3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―― 3B教室 ――
いや、邪魔はしてないよ。少し考え事をしてただけ。 考えるときは、手を動かすのがいいんだ。
[言いながら、黒板を左手で綺麗に消していく。 ひくり、ひくりと翼の形した耳は、動いて]
痛まないなら、良かったな。痛いのはもうかなり辛いから。 ……まあ、大分キてるな、それは。
[気を使ってちらりとしか見なかったが、正直に言った]
気持ち悪くは、ないかな。見ていて心配にはなるけど。 気持ち悪いってのは、男の癖にファンシーなグッズを顔の横につけてるやつのこと言うんじゃないの。
[綺麗に消し終われば、一歩下がって黒板の全体像を見るように]
……サイモンが死んだ。 ディーンはよく分からないけど、死んだってさ。
(399) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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−美術室前−
[オスカー>>394の「大丈夫」の声に、息をつく。]
うん。私も逃げない。諦めない。 こんな遊び、絶対終わらせるんだから。
(400) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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[慌てたバーナバスに引き剥がされてトンと床にしりもちをついた。走り去る後姿に]
もふもふ狼さん かわいそう・・・
[床に座り込んだまま声をかけた]
[キャロライナから何度も揺さぶられてもぼんやりと]
キャロライナは 寂しくにゃい?寂しいなら舐めてあげるにゃ
[にっこりと笑いかける。]
ねえ、キャロライナ 心を闇にすこし近づけたら? ねえ ケイトに手を広げたら…もうくるしくなんかないよ つらかったら闇をうけとめて抱きしめてあげて]
キャロライナの耳元でうわ言を繰り返す
(401) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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逃げないなら はやく、鬼を みつけなきゃ
( クスクス )
鬼に 捕まっちゃうよ?
(@47) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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捉まったら そのまま
こちら の仲間入り。
――― ヘクター みたいに、 …ね。
[ でもまだ、][ 彼の魂は 足掻いて いる ]
(@48) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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耐えられなくて 寂しくて
痛いんだったら…
扉を閉めてしまおう ねぇ
闇の中へは 鬼が送ってくれるから… 闇の中へは 鬼を送るから
優しい闇を待てばいい 寂しければ抱いてあげる
[小さなキャロライナを抱きとめる]
(402) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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[ちらほらと出て行くものに紛れて、いつのまにか姿は無い。
またふわりと現れるのは、北棟の給水塔の上。]
随分と、慕われてたんだな。 [買い被りすぎだと思いつつ、こんなのはあいつじゃないと偽者だと疑った友人達を思う。]
…なんだかんだで、ちゃんとみてくれていたんだな…。 あいつと、違って。 [一目惚れだ。その一言さえ聞かなければ、気付かずに済んだ。 あいつは俺の事なんて愛していない。 俺の心なんて見ていない。 ただこの顔この姿に欲情していただけだって。]
(403) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―美術室前―
[声の調子が変わったような気がして相手から眼を逸らしたくなる。 けれど今、会話が通じるのなら>>@46]
……日頃と今でも変わりはあるんだけどね、おかげさまで。 今は倉庫があるのに、前は用具室とかもあったみたいだし。 物も多かったのかな。
[足がまだ少し震えている。 近くには3人、うち一人は……]
…………ヘクターは、 そっちに行かなくたってあんたに語りかけてたらしいじゃない。 私みたいな喧嘩越しでもなくさ。
[>>@48今は怒りを向けたって、どうにもならないけれど。 悔しさと、悲しさと、どうにか押さえ込みながら]
(404) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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─美術室前─
[付け加えるようなミッシェルの声>>396に、ちょっとだけ視線をそちらへ向ける。 日誌の話がどこから出てきたのかはわからないから]
……2月、25日って。 お前にとっては、色々と、あった日、みたいだけど。
そんな、途切れたまんまの景色に閉じ込められるのって、こっちとしちゃ、すっげーめーわくなわけ。
[そこ、わかってる? と首を傾げる。 絶対終わらせる、というマーゴの宣言>>400には、うん、と小さく頷いた]
(405) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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/* ちょっとRPレベルがゲージうわまってるかも…orz 中の人が狂気好きですみません
(-170) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、立ち去っていたディーンに気がつくのはもう少し後か。
2010/03/03(Wed) 22時半頃
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−3年B組− [>>399邪魔をしてないと言う言葉に、息を吐く。 手の動きを視線で追いながら。苦笑を返す。]
はは…… まあ 無い、だけだから。
[触れると何も無い、けれど闇で繋げられてるからか額が落ちたりはない。 だけ、と言うにはかなりあれなビジュアルだとは思うけれど。]
心配は、ないよ。 …… そう かな。まあ、猫耳じゃないだけ良かった、って思うよ。
[はっきり言った割には気を遣う様な言葉に。また苦笑して少しだけ冗談を返した が。 続いた言葉に、え、と、声を上げる。]
あ、いや、サイモン君は ……知ってる、けど。 ディーン君、だって、さっき用務室で寝て たよ え、その後 に?
