202 月刊少女忍崎くん
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いっくぜーーやろうどもー!
[と、握りこぶしを高く掲げた。]
(200) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[カメラのファインダーに映し出されたのは、見慣れた顔。 氷見山の姿だった。]
(ぅええっ?! みゃ、みゃま先輩…!?)
[花園がよく氷見山の姿を撮っているのは知っている。 また彼女の少女漫画妄想もよく聞いているから、 氷見山のようなタイプの目立つ男性は 彼女のタイプなんだろうと思っていた。]
(ま、真理…っ!! ついにみゃま先輩と…?!)
[遠くから見てるだけ>>0:47と言っていた彼女も やはり恋心があったのだろうか。 ならば、応援しないわけがない。
まどかは静かに決意を固め、カメラを握る手に力を入れた]
(201) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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確かに、汗と涙の結晶……かもしれませんね。
[ 交互にお好み焼きをつつき、真理の側が三分の一ほど減った所で箸から完全にカメラに持ち替えて ]
美味しいです?
[ ふふっと笑いながら、かしゃり、とシャッターを切る。 すぐ近くに居るならば、追わねばならぬという緊張はない。 そうして、このまま掲示に出せるかどうかをチェック ]
(こういう面も、やっぱり人気でそうだなぁ。)
[ 彼をさらに魅力的にするには、イメージアップ戦略は不可欠。 既に脳内佐藤フィルタがかかっていることは否めないのだが ]
(夢子のライバルも多くなっちゃうかな?)
[ とまあ、脳内夢子へのいらぬ心配もする ]
(202) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[ 見つめる氷見山に何かを感じたのか ]
……どうしました?
[ なんて、小さく首を傾けつつ見つめた* ]
(203) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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…おー
[控え目にこぶしをあげた。]
(204) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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メアリーは、何かが聞こえた気がして一旦振り返ったが、何も見つからなかった。
2014/11/16(Sun) 23時半頃
クリスマスは、部員の大きな声や、タモツの控えめな声に、満足げな笑みをうかべた。
2014/11/16(Sun) 23時半頃
メアリーは、開きっぱなしの窓を見てから、視線を戻す。
2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[時間が迫れば、部員にも緊張が走る。栗栖は元気そうだ。いつもだ。こいつは自分と違って本番に強いタイプだ。 部室に『スタンバイお願いしまーす!』と、実行委員が呼びに来れば、栗栖が皆に気合を入れている。
随分と副部長らしくなったな、と眺めていたけれど、]
…、あ、すまん。 ちょっと最後に飲み物くら い゛、っ
(205) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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呼ばれただろー? 終わった後おわったあとー!
(206) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[ガッ、と栗栖に首元を掴まれる。 そのまま、身体は後退して飲み物からどんどん遠ざかっていく。
それどころか、かわりに、墨を移したペットボトルが入ったバケツと大きな筆を手に持たされて]
あ゛〜〜〜 ぁぁぁ ……
[そのまま、*ずるずると*]
(207) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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書道部 いっきまーす
[タモツをずるずる引きずりながら、もう片手には道具を持って。
*それはとても楽しげな様子だった*]
(208) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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♪ ぴんぽんぱんぽ〜ん ↑
『〇〇時より、第二体育館で書道部のパフォーマンスが始まります。
みなさん、ぜひ、見に来て下さい!』
♪ ぴんぽんぱんぽ〜ん ↓
(#1) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[持ち場の井戸のあたりに到着すれば 他のお化け役に驚いたように声をかけられる。]
『あれ駿この時間も当番だっけ?』
お疲れ。 あー、うん。そんな感じ。
[暗闇で携帯を開けばボワっと辺りが照らされる。 新着メールはありません、と表示される画面を見つめて息を吐く。 まあいいか。少しすればまた交代だし、と白装束のポケットに携帯を戻す。]
(+43) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[前方からは『なんかお経が聞こえる!?』>>+40と、客から悲鳴が上がったりもしているが、忍崎付近であがる悲鳴は暗幕の向こうから聞こえている気配があった。]
(なかなかおばけ役が出てこないな。
いつ来るか──と、構えさせて、 一気に、という演出か?)
