84 戀文村
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ブローリンは、自分なら、彼女が止められないのならまず彼女から手にかけたろう、と思う。
2012/03/30(Fri) 01時頃
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[もっとも、誰も殺す気など、いまだに持てないのだが]
"I'm so sorry"
[そう書いて、グラスをあおる]
(133) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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ブローリンは、軍人は、死のにおいには敏感なものだ。
2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[分隊長は止めるだろうか。 ブローリンは動かない。誰よりも、彼女が自分を許せまいと思うから、 止めるには遅すぎると思うから]
(137) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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/* 墓落ち決定も朝か…なら、寝るか
(-90) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[はたしてそうだろうか。誰にもわかるまい。
自分にも村への遠慮はわかる。 だが、自分にしてみれば、村人が村人を手にかけねばならないのは、 哀しい事だ。戦地に死にに送る事と同意義に。 一人一人ではどうしようもないのかもしれない。
だから、彼はこの村を見る事を選んだし、自分はこの村を送る事を選んだのだ。 善と善がぶつかる戦争が、この村に死を呼んでいる。 どこにでもある、正解のない意見の相違が、今この村では死の上でぶつかっている]
(140) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[彼は結局何も言わず、何もせず。 ホレーショーに見せた紙は手帳からちぎらぬまま。 静かになった際、代金と一緒に、ホレーショーにメモを残していく。]
"彼女を眠らせてやりなさい。もうあなたは止まれまい。 そしてお許しください。自分にはあなたを止める気はないのです。 最後まで生きる事。それが償いだと、自分は思います。"
[独りで、酒場を出て行く**]
(141) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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