21 潮騒人狼伝説
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[メアリーの言葉>>+28には、小さく頷く]
そう、死者は何も出来ない、 見守るだけ……
[地上の様子を見て、悔しそうな表情を浮かべる]
あぁ…… 生きて、いたかった、な……
(+30) 2010/07/26(Mon) 13時頃
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[>>@1の反応にくすりと笑う]
ありがとう、可愛い生き物さん。
[手が届けば、軽く撫でて。 アチャポがお茶を淹れに行けば、再び水面を観る。
場面は丁度、ボリスとサイモンが言い争っている所]
(+31) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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[しばらくはぼんやりと眺めているけれど。 >>30サイモンの言葉には…思う所があって]
私は人間……… 人間だから、ボリスにあっさりと絞め殺されたの。
でも、アイツ等にとって私は人狼……… だから、ボリスは私を殺したの。
[悲しそうに、そう呟く。 水面に映る、自分の姿を観る]
私は……何なの…?
[そう、だから。 だから、あの時…もしサイモンに「診る」力があるなら。 自分の絵を描いて欲しいと、そう思ったのだ]
(+32) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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ベネが言ってた。
「イアンが本物の占い師、 サイモンが偽者の占い師」
だって。
そして、 イアンは私を「人狼」だと言って。 サイモンは私を「人間」だと言った。
なら、私は「人狼」……?
[けれど、ベネットのような爪も牙もなくて。 人を楽しんで殺せる、精神も持ち合わせていなくって]
………
[その答えは見つからないけれど。 でも1つ分かる事があった]
(+33) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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イアンやボリス、リンダやキャロにとって、 私は「人狼」で。 だから、私を殺した。
…サイモンにとって、私は「人間」で。 だから、私を見捨てられたんだ。
[どんどん、息が苦しくなって]
私は…人間にも、人狼にも…「成れ」なかった。 だから、きっと、死んだんだ。
[徐々に視界が歪む]
どっちも自分の仲間とは認めてくれなくて… 独り、なんだ……
[涙が次々にこぼれ出て、水面が酷く揺れた。 私の世界も、水の中の世界も揺れる。もう、ロクに*見えない*]
(+34) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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[水鏡の向こうを見る気にはなれなかった。 その場にヒトの気配が増えるにつれて、 居たたまれない気持ちから眸と心を閉ざす。
闇の中、耳の奥に届くのは聞きなれた声。 真っ白な長い髭をたくわえた老人が、黄金色の少女の頭を撫でる]
「オマエは……ヒトが好きか?」
『うん!』
[少女は大きな声で即答した。 老人はしばし考えるそぶりを見せた後、少女の首にペンダントを提げた]
(+35) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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『きれー。』
[少女が石に触れると、気持ちよさそうに眸を細めた]
「それはオマエの血の力を封印するものじゃ。」
『ふーいん?』
「そうじゃ。 オマエがヒトであろうとする限り その封印の石がオマエを護ってくれるじゃろう。
(+36) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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「よいか。
ヒトを憎んではならん。 ヒトを嫌ってはならん。 ヒトを疑ってはならん。
いったん負の感情を抱けば オマエは獣の血に取り込まれる。」
[老人の言葉は、むなしく耳の奥へと消えた。 手に残るのは、大柄な後輩を手にかけた時の、感触のみ**]
(+37) 2010/07/26(Mon) 17時頃
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[遠くから感じる 悪意の塊のような気配。 喪失したはずの血が波打つような 感覚。
実体がなくとも 銀刃に刺された痕が疼く]
ドウシテ、コロサナクチャ、イケナイノ
[ヒトにもケモノにもなれなかった 半端者の金糸の少女は 哀しそうにつぶやくと
一陣の風を残して、静かに消えていく。
きっといつまでも、どこかの闇の中で、独り――**]
(+38) 2010/07/26(Mon) 18時半頃
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………
[自分に近い生き物がいた名残を、ほんの少しだけ感じ取る]
ミシェル……
あの夜、鏡に映った(>>4:12)… 私と姿が貴女と被って見えたのは……
私が人狼の血族で。 貴女が人狼だから、と思っていたけれど。
…それだけじゃなかった、みたいだね。
[もう幾度めか、分からぬ溜め息]
(+39) 2010/07/26(Mon) 20時半頃
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戻りたいなぁ…… ミシェルと一緒にバイトして。 ベネと一緒に、バカやって。
ほんの1週間前は、楽しくやっていたのに。 この合宿だって、来たばかりの頃は…
[そこでふと思い出す幼馴染みの言葉>>1:110]
ははは、ベネット、アンタ正しいよ。 「付き合う人間てのは自分に比例する」 本当、その通り!!
このサークルで特に仲の良かった2人、 アンタとミシェルが、どっちも人狼だなんて。
そして私自身にも、人狼の血が混じっているんだから。 はは、あはははは……
[虚しい笑いが、辺りに響く**]
(+40) 2010/07/26(Mon) 20時半頃
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[池の畔に腰掛けて、ボンヤリ煙草を吹かしている]
……そっか、結局俺は…メアリーを、守れなかったか…。
何でこうなったかねぇ。 仲良くサークル活動やって、馬鹿な大学生活送るはずが。
[零れるのは後悔の念。紫煙混じりの溜息を吐く]
(+41) 2010/07/26(Mon) 21時半頃
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[じっと。少し離れた所から。 池の畔に腰を掛けているイアンを見る]
私を、「人狼」と言い切った人…
そして、私が…殺したメアリーを、きっと一番愛していた人…
[複雑な感情が湧いてきて。 一旦、その場を、去る**]
(+42) 2010/07/26(Mon) 21時半頃
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[ひっそりと、先ほどの場所より、更にイアンから離れた場所に戻り。 水面を覗く]
まったく、アンタって嘘吐き、だなぁ
[>>43を見て苦笑]
なんでだろうね……
[利用されていたのを、捨て駒にされていたのを知っても。 驚きはしないし、憎い、とは思わない。 ……寂しい、とは思ったけれど。]
やっぱ、アンタの事、好き、なんだろうな。
[それが恋愛感情なのか。悪友としての感情なのか。 単にその欲望に忠実な姿に憧れるのか。
どういう「好き」なのか、自分でも分からなかったけれど]
(+43) 2010/07/26(Mon) 23時半頃
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……私が死なない事が一番の望みだけど。 それが、叶わなかったから。
代わりに祈るよ、アンタが生きる事を。 そして、アンタの渇きが癒える事を。
[そう言って、水面に映るベネットに微笑んだ後]
あーーーーーー!!
でも見てるだけや、祈るだけって、 イライライライライラッッッ!!!
するぅうーーーーーーーー!!
[突如、そう叫んで駄々をこねる姿は。 何かが爆発したようにも、何かに吹っ切れたようにも見えただろう]
(+44) 2010/07/26(Mon) 23時半頃
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あ、驚かせた? ごめんね。
[気まずそうに笑う]
お茶有難う。
お酒は……いいわ。 ちゃんと、見守らなくちゃ。
(+45) 2010/07/26(Mon) 23時半頃
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見守る、見守る…… うーーーん…私には似合わないと思うんだけど…
[見守ると決めてからも、まだブツブツと。 やはり、混じりたいらしくて]
生きたかった、な。
[未練たらたら、そう呟くと。 アチャポにもらったお茶を、一気に飲み干した]
(+46) 2010/07/27(Tue) 00時頃
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[...は物陰から、もぐもぐと何かを食べながら様子を伺っているようだ]
(+47) 2010/07/27(Tue) 00時半頃
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