162 絶望と後悔と懺悔と
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[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。>>*167 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]
……、……
[家族に手が届かないことが、 この短い日にちで何度あっただろうか――]
(*172) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員養成所・寝室 ─
[目覚めた少女の胸を占めるのは、哀痛と悔恨。 夢現に入り交じる喪失感に、 天井を見上げる少女の瞳は脆く揺れた。
けれど──少女は奥歯を噛み締め、 濡れた瞳が乾くまでそうしていると、 やがて立ち上がり、寝台を下りて部屋を出た。]
(288) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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/* いかんいかん。 ついつい全員食べたくなるからダメダメ!!
(-135) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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/* >>*170 実際そこまで縁故があるかと言うと ちょっと首を傾げる感じだけどな。 寧ろ後半が本音の予感。始祖様のドS! */
(-136) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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― ゆ め ―
[寒さで目を覚ます。まだ夜だから寝ていないといけないのに、瞼を下ろしても眠気はやってこなかった。 懐を押さえて懐剣の在るを確かめてから身を起こす。
布団から出て一歩。足の裏から伝わる畳の冷たさに身を抱いた。 吐き出す息は白く、火鉢に残る僅かな熱を蝋燭に移して明かりを作る。障子と雨戸を開けた庭もまた、一面真白く眩かった。
桜の枝は白を乗せて重みでしなり、雪の塊を落とす。夜闇の中、はらはらと降る白雪は桜花のようで美しい。心奪われ、淡い炎が消えるまで縁側に座って見ていた。
猫のような泣き声が聞こえ、男児はその方を見遣る。新しい母の腹は大きくなっていたが、産まれるには早い。だからあれは秋に使用人の一人が産んだ赤子の泣き声。]
(289) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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[医者の見立てでは女の子だという。妹が出来るのだ。男児は『兄』になるのだ。
名前は『菖蒲』。男でも女でも『あやめ』。腹の上から何度も呼び掛けた。耳を押し付けて鼓動を聞き、腹越しに蹴られたこともあった。
赤みの強い紫色を思い描き、視線を庭に戻す。 春になったら―――…今度は花を植えようと思った。誕生日祝いに、名前の花を。]
(290) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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[首を振る、いやいや、と幼子のするように。 冷え切った体が、沸き起こる衝動のままに、熱を求めている。
まず視覚が鮮明な緋色を捕らえた。 それから嗅覚が酩酊を伴う甘さを感じた。 ふるえる指は自ずと自らを捕らえるものの首筋をつたう、 緋色の一筋に触れようとする、指を握りこんで]
……いや……、
[試せばよいと口にする者に首を振る、 水ではないことは本能が伝える、どうすれば癒えるのかもわかる。 ――そういう存在になりかけている。
急速にもたらされる乾きに呼吸が酷く浅くなる。 耐えなければいけないと思うのに、そのことしか考えられなくなる]
(*173) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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[――けれど。
女童が生まれる前に、 男児の姿は屋敷から消えていた。**]
(291) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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―むかしばなし―
ふ、へ?
[真弓の唐突な問い>>285に不意を突かれたせいで、情けない声が零れた]
な、何言ってんだ、お前 ……って。
[逆光の眩しさに細めた目に映るのは、悲壮感漂う真弓の貌。 自分の態度が彼女の気を損ねるどころか、ひどく傷つけてしまったらしいことに気付き狼狽する]
(292) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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違うって! 別に、お前のことが嫌いとか、そんなんじゃねえって! どっちかって、言うと――好みの顔だし…… そうじゃねえ! 何言ってんだ、俺は。
……兎に角だ。お前を嫌ってるとか、そんなことねえよ。
[「わたしのこと嫌い?」と擦れっ枯らしの娼婦にからかわれることはあったが、自分と近い年頃の娘にこんな悲しげな貌で問われるなど、初めての経験だ。
焦りを隠せずに一息に*捲くし立てた*]
(293) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[血塗れた服は洗いもせずに部屋に丸めて置いてある。 洗うか捨てると言うのを、少女が拒んだからだった。
代わりに支給された服は、 動きやすい綿のズボンと上着。
それでも痩せぎすの少女にはぶかぶかすぎるそれを ベルトでかなりウエストを絞って履いていた。
円はまだ病室にいて、 怪我の治療に専念している。 けれどそろそろ、 こちらの部屋に移って来るだろうとも聞いていた。]
(294) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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/* お兄ちゃんは、使用人の赤子の泣き声ではなく、 あやめの泣き声を聞く気で居たのだけど、 顔を見ないまま分かれるのも良いなぁって。
でも、どうやって思い出すんだろう?
