194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
お前に買い手がつかないのなら。 “また”私が、教えてあげようか。
[冷えた手を首から離し、意味深に囁くは去る *間際*]
(53) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
――――――もう、男は“慣れた”かい?
(54) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
……いいや。 俺には『最初から』大切な物は無かったと、言い聞かせてはいるんだが。 捨てる事も忘れる事も、容易では無いな。
[朧に伸ばされた指先は暖かく優しい。 沢山の大切な物を両の手に抱える事ができる櫻と>>48 不器用で全てを手放そうとする月。
……同じ長い年月を過ごしてきた身にも関わらず、こうまで違うかと先程より柔らかな笑みと少しの苦い色を浮かた。]
無くした、のだろうな。この身じゃ探す事もできやしないが。 ……女々しいと笑うか? 一つ失くしたくらいで上手に振る舞えない、枯れてしまいそうな勢いの『花』を。 忘れろと言われたのに、最初から無かった事にできない月を。
(55) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
[………こんな事をただ美しく凛と咲き誇る櫻へとぶつけても仕方がないと言うのに。 器からあふれ出た言の葉の勢いはようやく止まり。 一度射干玉を見つめると、自然な淡い笑みを灯らせて小さく謝りの言葉を。]
……わけの分からない戯言をはいて悪かった。 『忘れて』くれ。**
(56) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
開いたことも、抉じ開けられたこともねぇんだろう。 ―――…識っているぜ、ニコラス坊や。
[着衣の上からそろりと撫で上げる心臓の上。 彼の空いた胸を確かめながら、男の指が染みていく。>>51
彼の微笑みも甘言も、本質的なものだとしても、己の鼓膜には留まらず、流れていく。本当の鳴声は、きっと、この奥に在るのだ。
揺らめく夜蛾は鳥篭の傍を飛び、胸を淡く弾いて茶化す。 言葉で刺した直後の刺激は、更に微笑へ変質を促して。]
(57) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
伊達に長らく生きちゃいねぇよ。 お前さん、何も変わらず生きる気かね。 そいつぁ、良い子息、良い血筋、良い手本よ。
[一代で財を成した彼の親の集大成。>>=8 生まれながらの貴族を作り、彼はその様に育った。 決められた運命、彼の介入を許さぬ未来、永遠の鳥篭。]
だがな、お前さんは花籠へ訪れた。
[せせら笑う男の笑みは深くも悪質。 頬を唇で舐めるように迫れば、吐息が稜線を下っていく。
彼の美しい金色の羽は鑑賞されるためにあるのか。 格子越しの空以外を知らぬまま、永劫を生きるのか。
―――彼は永遠の孤独に耐えうるのか。]
(=10) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
――…来いよ、ニコラス坊や。
俺はお前さんのことを買っているんだ。 俺と出会っちまったが、運の尽きと、諦めな。
[傲慢な夜蛾の囁きが、淡く染まった肌に懐く。>>=9 何も知らない彼を染めるのではなく、壊してしまう程、勁い悪辣。]
(=11) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
[彼の手首を不意に捕らえ、エスコートなど知らぬように強く引いた。踏鞴さえ踏ませて傍に侍らせる。彼の長躯は己の傍らに映えて、有無を言わせない。 掴んだ五指は、初めて彼に掛けられた束縛と代わり、顔を起こして小姓を呼ぶ。]
――…手隙の花を一輪つれてきな。 誰でも良いとは言わねぇが、花主に告げりゃ見繕うだろう。
[采配を花主に任せ、白羽が立つのは蝶と同じ響きを持つ彼だろうか。覗かせる悪趣味の深淵は今宵も深く、傍らの蝶の否は聞かずに足を踏み出す。
慌てるように小姓が目的を問えば、野暮天と詰りつつも、 白い歯を覗かせ、うっそりと笑みを刻んだ。]
―――ああ? 決まってるだろう、 可愛いニコラス坊やの躾に使うのさ。
[子供を躾ける折檻を思わせる声。 また、美しい彼が知らぬ世界を、夜蛾の閃きが開け放つ。**]
(58) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
/*はーなーぢーがでる
10分間くらいベッドの上でのたうちまわっていいですか。 口から黒砂糖を吐き出します
(-41) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
/*オープンセサミて!!!!!
