204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[>>288>>290向けられる、二人の視線。 困ったような、願うような、それ。 それを見ながら、ふ、と口元に笑みが浮かんだ。 誤魔化すみたいに、困った顔をする。
僕を。 僕だけを、信頼していればいい。 二人とも、だ。
唯一の味方 って いうのは 僕を君の君を僕の特別にしてくれる。 のに。
どーせ、心が向いてるのって二人ともお互いのことなの]
焦げてる。
[鍋を覗いて>>302トレイルと顔を見合わせて、首をかしげた]
(337) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[>>301大きな声がして。 他の人と話していたノックスが戻ってくる。 鍋を取り上げられても、特に動くことはなかった。
二人の視線が、何度かこっちに向く。 ダメな兄と、ワガママな弟。 そんな二人の醜さを、愛さずにはいられない、のに。 違うな、と思った。 二人は、ちっとも僕を見てなんかない。
欲しいのは。 かみさま、と呼ぶ、あの掠れた声だけ。
二度と聴けない、最高の音楽の代わりを、求めている]
……大丈夫?
[>>304トレイルの弱った笑みに声をかけた]
(338) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[爪を、たてて。 >>311ノックスから受け取った鍋の底。張り付いた肉を剥がす。 脂が少ないせいか、肉は張り付いたまんま剥がれずに、ちぎれた]
ノックス。
[トレイルに、その肉片のついた指を向けながら。 謝りたい、と言うノックスを見る。
苦しげな兄と、嫌悪を露にした弟。 お互いのことしか見てない二人を見ていたら、不意に。
このケンカが最悪の形で解決するといいと思った]
ノックスは、トレイルとセックスしないの? ラルフとはしたのに。
[なんにも知らない子供の声で、笑って首をかしげた]
(339) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[舌に残る誘惑を紛らわせるよう、意識を他へと向ける。
暗く冷え切った怒りを瞳に湛えたフランシスが>>318ノックスを睨みつけるのを見れば、抱く感情は複雑だ。
フランシスの憤りは無理もない。 養い子が殺されて、嘆くだけではいられないのは当然のこと。 怨嗟と憎悪の向かう先がノックスでなければ、男も同調して加害者を責めていたやもしれない。
殺されたのは仔狼で、直接の庇護関係でないとはいえ、ノックスは本来ならば導く立場の保護者だ。 仮に襲われかけたのが本当だとしても、もっと他にやり方があったのでは、と今更に第三者ではどうにもならないことを悔いて――]
(340) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[気付く。
違和感。]
(341) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[最初に、『全員が狼だ』と教えたのは。 自分の同行者がその牙に襲われぬよう警戒していたのは。
目の前で己の連れが捕食者としての衝動に負けたのに、
それなのに、何故、
警戒を、怠った?]
(342) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[問うてしまえば、疑念が本当になってしまう気がした。
疑いたくない。 その躊躇いとともに、口を閉ざす。*]
(343) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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[ラルフに愛を向けたのがケンカの理由というのなら、それ以上の愛をトレイルにも向けてあげればいい。 セックスして、抱き締めて、そうして]
『食べてあげたらいいのに』
[口の動きだけで。 血族の一番純粋で無垢な愛情表現を、ノックスに囁いた。
ノックスは。 イイホゴシャなら、きっと振り払える程度の、小さな悪魔の囁き]
……だって、好きなんでしょ?
[食べたいくせに。
けしかける声は、無邪気さを装って響いた]
(344) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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/*
ニコラこわい(褒め言葉
(-91) 2014/11/23(Sun) 17時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/23(Sun) 18時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/23(Sun) 18時頃
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[幼い頃から、他人の心がわからない ニコラのおもいを、知らず。
向けられたニコラの指についた肉片>>339を嗅いで 少し口を開く。 食べさせて貰えるものだと思ったから]
(345) 2014/11/23(Sun) 18時頃
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[場所を変えて、彼は何を話すのか。
それよりも、先 ニコラが彼に向けた言葉は聞こえた。 けれど、その後の唇を>>344見逃した。
ぞわっと 全身を襲ったのは、嫌悪。
ラルフと同じには、されたくない。 あんな キタナイ]
(346) 2014/11/23(Sun) 18時頃
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[ルーツに謝りながら また 嘴に 轡を巻きつける ルーツに蹴られるのは甘んじる
出来れば一階 せめて三階 狩の場所を考える ーーー居間では大人に止められるから
矢を弓につがえ ゆっくりと 階段にまで近づき登る 居間から 出て 移動した先 仕留め先と ……できれば 一人で復讐を 終えるために]
(347) 2014/11/23(Sun) 18時頃
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[トレイルは、どっと汗が流れ落ちるのを感じた。
じりじりと、2人から距離を取る。 逃げよう ここから 外へ
外はまだ、吹雪いているかもしれないけれど 少しの望みにかけて、階下へと逃げる先を決める。 彼から少しずつ、距離をとりながら何時でも走り出せるよう 気を引き締める。 とはいえ、体力の消耗と怪我の度合いで まともに逃げられるかは、わからない。
訪れるのは絶望か、それとも 解放か**]
(348) 2014/11/23(Sun) 18時頃
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/* 恐怖死は解放ルート ノックスに犯された場合は絶望ルート続行
(-92) 2014/11/23(Sun) 18時頃
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/* トレイルがノックスって言わないの。
こら、ニコラ!どこでそんな言葉を覚えたの!