(-137) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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/* うあー、しまった。>メモ ジャニス待っててくれたのだろうか。
本当にすまない、この時間のオフはさすがに知りたいよな…
リアル弟が2時に帰還、その世話を焼いていたとはまさか言えない…! …全ては雪が悪いのだ。この大雪が。
(-138) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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/* あっ、違う違う、酷い誤読をしている事に気が付いた。 きっかけの雛鳥って食事の件だけじゃねーよ 理依君の事じゃねーか
解った、俺眠いんだな。 */
(-139) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[零れた涙が頬をぬらす、 嗚咽交じりに喉が震えれば、尚乾く。
どうして縋るようにその黄金を見つめてしまうのだろう、 その一筋の緋色が酷く優しいものに思えてくる、 惧れも嫌悪も抱く必要などない気がしてくる。
――ちがう、
行動はけれど裏腹だった、 細い指はその緋色をなぞる、 また腕に巻かれたままの包帯まで伝い汚れた。
涙は止まらないのに、 うっとりと陶酔するように微笑んでしまう。 もたらされる高揚は、悲しいほどなのに]
(*174) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[慈悲を請う様に縋りついて、口唇を寄せる。 差し出された小さな舌はその緋色の筋をなぞりあげた。 夢中になってその血を吸い上げたあと、残るものは――]
(*175) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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なあ、周。 組み手の相手、してくれないか?
[ある日、訓練が終わった後に周へと頼んだ。 彼が裏庭の片隅で独り稽古をしている>>256と知ったからだ。
武器を持っての訓練はまだ拙い。 技術的にもまだまだではあるが、少しでも強くなりたかった。 技術のない者の自主練よりも、誰かと組んだ方がずっと良い。 そう思って頼んだが、周にとっては迷惑だったろうか。]
(295) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[病室の看護師から聞いた、隊員の部屋の前。 少女は笑まぬ瞳を扉に据え、 身長に見合った随分低い位置を、拳で二度叩いた。
そこは──ジャニス・ハイムゼートの部屋だった。]
(296) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[誕生日祝いに。花を――…。]
(*176) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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ホリー、後はお前のものだ。
[思惑を問われれば、そのままの考えを口にして残りを任せた]
栄えある吸血鬼となったのだ。 私の恥にならぬようしっかり学べ。
[眷属達に言い残すと後は振り返る事も無く去って行く。
眷属達の教育は主にホリーに任せていたが、 学術、武術は当然、何より狩りに慣らす事を優先させた。 眷属が狩りの1つも出来ぬなど恥でしかない。
最初こそグラスに血酒を渡していたが。 そのうち飢餓になるまで食事を与えず、 給仕の家畜達を城内に撒いて自ら餌を取らせ、次第に 活きの良い餌、抵抗する餌とランクを上げて行く。
心の内は兎も角、息絶えるまで飲み干す事が出来るまで 何度も何度も繰り返し。時が過ぎた]
(-140) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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わた……、ボクを、隊員にしてください。
[中に招かれ、問うような瞳を向けるジャニスに 開口一番少女は言った。
菫色は怒りも悲しみも顕にはしていなかったが、 真っ直ぐにジャニスを見上げる眼差しだけは 何を問われても揺らぐことなく 頑なに、同じ言葉を繰り返した。]
ボクを守護部隊の仲間に加えて下さい。
[少女に守護部隊の話をしたのは病室にいた看護師の一人。 円も、理解出来たかはわからないが、 少女と共に、話だけは聞いていただろう。
望めば、部隊員として鍛えてくれるという話。 詳しい話は、隊員に直接聞け──と。]
(297) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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涙を零す程嬉しいのか?
