184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
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[如何な"存在しない"人間であっても、件の狼を捉えた上に、無抵抗な人間を撃ちはしないだろうと踏んでのこと。 予想通り、自警隊長は銃を下ろした。フェンスの向こうで、フェンスの向こう側の人間が暴れたところで、自警団の取り締まるところではない。 それで意識が離れたのが、敗因だ。これでしばらくはまた凌げる。そんな、甘さ。]
っ、 が、ぁ
[熱い。はじめに感じたのは、それ。 それから、すっと冷たくなる。痛みでは、なかった。 心臓の音が、やけに耳につく。背中に心臓があるような錯覚すら覚えた。 どくりどくりと、命が、流れる。]
(+3) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
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は、
[荒い吐息が、喉を灼く。真逆の温度で、汗がこめかみを伝った。 ぽた、と落ちたのが、赤なのか透明か、もうわからない。 最後に見たのは空の色、だったように思うのに。
それが青か白か黒だったのか、記憶には残らなかった**]
(+4) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
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ガキって、私、子供じゃないよ。
[>>4:+1不機嫌そうな表情でそう示す。]
じゃぁ、ドナルド。
[ドナルドの顔を見て、そう呼ぶ。 呼び捨てで。 隙あらば、足踏みに行こうかと彼に近づいて動いた**]
(+5) 2014/07/13(Sun) 03時頃
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>>+5 なんだよ。ペラジー。
[まっすぐに、ペラジーを見据えて。 仕方ないから名前を呼んでやる。 死んでまで意地を張るなんて、ばかばかしい]
……見てたんだろ。
[拗ねたような響きが、その声にはあって]
怖くないのか。 俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。
[がおー、と爪を立てて威嚇する動作**]
(+6) 2014/07/13(Sun) 03時頃
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[拗ねたような声。 >>+6『怖くないのか。 俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。』 と、 がおー、と爪を立てて威嚇する動作に、びくりとして、きょとんとして首を微かに傾げた。
何故?という風に。]
見てたよ。 それに、怖かったら近づかないよ?
[驚きはするけれど。*]
(+7) 2014/07/13(Sun) 12時頃
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>>+7 ……そっか。怖くない、か。
[どこか力が抜けたような声を出し]
ありがとな。
[出てきたのは、感謝の言葉。 ドナルドは憑き物の落ちたような表情で、 そっと目を閉じると――]
(+8) 2014/07/13(Sun) 13時頃
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って、馬鹿じゃないのかクソガキ!
[カッ、と目を見開いて]
そんなんだから! 危ない奴にホイホイ着いていって! 殺されちまうんだよ!
[白いフードの上から、こつんと小突いて]
ばーかばーか! 俺様が忠告してやったってのに!
[子供染みた口調で言い放った**]
(+9) 2014/07/13(Sun) 13時頃
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-回想/「事件」直前>>3:+4-
金が……ないんだ。私の金がないんだ。
[話しかけてきたペラジーにそう言ったのか、 それとも独り言だったのか。 生前の威勢はなりを潜めて、ただ金、金と。]
金は活力……私のエナジーはどこへ行った?
[そんなことを譫言のようにぶつぶついっていたものだから、 件の「騒動」はよく把握していなかった。]
(+10) 2014/07/13(Sun) 13時頃
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-そして今も-
…………もうすべて「トばし」ちゃったのか? 張った方にはこなくて、すってんてん……なのか?
[などとぶつぶつ言っている。 「殺された」ことよりも、「失った」ことを 嘆くとは、ある意味では筋金入りである。 一応、「他者」の認識はあるらしい。 話し掛けられれば、反応するだけの世界観はあるようだ。]
(+11) 2014/07/13(Sun) 13時頃
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ん…………誰かいるのか?
