182 【身内】白粉花の村
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ー自室・キリシマとの通話ー
["貴方がいたから"その言葉>>*1は甘くて、そして痛い。
自分という生き物が存在していていいのだ。と認める反面、それは他者のための礎にしかならないのだ。と再認識させられる。
どうせ不完全な生き物なのだから、命が喪われるまでの束の間の時間。誰かの役に立ち、そして消える。 それでいいのだ。と唇を歪めるも、心の何処かでそれを受け入れきれない自分がいる。
求めることは許されないと、理解しているはずなのに。]
そうか……それなら、いいよ。 僕は、いいんだ。
[奇病の患者が全て治癒し、自らの役目が終わったなら、何処へ行こう。]
(@0) 2014/06/29(Sun) 19時半頃
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[林間学校で行ったような、自然が多いところがいいな。と、少年時代の思い出に浸りながら目を細める。 死んで骨になってしまえば、この身も他人とかわりはしないだろう。
幼馴染が飲み込んだ言葉には気づかず、自らも言葉を飲み込んだままで。]
ああ。わかった。 忙しいだろう?無理する必要はないさ。
["電話する"その言葉が、せめてもの慰めのような気がして、どうせそんな時はこないのだろうと、視線を空に彷徨わせる。
あの場所にいたのはつい先日のこと、それなのに二度と戻れないほど、遠いところへ来てしまった。
窓の外、自らがやって来た方角に視線を注ぎながら、受話器を下ろした。]
(@1) 2014/06/29(Sun) 19時半頃
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ー自室→売店ー
[カチャリと音を立て受話器を置く。
さして体を動かした訳でもないのに、なぜだか倦怠感が酷く、身体中が鉛を流し込んだかのように重い。
半ば八つ当たり気味に手櫛で髪を梳けば、長い髪は酷く縺れていて、指は肩のあたりで止まった。
恐らく、治療の際に酷く暴れたせいで髪が絡んだのだろう。 別段、急いで梳かす必要もなかったが、口に残った珈琲の苦味を消したいこともあり、売店へと足を運ぶことにする。]
………。
[方向感覚は良い方ではない。それにできる限り人目を避けて行きたい。そんなことを考え、テーブルの上の見取り図をポケットに仕舞い込む。
足音を忍ばせるようにして、自室から廊下へと出て行く。]
(@2) 2014/06/29(Sun) 19時半頃
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ー売店ー
[人目を避けるように、廊下の奥の階段から、一階へと降りる。 この時間帯人影はまばらで、ここに来るまでの間、他の患者とはほとんどすれ違わなかった。 そのことに安堵しつつ、店員以外に客の姿のない、売店へと足を運ぶ。]
………。
[冷蔵ケースを開き、その中に陳列された数種類の飲料のうち、ストレートティーを取り出す。
ひんやりと冷たいペットボトルを頬に当て、その感覚を楽しみながらレジへと向かう。
代金を払う寸前、レジ横に並べられていたチョコに気が付き、それも買い求めた。
売店から出ればすぐに、チョコの包みを剥いて、一欠片口に入れた。]
(@3) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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ー売店→自室ー
[口の中でチョコが消えていく。 その感触を楽しみながら、元来た道をゆっくりと引き返す。
相変わらず人の気配の少ない廊下。 幼馴染の病院よりもよほど大きいはずなのに。 こちらの方が薄暗く、窮屈に感じてしまうのは、その分だけあの場に慣れていたということなのだろう。
自分の病室に辿り着く前、何処かの扉の前>>+6を通った時、煙草の匂いがぷんと鼻についた。]
煙草…か……。
[珈琲はとても苦く感じた。 酒は、呑むことはできたが、すぐに酔って昏倒した。
ならば煙草はどうだろう。 この体は、煙草の味を受け入れるのだろうか。 試してみたい。そんな好奇心に駆られながら、ペットボトルについた結露を指で拭い、自室へと続く扉に手をかけた。]
(@4) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[自室に戻ればまず、テーブルの上にペットボトルを置く。
窓の方に目を向ければ、閉め忘れていたのだろう。 風に煽られ、カーテンがゆらり、と揺れるのに気付く。 窓を閉めようと硝子に手を掛けたところで、思い直した。 ひんやりとした夜気が、肌に心地良い。
真っ直ぐに視線を空に向ければ、都会の灯りのせいなのか 夜空には星は見えず、ただ冴え冴えとした三日月が、地面に影を落とす。
暖かさを塵も感じない、その月明かりは剃刀の刃の様で、このまま見つめていれば、魂ごと切り刻まれてしまうのではないか。とすら思える。]
(@5) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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[何かを求めるように、宵闇に手を伸ばしかけ、やめた。]
無駄、だよね。
[深く息を吐き、窓を締める。 そのまま真っ直ぐに、ベッドへと向かう。 明日もし気が向いたならば、幼馴染がいっていた二人。 ディーンと朝顔に、会いに行っても良いだろう。そんなことを考えて、布団に体を沈める。
昼間ここに転院してきた後2人>>+7>>+9が、会話をかわしたことも ましてや共に連れ立って、食堂へと足を運んだこと>>+19も知らずに。
カリュクスの時間はいつもと変わらず、たった一人刻まれる。]
(@6) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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