314 突然キャラソンを歌い出す村5
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― 回想:ある雨の日>>1:361 ―
[この日の俺は、ひどく落ち込んでいた。 そんな俺に、空は容赦なく雨を浴びせる。 俺の心の中を映したかのような雨空。 傘を持ち合わせていなかった俺は、街路樹の下で深く溜息を吐いた。]
………?
[それから程なくして、突然声を掛けられて顔を上げる。 青年が「良ければどうぞ」と傘を差しだしてくれた。 それから、この俺を見て頭を垂れた向日葵のように寂しげだったとも告げて。]
……。
[傘を受け取り、俺が何も言えぬうちに青年―――フラワーカフェ「フィオーレ」のマスターは自分の店へと戻って行った。 俺は借りた傘を差し、一度だけフィオーレに向けて頭を下げて帰路についた。]
(82) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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― 回想:ある晴れの日 ―
[傘を借りた翌日。 雨雲はすっかり流れ去り、抜けるように青い空が広がっていた。 まだ雨のあとが残る道を歩く。 ビニール傘を手に向かう先は、フラワーカフェ「フィオーレ」。]
…………。
[開店前の店の前に立つ。 此処まで来たものの、開店前に来るのは迷惑ではなかっただろうか。 かと言って、営業中に訪ねるのも邪魔をするかもしれない。 どうしたものかと思っていると、店のドアが開いた。]
…―――!
[店の看板を持ったマスターは俺と目が合うなり、昨日と同じ笑顔を向けてくれた。 傘を返しに来ただけのはずだったが、彼は俺を開店前の店内に招いてカウンター席へと促す。 店内に流れるBGMのピアノが跳ね、ギターが加わり。 悲し気な旋律と共に、照明が俺を照らす…―――♪]
(83) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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♪
どうして俺に優しくする 俺は鬼-Ogre- この身は災いを惹きつけ 関わる者すべて 奈落へ叩き落すのみ
俺が居るべき場所は 此処に在らず 鬼の首に花飾りは似合うまい
さらば 優しき人よ 叶うならば 別の世で
No regret これが俺の決めた道 俺が頼るのは俺だけでいい
♪
(84) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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/* ところで「頭蓋骨と骨」からの首無騎士(暫定)上手すぎないか????? そんな一番難しそうなところを……よくぞ……(尊敬の念)
(-51) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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/* あっ やべーところに挟まった
(-52) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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/* 歌には挟まってない!!! セーーーーフ
(-53) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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[そうして傘を渡し立ち去ろうとする俺に、マスターは尋ねた。 紅茶と珈琲、好みはどちらかと。]
………。
[何で、と言う前にマスターは言う。 「また後日、返しに来てくれればいい。その時はきっと、お茶を楽しんでいってください」そう告げたはずだと。 俺は暫し無言で立ち尽くした後、カウンター席へと座った。]
……………紅茶。
[そして、小さくそれだけ言う。 そんな俺にマスターはまたあの笑顔を向け、暖かい紅茶と手製のケーキを出してくれた。 この時の紅茶とケーキの味は生涯忘れる事はないだろう。 暖かくゆたかな香りの紅茶は絡まった心を解くように沁み、優しい甘さのクリームをまとったふわふわのケーキは俺を優しく包み込むようで、自然と涙が溢れて止まらなかった。]
― 回想・了 ―
(85) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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― 放課後・フラワーカフェ「フィオーレ」 ―
[その日を境に、俺は時折フィオーレに足を運ぶ事が増えた。 客として甘味を楽しむだけでなく、時には話を聞いてもらったりもして。 そのうちに何かお礼はできないだろうかと考え、印刷物に対する提案を持ちかけたのだった。 勿論、実家に負担をかける訳にはいかないため、ギリギリのラインでの交渉や家業への手伝いを担保として話をつけて。 それからはこうして成果の報告に寄ったりもしているという訳だ。]
………そろそろ行くか。
[後輩たちのいる席へ戻り、話が大方まとまったあたりでそう切り出す。 ごそごそと財布を取り出そうとする後輩たちには。]
会計はもう終わってる。 …俺じゃねえ、アイツのおごりだ。 次会ったら礼でも言ってやれ。
[包み隠さず言った。 言うなとは言われていないし、何より俺が何かしてやった訳でもない。 礼は然るべきところに。当然の事だ。]
(86) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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じゃあな。
[フィオーレを出ると、後輩たちとは別れて一人で歩き出す。 そういえば不審者?七不思議?の話があった気もするが、まあ大丈夫だろう。 それから、相良を何処かで見た気がしたが、フィオーレのバイトだったのか。なんて思いながら。*]
(87) 2022/09/05(Mon) 17時頃
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/* しぬwwwwwwwwwwwwwwww >>84