[と、今更ながら反応した**]
(+12) 2014/07/13(Sun) 13時頃
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なっ…!いたっ! [>>+9クソガキと言われて文句言おうとしたら、こつんと小突かれた。]
馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!おっさん! うー…。
[何か言いたげに唸る。 警戒を怠ったのはこちらであって、人狼だなんて信憑性がまだなかったし、と言い訳を脳内で並べる。 なにより、彼女が、ミッシェルが危ない人だと、見えなかった。]
…ごめんなさい。
[どちらにせよ不用心であったのは事実だ。**]
(+13) 2014/07/13(Sun) 14時頃
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『馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!』>>+13
[ペラジーの言葉に、ドナルドはぐぬぬと顔を歪ませて。なにかを言い返そうとして、結局できずに。大きく、ひとつ嘆息]
そうだな。俺は大馬鹿者だ。
[がっくりと肩をすくませて。 ごめんなさいと言うペラジーの頭を、励ますようにポンポンと]
死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。
(+14) 2014/07/13(Sun) 14時半頃
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[ぽんぽんと頭を撫でられるのは励ますかのよう。]
ドナルドは大馬鹿者じゃないよ。 警戒しなかった私が悪いんだし…。
[馬鹿というほうが馬鹿だとは言ったが、矛盾しているのはおいておこう。 >>+14『死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。』 その言葉に、同意をし]
それでも。 んん、なんというのかな。 見届ける、ことはできるんじゃないかなと思うよ。
[言葉を探しながらそう口にした。]
(+15) 2014/07/13(Sun) 15時頃
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――おしまいのエレジー――
[男はただ、見下ろしていた。 どれほどそうしていたかは、わからない。 わかるのは、死ぬということは案外、何の救いにもならないということだ。
狼の爪は深々と背中を抉り、出血もさることながら筋肉等内部へのダメージも男に死を齎した。 そうして、苦しみを理解するより早く死んでしまえば、消えない憎しみと、それをどうすることもできない虚しさだけが、ひたすらに責めてくるのだ。 男はただ、見下ろしていた。己の亡骸と、フェンスを警護する自警団員の後ろ頭を。]
(+16) 2014/07/13(Sun) 22時頃
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[生きていたその時と何も変わらない様子で、懐からトランプを取り出す。 ぱらり、ぱらり、手の中で遊ばせて、細ぅく、歌を歌うのさ。 今度こそ、クラウンらしいか、そんなのもね。 聞く人がいりゃ、それもいい*]
(+17) 2014/07/13(Sun) 22時頃
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>>+15 見届ける、ねェ……。
[ペラジーの言葉に、ドナルドは顔を顰めて]
どうせ俺が死んで喜んでるような奴しか、あの街にはいねえよ。
[拗ねた子供のような声を出す。 す、と目線を地上に戻して。金髪の同胞に目を遣ると]
(弔いのつもり。か。聞こえてるぞ。おまえの遠吠え)
[静かに目を伏せるのだ**]
(+18) 2014/07/14(Mon) 04時頃
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うっせーぞ! くそ道化師!!
[>>+17ネイサンの歌が聞こえてきたなら、青筋を立ててドナルドは怒るだろう]
アーアー。てめえの薄ら寒い声なんざ。 死んでまで聞きたくねェや。
[耳を塞ぐ仕草をして、仏頂面でそう言い放つのだ。 しかし、ドナルドの瞳には、もう憤怒の炎は燃えていない。 昔馴染みに話しかけるようでいて**]
(+19) 2014/07/14(Mon) 04時頃
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お前のほうが、うるさいじゃないか。 女の子泣かせてんじゃないぞ。 女泣かせは夜だけにしとけ。
[ひとたび歌声取りやめて、ひょい、ひょい、ドナルドの方へと足進め。 昔通りに戻ってしまった、馴染みの目線に、ふんと鼻鳴らした。]
つまんない顔つきになっちまって、まあ。
[それから手の中、再びカードが舞っていた*]
(+20) 2014/07/14(Mon) 13時半頃
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>>+20 うっせ。 てめえなんざにマジになるのが馬鹿馬鹿しくなったんだよ。
[もう全てがどうでもよくなったというように、ネイサンにヒラヒラと手を振った。意地を張るのは、もうやめたのだ]
てめえこそ道化師ってタマかよ。 なんだよそのふざけた格好は。
[この街を出てから、ネイサンになにがあったのかは知らない。 だが、並々ならぬ苦労があったことは容易に想像できた]
(+21) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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……。
[>>39ドナルドはそっと地上に目を移す。 “モノ”のように捨てられる自分の死体を、無感情に見つめる。 隻眼は何の感情も映さず、ただ事の成り行きを見守っていた]
ヨーランダの隣の墓に入ることもできねえんだな。俺は。
[ぽつり、と呟いて。深く嘆息]
まあ。仕方ねえよな。
[頬杖をついて、むすっと自警団の奴らを見下ろした。 せめて人間の姿で死にたかった、と独りごちながら]
(+22) 2014/07/14(Mon) 21時頃
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[>>+18まるで拗ねた子供のような声だったので、背伸びして頭を撫でようかと手を伸ばすが、はたして己の身長で、頭をなでることは出来ただろうか?]
