120 薔薇のプシュケー
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ん、ちょっとね。 あんな話聞いた後だからさ、こうやってくっついてたい気分なのよ。
もうちょっとしっかり抱きしめたいし。 向こう行こうか?
[強引にベッドに寝かせると、覆いかぶさるようにして抱きしめた。 そうして、ペラジーの頬を撫でながら囁く。]
ペラジーはさ、プシュケーを手に入れて。 ここから卒業したいって思う?
(226) 2013/04/23(Tue) 20時半頃
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そっか。うん、いいよー。
わ。
[のんびり言っていると、いつの間にかおしたおされるみたいに抱きしめられていた。ぽんぽんと、背中を撫でる。くすぐったそうに頬を撫でられながら]
ううん、だって、愛し合うか、奪うかなんでしょ? どっちも出来そうにないや。
誰が持ってるか知らないけど。
(227) 2013/04/23(Tue) 20時半頃
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私もさ、なんとなくしか目星はついてないんだけどね。
[苦笑しながら、それでも誰かが残ったプシュケーなのか。 少なくとも、ルーカスと話したあの場にはもう一人のプシュケーは居ないのだろうと思いながら。]
なんだったら、あたしが奪ってきてさ。 それをペラジーにあげようか?
冗談めかして言いながら、それでも瞳の奥の光はそれを大真面目に言っていることを伝えようとするかのようだった。
(228) 2013/04/23(Tue) 20時半頃
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ついてるんだ?
誰だろう。
[考えてみたが、よく分からなかった]
えー……。でも、そんなことしても。そもそも、人にあげられるのかな?
[首をかしげる]
誰なの?
(229) 2013/04/23(Tue) 20時半頃
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……多分だけど、パティでしょ。 それかミルフィかもね。
どっちにしろ、奪えないような相手じゃないよ。
[そう言って笑うその眼の色は、少しだけ冷たい。]
んーまあ。 あたしも見たことは無いんだけどさ。
多分だけど、奪い取って誰かに渡す事はできるようなものだろうし。 難しければ最後の一押しをペラジーがしたって良いんだしさ。
[自分の方に彼女を抱き寄せながらそう囁いて。]
(230) 2013/04/23(Tue) 21時頃
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そっか。そういえば、ミルフィの顔、しばらく見てないなあ。 パティと愛し合うのは私はどう考えても無理だね。あはは。
[そっちの趣味があるようにも見えないし。と ふと、ホリーの目を見る。少し、首をかしげて]
どうしたの、ホリーちゃん。止めないよ、私。 でも、ホリーが奪ったなら。
ホリーが卒業するべきだよね?
[そっと、背中を撫でる]
(231) 2013/04/23(Tue) 21時頃
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……ねえ、ペラジー。
あたしはさ、イマイチ分からないんだよね。 自分が卒業したいのか否か。 一人だけで殻の外に出る必要はあるのか。
[そう言って、ペラジーの髪を撫でる。 我ながら、面倒な性格だと思いながら。]
誰かの為にならね、動けるんだけど。 自分だけの為に奪いに行くって言うのはなんかね。
(232) 2013/04/23(Tue) 21時頃
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ふふ。それを言い出したら私だってわかんないよ?
[ごろん、と楽な姿勢になって寝そべって、笑う]
そっか。別に拒む理由はないんだけど……。 でも、その前に。ブシュケーの人が誰かで、いっしょに卒業する人いるか、確かめてからがいいんじゃないかな。
(233) 2013/04/23(Tue) 21時頃
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そっかー。 ペラジーが欲しいって言ってくれたら簡単だったのにな。
[そう言ってくすくすと笑う。 そうして、手を伸ばすようにしてペラジーの肌に触れて。]
そーね、確かめてからで良いか。 ま、もう一個あたしにはやりたい事もあるしねえ。
(234) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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だって、一人で卒業しても寂しそうだし。 くれるならもらうけど。
[くすくす笑う様子に、同じように笑う 肌に触れられて、少し目を細める]
うん、それがいいと思うよ。 もう一個?
[ホリーの目を見る]
(235) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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おいなにこれトレイル恥ずかしいな。
(-26) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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一生俺に愛されてつきまとわれる呪いな。
(-27) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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卒業したらどうなるのかしらね。 分からないから、皆不安になるんだろうねえ。
[ぺラジーの頬にキスして。 それから耳元で囁いた。]
ペラジーがプシュケーだったら良かったのに、ね。
[もう一個と言われた時の表情は先程よりも少し固かっただろうが。 少し迷ってから答える。]
どうもね、ルーカスのあの態度がね。 私としては、余り良い感じはしないのよね。
[そして視線を巡らせる。 この部屋にあったかは定かでは無いが、寮の一部の場所には細工の施された細剣程度はあったから。]
(236) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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私がだったら……。
[奪われて終わりだったんじゃないかな、と思いながら微笑んだ]
ルーカス? なんで?
[不思議そうに首をかしげた]
(237) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
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ペラジーがそうだったら。 私と一緒に卒業できたかもしれないね。
[そう言うと、今度は唇にキスして。]
だってさ、あたしたちは朽ちるのに。 ルーカスはまた次の雛を待って眠るなんて。 不公平だと思わない?
