92 【バトルRP】歴史英雄譚
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[―――と。 ふと彼女の様子を見ると、ちぎれた旗のようなものを掻き抱いていた>>32 その旗の文様は、やはりまったく見たことの無いものであったが、胸にちりちりと小さな痛みが走った。]
…旗は、道標だ。 王が己を誇示するためでは無く、軍の、兵の、民の心として、旗はある。
この持ち主は―――どこに居るんだろうな。
[無言で立ち尽くすラクシュミーを見て、誰にとも無くつぶやいた。]
(63) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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/* >>63が目の前で言われたら、二度目の割腹しかねない。
(-16) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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……持ち主、ですか。 貴方が言う通りではないでしょうか。
[孫堅の言葉>>63に、微かに頷く。脳裏に翳る炎と悲鳴。血と硝煙の香り。城頭から引き倒され、踏み躙られた旗]
旗破れ、地に落ちている事は敗北の験。
恐らくは敗れたのでしょう。 敵か……何かに。
(64) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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この静寂から……あるのは死体。 いるのは敵のみ。
[畳んだ旗をもてあましながらも、火縄銃の弾込めを済ませる]
一つ一つ部屋を当たりますか? それとも出入り口を優先して探しますか?
(65) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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/* >>62 叫び声の主はおれおれ!ここにいるよ!!
(-17) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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真っ黒くろすけな彼の御方は言いました! 袋の鼠が袋を噛み破らないと誰が決めたんだ、と!
(66) 2012/05/23(Wed) 22時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2012/05/23(Wed) 22時半頃
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[問いかけ>>65には一瞬考えをめぐらせる。]
…まずは出入り口とこの長い廊下の道筋を調べるか。 下手に待ち伏せされると厄介だ。
[廊下は動けるほどの広さはあるものの、下の階に比べるとやはり狭い。 相手の人数がわからない上に、さっきのように泥人形が湧き出るのなら、挟み撃ちや罠にかけられると、一気に不利になる可能性もある。
ラクシュミーの力強い叫びに>>66、確かにと笑みをこぼす。 旗の持ち主が「何」に負けたかは知らないが、少なくともこちらにとってその敗北は良いモノではないだろうという予感があった。]
(67) 2012/05/23(Wed) 23時頃
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では孫文台。 前衛をお願いします!
[折り畳んだ旗を四苦八苦してベルトに括り付け終えれば、火縄銃を持ち直す]
貴方、斬りつける人。 私、撃ち殺す人。
[孫堅の得物といつでも構えられるように持った自分の装備をそれぞれ指し示す。ご丁寧に銃を撃つ真似までしてみせる。何故かそのポーズは孫堅に銃口を向けてはいたが]
(68) 2012/05/23(Wed) 23時頃
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ここには 異国のものが多いのであるな
[考え込むようにして先ほどあった孫のことを思い出す。豊かな巨躯と身にまとっていた衣服、そして名前は文化の違いを感じた]
頭の回る日本人、刀と火縄銃の娘、孫、長門、そして我
気まぐれで結界を守ると思ったが 敵というのはあの泥人形のことじゃろうか
出会ったものの中に、不穏分子はおらんと言えるか?
(69) 2012/05/23(Wed) 23時頃
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[前衛をとの声>>64に、孫堅は頷く。が。]
―――さっきから聞きたかったんだが。
[ひょいと向けられた火縄銃の銃身を持つ。 先ほど一発撃ったせいか、その銃身はまだほのかに暖かい。 その温みに、また「はて」と首を傾げる。]
こりゃ、何だ?
[火薬の存在は知っていたが、目前にある銃火器の存在はまったく知らない。 撃つ、というのがどうにもよくわからなかった。]
(70) 2012/05/23(Wed) 23時頃
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……異国のもの。まあ、確かに。 世界を守る、ということであれば――日本に限ったことではないのでしょうな。
[一度、頷いて]
不穏分子――どうでしょうな。私は、あまり政事には聡くない。 あなたのように、裏切りが日常茶飯事の時代に生きたわけでもない。 ただ……ラクシュミー、ああ、異国の娘のことですが、彼女は信頼できると感じましたが。
孫については……彼女が、梟雄と評しておりましたな。 ま、それがどうというわけでもありませんが……なんでも、中国古代の武将だそうで。 戦乱の時代なれば、誠実だけでは渡れないことは、私とて承知はしていますが。
[と、伊東の口にしていた言葉を思い出し]
ただ……いまひとり、和装の男。 伊東摂津という男ですが――不穏云々というより、この状況。 言われるがまま世界を守らんとすることに、疑問は抱いているようでしたな。
(71) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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この鳥銃がどうかしましたか?
