235 夏の終わりのプロローグ
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楽しいとか、嬉しいとか。 ……そう、だね。
[帰り道、すっかり調子を戻した様子のマドカの言葉を反芻しながら。 楽しいばかりの数日間を――"きょう"を、想う。 問いかけに明るい返事が返れば、安心したように表情を緩めて。]
良い絵になればいいね、 完成するの、楽しみにしてる。
[明日の朝日へ向けて沈む夕陽に向けられた、まっすぐなマドカの視線を追って。 寮へ着く間際、するり、自然と喉を滑った言葉。*]
(55) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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[留まっていたかったのは、懐古して憧れた"きょう"。
毎日少しずつ塗り重ねられていく絵のように。 毎日少しずつ姿を変えていく、終わらない"きょう"。]
(*4) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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リツは、マドカへのメロンパンのお礼は、バーベキューで返すつもり。
2015/08/13(Thu) 23時半頃
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/* ろ……ろくじゅっぽいんと!!! バーベキュー始まってない。ばか。ばか。
(-22) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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/* 今になってぴん!って、夏休み終わったら引越ししちゃうよ設定でもつけておけばそれっぽくなったのだろうかと思ったり、さすがに遅かったり、つまり結局ただのさびしんぼだったり。
(-23) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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ヒナコは、リツにかんぱーい。さあさ、どんどん飲むがよいぞー。
2015/08/13(Thu) 23時半頃
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―裏庭―
乾杯
[炭の用意をした後。 じわりとする汗も気になってはいたけれど、部屋に戻る気にはなれず、裏庭に留まる。 じりじりと焦がすような陽の光はオレンジ色に変わり、幾分、暑さも和らいで。
カナカナカナ、カナカナカナ。 ヒグラシの鳴き始めた夕暮れ時。 皆と共に乾杯の音頭が取れた事が妙に嬉しい]
(56) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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[それは何故かマドカも同じようで>>50、笑顔で振舞われる焼きマシュマロを頬張った]
へぇ、こういう食べ方もあるんだ。
[ふにゃふにゃのマシュマロが熱で柔らかくなり、ふんわりとろとろと。 香ばしい香りと共に、口の中で溶けていく]
(57) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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[今日のマドカは殊更はしゃいでいて。 地道にマシュマロ派を増やすべく、 人様のお皿に甘味投下を繰り返している>>50]
きのこ派としては負けてられないなー。
[真に倒すべきは。 世間で言われているたけのこ派ではないのだ。 敵はマシュマロ派にあり。 なんて馬鹿なことを考えながら、負けじと椎茸を焼く]
じゅわー。椎茸おいし。
[口いっぱいに椎茸を頬張りながら、 恍惚の表情を浮かべて顔を上げると。 ちょうど、マドカがトレイルに甘味投下している所だったか>>50]
(58) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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[マシュマロを食べながら、 マドカに笑顔を向けるトレイル>>57。 チリ、とヒナコの胸の奥が疼いた]
先輩、先輩。 マシュマロもいいですけど、椎茸も焼けてますよ。
[負けじと、トレイルの皿に椎茸投下する。 マドカに張り合って馬鹿みたいだなー、と反省しつつも。 だって、仕方がないじゃないか]
(59) 2015/08/13(Thu) 23時半頃
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え。もしかしてこうやって食べるの初めてです? 勿体ないー。こういう知識も大事ですよ!
[トレイル>>57の言葉に目をぱちぱち。大げさにリアクション。]
へへ。先輩、勉強で忙しそうですけど。 たまにはこうやって遊んでくださいね。でも頑張ってください。
[なんて。言いながら、焼きバナナもお勧めして。 スマホでかしゃり。と撮った写真は全員収まっていただろうか。
と思ったらチアキ[[who]]が半分見切れていて、 5回ほどリテイクされたのはご愛嬌。]
(60) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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― 線香花火 ―
毎日こんな日だったら良いのにねー。
[儚く爆ぜる火花を見つめて、マドカの横で線香花火。 マドカの思わぬ返事>>3:84には、目をキョトンとして]
マドカは真面目だねー。 ちぇー、遊んでばっかはダメかぁ。
[なんて、ふにゃりと笑う]
ふふ、リツも花火楽しんでるかいー。
[視線を感じて振り返れば、こちらを見つめるリツの姿>>3:82。 その瞬間、ボトリと火の玉が落ちて]
もしかしてリツが罰ゲームかなー?
