158 雪の夜に
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[そう、あの時、 ジェリーとともに、弟も、船に乗せるべきだったのだ。
そして、ジェリーにも、きちんと気持ちを伝えるべきだったのかもしれない]
(+4) 2013/12/26(Thu) 13時半頃
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君のことを愛していると。**
(+5) 2013/12/26(Thu) 13時半頃
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/* ホレエエエエエエエエエショオオオオオイ! ってしにいかなきゃ〜
(-9) 2013/12/26(Thu) 13時半頃
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/* ショイショイショイショイ! ショオイショオイショオイショオイ!
(-10) 2013/12/26(Thu) 13時半頃
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/* ダーラも町の人となかよさそうだったし、 おじいもホレショイとか襲撃しなさそうな人だし、 いいぐあいにかわいそう
(-11) 2013/12/26(Thu) 13時半頃
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― 朝 ―
[翌朝。ヒューは、血の気の引くような噂を耳にした。 眠っていないせいか、肌は土気色をして、走る足が時折縺れた。 息を切らし、足元を雪で真っ白にして、診療所に駆け込んでいく。
今朝、ここへ運ばれてきたのは、二名。 片方は朝凪亭の従業員。 もう片方はホレーショーだった。]
(28) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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― 診療所 ―
[診療所に入ってすぐ、子供の、けたたましい悲鳴にも近い泣き声が聞こえてきた。 この町の者で、顔と名前が一致している人間はあまり多くはないが、朝凪亭のハナとその母親は、数に含まれる。]
――、……
[息も整わないまま、子供の声が聞こえる方へ顔を向けた。 すぐさま、また別の方を向く。探すまでもなく、ホレーショーの入った病室がわかって、駆け寄った。]
……、……
[ヒューは、その場に膝をついた。 走り疲れたというよりは、深く落胆していた。]
(29) 2013/12/26(Thu) 15時頃
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[病室の前には、赤い外套を被り、鼻を鳴らしているセレストの姿があるのに、気付いていた。 立ち入る事の許されない扉を呆然と見上げたまま、雫を垂らすみたいに、ぽつりと呟いた。 草臥れた声での、問いかけだった。]
何でだよ。
[それから、消沈して俯いた。]
…… ごめんな……。
[力なく緩く握った手を膝の上にたらしたまま、立ち上がることも、身動ぎひとつすることも止めて、ハナの泣き声を聞いていた。 ヒューは「ごめん」と、うわ言のように、何度か謝っていた。]
(30) 2013/12/26(Thu) 16時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/26(Thu) 16時頃
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/* 狼が片腕くったことにしてくんないかなと思ってるのはそういうことなんだけど、PCにしちゃって大丈夫なのか、大丈夫ならどっちにしたらいいのか、このじわじわ感
(-12) 2013/12/26(Thu) 16時頃
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/* こういうときチキンだと相手もやりづらそうな、 この面子ならなんか融通してくれそうな、 なんか曖昧になかったことになりそうな、 そんな何かですよね
(-13) 2013/12/26(Thu) 16時頃
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/* ホレレレレレレイショイ ホレレレレレレイショイショイ
∧,_∧ ♪ (( ( ) ♪ / ) )) ♪ (( ( ( 〈 (_)^ヽ__)
♪ ∧,_∧ ( ) )) (( ( ヽ、 ♪ 〉 ノ ) )) (__ノ^(_)
(-14) 2013/12/26(Thu) 16時頃
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/* 初回襲撃美味しすぎる ちょっとにやにやログ眺めるけど、ソフィアにはすまないという… 頑張れ(おうえん)
(-15) 2013/12/26(Thu) 18時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/12/26(Thu) 21時半頃
お使い ハナは、メモを貼った。
2013/12/26(Thu) 22時頃
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― 回想:雑貨屋 ―
大丈夫、熱なんて無いから。
[額に大きな彼の手が当てられると、視界は半ば隠れてしまう。 そんなに大袈裟に心配しなくても、と小さく笑ったが、彼の気遣いは純粋に嬉しかった。]
おじいちゃん何処まで行ったのかな。
[祖父は行き先を告げていかなかった。 追いかけて探そうかとも思ったが、毎日頻回に店を閉めるわけにもいかず、ソフィアは店に残り店番をする事にした。]
(31) 2013/12/26(Thu) 22時頃
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/* むむ 伝わらなかったかな?