(-54) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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/*
どうして俺に優しくする 俺は鬼-Ogre-
おもろい これはアルバム入り候補ですよ
鬼の首に花飾りは似合うまい
くっwwwwwwwwwwwwwwww
No regret これが俺の決めた道 俺が頼るのは俺だけでいい
もう天才なんよ ダメ 好き 癖になる良さ
(-55) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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/* アンカーミスはずかしすぎる カァア…/////
(-56) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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/* >>85 泣かれてしまったぁ(おろろ
歌捧げられてしまった!!!wwwwwwwww
本当に愛でした(しみじみ)
(-57) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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/* メランコリックだよぉ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>鬼の首に花飾りは似合うまい
死
(-58) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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― 放課後・フラワーカフェ「フィオーレ」 ―
[結論から言って、やっぱりフィオーレのチョコレートパフェは絶品だった! オーソドックスながら丁寧に作られたパフェは、甘いバナナをバニラクリームが包み込んでいて、更に加わった生クリームと、ちょっぴりビターなチョコレートソースが全体をうまく纏めている。>>7 ちなみにチトが選んだドリンクはカフェオレだ。 ミルクたっぷりで、背を伸ばすのにもきっといい。]
ずりやん先輩のも、(もぐもぐ) 美味しそうです。(ぱくぱく) 今度はそれも、(もぐもぐ) 食べに来なきゃ(ごくん!)
〜〜〜〜♪
[うんうんって、先輩の食べてるさつま芋のタルトを見て頷く。>>80 食べて喋ってと忙しいが、食べきればひどく幸せそうな顔をする。店内は生徒たちで賑わってて、だから別テーブルに声を掛けることはしなかった。]
(88) 2022/09/05(Mon) 17時半頃
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あ、マスター。
[ただ、マスターの手が空いた折には一つだけ。]
今度の文化祭に化学部で企画してることがあるんです。 ふふふふ……でっかく、どかーんって。 楽しく派手にやれたらいいなと思ってて……
それでっ! スポンサーを探してるんです! 詳しい企画は柊木先輩が改めて持ってきてくれることになってるんですけど、マスター、今度部長が来たらお話を聞いて下さい。 絶対! 面白い企画ですから!
[既に相良から話が行ってる>>9とは知らず。 ただ化学部員として、これだけはと思ってマスターにお願いをした。 だって部長から頼まれた>>1:144大事なお役目、だからね。]
(89) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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えっ、柊木先輩がですか!?? わああ……。 いつの間に?
……。 はい!ごちそうさまです! 明日、お礼を言っておきます。
[会計の時になって。 財布を取り出す僕らを、ずりやん先輩が止めた。>>86 きょとんとする僕たちに、ずりやん先輩が教えてくれる。 わあってびっくりしたけど、あとの祭りだ。 こういうことろ、1つしか違わないのに先輩には敵わないなって思う。]
(90) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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はーーい。ありがとうございました! ずりやん先輩、芝原もまたねーーっ!
[フィオーレを出て、二人に手を振って。 ちょっと見送ってから、くるっと踵を返してまたフィオーレに入った。 忘れ物かな、という顔をしたバイトのお姉さんに首を横に振る。]
すみません、持ち帰りできるクッキーとかありますか? なんか丁度いい…あっ、そういうやつ! ひとつ下さい。おみやげ用に!
[買ったのは、かわいくラッピングされた小さなクッキー。 明日は化学室に持っていくつもりだ。 だっておやつは、一緒に食べると美味しいからね!**]
(91) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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/* かわいすぎるんだが
(-59) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 18時頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/05(Mon) 18時頃
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/* ちとくん かわいすぎるんだが???(中の人の性癖
(-60) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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/* 帰り道でログ読んでるがマスター黒出しされとる まじか ……朝ごはん食べに行くどころでは……ないのでは……???
