239 名探偵の館
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[カマをかけてみたのだが、>>48少年の反応をみるに、この集合写真に写っている人物が彼の父親でないことは確かのようだ]
そうか。
……だとすれば、この事件の動機は犯人ではなく、被害者の側にあったと考えるのが妥当だろう。 シェフのパルックは――あるいはパルック・ブラザーズは――中学校の同級生であるアルフレッド・ミラー氏に対して浅からぬ因縁があった。 その中身がどのようなものかはわからないが。
本件の被害者は、在りし日のアルフレッド少年に生き写しで、おまけに同じ苗字のジョージを、彼の息子と思いこんだ。 そうして彼を、殺害しようとしたんじゃないのか。
(49) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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クトゥルフはじまた
(-68) 2015/10/29(Thu) 08時半頃
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よりにもよって盲目設定w
それはあかんw
(-73) 2015/10/29(Thu) 20時半頃
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いやしかし意外と拾えそうでもあるか……?
(-74) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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話は済んだか、ジョージ。
[こほん、と咳払いをひとつ。 使用人と向かい合う少年に、後から声をかけた]
エントランスホールで発見された、あたし達が食堂で目撃したのとは異なるパルック――ここでは仮に、パルック・ブラザーズ二号としよう――は、ある不幸な誤解からキミに対する殺意を抱くこととなった。 おそらく彼は、何らかの手段でこの度館に集められる招待客のことを知っていたのだろう。 わざわざ中学校時代の卒業アルバムを持ってきたのは、万が一にも殺す相手を見誤らないようにするためか。
ともかくブラザーズ二号は、森の中で息を潜め、ターゲットがやってくるのを待ち伏せた。
ここでひとつの疑問が浮かぶ。 彼はどうやってジョージを殺そうとしていたのだろうか?
(100) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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館を取り囲む森は広大だ。 あたしはその全てを調べきれたわけではない。
しかし、問題の卒業アルバムは森の中に落ちていた。 そして近くに、凶器と思しきモノは見当たらなかった。
犯人が持ち去ったのだろうか? いや……そうではない。 凶器はなかったが、もうひとつ、ここに奇妙な証拠品がある。
虫籠だ。
(104) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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今回の事件の凶器は、ここに入っていたわけだ。
もうわかっただろう。 ブラザーズ二号が、ジョージを殺害するために準備し、結果的に自分の命を奪うこととなったモノ。
蜂だ。
(106) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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事件の現場に残された、そして残されなかった痕跡。 パルックが二人いたという事実に加え、彼ないし彼らが、ジョージ・ミラーに対する殺意を抱いていた可能性。
すべてを総合すれば……導き出される結論はひとつしかない。
つまり彼は、スズメバチの毒を利用してジョージを殺害しようとして――逆に、自分が刺し殺されてしまったわけだ。 あるいは、アナフィラキシー・ショックがあったのかもしれん。 二号の死因は【ショック死】だ。
おそらく遺体を詳しく調べれば、蜂に刺された痕が見つかるはずだ。
(107) 2015/10/29(Thu) 21時頃
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当然、蜂は二号を刺し殺した後に、どこかへ飛び去ってしまったと考えるべきだろう。
ジョージ本人が、この事件にどの程度関わっていたのかを確かめるには専門的な捜査が必要になる。 死因が蜂毒であれば、悪くても過失致死か。さもなくば正当防衛ってところか。もちろん、関与が認められずに無罪放免ってこともありえるだろう。
どちらかといえば、問題は……森の中で死んだはずの二号の遺体が、何故エントランスホールで発見されたのか。 そのことのほうだと言えそうだな。
(108) 2015/10/29(Thu) 21時半頃
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>>117 だって反論されんのめんどくせぇんだもん!!
(-86) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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名探偵なんてみんなコミュ障だろ……と思ってタカを括ったのが運のつきよ まさか他人の推理を拝聴しようなどという輩がいるとはな
(-87) 2015/10/29(Thu) 23時頃
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元ネタの方で拾いやがった!!!
(-95) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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デュエリスト塗りの予感
(-96) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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ゆうぎおうごっこの横で発狂ロールはじまっとる
(-98) 2015/10/30(Fri) 00時頃
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ひっでえなんだこれwww
(-125) 2015/10/30(Fri) 05時半頃
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ナナオは、メルヤの視線に気づくと、小さく首をかしげた。
2015/10/30(Fri) 07時半頃
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ヘルズエンジェルだなんて……。 その名前で呼ぶのはやめてくれよ、恥ずかしい。
ただでさえ、漫画のキャラみたいな名前で、コンプレックスだってのに。
最初は「エンジェル」だったんだがな。 調子に乗った野次馬がそんなふうに声をかけてくるのを睨みつけて黙らせていたら、いつの間にか頭に余計なもんがくっついていた。
(154) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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悪いが、話は聞かせてもらった。
確かに……あたしは人狼戯王のプレイヤー。ヘルズエンジェルと呼ばれることもある。
――そしてこの館の中庭で、仮面をつけた正体不明の決闘士と戦った。
(155) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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ここ邪気村だったっけ?
(-128) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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奴は強敵だった。
起死回生の聖なるバリア―ミラーフォース―が仮面の男の七つ道具によって砕け散ったとき、あたしは敗北を覚悟した。
だが……次のターン。 あたしの手元には最後の切り札が――《翼を織り成す者》が握られていた。
(157) 2015/10/30(Fri) 07時半頃
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ナナオは、顔を少し俯けた。
2015/10/30(Fri) 07時半頃
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