195 Old Friends
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[こうして老人が鳥に餌を撒いては、鳥の足に「何か」を 探すようになったのは3年前から。「彼」が居なくなって、暫くしてからだ]
[鳩が好きな男だった。 今の老人のように、この公園の掃除の合間によく鳩の面倒を見ていたものだった]
[その「彼」との生活は、世辞にも豊かなものだとは言えなかった。 長く連れ添って貧しさに困る事も多々あった。 二人で働き、慎ましやかに暮らしていた。]
(-0) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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[何年前だったか。病気を拗らせてしまった事があった。
少しの間働くことが出来なくなり、薬代に困った老人に、 ある日「彼」は大金を持って来た。
薬を買う事は出来たが、「彼」の指に大事に嵌めていた婚約指輪は無く。 そのことを訊かれた「彼」は、困ったように笑って言った]
(-1) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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「公園の鳩が持って飛んでってしまった」 「でも、鳩は家に帰ってくる鳥だから。 きっと心配ない」 「そのうち、戻ってくるよ」
(-2) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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[……指輪が戻ってくるより前に、 「彼」はとても遠くへ旅立ってしまった。]
[慎ましやかに暮らしていた二人に残ったものはそう無かった。 残った老人の元には、「彼」の写真も贈り物だって無かった]
…やがて一人残された老人は、 「彼」を追いかけるように、日課のように鳩へ餌を撒き始めた。
三年の時が経って、それは 公園の日常の一つになった]
(-3) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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