308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
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/* ピックアップ感想になってしまいましたが、書きたかったので満足。 それぞれの物語を見つつ、SNSで交流したりそれが現実(?)にほんのり反映されるの、すごく楽しかったです。 個人としては、もうちょっと文章力構成力を鍛えたいなと思いました。ソロールって何にしても自力なんだなと思った。むずかしたのし。
(-38) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[とりあえず、町民たちは、高校に避難することになった。 この辺りで、コンクリ造りで大きく丈夫な建物といえば、まぁそうなる。
持てる限りの食料やら、着替えやら、あと適当に暇をつぶせそうなものを持ち、休業中のコンビニ前でダチと待ち合わせ、学校へ向かった。]
(35) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[ そうして、SNSを見渡すと、 そこには悲痛な叫びと、人探しなどの投稿。 あのゲーム実況の人の自殺めいた配信アーカイブ。 スパムアカウントの中の人、いたんだ。 投稿を見て一人くつくつ笑う。
そんな中で#ゾンビに負けるな というタグには いろいろな人が前向きな言葉を投げていた。
ああ、もう本当に
反吐が出る。]
(*9) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[集まっている人は、思っていたより少なかった。 ケントの家族のように、早々にもっと田舎へ逃げた人や、この期に及んでも自分の家から離れたくない人……おそらく、もう手遅れと悟った人もいるのだろう。
遠くから、獣のような叫びが聞こえた。 そして悲鳴も。]
(36) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[健司たちが乗っているはずの車は 見当たらなかった。 地図に赤ペンで大きくバツをつける。 車をUターンさせて一つ前のインターまで戻って、 それから今度は下道を走った。
同じく主要な道路を、上り方面へ。 わずかに窓を開けると、少し冷たさを帯びた風が 車内へと新鮮な空気を運んできて気持ちがいい。 まだ緑が広がるのどかな風景は、 まるでテレビの向こうの映像も、 インターネットで流れていた映像も嘘みたいに ただただ静かだった。]
(37) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[校舎に逃げ込み、数時間後。 何体かのゾンビが、校門前に現れ始めた。その数はどんどんどんどん増えてゆく。 警察や消防隊、猟友会の面々が、門の内側から応戦してくれているが、果たしていつまで持つだろう。
両親とは、もう会えないだろう。 そんな気はした。]
(38) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[ぐねぐねとした山道を走り、 トンネルへと差し掛かったが、 ここらへんは電気がもうきていないのだろうか。 灯りは消え、中は真っ暗で見通せない。 ぽっかりと開いた地獄への入り口のようなそこへ、 ライトをハイビームにして、少し速度を落として 進んでいく。
100m……500m……800mほど トンネルを進んだところで、 ライトが奥に何かを照らした。 ゆっくりと近づいて、車を止める。]
……ここもだめか。
[目の前には大きなトラックが横転していた。 ため息をはいて、天井を仰ぎ見る。 気を取り直してドアを開けば、 焦げた匂いがまた鼻をつく。]
(39) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[懐中電灯を片手に、もう片方の手には鍬を持って、 またそろそろとトラックの方へ向かう。 トラックに積まれていたのだろう、 放り出された荷物の燃えカスが、 あちこちに散乱していた。 ぴちょん、ぴちょんとどこかから 水か何かが滴る音がする。]
…………、
[車のライトと、手元の懐中電灯の明かりが消えたら、 真っ暗闇になる。 すぐそこの闇から、何かが飛び出してくるんじゃないか。 そんな俺自身の妄想と戦いながらゆっくりと歩いて、 車を乗り越え、少しずつ、進んでいく。]
(40) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[車体を踏みつけるたびにガタっと大きな音が鳴って、 その音に自分で驚いた。
白、黒、黒、赤、トラック、タクシー、 車の種類とナンバープレートを一つずつ確認して、 15、6台ほどの車を抜ければ、 それ以降はまた静かな闇が広がるだけになった。
どの車も、もぬけの殻だった。
非常口もあるはずだから、そこから皆逃げたのか? ゾンビたちも、餌?がなければ、いなくなるのだろうか。 あるいは、逃げる人々を追って ゾンビも一緒にどこかへ行ったのか。 落胆して、元の入ってきた方へ戻ろうとして。]
(41) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[ 不意に、何かの音が聞こえた。 ]
(42) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[今来た方じゃない。 反対側の、暗闇の方から。]
……誰か、いるのか?
[俺の声が暗いトンネルの中に反響する。
それを合図にしたかのように、 バタバタバタとその音は大きくなり、 こちらへ近づいてくる。
――――足音だ。
それも、一人や二人じゃない。 こちらに向かって走ってくる。 何が? わからない。]
(43) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[けど、こんな真っ暗闇に、人がいるか? もしもいるなら。 俺の呼びかけに、返事ぐらいするんじゃないか?
冷静に考えようとする頭とは裏腹に 心臓がバクバクバクバクと、 人生最大級の音を奏でる。
懐中電灯はそちらへ向け、少しよろめきながらも 慌てて元の場所へ戻ろうと踵を返す。
さっきは慎重に乗り越えていた車をよじ登り、 踏みつけ、飛び降りて、急いで走る。走る。]
(44) 2020/10/25(Sun) 23時頃
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[ガァン!!]
