたいから。 そう理由を語った後に、愛里が何を思ったかは知らない。
だけど、その後いつだって愛里は自分の口で報告をしてくれた。
何か愛里が話したいことがある時は、いつもその旨だけメールが入ってくる。 時には病床のためメールを返せなかったこともある。 あるいは、メールを受け取ってから、学校に来るまでに1ヶ月以上経ってしまったこともある。 それでも、愛里はいつでも待ちかねていたように自分のところに来て、話をしてくれた。
他にも仲が良い子はいるはずなのに、何故自分だったのだろうか。 それほど気がきいたことを言えていた自信はない。 だけど、愛里が話をしてくれる限りは、いつでも真摯に耳を傾けたいと思った]
(@47) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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[メールの受信>>@38を知らせる振動。
内容を見て、顔を曇らせる。
今日もう帰ると伝えてしまえば、きっと愛里は待ってくれる。 ずっと、ずっと、ずっと……―――――
戻ってこれるならいい。だけど、戻ってこれたとしてもだいぶ後だ。 もしも、自分が想像した通りの結果であるなら、今日聞いてあげないと意味が無い。 少しでも心の負担を軽くしてあげたい。愛里が一歩でも前に進めるように。 きっと、自分がいなくても、愛里は根本的な部分で強いから、大丈夫だと知っている。
それでも……―――
迷った末に返信画面を立ち上げて、メールを打つ]
(@48) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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――――――――――――― To:愛里 From:沙織 Tltle:Re:告白完了☆ Sub:お疲れ様。実況報告ありがとう。
私でよければ、話を聞きたいな。
久々の学校だし、卒業式だからかな。 少し感傷的になってるみたい。 まだもう少し教室にいたいなって思ってるから。
全部終わったら、いつでも教室に来て。 無理はしない範囲で、待ってるから。
あの、ね…愛里は遠慮だけはしないでね。 大切な友人の愛里に遠慮されたら、寂しいわ。 ―――――――――――――
(@49) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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[メールを何度も読み返しながら、真剣に考え込む。 愛里が今何を求めているか。一言一句漏らさずに汲み取りたい。 機械的な文字では今の愛里の表情までは見えない。
その文面は明るくて、いつも通りと言ってしまえばそれまでのもの。 だけど、きっとそうじゃない。卒業式はとかく感傷的な気分にさせるもの。 清流や永池の他にも愛里にとって親しい先輩はいるだろう。 そんな状況下にあって、いつも通りのメールを送るのは愛里らしくない。 空元気のように感じて、最後の二文は余計かなと思いつつ付け加えてしまった。
そのまま送信ボタンを押して、自分の席に戻り椅子に座る。 羽織ったショールをぎゅっと握りしめて、小さく何度か咳をする。 もうあと少し。愛里もきっと、今頑張っている。だから、まだ頑張れる]
(@50) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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[しばらくすれば、廊下を走ってくる足音が聞こえる。 教室の扉を開く音に思わず立ち上がる。 そこに愛里の姿が見えれば、微笑みかける]
愛里っ………!
[走って抱きつかれれば、少しだけ驚いたように瞬く。 俯いて肩を震わせる愛里を見つめて、その背を優しく撫でてやる。 もうそれだけで何があったかなんて聞かなくても分かってしまった]
お疲れ様。 今まで……本当に、よく頑張ったわね。
[大声で泣く愛里の声を聞けば、自分の瞳にも涙が溜まる。 こうなることはどこかで予想していた。 だから、愛里にかけてあげる言葉だって色々考えていた。 それなのに、大声で泣く愛里を目の前にすれば、どれも陳腐に感じて、何て声をかければいいかが分からない]
(@51) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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うん……うん……。 分かるわ。すっご、く……分かる。
