251 【誰歓RP】鬼渡し
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/21(Thu) 00時頃
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/* 今、社務所だったよね…<メモの現在地修正し忘れた…
(-47) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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―隠神社― [一通り村を周り、戻ってきたのは以前と変わらない隠神社。 鳥居の傍に行けば、柱に頭を打ち付けた。]
目ェ覚めれ!
[ここは現実じゃない。夢だと思っているから。 痛みを与えれば目が覚めるのではないかと思って。 何度も何度も打ち付ける。]
覚めれ! 覚めれェ……!
[叫ぶ声は段々涙声に変わり、やがて打ち付ける元気もなくなって。 とうとう鳥居の足元にへたり込んで泣き始めた。]
(+8) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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帰りてぇよ! 皆のとこ帰りてぇよお……!
[どうしてこうなってしまったのか。 自分を待つだろう、皆の所へ帰りたかっただけなのに。
泣けば、もしかしたら誰か知ってる人が声を駆けてくれるんじゃないかと僅かばかり期待して。 でもわんわんと泣いても、誰も手を伸ばしてくれず。声も掛けられず。
ここは現実で別の場所なのだ、と認知せざるを得なかった。*]
(+9) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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辰っちゃん――…。
[恐怖から名を呼んだのに。
次の刹那、辰次の腕の感触が消えた。 視界も失われる。
まるで、辰次が消え失せたように。 まるで、何かに覆われたように。]
(83) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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もう、寂しくないよ――…。
(84) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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[鬼面に覆われた櫻子の顔は外からは見えまい。 それでもその声は、どこか、弾んでいた。]*
(85) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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[きつく抱きしめたその腕は緩むことはなく、その態勢のまま 男の身体は粒子となっていく。 空気に溶けるように消えていった頃にはその抱きしめられている感触も消えるだろう。]
櫻子、勘弁。
[そう言う辰次の顔にもう鬼の面はなかった**]
(86) 2016/07/21(Thu) 00時頃
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