―゚・*:.。.シャランラ.。.:*・゜―
[>>*231あどけない笑みへ唇を重ねて、深みへと。
身体を引き寄せられ、また少しばかり戸惑ったのは年下にそう好きにされることに不慣れな所為。
雄猫に媚び売ることならお手の物のはずなのに、年下に甘えることはしにくいらしい。
それでも、キスは好きだから黙って舌を絡ませて]
――は、 ン、
[壁際、追い詰められてのキス。
不慣れな彼の舌を悪戯っぽく吸い上げ、食み
時折口を離した時に大きく息継ぎする様子に、クスクスと耳障りな声を立てる。
柔らかな唇が欲するままに与え、子を慈しむような気分で喉を鳴らして。
指に触れる彼の華奢な手に応えて、指を絡めた。
ざらつく舌で彼の舌の裏側を舐め、溢れそうな唾液をじゅる、とわざとらしく音を立てて呑み込み。
彼の口の端から零れる唾液を勿体ないと指で掬った]
(*243) kaisanbutu 2015/01/15(Thu) 19時頃