あやまらないっ…で……。あい、りは 何も悪く、ないんだから。
[我慢しようにも瞳に溜まった涙は止め処なく零れ落ちる。 愛里の言葉>>@43に全て同意するように何度も何度も頷く。 愛里が求めているのは清流だと分かっている。 それでも、せめて少しでもその寂しさを癒せたらと想いを込めて、抱きしめる腕に力を込める]
もう、ね。もう……いいから。 それ以上話さなくても……っ、いいから…。 愛里はとっても頑張ったわ。愛里は、愛里は……えらいわ。
[胸が詰まる。自分のことでもないのにこんなに苦しいのだから、愛里の苦しさを思えばいたたまれなくなる。 愛里が支離滅裂に言葉を紡ごうと、愛里が落ち着くまではその背を撫でて上げ、ただ頷いて聞いてあげた**]
(@52) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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/* 愛里が構ってくれるのが嬉しくて、思わず全力過ぎました。 私はもっと文章を短くすることを覚えるべき…と思いつつ、全部拾いたくて仕方なかったのでした。
まだ来れると思うのですが、とりあえずロールのお返しをして離脱です**
(-722) neige 2011/03/06(Sun) 21時半頃
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― もしもの話 ―
[もしも、入院した後。戻ってくることができたなら…… それはきっと春ではない。夏だっただろうか、あるいは秋だったかもしれない。冬でなければいいと思う。 その時に愛里がまだ自分のことを友人と思ってくれているようであれば、問いかける]
ね、愛里。愛里にはね、友人がたくさんいると思うの。 どうして…その私に色々話してくれたのかなって。 あ、もちろん迷惑とかそんなのではないの。 むしろ光栄過ぎて、少し気になったの。
[いつもの笑顔で語られる愛里の言葉に首を傾げる。 女神と言われるほど大したことはしていないから、戸惑うばかり]
愛里は……いつでも一生懸命で、真剣だったと思うけど。
[愛里の表情や態度を見れば、そんなのは一目瞭然だった。 皆がもしも本当に真面目に聞いてあげなかったなら、それが理解できない]
(@58) neige 2011/03/06(Sun) 23時半頃
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救われたのはね、きっと私も同じ。
[愛里にふわり微笑みかける]
誰も私のことを必要としていないように、思ってたの。 それはね、もちろん身体のことを考えたら仕方ないことだけど。 でも………―――寂しかったの。だから、利用していたのも私も同じ。愛里の話を聞くことができて、嬉しかったの。 だから、私の方こそごめんなさい。
[いつも、いつも、いつも……学校を休んだ後に学校に来るのは怖かった。そこに自分の居場所は未だ残っているのか不安で仕方なかった。 そんな時は決まって愛里からのメールを励みにした。 話したいことがあると頼ってくれるうちはそこに自分の居場所があるように思えたから……]
あの、ね。私にとっても、愛里は何よりも大切な友人だわ。 本当に、ありがとう。
[愛里がいるから今まで頑張れた。何もしてくれなくとも、ただ自分のことを友人と思ってくれるだけで十分だった。 ずっと求め続けたのは居場所。例え1番でなくとも、誰かにとって少しでも特別になれるなら、それだけでいい。 そのことを一番自分は望んでいたのだから**]
(@59) neige 2011/03/06(Sun) 23時半頃
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/* 愛里が大好き過ぎて、思わずロールを…。 本当可愛くて可愛くて可愛くて、ずっと愛でていたいです。
愛里のことは、友人として、人間として大好きです。 見ているだけで、きっと沙織はだいぶ救われていたと思うの。
本当に、本当に、ありがとう。
(-738) neige 2011/03/06(Sun) 23時半頃
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― 卒業式後・二年の教室 ―
[大声で泣く愛里をただ抱きしめる。 今だけは好きなだけ声をあげて泣けばいいと思う。 涙とともに辛い気持ちまで全部流れ出てはくれないだろうし、そんなことは愛里は望まないだろうけど。 せめて、少しでも気が楽になればとそればかりを願う]
……大丈夫?