(-42) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
/*吹いたやないかい!!!
(-43) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
/* >>58さすがわかってくださっている!!!!!!
ほんと、やりやすくてかなわんです。 場を回す力、場を読む力がありすぎて。 すばらしいというありふれた賛辞しか出ないほどに、すばらしい! とてもありがたい!!!
ほんまよーわかったはるわ(しみじみ)
(-44) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
以前の"丁"の話は、耳にしております。
[舌這う感触に息を呑んだ。 きゅ、と触れる指先を軽く握る。]
……ええ。 丁は、蝶では御座いません。 真似事をしても、決して飛ぶ事は出来ぬ花。
[首に痕残す感触にさえ、逆らえずに居る、哀れな花。]
(*17) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
[彼が何を思い"特別"だ等と告げるのか。 気付ける程に彼や"丁"を、己は知らず。
この己を閉じ込める花籠の主を、好ましく思う事は無く。 けれど、逆らい立場を危うくする賭けに出るでもなく。
行きません、とは言わず。 この花籠の外を望む唇で]
花は、飛べはしないのですよ。
[とだけ、繰り返し。]
(*18) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
[大切な物は『最初から』なかったのだと、言い聞かせるという言葉は>>55 どうしてでしょう。 微かに僕の胸の裡を、漣立てて行きました。]
『大事な物』なら、そう簡単には捨ても忘れも出来ません。 だって、大事…なんですから。
[そうでしょう、そうであってほしいのです。 僕はそう思いながら、朧月を見上げました。 厚手の雲がかかっているように思います。 これがもし、琴爪弾く指先ならばきっと違ったのでしょう。
僕の手は、両方に大切なものを抱え上げます。 それはとても我儘で、何一つとして捨てたくはなくて。
そして一番拾い上げたいものに伸ばす指先を失くすのです。]
(59) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
/* >>*18蒲公英は飛べるぞっていうアレですね!!!!
こにくたらしや!!!! かわいいのう!!!
(-45) 2014/09/20(Sat) 01時半頃
|
|
[冷えた温度が離れる。
息苦しさに開放された心地。 花主様に気取られぬよう息を吸う。]
……ッ。
[ひゅ、と微かな音をたて、肺が酸素を求めた。
脳裏に過ぎる過去は、決して落ちぬ穢れが如く。
去り行く黒へと振り返り、深く頭を下げる。 言葉を返せずに、其れを代わりにする事を、許されるかは判らないけれど。
唯、苦いものを噛んだかのような表情を、隠す。*]
(60) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
|
[そうして拾わぬものから目を背け それは『大事(しあわせ)』ではないと、謂い聴かせるのです。]
(*19) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
|
/* 10分どころかもう20分以上嬉しさをかみ締めるのに使っている。 興奮しすぎて文章を書くどころではない。
落ち着け、自分。
(-46) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
|
[無くしたのだと判ったのなら探しに歩けばいいはずなのに。 行けぬ理由があるのでしょう。]
『大事な物』が少なければ少ないほど。 ひとつを失くせば、辛く思います。
[飽和するほどに抱えた僕と 少ないものを大事にする朧さんと>>55 同じ歳月重ねていても、幾分違うものでございます。 苦み走った笑みに、そして続いたお言葉に>>56 僕は、射干玉を向けたまま 微笑むことなく、真っ直ぐに告げるのです。]
判りました。 『憶えて』おります。
[小さな身体を傾かせ、朧さんへと寄せましょう。 叶うのならば、その身をきゅうと抱いて差し上げるのです**]
(61) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
|
もし、違えば。 縁起でもないことをと、櫻の花を叱ってください。
[何故、探すことが出来ないのか。 何故、謂い聴かせねばならぬのか。 何故、大事な物を持ってはならなかったのか。
判らぬなりに拾う言葉と、判らぬ僕に聴かせる言葉で 綾取りのように完成した言葉を紡ぎました。]
(*20) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
|
―――藤之助さんに、何かございましたか?