(-16) 2013/12/26(Thu) 22時頃
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―診療所― [ぐすりと鼻を鳴らす。このままでは借りた外套まで汚してしまう、そう思ってコートを脱いだ。子供の泣き声はまだ聞こえてくる。 近くで、聞き馴染みのある声が聞こえた。>>30]
…どうしてあんたが謝るんだ。
[鼻を鳴らしながらその声に問いかける。 扉の向こう側は見えない世界だ。ホレーショーがどうなってしまっているのかこちらから知ることはできない。]
……どうしてあんたが謝るんだ。
[もう一度、問いではなく呟いて。 使いものにならなくなってしまったコートは畳まず返り血が目立たないように丸めておいた。]
(32) 2013/12/26(Thu) 22時頃
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― 診療所 ―
[常の様相とは似つかないセレストの声。>>25 明朗で情に厚いがゆえに、他者の傷に深く沈み込む、 旅人も、そういう者に心当たりがない訳ではなかった。]
…………死なないって思ってろ。
(33) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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― 診療所 ―
[延々と続くかと思われた子どもの泣き声も、体力とともにいつかは失われてしまうものです。 少女は涙と鼻水でかおをぐしゃぐしゃにして、時折嗚咽を漏らしながら滲んだ母親を見るだけでした。
やがては母親も、町の墓地に適当に葬られることとなるのでしょう。 やがて骨になれば無縁仏ともさして変わらぬ扱いで、個別に名を刻まれることもないのです。]
(34) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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[実際、この人狼にとっては、 普通の狩りでもなく最低限の摂取でもない、 生きている範囲の最大限、という加減は、 初めての事であった。]
[とは言え、人間の生死の境はよくよく把握している。 壮健な船乗り、余程の不幸が重ならなければ 命を落とす事はない。]
(*5) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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[――きっと一命を取り留めたとしても、 次の船出には間に合うまいが。
束の間の瞑目。]
(35) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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ヤニクは、ヒューとはほとんど入れ違いで、診療所を出る。
2013/12/26(Thu) 22時半頃
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(――陸の上でも、何があるか解ったもんじゃないからな。)
(*6) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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[>>34子供の泣き声が止んだことに気がつくと 女はハナの母親が眠る病室へと顔を覗かせる。]
…ハナ、 一度宿に戻ろうか。
[ぐすり、大分落ちついた鼻を啜らせて]
あんた、夕食は食べたかい? 朝も食べれてないだろ…、なんか食わなきゃ。 あともっと温かい格好にして…、
そんで、後でまた来ようか。 …ねえ?
[小さな少女の頭に手を乗せる。]
(36) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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― →雑貨屋へ ―
寒い!
[外套を置いてきたので尚更だった。 連日の雪は、人通りのある所は泥混じりのみぞれに、 日陰や屋根は、より白く積もって行っている。]
[昨晩、結局店主が戻らなかったのなら、 今朝の店は、開いているかどうかも定かでないが。 CLOSEであっても今は構わず、店の戸を叩いた。]
おーいっ。ちょっと開けてくれるか!?
[気温的な意味でも。]
(37) 2013/12/26(Thu) 22時半頃
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[セレストの問いかけに、顔をあげる。>>32 振り返り、沈黙した。]
……。
[二度目の呟きで、肩を落として、床を見る。]
…… しちゃならない失敗だった。
[低く篭った声で、悔いた。]
(38) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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[若干の涙声を含ませたセレストの言葉を、少女は黙って聞いていました。 頭に手を載せられたなら、目元に溜まった涙がまたひとつ、ぽろりとこぼれ落ちていきました。]
[少女はとくに駄々をこねることなく、セレストの言葉に従うようでした。 のろのろとした足取りで病室を出ると――そこにはあの男が佇んでいたのです。>>30]
!
[目を瞠って、少女はぴたりと足を止めます。 まじまじと視線をあてて、そしてセレストの影に隠れるように一歩、二歩と体を寄せます。 そしてまごまごと、なにか言い淀むかのごとく口元を動かしました。]
(39) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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……じんろうにやられたの?
[男は、目の前の男はどう反応したでしょう。 やがて少女はなにかの確信を含んだ声で繰り返しました。]
人狼にやられたんだ。
(40) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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[子供の泣き声が止んだ事に気付いたのは、セレストのほうが先だった。 ホレーショーの病室から離れていく彼女の足音を背中ごしに聞く事で、ヒューはそれに気付いた。 漸く、ゆらりと立ち上がる。]
……。
[セレストは、ハナを連れて病室を出たらしい。 静かな足音とともに、二人が廊下の向こうに現れた。]
――……、
[ハナは目を瞠る。 ヒューは、じっとその目を見ていた。]
(41) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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[遅い朝、乱れた髪をかきあげて、 上等な宿の部屋から町並みを見る。
――また、この町で人狼が捕まるのを、見たくないの。
酒精は少しだけ心を無防備したのか、 そんな言葉を青年に零したような気がする。
重い空は、晴れることのない心持に似ている。 女は呆然としながら、使用人の報告を耳にしていた]
(42) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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…………。
[もう、今更、いいか。 そう思って、ヒューは口を開いた。]
そうだよ。
[ハナの問いかけを肯定した。 投げやりにも思える、端的な返答だった。 嘘をつくのは、もうやめだ。]
(43) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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[その夜、祖父は戻らなかった。 ソフィアは、一睡もする事なく台所にあるダイニングテーブルに着きながら祖父を待っていた。 夜中、何度も外に出て探しに行こうかと腰を浮かせたが、人狼に出くわす恐怖を思うとその場から動けなかった。]
(44) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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[失敗、人狼、ハナとヒューのやり取りを聞く。 また難しい顔になった。ここには自警団がいる。]
…宿に帰ろうか。 ヒュー、あんたも。
[2人へと、そう促す。]
(45) 2013/12/26(Thu) 23時頃
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