(238) 2013/04/23(Tue) 22時頃
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ふふ、どうだろう。
[唇のキスを受けて、微笑んだ。お返しに、軽く口付ける]
そう? でも、ルーカスはずっと、ここにいるってことにならないかな、それじゃ。
(239) 2013/04/23(Tue) 22時頃
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ま、ペラジーが持っていたとしてさ。 あたしと卒業してくれないんだったら、きっと奪ってるけど。
[腕の中に強引に抱き寄せていた。 首筋に痕が残るぐらいにキスを落としてから。]
そうね、ずっと居るのかもしれない。 ……それも大変な事なのかもしれないけれどね。
(240) 2013/04/23(Tue) 22時頃
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ひどいなあ。 それじゃあ、愛し合える人がいても逃げちゃうと思うんだ。
[くすくすと笑っていると、強く口付けられる]
んあ……。ふふ。
でしょ? それに、正直どうでもいいや。 ホリーは、ルーカス君が嫌いなの?
(241) 2013/04/23(Tue) 22時頃
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ペラジーの事は好きだもの。 キスしたり、抱いたりするぐらいね。
だからきっと、他の人と卒業するなんて言ったらあたしが奪うかもしれないわね。
[そう言うとペラジーの髪を撫でる。]
嫌いって訳じゃないかなあ。 ただ、あのポジションに居るのが納得できないって程度かもね。
ま、何か仕掛けるにしても明日だけどね。
(242) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
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腕枕?いいよ。おいで。
[>>208寝転びなれた彼女のベッド、 強請られるままに手を伸ばして引き寄せた。 胸に耳を寄せられて、暖かさに吐息がこぼれる ゆるっとした顔でその顔を見ていたけれど]
幸せなら、よかった。不幸なままより何倍もいいよね。 うん。俺もミルフィが好きだよ。 本当に、なんで今まで気づかなかったんだろうね。
最後に俺の隣を選んでくれて、ありがとう。 俺も、愛してるよ。
[降ってくるキスは目を閉じて応えて、 抱き寄せては離さないようにその体に腕を回す。 その小柄さと頼りなさに、少し力が篭る]
(243) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
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ふふ。ありがとー。
そう? よくわかんない。
[何をするにしても、止める気はないけれど]
(244) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
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……すき。
[>>222望めば与えられる腕の強さに安堵が湧く。 いつもじゃない顔は全て、トレイルにしか見せないから もぞもぞとくぐもった声で返事をした。 耳を塞がれ、胸の振動でトレイルが何か話すのは分かるが 良く聞こえないまま。 ただその呪いは、自分のモノにもしろと 聞こえていたら言っただろう、欲張りだから。]
(245) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
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か、わいくはねーよバカ言え。
[情けない顔をしている自覚はあるけれど、 培った矜持からそんな返事しか出来ず。 降りてきた顔に目を伏せて唇を合わせた。 いつもなら誰かに見せつけるのも楽しい位なのに、 何故かこんなことすら、恥ずかしい気がする。 慣れている筈の自分寄りよほど余裕のあるトレイルに 手を引かれるままに談話室を出て、歩き出した。]
(246) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
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\(^o^)/スレスト
(-28) 2013/04/23(Tue) 23時頃
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[今まであんなに気楽に体を重ねてきたのに。 今そんなことするのが何故か気恥ずかしい思いもする。 だれど、好きな相手が欲しくなるのは当たり前で]
終わるまで、ミルフィがしたいこと付き合うよ。 今、俺がしたいことさせて。
[彼女の頬に触れる手は壊れ物に触れるよう。 やんわりした口調だけど、どうしても今、ミルフィが欲しくて仕方ない。 大事な名前と、大事な気持ちを何度も口にして、 手はゆるり、ミルフィの素肌に触れる。
多分、今までで一番やさしく彼女を抱いた筈で*]
(247) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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皆のメモのそっけなさが気になる。
(-29) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/23(Tue) 23時半頃
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とれいるー(ごろごろ
(-30) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/04/23(Tue) 23時半頃
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―中庭―
[寮の中庭まで出れば、近い未来に似合わないほど高く青く空は澄んでいた]
お前、会いたい奴とかいねーの? ……最後まで俺が独占していーわけ?
[手は繋いだまま、シーシャに首を傾いで。 中庭から見れば、みんなの部屋の窓が見える。 よく自分が絵を描いていた廊下の窓も見えた。 何だか、みんな遠い昔のような気がする。
ふと、一つの窓に目を止めたのは、その部屋の窓辺に特徴があったから]
……ペラジー、大丈夫かな。
[ぽつり、独り言。 震える背中を思い出して、目を伏せた。
伏せた先に、見えた歪な紙飛行機>>0:6]
(248) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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― 自室 ―
[眸を閉じるだけのつもりが、いつのまにかうとうとと眠りにおちていた。
ふと目が覚めたが、どれほど時間がたっているのかは分からず。
わずかに欠伸を零して、立ち上がる。
スケッチブックはそのままにして、ゆっくりと部屋からでていった]
(249) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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……シーシャ、ちょっとタンマ。
[拾い上げて、いつも持ち歩いてる鉛筆で隅っこに描き加えた。 届くか届かないか、そもそも窓は開いているのか?とにかく、運試し。 手から離れた紙飛行機は、ふわりふわりと飛んでいった]
……さて、と。シーシャどっか行きたいとこねーの? やりてーこととか?
[くるり、振り返って。 シーシャがどこにも行かないのなら、そのまま 長い退屈な時を過ごした学舎を、手を繋いだまま、シーシャと一緒に]
(250) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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