147 書架の鳥籠
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グロリアはルーカスを占った。
ルーカスは人間のようだ。
[それは時計の針が重なる前]
[侍らす黒い獣の瞳が爛々と赤色に灯る頃]
[ようやくサイモンは君たちに気づく]
…君たちか。
色々と聞きたそうな顔だな。
あまり時間がない。手短に話そう。
[大時計は今も音をたて時を刻む]
(#0) 2013/10/06(Sun) 05時頃
魔女を殺すには亡霊を倒すしかない。
それが魔女の定めたルールだ。
亡霊は君たちの中にいる。
彼らが願いの対価に支払うのは君たちの魂。
支払われた魂は叶わぬ願いを抱いたまま
永遠に魔女の慰みの玩具となるのだ。
あのつくりものの星々のように。
[星の次は人形]
[魔女の言葉が君たちの脳裏に過るか]
(#1) 2013/10/06(Sun) 05時頃
だが、それも。――もう終わる。
私は今からこの獣を繰り
まやかしの甘言ごと彼らを滅しよう。
それしかないのだ。
[キリキリキリ]
案ずるな、手はずは―――[どこか軋む音]
[軋む][軋む]
[時計の刻みは速度を変えて]
[――魔女が時間をねじ曲げる]
(#2) 2013/10/06(Sun) 05時頃
[――鐘の音が鳴り響く――]
[響いて][響いて]
[歪み響いてまるで不協和音]
(#3) 2013/10/06(Sun) 05時頃
[ぐにゃりと君たちの視界も書架も全てをゆがめて]
[瞳見開くサイモンが人形に変じるさまも。
行き場を失くした獣は猛り狂うままクラリッサに襲いかかるさまも。
ルールを捩じ曲げた対価に髪を掻きむしる魔女は倒れ込むように眠る様子も]
[全ては一度に描かれ]
[全ては一度そこで閉じ]
[全ては書より溢れ出る]
(#4) 2013/10/06(Sun) 06時頃
[やがて]
[いつもと変わらぬサロンには。
書見台の上、本が静かにページを捲らす。
増えた配役。守護の文字。
増えた名前。クラリッサ。
ことん。
小さな音を誰か聞いたろうか。
サロンのテーブルの上に転がる人形。
サイモンによく似たそれは冷たい陶器の手触り]
(#5) 2013/10/06(Sun) 06時半頃
[君たちが目覚める頃には]
[書は役者の名前以外のすべてを記す]
[すべきことも。その術も]
[行く末の予感さえも]
[触れずとも溢れたそれらを君は*知る*]
(#6) 2013/10/06(Sun) 06時半頃
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