22 共犯者
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>>+65 [どうすれば彼女に償えるかわからない。 許しを乞う事、それ自体が間違いなのかもしれない。
混乱と共に生まれた感情は、 彼女と再び出逢った今、ひとつの形を成しつつある。
赤い月の下、この大切な人を、もう一度抱きしめる。]**
(+66) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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−それから、夕刻のこと−
[青年記者は、湖のほとりに立っていた。 水面に映る己の顔をじっと見つめて、まだ自分が人間であるということを確認していた。]
……夜が来ます。 まだ「祭」は終わらない。
[巨木に絡み付く蔦を手にして、そっと溜息をつく。それは決意にも似た表情であった。
小さく唇を噛むと、イアンは蔦に触れている手から繋がった肘をぐっと引いた。ぶちりという音が響き、蔦はそ巨木から引きはがされた。]
さあ。行きましょう……「あなた」。 そして「あなた」の教義を、私の身に深く深く刻み付けましょう……**
(69) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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[つらそうなヘクターの表情が見えて 自然と慰めたくなるのは想いがあるからか。 困ったような笑みを浮かべ小さく首を振る]
覚えてないから…… 痛くないし苦しくもない。
[貫かれた筈の胸にあの痕跡はない]
あの時みたいに後悔させたくなかったから 傍に居て支えようと思ったけど…… 結局、また、そんな顔させてしまったね。
[傷付けたという彼の方が傷付いているように見えた。 零れる涙を認めれば柳眉が寄せられて]
傷付いてないなんて言えない。 哀しくなかったなんて言えない。 だけど――…、……
(+67) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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[ヘクターの言葉>>+65に安堵する自分がいる。 続く言葉に泣きそうな笑みを浮かべて]
――…同じ気持ちなのかな。 ちゃんと伝わっていたのかな。 ……私もヘクターには笑っていて欲しかった。 哀しませたくなんてなかった。 しあわせでいてほしかった。
[宛がうだけだった指先が彼の衣服を縋るように握り締めた]
もう一度はじめから伝えたい。 私は、ヘクターが……好き、だから。
[何時から囚われていたのか分からないけれど 心の中にある愛しさは偽りなきものと思うから 今はただそのぬくもりに顔を埋める**]
(+68) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 18時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 19時頃
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―夕方・親方の家―
[ミッシェルの家を出たあと、我慢してた肩の痛みにちょっと悶絶したとかは秘密で。 そのまま親方の家に戻って一眠りする。 その際に包帯をかえたり痛み止めを飲んだりもしていて。
薬がきいたせいか、夕方、儀式までもう間もないという時間までぐっすりと眠っていた]
(70) 2010/08/09(Mon) 19時半頃
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/* 委任と間違えてイアン処刑(・ω・)
ってネタはあるけど実際にそれを見たことはないナ。
(-27) 2010/08/09(Mon) 19時半頃
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―夕方・親方の家―
[起きてから、ざっと顔を水で洗う。 それから軽い食事を取って、薬を渡されればいやそうにしながらしぶしぶ飲んだ。
それからあとは、朝の森で回収してきた剣を腰に下げて親方の家を出て行く]
これが最後だといいけど……
[僅かにため息をつきながらゆっくりとした足取りで広場へと向かった]
(71) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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−夕刻:広場にて−
[松明の灯の赤を頬に受け、イアンは広場に立っていた。]
……皆様。 もしお許しいただけるのならば…… 私も「巡礼」の列に加えてはいただけませんか?