[きゅうとその身を少しばかり 強く抱きしめたのでございます**]
(*21) 2014/09/20(Sat) 02時頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 02時頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 02時頃
|
[一階部屋の奥深く。 淀んだ穴倉に、小間使いの一つがやってきた。 言伝は蛾からの悪辣な鱗粉。 思い返すは背に聞いた喉の微かな音。]
本当に躾がいるのはどちらなものかね。
[しかして歪むは唇。 歪、歪にゆがんでは。]
丁にお伝え。
お前は二匹も引き寄せた。 魔性の花よ。
相手が出来ず悔しく思うよ、と。
[棒読みが愉悦を *滲ませる*]
(62) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
|
|
明日の明け方。 沈丁花に降り積もる雪は。
それは多くあるだろうねえ。
[丁は“蝶”に在らず。 花は飛ぶに在らず。]
(*22) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
|
|
[しかし綿毛持つ蒲公英なれば―――… **]
(*23) 2014/09/20(Sat) 02時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 02時半頃
|
[「識っているぜ」
淡い指の感触が胸を突く。 彼は僕の何を識っているのだろう。 僕ですら知らない僕の何を。
僕とは一体]
(63) 2014/09/20(Sat) 03時頃
|
|
なにも、変わらず…
[鸚鵡返しに彼の言葉を繰り返す。
きっとこれから僕は許婚と結婚して新しい姓を得る。家の稼業を継いで親の築いた財を富ますことに老いるまで執心することになる。子もできることだろう。 そんな人生を今までと変わらず… 何一つ不幸の無い幸福だと思っていた生が改めて眼前に突きつけられ、途端に虚無感を覚えた。
頬を息が吹く。 自分よりも長く、そして異なる生を送ってきた男の匂いが僕を囲っているような気がした。 彼の纏う空気は一体どんなものを積み重ねて得られたものなのだろうか。
羽ばたき方を識りたくて。 やっと得られた理解への渇望と共に、 僕は悪辣たる毒蛾の誘いに頷いた。]
…はい。
[無知ゆえに毒を喰らうのではなく、 毒と判っていながら溺れる危うさで。]
(=12) 2014/09/20(Sat) 03時頃
|
|
あっ…。
[ふいに引かれる強引さにされるがまま、 踏鞴を踏んで身体が毒蛾に寄る。 手首を掴む慣れぬその力の強さには、 抵抗の意思さえ湧かない。
その代わり頭に浮かぶのは、 思いの外温かいな、なんてことばかり。 初めて味わう従わせられる感覚に 悦びすら覚えていたかもしれない。
彼は小姓に花を一輪摘んでくるように言いつけると、理由を尋ねる小姓に言い放つ。
「可愛いニコラス坊やの躾に」と。
その笑みにぞくりと背筋が震えた。 それは恐怖ゆえに這い上る感覚ではなく…**]
(64) 2014/09/20(Sat) 03時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/20(Sat) 03時半頃
|
/*いや、お前思いの外温かい言うても、前に握手したやん(視点もれ
その、あれだよ、握手の時は握手用の心構えだから。急に触られるのとでは感想も違うんだよ(震え声
(-47) 2014/09/20(Sat) 03時半頃
|
|
[ひとつ。またひとつ。淡藤へと歩を近付ける。 霧を纏う霧雨は、ぼんやり彼の姿を消しに掛り、其の事に酷く怯えながら。
そうして先のからかい言葉に相反して、眈々と、何の色も見せずに紡がれた言の葉>>42は随分と、…随分と雨に濡れてしな垂れてしまっていると、眉間に皺を寄せては雨に打たれる事に不快感さえ覚え。]
…蜜は無くとも花は在るじゃないか。
[返した言の葉は果たして、霧雨に融け消えてしまったのだったか。
進んだ足先は蜜無し花の隣へと。 随分と覇気も、儚気も無くなってしまった髪にはゆうるり羽織を掛け、花へと降り来たる恵みの雨を、空を仰ぐ花頭を遮る。]
ほら、中に入ろう。
[濡れた花の気持を蝶は知らずに。 空を仰ぐその姿さえ何とやら。其処まで想ってしまうことには我ながら呆れの色さえ浮かべ。 冷えた手を包み込んでは――ただ、硝子戸の中へと誘う。 「風邪引くよ」と。昨晩櫻の花にも似たような事を言ったとぼんやり思い巡らしながら。]
(65) 2014/09/20(Sat) 10時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る