25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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俺は主だ。 言うことをお前はきけばよい。
別れ?何を言ってる。 行くぞ。
[そして、手が重なれば、そのまま椿の間の障子を蹴り倒し、一度中庭に出たが、行く道、真っ黒な黒煙が広がっている。]
ああ、セシルと話していたな。 そういうこともある。 今度はお眼の舞をちゃんと見よう。
[そして、出口方面の廊下にまた上がりこむ。途端、一度床が抜けたのであとずさった。]
ちゃんと来い。 はぐれたら、許さん。
一生覚えていてやる。
[それから、炎の薄いところに突っ込んでいく。]
(119) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[彼は、椿の事を何と呼んでいたか。 その椿へと、一つ、二つ。 足音のない歩みは近づく。 少しためらったが迷いはない。 椿の背から、そっと。守る様に両の腕を伸ばして、包むために。
確か研師はこう呼んでいなかったか]
───明。
[一度で反応がなければ、もう一つ。 自分に気づけば、合わせるようにと鉄色の瞳は無言で告げる]
(+97) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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―――…ばぁか。 ホントお前は辛気くせえな。
[琥珀は宙を見て、狭間へ声を届ける。 その刹那、満ちる煙が少しばかり風に巻かれ、明之進と刷衛の前に細い道が姿を現すか。]
…行けよ、明之進。 主と共に。
[宙を見た琥珀を伏せて。]
(@29) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、聞こえる自分の扇の音に少しだけ口元を緩めたが、笑みはすぐに消える。
2010/08/09(Mon) 23時頃
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―――――御意。
[ごく丁寧に、答え。 それさえ重なり、しろい鷺の花が 小さく揺れた。]
(+98) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* 何をしようかなのターン
逃げる必要もなかtt かと言って明刷のターンに首突っ込むのもなんか躊躇ってしまった
本当ロール脳がしんでいるorz
(-56) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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屋敷なくしては 保てぬ ……きっと
[琥珀伏せる姿に ぽつり、囁き落とす]
(+99) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* やべぇ、虎鉄可愛いよ、虎鉄。
(-57) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* なんかとっても邪魔をしてしまった気分…。 だって はとで けせなかtt
(ノノ)
(-58) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/*
虎鉄マジック!
(-59) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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……俺は大丈夫……疲れただけだから。
[炎の中、燃えぬ様服の中にしまい込んでいた黒の笛を取り出して。傷が無いのを確認すればほっとする]
……明と、虎鉄と、刷衛さんは……
[燃え上がる屋敷を振り返り]
(120) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 23時頃
始末屋 ズリエルは、現れた細い道と、何か少年の声にきょろきょろした
2010/08/09(Mon) 23時頃
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[蓮花の気配に、面を上げる]
――…本郷様、……ッ
[鉄色と交わった、刹那。 触れるはずもなかろう手を引かれた]
(@30) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* 本郷さんそのまま明たん連れてっちゃうといいよ。 てっちゃんもつれてさー とか。
(-60) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[二つの声、重なった返事が戻れば黒檀を伏せて]
―――…うん、
[少し、幼い頷き。下りた髪が揺れる。 安堵したかのように浮かぶ笑みは、 死に際にも浮かべた憂いの乗らぬ穏やかな…]
(+100) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/*
墓下、どうなってる?!?!