[目の前の孫堅がイギリス軍が持ち込んだ新式ならまだしも、この旧式の火縄銃に対しての反応がまるで銃そのものを知らないかのような問いを発した事に不思議そうな顔をする]
貴方は清の方ではないのですか? 王朝にも与しない隠遁の出であってもこのぐらいは知っていると思いましたが……。
[銃身を無造作に触れるその様子を暫く窺うが]
(72) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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しかし――結界を守るが、気紛れか。
信長公――私からも、ひとつ問いたい。 試すも失礼とは思うが、かくも奇矯な状況ゆえ、無礼はお許し願いたい。 貴殿が豊臣氏を臣下にしたのは、いずれの年であっただろうか。 真実、信長公であるならば――答えは容易なはずだ。
[探るように、視線を向ける。 無論――織田信長の生前、豊臣などという家名は存在しない]
(73) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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判りました。孫文台。 ここは貴方を見込んでお話しましょう。
[敢えて詳しく言わない事も迷ったが、説明する事にした]
この銃というものは黒色火薬を使用することによってその爆発力を推進とし、鉛製の丸玉をこの銃身の筒から放つ事によって、対象を殺傷する兵器です。
[火縄銃と火薬箱を取り出し、口薬や朔杖を見せながら説明していく]
(74) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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/* 48時間村なのに思ったより人と話せてない。 これで初回吊りとか大丈夫かしら?
(-18) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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しん?
[聞きなれない国の名前>>72にまた首を傾げる。 秦ならば知っているが、あれは孫堅が生まれるはるか昔のことだったはず。 清、という国についぞ心当たりは無かった。]
俺は呉の生まれだが、清という国は知らん。 周りにもいくつか国はあったが…その名は聞いたことがないな。 王朝…漢王朝のことか?
[そう、漢王朝なら知っている。何しろ帝の玉璽は自分が持っているのだから。]
(75) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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[ラクシュミーが丁寧にその銃という武器を説明していく。 それは孫堅にとっては初めて見るものであったが、なるほどその仕組みは彼女の説明の上手さもあいまって理解できた。]
なるほど、小さな弩のようなものだな?
[投石器は人の力で大掛かりにしか使えないが、この大きさであれば確かに女性でも扱える。 見たところ、弓よりも練兵にかける時間も少なくてすみそうだ。 しかしその緻密な細工はには目を見張るばかりだった。]
漢全土を探しても、これほどの細工ができる鍛冶はおるまいよ。 ラクシュミーの国は、俺んとこよりも進んでるなあ。
[ともすれば娘ほど歳の離れた女性に教えられながら子供のように銃を眺めるその姿は、傍から見ればややこっけいに見えたかもしれない。]
(76) 2012/05/23(Wed) 23時半頃
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/*
中の人の!!!歴史力を試しているのか!!!
(-19) 2012/05/24(Thu) 00時頃
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なるほど。
[ラクシュミーからの説明を聞き、やっとすべてを理解して大きく頷く。]
俺が前で敵を斃し、お前が後ろをその銃で守る。 歩兵と弓隊のようなもんだな。確かに効率がいい。
[そう言って刀を一つ、素振りする。]
―――それで行こう。 まずは経路の確認、それが終わったら人探しだ。 もし、お前の方から敵が来たときは教えてくれ。
[今は静まっているが、いつあの泥人形が現れるかはわからない。 狭い路地では挟み撃ちが一番の脅威だ。 それを避けるためにも、まずはこの回廊がどこからどこへつながっているかを知らなければならない。**]
(77) 2012/05/24(Thu) 00時頃
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呉の生まれという事は、 南に逃れた明の出…いえ、それでも二百年前の事です。
よくわかりませんが、彼の御方は言いました。
よく判らない時は笑顔でやり過ごせ、と!