[外気の冷たさは腕の中にいる愛里の身体の温もりの前に全く気にならない。 例え寒かったとしても、今は愛里優先。そんなことはどうでもいい。 やがて力が緩められ、愛里の身体が離される。愛里の顔を心配そうに見つめる。 自分の瞳にも涙が浮かんでいて、ぼやけて見える。 ハンカチを取り出そうか迷ったところで、また大粒の涙が愛里の瞳から零れ落ちるのだけは分かった。 再度抱きついてくる愛里の身体を受け止めて、ゆっくりと首を振る]
おれいっなんて、いいから…… 無理、しないで。
[無言のままの愛里にそう零すも、自分の声は掠れていて満足に聞こえたかは定かではない]
(@65) neige 2011/03/07(Mon) 00時半頃
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[ぽつりぽつりと紡がれる愛里と清流のこと。 口を挟める立場ではないから、ただ頷いて聞き入る。
こういう時何て言えばいいのか全く浮かばず、頭が真っ白になる。 本気で好きになった人だから、振られたとしても悪く言われたくないだろう。 第二ボタンくらいあげても…とも思うけれど、それはやはり清流の好きな相手にも愛里にも誠実ではない。 結局こうなるしかなかったのかと何もできなかった自分が悔しくなる]
愛里に想いを寄せられて、きっとね。 清流さんは幸せだったと思うわ。
それに、ね。それに……
[愛里を励ましたいと思うのに、言葉が上手く纏まらず、しばらく黙りこむ]
(@66) neige 2011/03/07(Mon) 00時半頃
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私ね、ずっと……愛里みたいになりたいって、思ってたの。
明るくて、素直で、元気で…。 いつだって、周りの人をね、笑顔にすることができて、羨ましかった。
愛里は私の理想の女の子だわ。とっても素敵な女の子だもの。
だからね、だから………今すぐは無理かもしれないけど。 でも、いつか、いつかでいいから、ね。自信を持って。 愛里なら、きっと幸せになれるから。幸せになって、欲しいから。
[お礼の言葉にはゆっくりと首を振って、愛里の瞳を見つめる。 今自分が探し出せる精一杯の言葉を、言い聞かせるように紡ぐ。 愛里の傍でずっと話を聞いていられるなら、いい。 だけど、ここから先、愛里の話を聞いてあげることはしばらくできない。 だから、願うような気持ちで愛理へ言葉をかける]
(@67) neige 2011/03/07(Mon) 00時半頃
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少し早めの誕生日プレゼントになるけど。
[綺麗にラッピングされた包みから、真新しいハンカチを取り出して、愛里の瞳を拭ってあげる。 愛里のイニシャルと桜の花びらを桃色の糸で刺繍した真っ白なハンカチ。こんな形で役に立つとはどこかで予想していたけれども、少し辛い。そっと愛里の手に渡す]
ごめんね。ずっと、言えなかったけど。 私ね……明日から入院するの。 何も言わないでおこうかなとも思ったんだけど。やっぱり愛里には言っておくわ。
しばらくはね、泣いていても私は、慰めてあげられないから。 だからね、そのハンカチを代わりに。
[微笑んで愛里の顔を見つめる。入院の期限は言えない。戻ってくるとも言えない。 スカートのポケットで携帯が振動するのが分かる。いいかげん親ももう待たせられない]
次にね、会った時は……愛里が笑ってくれていたらいいなって思うの。
[一度愛里を自分から抱きしめて、ぽんぽんと背中を叩く]
(@68) neige 2011/03/07(Mon) 00時半頃
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そろそろ私行かないと。
[名残惜しそうに愛里の身体を離して、微笑みかける。 愛里が付き合ってくれるようなら、正門まで言葉少なく一緒に歩く]
――――…………また、ね。
[愛里との別れ際、微笑んで手を振る。 本当はさようならと言おうと思った。だけど、どうしても言えなかった。 背を向ければ、涙が溢れて来る。 卒業生とのお別れは必然。でも、愛里とは未だあと1年の間は一緒にいれる可能性がある。未だ愛里との別れは必然じゃない。
諦めかけていた心。だけど、皆と触れあううちに芽生えた想い。 やっぱり自分はまたこの場所に戻ってきたい。 今は未練がましく校舎を振りかえらない。絶対に退院して、またもう一度この場所に来るのだから。 小さく拳を握って、親が待つ車へと急いだ**]
(@69) neige 2011/03/07(Mon) 00時半頃
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/*
長く、なり過ぎた。。 一応ハッピーエンドではないけれど、ハッピーに近いエンドで終わらせられた気がする。
これも全部愛里とパジャマパーティーを提案してくれたり、コートを貸してくれたり、スケッチブックを見せてくれたり、メールアドレスを交換してくれたり、カイロを渡してくれた卒業生のおかげだわ。 他にも会話してくれたり、構ってくれた人は本当にありがとう。大好き。
私もご挨拶を。
素敵な村設定に見物人でもいいから、どうしても参加したくて飛び込みました。 村建てがazumiさんと知ってびっくり。でもお会いできて嬉しかったです。
素敵なロールを間近で見せて下さった卒業生全員に感謝しつつ、愛里には終始お付き合いいただいて本当に感謝。 愛里が沙織は大切だったけれど、中の人は皆が大好きでした。
本当に本当にありがとうございました。お疲れ様でした。 また、どこかでお会いできたら構ってくれると喜びます。
(-762) neige 2011/03/07(Mon) 01時頃
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