[なるほど、緊張感を高める演出か。 上手いな。などと納得しながら、 暗闇の中をずいずいと進んでいく。]
(*21) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[もとより作り物を怖いと思う感覚は 忍崎にはいまいち薄かった。]
(雰囲気づくりはかなり上手いが、 まあさほど怖くはないな)
[これならば、「〆切りの前倒し」「自分の好みを押し付けてくる編集」「ネタ切れ」「完成原稿の上に墨汁の海」「スランプ」「全没」 「ぎりぎりでの郵送ミス発覚」──etc.の方がよほど]
(*22) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[ズームされた様子から見える彼女たちの姿>>177は まるで仲のいい恋人達のようだ。 花園の色恋妄想程でもないが、 二人の様子にまどかは少し興奮する。]
(…でもなぁ〜)
[少しカメラを動かして、映し出されたのは氷見山の顔]
( みゃ、みゃま先輩かぁ〜… )
[ファインダーの奥の彼に、 先日、忍崎の家で行われた映画上映会の様子がちらつく。 こちらが驚くほどに怖がっていたあの時の彼とは大違いだ。]
(209) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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…………
[と 考えて、キリキリと痛む胃を抑えた。恐ろしい。 おそろしいすぎる。どれも背筋が凍る。]
(*23) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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(だっ だ、だいじょうぶかなあ〜〜…っ )
[花園の妄想を聞いていると、思わず彼女の理想は そこそこに高いのでは…と思ってしまう。 忍崎の描く「恋バナっ」でいうところの 佐藤のような印象を抱いているのではないだろうか。 氷見山も人気者であるのは間違いないのだが。]
[うっかり彼女の理想を崩して、 氷見山の名誉と花園の気持ちを裏切ったりしないだろうか。
その光景を一瞬想像して、まどかは頭を抱えた。 それはお互いを知る者として、できるなら避けてほしいと 願うばかりだ。
まどかは もはや、はじめてのおつかいをまかされた子供 見る気分で、氷見山と花園の様子を眺めていた…]
(210) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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…………
[自分の思考にダメージを受けて、 緊張感は先ほどよりも高まった。 (漫画家としての)恐怖を覚えたせいで、 心臓が普段よりも脈拍数を増やす。]
────。
[微かに乱れた呼吸を整え先に進むと 前方に「いかにも」な井戸が見えた。]
(*24) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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―――― 余談:たぬき姫 #とは
演劇部が文化祭のためにオリジナルで作った劇。 かぐや姫、しらゆき姫、ねむり姫、おやゆび姫、など、 〜姫、とついた話の主人公がたぬきだったら、を想定したオムニバス形式の話。
ギャグ。
というネタを赤にぽいっしようとおもったんだけど、 そ そういえば 演劇… シノザキが台本とか書くのかな…?ってなって、 や、やめとこ ってなって、 タイトルだけでの無茶振り状態な今ですね。
(-26) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[損傷した井戸を修復しつつ、 客が通りかかれば井戸から這い出て追いかける。 の繰り返しをしていたが、次の客が来ない。 まあ歩くペースやお化け屋敷への耐性には 個人差もあるのでこういった間隔はままあるものだ。 のんびりと待ちながら近くで壁から手を出す役の級友と言葉を交わす。]
なんかリピーター出るくらい人気なんだって?
『そうそう。結構面白い客も来てさー あっ、花園と氷見山先輩が2人で!手もつないでてさ。』
………へー。
[ああ。そういう用途の手つなぎ、ですよね。 思わず半目になってわかります、と頷く。]
『えっ、知ってたのか?!あの2人いつから付き合ってんの?』
(+44) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[── 微かにボウッと見えた光は、 人魂か何かの表現なのだろうか。]
…
[一呼吸ののち、口を引き結び、常より緊張の面持ちで 暗がりにある井戸に差し掛かった。]
(*25) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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ススムは、は、客が来たぞ、と話を遮って井戸に隠れた。
2014/11/17(Mon) 00時半頃
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/* いいなああ ぱふぉがおわったら改めてまわ まわ… ああああああああああああ
だめだ! おわった栗栖と他の人をあわせてはいけない!!
(-27) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[井戸の中に隠れ、タイミングを見計らってラジカセをぽちり。 ♪うぅ〜きっとくる〜という音響に合わせて まずは手だけを井戸の外へと出す。]
…井…戸……を………
[続いてずりずりともう片方の手を、上体をと井戸の外へと出し。]
壊…し…………た…のは…お…ま………え
[最初の時にはつけていなかった台詞を 吐きながら追いかけるのだ。 感情が乗ってて迫力たっぷりだと壁の手役からのお墨付きだ。]
(+45) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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か―……!っっひっ?!
[ここで顔をあげ、追いかけ―― ようとした駿はすさまじい眼力>>*19を目にし 蛇に睨まれたように固まった。]
(+46) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[井戸手前まで来ると、女声の歌が流れだした。 歌詞に、何がだ。と思うもつかの間、 井戸の暗がりから、 人の手がずずず……と現れた。]
…!
[目を瞠り、ぎょっとして僅かに身を引く。 感情を乗せた声音は迫力たっぷりであり、 実に、実に、真に迫って聞こえた。]
(*26) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[のだが]
(*27) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[──ガシッ!!っと力強い動作で、 地面についていた手を掴む。]
…井戸に…
落ちてしまったのか…!
[銀髪のヅラに女装に完全に誤魔化され、相手がススムだとは 「 全く 」気づかないまま、固まった井戸幽霊の顔を、 忍崎は、さきほどよりも険しい顔で見止めた。]
(*28) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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/* いいな〜〜 まわりたいな〜〜
(-28) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[佐藤フィルタをかける時、 佐藤フィルタもまたこちらにかかっているのだ。
変わらずに向けられるキラキラした視線>>203。 そこにやっぱり、なーんかいっぱい既視感を感じた。]
ん?いや、なーんでもないよ。
[と、半分ほどがお腹に消えた所で、放送が鳴った>>#0。]
あっ、もしかして俺の出番ッ、、、じゃないな。 予定のうしろの方だったかな、確か
[演劇部の舞台と聞けば、椅子を引きかけるも、 すぐに気づいて、元に戻す。 その際、どこかから視線を感じたが。]
(211) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[そこにマドカちゃん>>209が居合わせたとはつゆ知らず。 大丈夫、俺、お化け屋敷切り抜けたからっ。 何処に向けたドヤ顔なのか。
見栄っ張りな氷見山は上映会の時も最初平気なふりを装っていた。それはすぐに瓦解したのだが、マドカちゃんの最終的な子を見守る親のような視線が忘れられない。それから少しの間なにやらすごく心配された。はずい。
今の真面目テンションは、上映会が終わった次の日のそれと同じ。俺を知っている人は、何かあったんだろうな、と察するレベル。]
(212) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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― 回想/たまに彼女がフレームイン? ―
(213) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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