[悪戯に微笑んで見せるだろう]
(61) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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― 花火が終わりに ―
あー、最後の1本も落ちちゃったー。
[ひとしきり花火を楽しんだ後は後片付け。 コンロを運ぶトレイルの姿>>3:76を見つけたなら、 トコトコと近付いていって]
先輩。花火、終わっちゃいましたねー。
[普段通りに、のんびりと話しかけるのだった]
絶対にロミジュリ、観に来てくださいね。 私なりのジュリエットを、演じてみせますから。
[違う。本当に聞きたいのはそうじゃなくて。 やっぱりジュリエットみたいに素直になるのは難しくて。 へにゃり、と困ったようにヒナコは微笑むのだった]
(62) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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[今日は8月8日。 夏で。暑くて。楽しい1日だった。
花火の後の寂しい余韻。 辺りには涼やかな虫の声。 星々が零れ落ちそうな夜空には、夏の大三角。
もうすぐ寮には、誰もいなくなる。 確かにこの日、ヒナコは青春を謳歌していた**]
(63) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* 残り123ptか……不思議とキリが良い気がする。
(-24) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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ヒナコは、リツに椎茸やまもりプレゼントー!**
2015/08/14(Fri) 00時頃
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― 回想:美術室>>54 ―
?…ほんとだよー!危うくまた頭打つ…また? ん、いっか。うん。今度からそっと開いてね。 いいよー許してしんぜよー。
[小さな呟きが耳に届けば、その意味するところに首を傾げて。 到達したのは、彼の意図しているところではないが うんうん。と頷いて、からまた目を瞬いて頭をさする。
オレンジ色に染まるリツに、ふふん。 とどや顔を作って見せてから。笑顔で頷いた。*]
(64) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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―― 台所 ――
[ヒナコの謎の歌>>34を聴きながら、一緒に野菜を切っていく。 観察されたりもしたけれど、それで上手くいってくれたならこちらとしては嬉しい限り]
そんな事はないわ。 私の方が上手そうに見えても、すぐに追いつけるわよ。
[これから同じようにやっていけばぐんぐん上達していく。そんな気がする]
奇遇ね。 私もヒナコさんに見せたことがあるような気がするの。
[気のせいよね、と呟き返した]*
(65) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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[ふわりと柔らかいマシュマロは、なぜか、いつもへにゃりと笑っている後輩を思わせる。 不意に、部屋の前でのひと時を思い出し、煩悩を追い払おうとするも]
ひ、ヒナちゃん?
[当の本人に椎茸を投下され>>59、あからさまに動揺。 うす暗くなってきた空と、バーベキューの火のせいで、顔色の変化は誤魔化せたかどうか。
もぐ、 紛らわせるように、椎茸を口に運んだ*]
(66) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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―スイカ割り―
[部室から調達されてきた模造刀。 それを構えるヒナコの姿は、いつもよりも凛々しく見えた。
刃を潰した刀身がマドカの頭を打つような気がして、少しだけ下がるように注意を促したが、果たしてどうなったか。
彼女がスケッチしたヒナコの絵を、そしてヒナコ自身を、交互に眺めて、 知らず知らずのうちに、目元に口元に笑みが浮かんでいた*]
(67) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* あとやっぱり誤字ってるなー。 リズムが悪いと思って推敲したところを誤字るという。 良くないミスだねえ。誤字のないロル目指したいねえ。
(-25) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* 今回、コアずれもあってソロル気味だったんだけど。 問題なかったかが凄く心配。
確ロル結構しちゃってたからな……反省猿なのだ。
(-26) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* うっひなこちゃん飴ありがとうありがとう…めんぼくない… 落ち着いたらいそいで追いつく。
(-27) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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―― 裏庭:バーベキュー ――
――乾杯。
[控えめにトマトジュースの入った紙コップを掲げて他の人のコップにこつんと当てる。
いつもよりはしゃいでいそうなマドカ>>50や、意気込んでいるヒナコ>>62を見やりながら。 なぜかトレイル先輩が音頭の時にいたことが珍しく思えてしまったが>>56]
さて……バーベキューのペース配分はっと。
[今日は頭の中で考え続けてようやく思い立った。 イレギュラーであった甘味や果物の存在を最初から組み込んでやれば、配分考慮もしやすいと。 故に]
(68) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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(肉を中心とした、野菜果物甘味のローテーション……!)