刷屋くんの回想めっちゃいいな そして歌が……あるな……
(-61) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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/* 表出れるのまだ後ですがちらっと来たので…… わあマスター黒出しされてる がんばってください これ朝ごはん食べに行くどころでは……ないのでは……??(あらゆる意味で
ショコラの襲撃方針も了解です!確かにログ長いのは……たいへん! メアリー襲撃描写は僕は譲りますので!
(*11) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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─ 車内(高級) ─ >>78
うわ……っ!!今! え゛って言った? どうかちたぁ!?痛いトコある?何かヤだった? おおよちよち!
[珍しい濁点交じりの声に相良は驚いた。 異常事態だ。大変だ。隣同士腰かけて沙羅の顔を覗き込む。 けれど咳払い一つで、彼女の声は普段の澄んで美しいものとなった。更に「かしこまりましたわ」とご快諾頂ける。 大丈夫そうだ。安心、安心。
予算の上限額については、少し考えた後、]
まずは、おねいちゃんの 一番作りたいもの作ってみてほしいっ♡ 本当は自由に作れるのに 意味ない制限だったら、要らないでしょ〜?
[*と、にっこりした。* 二人は沙羅は追儺家へ。相良は紅杜家へ送り届けられることだろう。「じゃーねー!」と元気いっぱいお別れの挨拶をした。]
(92) 2022/09/05(Mon) 18時頃
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― 紅杜家 ―
おじゃましまあす。黒臣ですー! [先に話は通してあったが。お手伝いさんに出迎えてもらい、荷物などをご丁寧に受け取ってもらった。]
あ!でも オレ今日このまま遊びに行こうと思ってて! なんかすみません。 寝には帰って来たいんですけど……
[「あら〜、こんな遅くに?」といった調子で心配を受けるも、いつものお部屋に寝床を用意して貰えるよう、お願いした。]
ひいじいちゃんて多分今日も学校だよね?
[いつ聞いても『そうです』としか返ってきた事のない質問をして、相良は出かけていった。]
(93) 2022/09/05(Mon) 18時半頃
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─ 紅杜家から学校へ ─
[マスターと沙羅にとんとん拍子でOKがもらえた。 お出かけの理由はその程度。
向かう先は学校だ。 たまには曾祖父と曾孫同士、喋りしに行くのもいいじゃないか。だって、柊木に「話してみる」と宣言しておいた先で残っているのは彼についてだけだったから。
多分他の職員が大勢いる中、トンチキな事を話しかけられても嫌だろうし。
もし、夜の学校に来たことを怒られたとして。 「だって家にいないんだもん。」くらいの理由で居直るつもりだ。相良はひいおじいちゃん子だったから。
紅杜家に置きっぱなしになっている自転車を拝借し、学校へ向かった。**]
(94) 2022/09/05(Mon) 18時半頃
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/* >>*11 無理そう……ですね! [ニコ……]
先に言っておくと、理事長墓送りロルすることになったら、僕に殺意向けるのは構わないですよー。多分逃げ回りますが。
(*12) 2022/09/05(Mon) 18時半頃
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/* しゃあ!ゴールデンタイムまでに移動できたんじゃないですか!?
(-62) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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─ 桃園学園校内:職員室へ ─
[彼が己の独力で忍び込んだのか、はたまた理事長自身に世話をして貰えたのか。そこにも相良と紅杜理事長の関係性に依る経緯があったろう。
とにもかくにも、別に一度目でない調子で夜の学校へお邪魔している相良は、まっすぐに職員室へと向かう。]
(95) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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ヘイタロウは、サガラはそろそろ家に着いたかな。**
2022/09/05(Mon) 19時頃
サガラは、ベネットはどこに居るだろう。**
2022/09/05(Mon) 19時頃
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―学園/夜― [夕闇を経て夜の街に灯りが燈る。 人々の生きる色だ。さながら宝石箱。
対照的に人の気配がまばらになった学園異変。 奏者の心象風景を表すように、並ぶ花が夜色に染まっては項垂れた。]
(96) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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薄氷の上歩くような旅路 冴えた月は照らし出す
忘れじの面影に影は長く伸びる 遠い約束今も紡いで 皆(みな)乗せ
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
願うのは ミナノ・セカイ 我儘で 欲張りな希望
歌うのは ミナノ・セカイ ただ一つ それだけの夢路
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
(97) 2022/09/05(Mon) 19時頃
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