127 おまっ彼女できたんだって、おい木村
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仕方ねーな、誤解されんのもめんどくさいし、ここではっきり言ってやるよ。俺が好きな奴はカイル[[who]]…だよ。
(292) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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さて、寝ます。
(-51) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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木村カリュクス(24)
特技:蝶ネクタイ型変声期
(-52) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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おお、好き勝手タイム終了のお知らせ…!
(-66) 2013/06/17(Mon) 07時頃
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―なんでサイモンと別れるなんて言うんだ?
[体に緊張が走った。
先ほどのように考え事をしながら、ぼんやりと周囲の空気に浸っていると、誰かが近くにいるのを感じた。 この盛り上がりの中だ、誰も自分のことなど気にも留めていないだろう。 そんなことを思いながら壁の花を決め込もうとすると、その視線が自分を捕えた、そんな気がした]
………っ!
[同時で発せられた言葉。それは、最初にこの家を訪れた時にも聞かれた問い。 そして、サイモンと話すべきことだからと突っぱねた問いだった]
(もちろん、今でもサイモンと話すべきことだと思っている、だが…)
(309) 2013/06/17(Mon) 18時頃
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部屋の隅で座り込んでくれていた自分に、話しかけてくれた人がいた。
一緒にコンビニに行こう、そう言ってくれた人がいた。
自分がお菓子を買うと、たいていの人は眉をひそめるのに、「いっぱい買ったね」そう言って笑ってくれた人がいた。
サイモンと別れるなんてダメだよ、と自分のことのように他人の幸せを応援できる人がいた。
サイモンのことが好きで、泣きながら微笑む人がいた。
ほかにも、たくさんの…パーティーを催し、笑ったり、騒いだり、そして祝ってくれる人がいた。
………そして、カミサマがいた。
彼らが優しい人たちだと知ってしまった今、「関係ない」と口を閉ざすことはもうできそうになかった。
(310) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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[幸か不幸かこの停電も。 相手の顔も自分の顔も見えない特殊な空間が現実味を失わせ、彼女の心を一押しした。]
そうだな。みんなには世話になった。 …つまらない話だが聞いてもらえると嬉しい。
[自分の言葉が予想外だったのだろうか。 対面の人間が少し動揺するのがわかった。]
(私も…緊張している)
[心臓の鼓動がはっきりと感じられる。 その事実を知ってから、ずっと自らの内だけで秘めてきたことを、覚悟のこと言葉に乗せる]
まずは改めて自己紹介をさせてもらう。 私の名前は木村カリュクスという。
[昔、暗闇の中で”お兄ちゃん”と泣き叫ぶ自分と今の自分が重なった。]
(311) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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この辺りで自重しようかと思ったけど、長文投下するのなら人がいない時間帯の方が邪魔にならない気がした。
よし、カードオープン!ずっとカリュクスのターン!
(-68) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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私とサイモンは、兄妹なんだ。
[言葉にしてしまえば、とてもバカバカしく、傍から聞くとベタで、何年前のドラマだよ?と笑い出したくなるようなこと。それでも。]
…別れるのには、十分な理由だろう?
[そんなバカバカしい理由のせいで、自分はサイモンと一緒に歩むことはできないのだ]
(313) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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しもうた、誰かいたお!!
(-69) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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[目の前の人物の驚愕したのが分かる。 もしかして、ほかの誰かも聞いているかもしれないし、いないかもしれない。 だが気にせず彼女は話を続ける。 暗闇が続くこの状況を逃せば、もう話せない気がしたから]
私は、小さいころ…私はこの家に住んでいたことがある。 元から確証はあったが、この家に通されて、懐かしいと感じた。やはり過去に私が住んでいたのはここなんだ。
そしてその家には、少しだけ年上の、「お兄ちゃん」がいた。
(314) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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あ。コミットはしてます! いつ暗闇が晴れるか、ドキドキだね!
(-70) 2013/06/17(Mon) 18時半頃
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お兄ちゃんはとても優しくて、一緒にいてとても幸せだった。 毎日がとても幸せに満ちていた。 だが、そんなときだ。 ある日、突然一組の男女が現れ、私にこう言ったんだ。
「こんにちは。あなたの、お父さんとお母さんだよ」と。
そこから先はごくごく普通に。 優しい両親のもと、私は一人娘として大切に育てられた。
正直この思い出はとてもかすかな記憶で、本当だったかどうかも忘れていた。 夢、妄想の類なのではないかと、最近まで思っていた。
とあることからネットでやりとしていたサイモンと付き合うことなった。 あるゲームで出会ったんだが…サイモンはすごかったんだ。村人なら、狼を推理して当てて皆を説得し、狼なら完璧な白狼を演じ切り、みんなの信用を得て!そしてまとめ役の時はすごかった、なんといっても…! こほん、その流れで写真を交換した。私たちはすぐ会える距離にはいなかったから。
……懐かしい。
写真にうつるサイモンに、強く感じたと同時に、今までおぼろげだった記憶が急に形を成した。
(315) 2013/06/17(Mon) 19時頃
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最初は信じていなかった。信じたくなかったのかもしれない。
私達はそのままネット越しに付き合いを続けた。 ある日新作のゲームの話になった。 「幼いころに離れ離れ合った兄妹が、偶然再会する話」 少しドキッとしたが、そのことに対してサイモンが言った言葉に、息が止まるかと思った。
「自分も幼いころ、似たような経験をしたことがある。大切な子と、離れてしまった思い出があるんだ」
もう、自分をごまかしきれなかった。 サイモンにこのパーティのことは事前に聞かされていた私は、彼の住所を知っていた。 まさかと思いつつその住所付近をぐーぐるまっぷで検索した。 小さすぎてはっきりとは覚えていないが、確かに見覚えのある風景だった。 確信した、するしかなかった。
……だから私は、今日ここに来た。
決着をつけるために。
(316) 2013/06/17(Mon) 19時頃
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カリュクスは、促しありがとうございます**
2013/06/17(Mon) 19時頃
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