(-93) 2014/11/23(Sun) 18時半頃
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[バーナバスは――ラルフの一件をどう捉えているのだろう。
そのすべてが一言に籠められているようで、ノックスに重く響く。>>=6]
そう……すべて、馬鹿な僕の、責任だよ。
バーニィ。
[バーナバスは、自分のことを嫌いになるだろうか。何があっても昔のように、味方でいてくれるだろうか。]
(=7) 2014/11/23(Sun) 19時頃
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/* ズボン取られて腕抉られてのホレーショーさん
(-94) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* ところで、ですよ。 今回目指していた無邪気系食われ願望者とは斜め上にかっ飛んでるニコラですが、どうしたもんか。 自分の腹裂いて、食べて!食べてよ!ってする予定が……あるぇ……?
(-95) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* もう突っ込みが追いつかないレベルの誤字数!!! とりあえず読めるけども!!!
相変わらずすごいです
(-96) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* 1.ノックスに、くわれてしぬ 2.フィリップに、射られてしぬ 3.じさつ 4.じこし
まで思いついた
(-97) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* 3はあまり美しくない上にかなりソロールなので、パス 4は完全にギャグだけどシリアスに書ききってしまいたい衝動にかられてる
1が多分物語の本質の吊り 2が多分うにさんの望み
(-98) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* どうしよう?
(-99) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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/* 3に持ち込んでみたいけど、えぴで怒られる気しかしないよ! 3目指して2か1とかなら……?
つか、今日落ちるんだよねトレイルは。 これでノックス落ちてトレイル残ったら笑うしかない
(-100) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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[ペチカの火の、音 トレイルの、鼓動 周囲の、声 衣擦れの、音 声無き声が囁き合う、音
ニコラの無邪気に聞こえた提案の所為で すべての音がやたら耳に障る。 ニコラは ニコラだけは、 味方ではなかったのか**]
(349) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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―オリーブグリーン/居間―
……申し訳、ない。
[静かな憤りの感情。>>318>>319 ただ、ノックスは謝る言葉だけを口にする。 どうして、だなんて。]
……僕が2人の‘保護者’だから、ラルフの為に死んであげられなかった。
最初はトレイルが負わせた傷だから、手当てされた所を見ないと僕も安心できないと、せがんでしまった。
……
[思い出すのは辛いと頭を振り。 髪をかき揚げ、左を見せる。あるべき場所に、ないもの。
何があったか具体的に言える話ではない。少年達の前では。]
(350) 2014/11/23(Sun) 19時半頃
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[出来れば味方でいてやりたい。 そう思う気持ちと、心に引っかかった疑念が揺れる。
困惑の眼差しをノックスはどう感じたのか。]
……、
[何か言おうとして、結局言葉は出なかった。
甘えて泣き言ばかりの幼馴染をただ受け止めてやればよかった日が遠い。
自嘲する声に>>=7ふと泣きたいような気持ちになる。
けれどノックスも男ももうとっくに大人で、一瞬だけ浮上した少年たちの姿は瞬く間に掻き消える。]
本当に、馬鹿だな。
[案じても、手を伸ばせない。]
(=8) 2014/11/23(Sun) 20時頃
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[話は鍋の臭いで途切れた。
千切れた肉片。>>339 場所を移す前にさっさと食べさせた方が得策かと思い直す。]
分かった。お腹が空いているのだろう? 早く食べて――ん、なに。ニコラ。
[無邪気な声と表情で、唇から発された言葉にノックスは顔を強張らせた。]
(351) 2014/11/23(Sun) 20時頃
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[ノックスの視線が此方へと向いて>>298 紡がれたのは謝罪の言葉>>299、垂れる頭。 血の落ちる微かな音と赤は痛々しくもみえるのに それよりもラルフの方が痛かっただろうと眉を寄せる。]
――――……っ。
[謝罪はラルフに。 そう願うのに向けられるは生きる者へ。 ラルフに対しての思いが彼の言葉からは ドナルドには見えてこず、どす黒い感情が募る。]
(352) 2014/11/23(Sun) 20時頃
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[バーナバスが考え込む気配>>305 ノックスとの関係性は知らず 彼を責める様子が見えぬことに疑念を懐く。 大人ならば――、そんな風に期待してしまうのは 己がまだ大人になりきれぬこどもだからなのだろう。 プリシラの方へと行くを見遣り、左耳の細工に触れる。]
(353) 2014/11/23(Sun) 20時頃
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[フランシスがノックスへと言葉>>318向けるを聞く。 許さない。 許せない。 それはドナルドも懐く思い。
続く言葉>>318に息をのむ。 聞きたいと思うそれを求めるように ノックスの方へと視線が向く。
聞こえる言葉>>350は釈然としないものだった。 かきあげられる髪、なくなったものをみて 彼が言わんとすることを思う。]
(354) 2014/11/23(Sun) 20時頃
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