(406) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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― 用務室 ―
[用務室に戻ると、ラルフとグロリアが日誌を見ていた。情報が入ったことがわかれば自分も眺めるだろう。
その実、帽子をかぶってないのがとても恥ずかしいと思いつつ……。]
――……用具室かぁ、うーん、今は体育館の倉庫にしまってるからなぁ。
[やはりそこが引っかかるか。]
(407) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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−美術室前−
知らない場所…。
[ミッシェルのもたらした情報を復唱した。]
そこにケイトが?
[ケイトからヘクターの名前が出れば、息が詰まった。]
ヘクター君は、あなた達の仲間じゃないわよ…。 私達の…。
(408) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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─美術室前─
[ディーンがいなくなった事には、気づいていなかった。 ヘクターみたいに、という言葉>>@48。 そちらに、意識は行っていて]
……みたいに、もなんも。 引っ張り込んだのは、そっちじゃないのかよ……。
[思わず零れたのは、そんな突っ込み]
(409) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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…… 『ディーンは、死んで ないよ?』
『ううん、違うか。』
[送れはしなかったけれど、殺した。]
『ディーンは イルヨ?』
[ここに いるよ。]
(*223) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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ケイトの声に ケイトの哂いに
---呼応していく心
(410) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―美術室前―
[マーゴとオスカーが訝るようなら、 伝え聞いた>>#3や>>#4を掻い摘んで]
用務員室に有ったのを皆で探してくれたんだって。 細かい所は向こうの原本見た方が良いかも、 私も又聞きだし。
[こういう時は重宝するビー玉にそっと触れる。 ……これも彼女の用意した物だと思えば腹立たしいが]
(411) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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― 木の下 ―
……――今更でも 莫迦は、莫迦だ。
[笑われれば、漸く睨むことも、 できる様に。]
…、分かりやすい、って なんだ。 ……――違う意味? ……何か、別の 異変が……
[――近づく顔に思わず眼を閉じる。 唇に触れた、びくりとし、少しだけ離れる。]
…、 な、ん……
[――うろたえる。二度目、だったか、否]
なんで、……、おまえも、…、先生も、…――
(412) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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そう、
[ 用具室はあったことは覚えてる。 ] [ そこがどうしたのだろう。 、わからない ]
ヘクター…、 ―――
あたしの
[ 闇が闇が闇が ][ ケイトの心を蝕む ]
( あたしの せいで ) [ 声にはならない ]
(@49) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―用務員室―
そうね、でも私の通ってた時代も用具室なんてあったかしら…? 建物ごと変わってたりする可能性もあるし。 そもそも以前の校内見取り図なんてどこに保管されてるのかしら…。
[少年が笑顔になる、 それは年相応の輝きでどこか眩しかったのだけれど。 淹れた紅茶は、紅玉に似た色、鮮やかな の色]
…でも、誰かを哀しませちゃだめよ?