ああ、いえ。 今までとは違う形式で……ということです。
[イアンの緩やかな微笑みが、松明の赤と夕陽が落ちかけた仄暗い空の色に照らされている。]
ええ、私は余所者です。 しかし祭を見つめてきた者として、このまま何も関与せずに終わるのが申し訳ないと……そう思うのですよ。
(72) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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―夕闇の迫る広場―
[広場について、左肩の調子を気にしながら周囲に視線を向ける。 長老達から向けられる視線はあいかわらず冷たいまま。
それを気にせずぼんやりとしていて、ふとイアン>>72の声が聞こえて驚いたように瞬く]
あんた、正気か? 死にに行くようなもんじゃねえの。
[なんで好き好んで参加しようとしてるのかがわからなくて、とてもいぶかしげな表情でじっとイアンをみつめた]
(73) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 20時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 20時半頃
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―夕刻― [ 弱々しい陽光が森から消え去り、樹々の絡み合った根瘤から闇が染み出し、幹と枝の間を流れる。 彼は顔を上げ、大気に忍び寄る夜の匂いを嗅ぐ。 ――また巡礼の時が始まる。]
(74) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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─ 森の中 ─
ヘクター、おいらにわかるような声でお話、してもらえるかい?
おいらは、ヘクターの声は聞けるのかい?
[そう呼びかける。 炎の中のヘクターは、頭を振った。]
やっぱり駄目なんだね……。
[俯いて唇を噛んだ。]
(75) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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−夕刻:広場にて− >>73 ……何といいましょうか……難しい質問ですね。
[テッドの言葉に俯き、苦笑する。]
単純に「祭以外で森に入ることを禁じられているから」とか、「祭の言い伝えで、うるう月がある年は13人の生贄が必要だから」とかいう理由だけではありません。
ただ、この祭が他人事という感覚が自分の中で強くなってきたから……と。勿論、誰かに殺されてしまう可能性もあります。「御使い様」か……或いは人の手によって。
ですが、できることなら、全員が柊の葉を摘んでこられるよう、祈りましょう。
そしてこの祭が無事に終わるように願いましょうね。
(76) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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[ふっ、と青い炎は消えた。ヴァンルナールの名を持っていた男の姿もまた。]
──。
あ、ごめんよ、イアン。びっくりさせちゃったね。
[我に返って、外国からやって来た青年に笑顔を向けた。]
おいらは、死んだ人が見えるんだ。──見えるだけで、声は聞こえないんだけどね。
(77) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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―夕闇の広場>>76―
[イアンの様子をじっと見ながら、話を聞いている]
んー、ようするに、いままで巡礼にくっついてきてて他人事じゃなく思えてきたってことか? だからって命をかけるなんて物好きな……
[苦笑する彼の言葉をなんとか租借してみて、あきれたようにため息をついた]
そりゃあ、誰もかけずに葉っぱをもってかえってこれりゃいいけど。 御使いがまだいるんなら、難しいだろうなあ……
祭が無事に、か。 そだな、ほんとに、今日で終わるといい。
[しみじみと同意した]
(78) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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[ふっと、思い付いたように、イアンに話しかける。]
ねえ、イアンは今日も森に来るのかい? みんなに聞いてみないとわからないけどさ、今夜森を歩く時、みんなひとかたまりで進んだらどうかなって思うんだ。
みんなが一緒で、みんなの中に「ミツカイサマ」がいるなら、
──例えばおいらがやられてしまっても、誰がやったかわかりやすいと思うんだ。だったら、誰かが仇をとってくれるんじゃないかなって。
ねえ、どうだろう?
[思い付きが役立つかどうか、意見を聞きたいようだ。]
(79) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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−昼:森の中−
そうだったのですか。 不思議な力を持っているのですね、トニーは。
[トニーの頭に手を乗せ、にこりと笑う。]
村の方から伺ったのですが、トニーは「巡礼者」に立候補したそうですね。 何故小さな子どもが?と思ったのですが、なるほど、その力があったからなのですね。
ヘクターさんは、お元気そうでしたか? ああ、いえ、お亡くなりになったのですから、元気というのはおかしいかもしれませんが。
(80) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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あ、ごめん……。何だか自分の事ばっかし話してるね。
ヘクターは、──ソフィアたちが死んだ時とは違う見え方をしていたんだけど──たぶんヘクターのままだった、と思う。
(81) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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−昼の森>>79−
ああ、それは……なるほど確かに分かりやすいかもしれません。 「仇を取る」ということばかりに捕われてしまわないように注意すべきかもとは思いますが。
いい考えかもしれませんね。 何故今まで皆さんがバラバラに動いていたかが不思議なくらいですし。
トニー。 それを是非、皆さんにご提案したらいかがでしょう?