[やはり嬉しくて意識を手放した雛鳥をちらり見遣ってから]
私の祝杯を受取るが良い。 そうやって喉を鳴らして獲物を屠れ。
[涙と嗚咽の意味を少女が望まぬ方に捻じ曲げ笑う。 悲しげに笑う少女を美しいと目を細め、雛と同じく落涙に 指を伸ばして拭ってやった]
(*177) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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[始祖による誕生日祝いは、零瑠に鮮血の花を齎した。
次に目を覚ましたとき、鏡に映る瞳から革色が消えていた。 腹が減っても用意されるのはパンでも白米でもなく、血。
目前で人間の首から採取される様を見て、零瑠はまた気を失った。]
嫌だ!
[首を振り、頑なに食事を拒んだ時もあった。 あんなに血がだめだったのに。 今ではそれが『生きる』為に必要だなんて。]
(*178) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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/* 絢矢すまん。どう回収しようか悩んでいたら絢矢と円に話を切り出せなかった俺を許せ…(
女の子はジャニスの方が相談しやすいと思うの! お姉ちゃん任せた…!(これは酷い
…ジャニスには本当にPRからごめんなさいしか言えないんだわ。 俺、迷惑かけ過ぎ。 序盤でサクッと死ぬから、許して、許して…w
(-141) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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さて、後はどうする。仲間達の餌にでもなるか?
[ホリーが直円を眷属に変えた事を確かめ、喉を潤した 少女が我に返った頃、残る3人に問い掛ける。 選択肢が無いのは判り切っているからこそ、余裕の体で 1つしかない道を選ぶのを待っていた**]
(*179) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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[直円を「仲間入り」させた後。 その落差に>>*165少しだけ苦笑を見せていた。
人の姿としては、こんな事はいくらでもあるのだろうけれど。]
……そうね、こちら側でのしあがるのを楽しみにしているわ。
(*180) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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/* 赤チャでは何が起きてるんだ!(ダンダン 俺達には見えない!宮殿内で起きている出来事が!
というか、吸血鬼はみんな赤眼なのな、wikiに描写あったっけ…
先輩としては、それを知らないのはさすがにまずい←
(-142) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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―回想・零瑠について―
[帝都は雪が少ない方だから、吹雪の絵に震え上がった。>>260 けれど、この一面の雪も、春になったらすっかり解けて 水になって花が咲くのだという。
零瑠が見せてくれた細い棒に、これは何かと尋ねたら これが春に咲く桜だと教えてくれた。 母と暮らしていた頃、出かけた時に遠目にした 薄紅色のもくもくしたものとは違う気がしたが、 彼が言うなら、そうなのだろう。 大事にしていると聞いて、近しい気持ちが湧いた。]
……大丈夫。
[ほっと息をついたら、髪をくしゃくしゃと撫でられた。 それから、擽られたら珍しく悲鳴を上げてのたうった。 子供特有のしなやかな体は妙な方向に反ったり捩ったり、 顔も、笑みがひきつれて妙な事になっていた。*]
(298) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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[安吾でなくジャニスを選んだのは。
安吾は──優しい安吾は、自分の願いを断るかもしれない。 そう、幼心に考えたからだった。
少女の決意は変わらない。 力を蓄え、二度と大切な人の手を離さないために──]
何でもする。 強くなれるならボクは───…、
何にでも、なる。**
(299) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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―回想・リカルダと零瑠について―
…………あめ。
[部屋の中に降っていた。>>207>>282 幾度も書いて散らされた『希望』の二文字。 右手と左手に一枚ずつ拾った。どちらが書いたか解る。]
僕、これ、……好きだな。
[感情ない顔で呟いて、両方の紙を大事に重ねた。 丁寧に畳んでしまっておくつもりだった。 駄目だと言われたら――諦めるけど
きっとそれも炎の渦に消えた。*]
(300) 2014/02/09(Sun) 03時半頃
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