世を忍んで生きる身だからな。
そのような面倒ごとは御免だ。
…別段生まれに拘りはない。
[オレ単体が特別な人間というだけで家名に誇りも拘りも特になく。
しかし好奇の目に晒されるのは御免であったが、
それより義務とはいえ男に子を産ませたという事実を
公にして彼奴の世間体的なものは問題ないのだろうか等
大人げのない大人相手に考えてやるオレはとても寛大だと思う。]
どうだかな。
まあ、貴様がどれほど爛れた生活をしていようがオレには関係ない話だが。
[そう言ったものの顔にはそうではないと出ていただろうが
相手が自分の少ないと見透かしている経験値にすら嫉妬を覚えているとは気づかず。
ましてこの先の己の行動にまで懸念を抱かれているとは思わない。
ただ、呟かれた独り言の単純な意味だけは理解すると>>*93
無意識に首に回した腕に力をかけた。]
(*97) death73 2015/11/15(Sun) 18時頃