(+23) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[>>+17ネイサンの歌が聞こえてきてそちらを見る。 広場で見かけた、あの道化師のネイサンだと分かって。さらに、ドナルドと知り合いのよう。>>+20 女の子泣かせてるのは、はて?誰のことなのだろう?と首を傾げたか。]
すごいなー。
[手の中でカードが舞うのを見てそんなこと思ってた。]
(+24) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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おやおや、そりゃひどい言い草だ。 タマなら、ほらよ、この通り。
[手の中、トランプ消し去って、赤青黄色ぽいぽい回す。 どこから出るのか、一体どうして触れられるのか、そんな細かいことは、やめだやめ。]
ぼろのきったねえクソガキが、表舞台に戻ってくるにゃあ、その手が一番だった、てえだけかねえ。 ま、それも拾ってくれたあいつらがいなきゃはじまんねえ話だ。 野垂れ死なないってだけで、選択肢がなかったんかもしんねえな。
[ひょい、ひょい、青、黄色だけ右手に持って、残った赤はドナルドに弾き飛ばしてやった。 当たるかどうか、すり抜けるかもしれない、八つあたりのような悪ふざけだ。]
(+25) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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お前なんかに墓が出来んなら、末代まで呪ってやんわ。 ああ、あの豚が生きてたら、まだあり得たか。
[そんなら、まだ俺は生きてたかね、なんて嘯く。]
(+26) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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ネイサンは、お褒めいただきありがとう、とペラジーに一礼した。
2014/07/14(Mon) 23時頃
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おおー、すごいすごい。 [話しながらもトランプが消えて、赤青黄色ぽいぽいでてくる。]
うわっ。
[残った赤はドナルドの方へ飛んでいくのをびっくりしたが>>+25 凄いとしか言葉がでてこず、拍手することで表しただろう。 一礼したのをみて、慌ててこちらもぺこり*]
(+27) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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……いつまで撫でてるんだ。
[>>+23ペラジーになされるがままに頭を撫でられて、ドナルドはバツが悪そうに俯く]
俺はガキじゃねーぞ。 良い年したおっさんだぞ。
[ついには自らおっさんだと認めてしまう。 顔が赤いのは、おそらく気のせいではなく。 しかし撫でられる手を払いのけることは、絶対にしない]
(+28) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
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[>>+25す、とトランプが唐突にネイサンの手から消える。赤青黄色の玉が現れる。 思わず驚きに目を開きそうになるが、ドナルドのプライドがそれを許さなかった。 ふぅん、と気のないそぶりでネイサンの奇術を眺めて]
表舞台、ねえ。真っ当なところで生きてたんなら、おとなしくしてれば良かったのによ。
[嫌味ったらしく言ってやる。 刹那、赤い玉がびゅおんとこちらに向かって飛び跳ねてきて]
うおっ。あぶね!
[間一髪避けるのだ]
殺す気か!
[もう死んでいる]
(+29) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
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てめえも拍手してんじゃねーぞ!くそガキ!
[>>+27ネイサンに向かって無邪気に拍手するペラジーに向かって、ドナルドは空しく抗議した]
(+30) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
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くそガキじゃない! [>>+30問題はそこじゃないが、不満顔で抗議する]
いいじゃない。 芸はなかなか見る機会ないんだし、凄いんだもの。 何より見てて楽しい。
[悪気はない]**
(+31) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
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大人しくしてんのなんて、性に合わねえ。 ――そんなことの為に出たんじゃねえしな。
[あくまでも、自分の中には復讐心しかなかった。 だから道化を選び、素顔も、声も捨ててここに戻ったのだと。
ペラジーの拍手を聞いて、ついでに青と黄色もドナルドに投げておいた。]
(+32) 2014/07/15(Tue) 01時頃
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