人狼議事


239 名探偵の館

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【人】 逃亡者 メルヤ

[食堂の椅子は見ただけで上等なものと分かる。クッションのへたれていない椅子に座るのは久しぶりだな、と思いながら腰をかけた。
ぼけっと座って待っていると、ぞくぞくと人が食堂へと集ってくる。なんとなく、皆纏う空気が自分とは違う気がして少しそわそわした。]

エ……じゃない、ええと……メルヤと呼んでほしい。
よ、よろしく頼む。

[軽く頭を下げた。しばらくすると、テーブルの上に豪勢な料理が配膳されてゆく。
随分と長い間まともな食事にあり付けていない身にとっては刺激の強い光景だ。]

(13) 2015/10/26(Mon) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[スープに口を付けようとして、手がびたりと止まった。
ジョージにとっては恐らく何の変哲もない話題であろうが、自分には縁遠い話である。事件の解決……事件だと?
あることないこと、創作して伝えるべきか。それともどこの、小説や映画で聞いたことのあるような話をするべきか。]

事件、事件ね。
あー……えと、そう、私もキールみたいな感じだよ。

[警察じゃ扱えない案件。なるほど身に覚えがある。
薬を持って逃げようとした売人を追いかけたり。ボスに逆らうごろつき共に力関係を分からせてやるのを手伝ったり。]

(15) 2015/10/26(Mon) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

非合法暗黒探偵的なやつ。

[彼の発言を、そう解釈した。]

(16) 2015/10/26(Mon) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[横に座る銀髪の少女を見る。彼女もこう見えて探偵なのか、と少し意外に思った。なんとなく、お金持ちの家の毛並みの長い優雅な犬を思わせる。いや、犬などと言っては彼女に失礼だろうと思い直し]

ん、ああ……ここに来る前に、ちょっと。
……そ、その、直前まで色々あったから、ね。あれはもう終わった事件だけど!

[オーレリアの質問>>17に答える。嘘はついてない、嘘は。
「ちょっと」だとか「色々」だとか「あれ」だとか曖昧な言葉で口の中がいっぱいになった。]

(20) 2015/10/26(Mon) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

いや……すごくなんかないよ……。
ただ、生まれた街の治安が悪かったってだけさ。

[ナナオ>>25へ苦笑しながら答える。]

四年も探偵やってるってことは、その初めての事件のときはずっと若い……っていうか、子供じゃないか、まだ。
そっちの方がすごいよ……。

[ジョージ>>27の「覚えていない」という言葉にも内心驚く。名探偵というくらいなのだ、自分などよりずっとずっと死体を見慣れているのではないか、皆。
無論それ以外にも探偵の仕事はあるだろうが。]

(29) 2015/10/26(Mon) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

どっ……どっちでしょうねぇ……。

[>>28むしろどちらかと言えば事件を起こしていた側だ、などとは口が裂けても言えなかった。
誤魔化すように、慣れない手付きでようやっとスープを口に運んだ。琥珀色のスープは透き通っていて、天井の照明を反射してキラキラと光る。口に含んで嚥下し、]

……なっ、こ、これ……!

[ガタン、と音を立てて椅子から立ち上がった。]

(30) 2015/10/26(Mon) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……す、すごく美味しいぞ……!?

[再び座り直し、スプーンで掬っては口に運ぶ。]

え、もしかして名探偵ってこれを毎日食べるのがふつうなの!?
すごい、すごいぞ! ちゃんと料理の味がしてるしよく見たら見た目も綺麗だし皿もピカピカじゃないか……うわっ、飲み水もなんか美味しい気がする!

[はしたなくもテーブルの上の皿へすべて一口ずつ手を付け、更にすごい勢いで水を飲む。水はなんだかいい匂いがしたが、コップではなく深めの皿になみなみと入っていたのが不思議だった。

こういうものを毎日摂取することで脳に血が行き渡り、細胞が活性化され、なるほどだから的確な推理で犯人が分かるのかぁ……そう思った。名探偵ってすごい。]

(32) 2015/10/26(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ



[オーレリアが何かを言いかけたように見えて、彼女に小首を傾げてみたが次の言葉はなかった。
……ので、特に気にすることもなく空になったフィンガーボールの器を机に置いた。]

ピザと、パンケーキと、ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチか。
……なるほど。

[ジョージの挙げた食べ物もまた、自分が普段から食べるようなものではなかった。名探偵はそういうものを食べる、覚えておこうと思った。何かの役に立つことがあるかもしれない。]

(38) 2015/10/27(Tue) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

ほ、本物の非合法暗黒探偵……!

[>>36否定されなかったということはそういうことだ。
しかもキルロイが言うには泥沼な感じの依頼もこなすらしい。
もしや、こっそりと自分の身の上を語ってみれば、非合法な手段で暗黒っぽく助けて貰えるのではないか──いや、逆に自分が始末される可能性もある。下手に言い出すことはできない。

キルロイが猫を構っているのを眺めるに留めるしかなかった。]

(41) 2015/10/27(Tue) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……そう、だな。

[ナナオ>>39へ短く返した。それは『楽しそう』を自覚したことを示し、『逆に非日常的』への肯定でもあった。少し目を伏せ、続いた言葉>>40に一度ぱちくりと瞬きしてみせ]

……ん?
その猫も……探偵なのか?

猫を寄越す……?

[誰かの飼い猫か、あるいは館に住み着いているのだろうとずっと思っていた。よもや本物の名探偵の使いであるなどとはつゆほども考えられず、ナナオの言葉を反芻しアーサーの顔をまじまじと見つめる。]

(42) 2015/10/27(Tue) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

んと……あの、あれだ、ジョージは甘いもの好きなんだなぁ、と思って。

[ジョージの質問>>45に誤魔化すように笑う。しかし、あながち間違いでもないだろう。特に具体的に挙げられたピーナッツバターとジェリーのサンドイッチについては。]

うん、楽しみにしてるよ。

(46) 2015/10/28(Wed) 06時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[パルックの作った、ディナーに負けず劣らず美味しいのであろうデザートをフォークの先端で崩しながら考える。

ここに永遠にいるわけにも行かないし──ずっと嘘を吐き通せるわけではない、という意味でもある──そのうちあの街へ帰されたら、また逃げなければならないのだろうか。少し憂鬱だ。
ボスはまだ怒っているだろうか? 明日にでも忘れてくれないかな。

大人数で、お喋りをしながら豪勢な食卓を囲むという『非日常』は、想像力を少々無責任にさせた。蛮勇にも似て、投げやりで、しかし僅かに前向きな。]

……ん?

[もぐもぐと頬にデザートを詰め込んで気付く。
ここに永遠にいるわけにはいかない。きっとそのうちお開きになるだろうから。そしてみんな、各々の家に帰るから。用事が済んで……]

(47) 2015/10/28(Wed) 06時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

……結局、ここでみんな、なにするんだ?

(48) 2015/10/28(Wed) 06時半頃

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