[すごくぎこちない作り笑顔をして見せた]
(78) 2012/05/24(Thu) 00時頃
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[長門の言葉に眉を寄せて少しの殺気を振りまく]
ほんに失礼なやつじゃの
豊臣、とな そんな家臣おったか覚えておらん
[不機嫌そうに、そう言い放った]
(79) 2012/05/24(Thu) 00時頃
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……なるほど。
[織田信長の名を騙った人間が豊臣秀吉を知らぬはずもない。 ならば――存在ではなく、年を覚えていないと応ずるのが常道。 無論、歴史に詳しい者という可能性はあるが――であれば、斯様な大人物を騙るまい]
豊臣というのは……貴殿がサルと呼んでいた家臣が、後に名乗った姓ですよ。 それを知らぬなら、貴殿が信長公というのも余程に信が置ける。
――……いや、ご無礼はお詫びする。 が、これも、敵味方を見極めるため。どうか、ご容赦を。 名を偽る者に信はおけませんからな――貴殿の名は、それほどに後世に残っているので。
(80) 2012/05/24(Thu) 00時頃
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しかし――……信長公。 申し訳ないが、いまひとつ、お答え願おう。
[遊びのない声色に切り替え、殺気に応じるように]
先ほど――、結界を守るを気紛れと仰ったが。 それは、ともすれば気紛れ次第で、結界を――世界を壊す側に回る可能性もあるということか。
[回答如何では、射殺も辞さんとの腹積もりで問うた]
(81) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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[後世に残っている、と聞いて悪い気がしなかったのか殺気を抑え、木箱をそっとなでる]
敵味方の見極め、のぉ
この木箱の中に何が何がはいっておるか わかるか?
[もったいぶるように、そう長門に告げる]
(82) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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――……いや、判りませんな。 この場で金穀など役には立たぬでしょうし、武器弾薬が入っているなら、貴殿が先の泥人形相手に刀を振るうというのも解せぬ話ですが。
[首を傾げながら、木箱をまじまじと眺めやる]
(83) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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ではそれでお願いします!
[不自然な笑顔を解いて、真顔に戻る]
ポーダ・ピターが好物な彼の御方は言いました! 何か試してみようって時にはどうしたって危険が伴うんだ、と!
[そう言って孫堅の背について二階の捜索を始めた]
(84) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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…げっ
[女性へとのん気に問いかけていれば、少年たちがさっき走ってきた方から5体、階段付近からさらに5体ほどの異形の兵士たちがあらわれた!]
この手は使いたくなかったんだけど…仕方ないな。 ここは作戦Bでいこう!
[言うが早いが女性の手を取り、すり抜けるように廊下の奥へと駆け出した。]
逃げるが勝ちって、ね!
[動きの遅い泥の兵士たちの追いつかれることもなく、大広間へと辿り着く。]
(85) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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―→ 1F:大広間 ―
[扉を開いて中へと駆け込む。後ろには、10体の泥人形。 そこになにやら問答をしている人の姿>>82>>83を見つければ、盛大に叫んだ。]
(86) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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だ、誰か! 助けてくださいっ!
[自分で何とかしようと思えばできるのだが。 やはり鞘だけでは分が悪い。
女性を先に広間の奥へと逃がし、自分は鞘を構えて泥人形の方へと向き直る。 話していた男たちはどんな反応を示しただろうか。]
(87) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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―遺跡IF・大広間(入口付近)―
[...は目にとまった数体の泥人形を粉砕した後、気配を殺して大広間へと移動した。気配を殺し、入口付近で乃木と織田信長…と名乗る男…のやり取りに、聞き耳を立てていた。]
なるほど…乃木とやらも、なかなかに聡い男だな。 あれだけの問答で、信長の真偽を明らかにするとは。 さすがに、怜悧を以て鳴る長人だけのことはある。
[もっとも...が知る幕末の長人たちが示した行動は、怜悧などという印象とは程遠かった。一藩あげて発狂したかの如き情熱が、回天の事業を成功に導いた点は見逃せない。それもまた、紛れもない長人の特質なのであろう。]
なれば乃木も、時として爆発的な狂奔に陥るのだろうか? 愚直で与しやすい男かと思ったが、甘く見るのは危険だな。 ともかく…今しばらくは、つかず離れず様子を見るに如かずだ。 乃木に限った話ではないがな。 信長にせよ、孫堅にせよ、女どもにせよ…な。
(88) 2012/05/24(Thu) 00時半頃
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