[>>391 彼の呟きは自分の耳にまで届いただろうか、 ただ強い決意のようなものが滲むのは、視えていた]
(413) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―回想・木の下―
[セシルへと背を向けて。その目に浮かぶのは、どこかくらい色]
欲しいものは、欲しいといわなければ、手に入らない。 帰れるか帰らないかではない。
帰りたいか、帰りたくないかです。 セシル、貴方がどうしたいのか、それが一番大事なのですよ。 帰れませんか。
どうして? 私は、貴方が鬼かそうでないのか知らない。 でも、――だから帰れないのは、違うと、思います。 私はもう、帰れなくていいのでしょう。 貴方のピアノを、もう一度、聞きたかったですが。
[ゆらりと、身体が揺れて。空に溶けるような、姿[10] その後姿は、やがて闇に消えた]
(414) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―― 3B教室 ――
いや、そこは「だけ」で済ませたらいけないだろう。 せっかく俺の半分くらいイケメンだったのにもったいない。
[軽口言いながら、大きく当たりを取った。 いつもとサイズが違うから、慎重だ。 黒板の右手には、ざっくりと尖った時計塔]
猫耳だったら、死ねるな。もてそうだけど。
[下半分には、屋根の連なる三角の波]
……用務室、か。なるほどね。 多分、それ、心臓止まってるよ。そうらしい。 さっき、美術室の前に質の悪いドッペルゲンガーが来た。
[痛みは、奥歯で噛み殺す。何でもないことみたいに言って]
やってられないよな。
(415) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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[ 本当は、 ]
( こんなこと )
[ どろりと 闇が 襲って ]
っ、あ ぁぁ、…
(@50) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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文芸部 ケイトは、ふるふると 首を左右に振って ハハ、と乾いた嗤い
2010/03/03(Wed) 22時半頃
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― 用務室 ―
[とりあえず、ケイトを見つければ、この悪夢は終わる、それを信じようと思っていた。]
なんか、昔の校舎の地図とかあっかなぁ。
[そして、図書室に行ってみようかとそこの面子に告げてみる。
ただ、自分がまとも読めるかどうかは保障できないのだが。]
(416) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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[ 緋色が 細く、口元も歪む ]
だれかの 迷惑とか
かんけーないよ。
帰りたいなら
…もっと、あそんでね?
(@51) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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─美術室前─
……そっか、そんなのが。 さんきゅ、後でチェックするよ。
[ミッシェルの説明>>411に頷いて。 途切れたケイトの言葉>>@49に、一つ、瞬く]
……ヘクターが。 お前の。
……なに?
[内心は伝わらない。内側までは見れない。 けれど、何となく。 痛そうに見えた──気がした]
(417) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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……いや、そこは考えろって。
[乾いた笑いの後、細まる緋色>>@51。 やっぱり気のせいだった? なんて思いながらも突っ込んだ]
……遊ぶのは好きだけど。 遊ばれるのは、嫌なんだって。
なんでそこ、わっかんねぇかなぁ……。
(418) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―???― [ポケットから取り出した携帯。 マーゴから届いていたメールを確認する。
浮かぶのは、苦い笑み。けれど、くらいくらい双眸。
返信を、打ち始めた
to:マーゴ title:遅くなりましたが、メールを確認いたしました。 マーゴは、大丈夫ですか。危険な目には、あっていませんか。
会って話したいことがあります。 理科室がよいのですが、マーゴのいらっしゃる近い場所で構いません。 希望があれば、お知らせください。
打ち込んで、送信する]
(419) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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できれば、ケイトみつけて みんなで帰れると、いいな。
[それは本当に夢みたいな話だったとしても。]
(*224) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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/* ▼メアリーorディーン ▲スティーブン⇒セシル道連れ ×ジェレミー
こんなのが美しいと思いますが、多分そんな風には行かないと思ってます。
(-171) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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