[イレギュラーで野菜や甘味、果物が入ったならそのローテーションをずらすことでつじつまを合わせペースを維持する。 そうして、美味しく主役である肉を堪能する作戦だ。
ここにたどり着くまでに随分と時間をかけてしまったような気がする。 今日一日で考えただけのはずなのに]
あら、それならトレイル先輩。 ここにしっかり焼けたお肉がありますよ。
[なんだかトレイル先輩に何か皿へと投下するのがブームらしい>>50>>59。 それならばと、しっかり美味しく焼けた肉串をとトレイル先輩の皿へとのせてみたり]*
(69) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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ヒナは本当に椎茸好きなんだねぇ。 あたしにもー。
[と乱入する椎茸>>59に、暢気にお皿を差し出す。]
地道な派閥争いの勝利への第一歩はとまらぬのだ。 …でも椎茸も美味しいねぇ。
[目的を読み取られればふふふ…と本人的には 不敵に笑ってみせ、肉厚の椎茸を頂ければはふはふと幸せそうに。
友人の胸の内には2 1.これっぽっちも気づけず暢気にバーベキューを満喫。 2.3秒程たってからようやく思い当って。エリアス[[who]]のお皿にマシュマロタワー建設に夢中になる振りをしながらちらちら。*]
(70) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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―花火の終わりに―
[コンロを片づけていると、ヒナコが傍にやってきた>>62 火薬と炭の匂いが残る、宴の余韻]
……ヒナちゃんは
[コンロを一度地面に下し、足を止める。 夏の日の余韻に乗せて、ぽつりと語り掛けて―― しかし、二の句が続かないまま]
うん、見に行くよ。 絶対、だから――
(71) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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[いつも真面目に、真っすぐに、舞台に打ち込んでいた。 才能はあるのに、気負いすぎるきらいがあって、上手いのに、どこか表面的で。 その彼女がようやく射止めたヒロインの座。 ヒナコだけのジュリエットを魅せてくれると信じていた。
そして、 それは、確信になった]
『俺』に、見せてよ。 ヒナちゃんだけのジュリエットを。 ロミオの代わりじゃない、俺に。
[指先を、ヒナコの指に伸ばし―― 繋ごうとして、……留まり、行き場なく拳を握りしめた]
(72) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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[すっかり暗くなった辺りには、虫の声が響く。 空には満天に輝く、夏の星**]
(73) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* ちなみに中の人は、たけのこ派です!(not きのこ派)
(-28) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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[ふと……ヒナコからトレイルへ向ける視線>>59とトレイルの態度を見て、 なんとなくいろいろ察してしまったような気がする。
間違っていたなら間違っていたで、それはそれで美味しいとも思いながら、納得したように数回頷いた]
あ、マドカ。 お返しに肉の塔を建設してもいいかしら?
[なんとなく、友人が始めたマシュマロタワー建設>>70に対抗してサイコロ状のお肉を積み重ねるだけの簡単なお仕事をしようと]*
(74) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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/* 買い出しのリツへのお返しはいらなそうかな? 大体これで返せてるはず
(-29) 2015/08/14(Fri) 00時頃
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エリアスは、マドカほうら、お肉タワーかんせーい。
2015/08/14(Fri) 00時頃
マドカは、エリアス、はっ。よそ見してる間にー!きゃー…こんなに食べられるかなもぐもぐ。
2015/08/14(Fri) 00時半頃
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―裏庭―
かんぱい。
[とっぷり日も落ちて、日中の熱の名残を夜の風が払ってゆく。 各々、持ち上げたコップは6つ。 1/1.お茶 2.トマトジュース 3.ジンジャーエールのコップ越しに揃った面々を見渡せば、乾杯の声にはほんの少し、力が篭った。
けぶるバーベキューの煙の染みた瞳をぱちぱち瞬かせながら、不意に向けられたヒナコからの宣伝>>35に。 狼狽えてみたり、それに妙な笑いを向けるチアキ>>0:149に、じとりと(そう鋭くもない)目線を向けてみたり。]
(75) 2015/08/14(Fri) 00時半頃
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