[何かが車にぶつかったような音が 俺の後ろから響いてきた。 続いて呻き声、よじ登るような音。 後ろを振り向ける余裕なんてない。 鍬を途中で放り出し、懐中電灯だけを片手に、 音で距離を判断しながら、 もつれそうになる足をひたすら前へ前へ。 ライトをつけたままのバンにようやく乗り込むと、 急いでドアを閉め、キーを回した。 つかない。]
くそ、こんな時に……!
[一度元の位置に戻して、またキーを回す。 一回、二回、三回、かかった! ほっとして顔を上げた瞬間。]
(45) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ バンッ! ]
(46) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[血まみれの手のひらを、 フロントガラスにたたきつけられた。]
ひっ!
[慌ててギアをバックにいれ、アクセルを踏みつける。 フロントにいたソイツは、 よろめくように車から離れたが、 ライトに照らされたトラックの向こうで、 こちらに向かってこようとしている ヤツらの姿が見えた。何体もいる。 ハンドルを回して、その勢いのまま車をUターンさせ 一気に加速した。 バックミラーを確認するが、後ろは暗すぎて何も見えない。]
(47) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[放水を続ける消防隊。 包囲をすり抜けてくるゾンビを、機動隊が射殺してゆく。]
……大人って、スゲェな。
(48) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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大丈夫、大丈夫だ……。
[走って逃げることができたという投稿も見た。 車の速度には追い付けないはずだ。 そう言い聞かせ、手形のついたフロントガラスを見すえ アクセルを踏み続ける。
ようやく、入り口から差し込む太陽の光が見えた時には、 生き返ったような心地がした。
フロントガラスについた血を、 ワイパーとシャワーで洗い落としながら、 自宅まで、そのまま車を走らせ続けた。]
(49) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[捜索の旅の1日目は、こうして空振りに終わった。**]
(50) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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〇〇高速道は、〇×インターのあたりで、 事故が起きたみたいで、通れなくなっています。
△△トンネルも、事故があったみたいで、 中は真っ暗で、ゾンビが何体かいました。 危険なので、近づかないように、ご注意ください(+o+)
[そんな書き込みが、 誰かの役に立つのかはわからないけれど。 情報がないよりはマシだろうと思って、投稿した。]
(*10) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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/* 明日が最終日か。 長いようで短い人生だった。
(-39) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ ふかふかのラグマットは猫もお気に入りだった。 頭をぐちゃぐちゃにした"それ"の汁は その毛足に吸われて下の床まで届いていない。 ラグマットの端を持ち上げ、端から"それ"を 丁寧に巻いていった。
ベランダへ続く掃き出し窓を開け、 引きずるようにラグごと"それ"を引っ張り出す。 本当はベランダから投げ捨てたかったが、 一人では到底無理そうだった。]
(51) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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「おまーりしゃんがんばえーー!!」 「しょーぼーししゃんがんばってーー!!」
[ちっちゃな子たちが、窓から必死の声援をおくっていた。 土木関係の人達も校庭に出て、限られた資材でのバリケード造りをはじめた。]
「手が空いてる人ら、窓から椅子と机、投げてよこせ!」
[重機で押して、バリケードの材料にするらしい。 ダチどもと顔を見合わせ、頷き、片っ端から机と椅子を投げ落とした。 ……ちょっと楽しかった。]
(52) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ ベランダから下を見下ろし息をつく。 あちこちに呻き声を上げる"それ"がいた。]
うるせえ、死ね!
[ 言った後で気づいた。 あいつらもう死んでるな。 少し面白くなって一人声を殺し笑う。]
(53) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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/* みょんこさんつええ
(-40) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ そうして──アーサーと向き合いたくて 私は部屋に戻った。 掃き出し窓の雨戸を締めると、 台所の小窓から差し込む光だけになり 部屋は夕暮れの明るさになった。 そして玄関のドアに鍵をかけ、チェーンをかけ、 誰にも邪魔されない時間を作った。
アーサーを持ち上げる。 布団の上に残る血を少し眺め、 その後お気に入りの毛布で丁寧に包んだ。
ごめんね。 守れなくてごめん。 ご飯をあげられなくてごめん。 あの時追いつけなくてごめん。]
(54) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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/* 日替わりさ、ガチ村みたいに みんなドキドキしてくれてるといいな
(-41) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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/* みょんこさんにはちと負担がかかっている気がする。 どっちでも転べるようにロル打たないといけないもんな。 すまぬ。
(-42) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ そのまま薄い黄色のキャリーに入れる。 お気に入りのおもちゃも入れた。 いつも枕にしていたぬいぐるみも。
丁寧にキャリーを埋め尽くした後、扉を締め──
掛け布団のシーツを引き裂いて、 しっかりと外側から二重に包んだ。
アーサーが"それ"に成り果てても、 その動きを封じられるように。]
(55) 2020/10/25(Sun) 23時半頃
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[ アーサーを包み終わり、私は台所の床下収納を開けた。 台風や地震など万が一のときに備えて入れた 非常袋と食糧、水、キャットフード。 2リットルのペットボトルを開けて、 ごぶごぶと水を飲む。 少し焦げ臭いにおいはしたが、飲む。 半分ほど飲み干したところで缶詰のビスケットを 開けてかき込んだ。
持ち出し袋の中の非常用モバイルバッテリーに 煤けたケーブルを差して諦めながらスマホを繋ぐと 充電中のマークが画面に灯った。]
───っし!
[ そうして私は、数日ぶりに世界の全景を見た。]
(56) 2020/10/26(Mon) 00時頃
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