261 甘き死よ、来たれ
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/12/19(Mon) 23時半頃
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……そっか。
[歌瀬の答え>>+15には短くそれだけを返し、背後を振り返る。砕けたステンドグラス。どんな聖画が嵌められていたのか、伺うよしはなかった。]
わたしが思ったのは、ね。
きっとこの言葉は、どうしてわたしだけ、って思ってる人に向けて書かれてるんだ、ってこと。
どうして自分だけがこんなに辛い目に遭わなきゃならないんだろう。 どうして自分だけ、こんなに苦しんでるんだろう。
そう思ってしまう状況にある人に向けた言葉。
(+21) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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[通信機を弄り。
果たしてこれが使えるのか。 一先ずはとマイクを手に取って。]
(26) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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――誰か、聞こえる?
(*0) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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[反動のような空虚感。自分にだってそんな残された時間などないのだ。 立ち上がり倉庫へと向かうと扉を解放して包丁を手に取ると椅子に戻って包丁を膝に置いた。]
ごめんな。 もう疲れた・・・
[見届け託された者達に謝りながら胸へと包丁を突き立てるとゆっくりと胸へと刺していった。]
(27) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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だから、「世の常である。」なんて頭から言い切るようにはなってないんだと思うの。
あなたが遭っている苦難、それはとても辛くて苦しいもの。 それは、きっとわかってるのよ。 だけど、その上で、「世の常でないものはない。」って。
多分、同じように苦しい目にあった人が書いたんだと思うよ。 この"手紙"は。
(+22) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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……行くか。
[車の中がガンジャの香りで満たされて漸くエンジンをスタートさせる。 心地より振動とオーディオから流れる音楽。 それだけを伴って小さな旅に出る。
希望なんてものはないけれど。 少しだけ愉しくなってきたかもしれない。
人生には変化が必要だ。 こんなときでも退屈には耐えられない。
車はゆっくりと西に向けて走り出した。]
(28) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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/* やべえええ エピローグ冒頭の天の声が思いつかない! 聖書引用とか思ったけど、めんどくさいwww
(-7) 2016/12/19(Mon) 23時半頃
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―夜・桜の大樹―
あぁあーー……うあぁ……!
[もう歯も零れ落ち、髪も千切れ落ちた。 骸骨が溶けた肉を纏っているだけの状態で、彼女の眼球はそれでもひと際大きい桜の木を見上げていた。 生きるもの全てが徐々に死に絶えている世界で、この桜だけが爛漫と花を咲かせている。 近くに毒の噴き出す地形にあっても、延々消えない火の海が燃え盛る場所の近くにあっても。 この桜だけは、まるで死んだ人の魂を啜っているかのように、威風堂々と在り続けた。]
(29) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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(―――これが、最期に見たかった……!)
[こんな綺麗な桜なのに。 世界が死に染まっていく中で、見る者も居ない世界で、 美しくも凛と咲くその花の無為さ。 この桜に見せる、最初で最後のお仕舞いの芸。]
ホ、ホホホ……!
[桜よりも鮮やかな、血を噴かせ肉を溶かす、 肉の塊が消える姿。]
[もう表情筋を動かすだけで血しぶきが舞うこの肉袋が、 数刻もしないうちに死に絶える道化が最期に考えたのは。]
(30) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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[この景色こそ自分の救い。 痛みも醜悪さも全て自分への罰。 この終焉こそが、道化の己に相応しい。]
(31) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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[溶けていく。 骨も皮も肉も臓も、細胞から崩壊しているかのように。 ゼリー状に、粘土状に、溶岩のように、ペースト状に。]
(32) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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[最後には、泥に咲くしゃれこうべだけが残った。**]
(33) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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・・・。
あぁ?
[寝たフリ>>+4:24をしていた筈が、いつの間にか本当に眠ってしまった様だ。
気付けば、恵都も藍も姿を消していた。
とても長い間夢を見ていた――― 自分が行きたかった世界の夢。 過去の賑やかな世界の夢。
そんな気がする。]
(+23) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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ったく、どっか行くなら声ぐらい掛けてけよな――
[…愚痴を零してても仕方無えし、散歩にでも出かけるか。 この体であれば何処へでも行けるだろうし。*]
(+24) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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[たぶんだけれど、現世ならともかく この世界ですれ違いは、あまり存在しない気がして
想えば、会えるだろうか。>>+24
また探そう。見失ったなら何度だって。 そうして今度は、掴まえて離さないようにしよう。]
……春、
[後ろ姿が見えたなら、その袖を握って 振り向いてもらえるだろうか ]
ねえ、聞いて。 私ね。
[そうしてちゃんと伝えよう。]
―――あなたが、好きです。*
(+25) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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/* ネイサアアアアン……!!
(-8) 2016/12/20(Tue) 00時頃
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