(-61) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[少し遠くから聞こえるのは儚き花を呼ぶ声。 炎は止まぬ、花を留めようと呼ぶ声も。]
(+101) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* ズリエちゃんのわがままに呆れているひとの数→19人
(-62) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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― 屋敷の外:門:葉桜の下 ―
そっか、なら良かった……
[ぱちん、と、もう一度扇の音をさせて。 扇舞の時に触れはするが、 さして扇舞はやらなかったなと、 戻れたらこの扇で舞おうかと思った。 ……まさか、今、屋敷に 本人が現れているとも知らず]
……わからない……でも、誰なんだろう セシルの…あ、セシルって月瀬のことな? 荷物、誰が持ってきてくれたんだろう…
[その人物が3人うち誰かなら どうして、此処に姿がないのだろう…]
(121) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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生者は、生者の道を 死者は、死者の道を もし 同じ道を望むなら 生者死さねば 叶わない
[呟き、溜息ひとつ 視界が紅くあかく]
望みはひとつ 願いはひとつ
ふたつ心懐いたなら
(+102) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[―――歪めて、見上げる。引かれる手の先]
わ、私は……、 私は、大丈夫ですから……
迷わず逝けますから、だから。 もう、――主様、
[炎を過ぎる。 視界が滲むは、熱気のせいではない。 そんなものはとうに感じない、のだから]
はい、一生……、 覚えていて下さい。
[微笑ば、琥珀の声のする]
(@31) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* 外野が五月蝿くてすまない 暇なん だ
(-63) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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>>@31
ああ、ごちゃごちゃもう。
[手の感触をつかめれば、今度は身体を引き寄せて、そのまま抱きしめる。
いや、そんな感じがしただけかもしれない。
そして、その細い道を駆ける。]
(122) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 23時頃
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[するりと。 手元に残ったものは何もない。 椿は既に、向こう側に]
───。
[驚きのあと、小さく苦笑が零れた]
こちらへと招く手は、必要なかったか?
[椿に尋ねる。 主と呼ばれた男に、決別を進めたのは自分。 そこまで情が深くなったというのであれば、行方知れずの椿の主のかわりに 椿をこちらへと招くための手を差し伸べてこそと思ったけれど]
(+103) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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/* うーん、うーん。
…まあいいか。いいや。
(ごろごろごろ
(-64) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 23時半頃
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/* な、に、が、お、き、て、る、の!!!
生存するとはおもわなんだなぁ…途中背後から刺され三下復讐PCかと思ったんだけど……
(-65) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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辛気臭い……
[宙に琥珀を探してみれば、 揺らぐ存在の引き寄せられた。 収まるその幻は――望むからに他ならず]
―――……、でも、 でも、私は……
[――今、この時だけ、としがみつき、 その人を切なく見上げれど。
それでも、躯は薄れゆく。 燃え落ちてゆく、屋敷と運命を共にするように。]
(@32) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[2つの同じ返事、受けて主は幼く頷いた。 それに愛惜の念を持つ。
―――2つが花であるとき。 それは、主が花の名2つ呼ぶ時。
鵠と呼べば白鷺が。 華月と呼べば胡蝶が。
それぞれ花に身をかえて、糸を頼りに蒼穹より舞い降りよう。]
[今は花として、主の隣に控え、同じものを見る。 駒鳥の啼く唄に想いを馳せながら。
望みはひとつ――蝶でありたい。 願いはひとつ――花でありたい。
ふたつ心懐いて。]
(+104) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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小僧 カルヴィンは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/08/09(Mon) 23時半頃
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さて、俺はどうしようかね。
[明之進とは違い、未だ現世に姿を濃く残す虎鉄。 それは未練の強さか、行き先を失い縫い止められた迷い子か。 パチパチと散る火の粉に混じり、琥珀を伏せて独りごちた言葉に狭間より囁きが降る。 屋敷なくしては、保てぬ、と。]
…大事なのは其処に在るかどうかじゃなくて。 繋いだ手を離さず、ずっと見失わない事だ。
[言ってから、自嘲気味に微かに笑って。]
それに、どうせ屋敷と共に朽ちる身だってんなら。 死にてえ場所で死んだって、罰はあたりゃしねえだろ。
(@33) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[ わかっている。 わかっていた。
だけど、それでも、連れていきたかった。]
もう離れるな。
[切なく見上げてくるその顔を見て、頭をぎゅっと撫でながら…また顔をあげ、炎の中を駆けていく。]
大丈夫だ。 お前は俺の傍にいれば大丈夫だ。
[それでも、きっと出口に近づくにつれ、その存在が薄く儚くなっていくのを感じながらも…。]
お前の好きな舞を毎日見せろ。 そして、一緒に飯を食うのだ。
(123) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[その豪火が一層大きく鳴り響く。 家はどんどん壊れていく。
燃え落ちていく……。]
ドォン……。
(124) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[邦夜達が無事な場所まで辿り着けたのを確認して。 ゆらり光は人影に。
手には主が持つ笛を強く意識して構え。 別れ告げる長い音色]
されど。 こころはきえることなく。
[現の風には乗らぬ一音を吹いた**]
(+105) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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