(82) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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靴磨き トニーは、記者 イアンに「ヘクターなら、死んでても元気そうだよね」と真顔で。
2010/08/09(Mon) 21時頃
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−夕刻:広場にて−
私が物好きというのならば、それは最初からですよ、テッドさん。 安全な場所でただ取材したいだけなら、私は皆さんのお帰りを広場でお待ちしていれば良いのですから。皆さんに同行している時点で、すでにどうかしています。
ただ……何といいましょう。 私はこのままでは、どこまでも中途半端な立場のままでしょう?
自分の中で、けじめをつけたかったのですよ。**
(83) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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イアンはいい考えだと思うかい?
じゃ、みんなが広場にきた時に言ってみるよ。 おいらはちびっこいから、歩幅が小さいし、ヴェスは足が悪いから、テッドやイアンには、少ぅしゆっくり目に歩いてもらった方がいいかもだけどね。
[賛成してもらったのが嬉しいようだ。]
(84) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* >>80 (*´∀`*)ノ<桃くやってるお!
(-28) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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―夕方・広場― [ 夕闇の迫り来る頃、ヴェスパタインが広場に姿を現した。 長い髪を固く綱のように編んで背に垂らした彼は、松明の明かりに白い貌が照り映え、あえかな光を放つよう。 儀式を見届けるために広場に集った人々は、悠然と足を運ぶ彼を見た途端、我知らず溜息をついた。まるで今改めて彼の美貌に気付いたかのように。 彼はうっすらと微笑み、他の巡礼たちに近付いていった。]
こんばんは。
(85) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* >>*1ヴェスパ なぜならば!? わくわく!こういう演出大好き!
(-29) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* ホリーの>>+5:48がこちらの要望通りで素晴らしすぎる件。
(-30) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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― 夕方・広場 ― [いつもより幾らか送れて広場に姿をみせます。]
こんばんは。 またこの時間になってしまいましたね。
何を話してるんですか?
[こくりと小首を傾げ。イアンの姿を見つければ傍へ寄って話し掛けます。]
依頼の品、完成しました。 発送の手配もすんでます… 一応聞いておきますけど…
良いんですよね?
(86) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* あ、話かけたらいなくなっちゃった(*ノノ)
(-31) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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[イアンが、不思議な事(>>68)を言っている。]
おいらが死んだ人を見る事が出来るのが、「ミツカイサマ」からのみめぐみ……。
そんなの、考えた事がなかったけど。 もしそうなら、「ミツカイサマ」はどんなつもりで、そんな力をおいらにくれたんだろうねえ。
(87) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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―夕闇の広場―
中途半端でいいじゃんか。 あんたは所詮村の外の人だし。
それでも参加したいっていうのが、俺にはよくわからねえけど。
[イアン>>83には理解不能と顔に書いてあるような様子でまじまじと視線を送り。 イアンがつけたがっているけじめがどんなものなのかも解らないから、ただ首をひねるだけだった。
そして、広場にヴェスパタイン>>85がやってきたざわめきに気づいて、視線をそちらに向ける]
お、おう、こんばんは。
[工房で話したときや儀式のときに見てたのと違って、なぜか妙にどぎまぎするような気がしてヴェスパタインがまともに見れない。 もとから顔のつくりが整っていることはしっていたけれど、それだけではない様な艶を感じてしまっていた]
(88) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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/* RP村って、瞬時の決断の積み重ねなんだなあ…。
(-32) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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[それからしばらく他愛のない話をした後、イアンと別れ、夕方まで眠っていた。]
─ →黄昏時・広場 ─
(89) 2010/08/09(Mon) 21時頃
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